Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

月別アーカイブ: 2013年4月

居室の空調対策としての、『スタイル間仕切り』納品事例。(PART1)

2013年04月14日

ここ数年、非常にお客様からのご依頼が多いご相談内容といたしまして、廊下とLDなど居室間・「出入口」の開口部分において、インテリア アクセントとしての魅力を採り入れつつ、さらに冷暖房等の「空調対策」として、お部屋の雰囲気に合わせた、デザイン性のあるファブリックを用いた 『間仕切り』 をご依頼いただくケースが増えてきました

そこで、最近納品をさせていただきましたお客様宅でご採用いただきました、 『間仕切り』カーテンの、異なる設置スタイルを、本日と明日のブログで2例、ご紹介させていただきます。

 

スタイル間仕切り 『納品事例』 のご紹介。

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*「カーテンレール」と「テンションポール(パイプ通し)」スタイルの併用事例
*納品仕様: 『 装飾・間仕切り』カーテン&バランス(上飾り)
*住まいの形態:  集合住宅(マンション)
*設置個所:  居室間の『装飾性・間仕切り』
*採用商品:  マナトレーディング ・ 『シヴァス(色番:101)』
*製作スタイル:  「カーテンレール」+ 「テンションポール(突っ張り棒)」併用での取付け。

*備考: 開口部の高さがほどほどあったので、上部に装飾性を持たせる『フラットバランス』をテンションポールを併用して取付け。

キッチン横と廊下の開口部のサイズは、幅が約80cm、高さはH200cmございました。「空調対策・間仕切カーテン」に装飾性を持たせたいとのご要望をいただきましたので、上部に「ロッド・ポケットスタイル(袋通し)」スタイルのストレート バランスに、テンションポール(突っ張り棒)を挿入した「上飾り」を付けて納品させていただきました。

 

「選定生地」のご紹介。 

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こちらは、今回ご採用いただきました、マナトレーディングの輸入生地、『シヴァス』の生地イメージです。 今回は、こちらの2配色の中から(色番:101)をベージュ・ゴールドの生地をお選びいただきました。

 

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『シヴァス』は、手前に薄いオーガンジーを使用している2重構造の生地ですので、実際に納品いたしますと、2重生地独特の『モアレ柄』が自然に現れて、生地全体に陰影と濃淡といった立体感が加味されるのが特徴です。

本日は、『スタイル間仕切り』のコーディネート事例をご紹介させていただきました。

 

◆当社・『輸入オーダーカーテン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

ハンターダグラスの『シルエットシェード』の展示品紹介と、製品の特徴について。

2013年04月13日

本日のブログでは、

当社でも取り扱いを行っております、日本ハンターダグラス社の、『シルエット シェード』のご紹介をさせていただきます。

下の写真は、当社での展示品操作のシュミレーション事例です。

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本家の「ハンターダグラス社」は、欧米を始め世界数十か国で販売されている、知名度の高い高級ゾーンのブランドメーカーで、この『シルエット シェード』も同社の人気商品の一つです。

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『シルエット シェード』は、遮熱性や保温性を重視する『ハニカム シェード(スクリーン)』とは異なり、意匠(デザイン)性、インテリア性の魅力を重視された商品ですので、その点は、ご希望の製品の選定の際の注意点とされてください。

 

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ハンターダグラス・『シルエット シェード』の紹介動画はこちら。
http://wf.hunterdouglas.asia/SiteBuilder/sites/95b4d485-b3c2-4f84-9387-8083f09622cc/images/silhouette1.wmv

 

  ちなみに、「ハンター ダグラス」のシルエットシェード機構の、国内ライラセンス販売は、20年ほど昔に、「タチカワブラインド」が『シルエット』という商品名で発売していて、TVコマーシャルでも宣伝されていた様です。

「Youtube」で偶然発見したのですが、当時のコマーシャルもお調べいただければご覧いただけると思います。 なかなか、映像も洗練されていて素敵なコマーシャルです。

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「タチカワブラインド」は昔から、製品に対する先見性とPRの上手い企業だったことを思い出しました。
特に、コマーシャルでも、窓を開けると、風の影響を受けて『シルエット』がたなびく様子をイメージで見せているシーンがあるのですが、「レースの様に風の影響を受けると、シルエットシェードがたなびく特性があることと、製品の『ボトムレール』の重量が、レースカーテンと違って重いので、採用される窓の形状や設置形態、またお客様の好みによりその点は承知置き下さいませ。

とさりげなく、CMを通じて換気、、、ではなく喚起しているところが、消費者に配慮した丁寧なプロモーションCMだと思いました。
このことは、現在販売されている、日本ハンターダグラスの『シルエットシェード』にもあてはまる事ですので、ご参考にされて下さい。

 

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以上は、1994年TV放映のタチカワブラインド『シルエット』のTVコマーシャルでした。

 

本日は、「ハンター ダグラス」の『シルエット シェード』の製品の歴史紹介も含めてレポートさせていただきました。

 

当社・『ハンターダグラスのシルエットシェード』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

『第5回・部屋mite投稿大賞』、優秀賞(2作品)受賞いたしました。 「PART2」

2013年04月12日

一昨日の4月10日より、一般社団法人 『日本インテリアファブリックス協会(NIF)』が、業界の活性化と普及のために注力している、

第5回・部屋mite投稿大賞』

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http://heyamite.com/?cat=29

 

の結果発表があり、幸運なことに当社の手掛けさせていただきました、お客様の投稿作品が2点、『優秀賞』の栄誉にを受賞されました。

 

優秀賞・「Part 1」:
『バリアフリーリフォームがきっかけのインテリア大変身』

優秀賞・「Part 2」:
 『あま~い雰囲気を色で表現した主寝室』

  『優秀賞』というのは、『大賞(1点)』の次の3点の枠ですので、とても栄誉のある賞であります。

 

本日は、昨日の『Part1』でご紹介をさせていただました作品に続く、
『Part2』の『優秀賞』受賞作品、

 『甘~い雰囲気を色で表現した主寝室』

をご紹介いたします。

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受賞作品紹介URLはこちらからご覧いただけます。
http://heyamite.com/?p=3486

 

納品事例・ダイジェスト

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当社ブログの過去のアーカイブに納品事例紹介レポートがございますので、是非ご覧くださいませ。
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=3305

このたびご紹介させていただきしたお客様のインテリアに対する情熱と豊かな感性には、この職業をなりわいとしている我々も多大な刺激をいただきましたと同時に、こだわりのインテリア作りのご協力をさせていただきましたことに対しまして、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。

 

当社・ミツワインテリア・『輸入オーダーカーテン』の特集ページ 。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

『第5回・部屋mite投稿大賞』、優秀賞(2作品)受賞いたしました。 「PART1」

2013年04月11日

日本インテリアファブリックス協会(NIF)では、2011年より、4月10日は、『インテリアを考える日』 と定めていて、それを節目とするホームインテリアの投稿コンテストが行われています。

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ところで、何故「4月10日」なのです?という素朴な疑問についてですが、まず、 日本の習慣で4月には入学・入社・新学期・新年度というように、様々なかたちの「新生活」が始まる月というイメージがあるということで、まず「4月」。
  そして、「10日」は、漢字の“十”から『住』を連想し、インテリアは住空間ということで、そのインスピレーションを組み合わせてに定められたとの経緯があるそうです。

ということで昨日のことでありますが、一般社団法人 『日本インテリアファブリックス協会』が、昨年から「春・秋」、年2回に開催を増やして、その活性化と普及に注力している、 『第5回・部屋mite投稿大賞』の結果発表が、2013年4月10日行われ、幸運なことに当社の手掛けさせていただきました、 お客様の投稿作品が2点、『優秀賞』の栄誉にを受賞されました。

(1) 『バリアフリーリフォームがきっかけのインテリア大変身』
(2)『あま~い雰囲気を色で表現した主寝室』

大賞の下に並んでいる2つの画像がその『優秀賞』受賞作品で、詳細は以下のURLよりご覧いただけます。
ちなみに、 『優秀賞』というのは、『大賞(1点)』の次の3点の枠ですので、とても栄誉のある賞であります。

お陰様で当社では、第1回の開催以来、毎回お客様の投稿作品が賞に恵まれておりまして、我々も嬉しいのですが、お客様にも喜んでいただけることは、まさに仕事冥利に尽きるという感慨に触れることが出来ます。 今回もその喜びを共有できましたこと嬉しく思っています。

 

では本日は、『優秀賞』受賞作品の中から、

■「バリアフリー・リフォーム」がきっかけのインテリア大変身。

をご紹介いたします。

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受賞作品紹介URLはこちら。
http://heyamite.com/?p=3540

 老後も、生活の中に常に寄り添ってくれて、潤いを与えてくれるインテリアの魅力。 その様な投稿者様の気持ちと取り組みが、こちらの投稿作品の受賞に結びついたのだと思いました。
おめでとうございました。

 

明日は、『優秀賞』受賞作品・PART2として、我々専門家も舌を巻くほどの豊かな感性とインテリアに対する情熱を持たれたお客様宅の受賞作品をご紹介させていただきます。

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

『高齢者の寝室』でご採用いただいた、機能性重視の窓辺へのリニューアル事例。

2013年04月10日

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「介護ヘルパー」が通われている、ご高齢者の住まわれるマンションの「寝室」窓辺のリニューアルをさせていただきました。
お客様がヘルパーの方の同伴でご来店いただきました際に、現在住まわれているお住まいの「寝室」と、日中過ごされる「洋室」のブラインド類を、カーテンとレースの組合せに変更されたいとのご要望をいただきました。

 

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上の写真は、以前付けられていた「寝室」のサイレントグリス社のバーチカルブラインドです。

まだ使える縦型ブラインドでしたが、「寝室」に使うには、遮光性が足りず眩しいのと、冬場の寒さが体に障るとのことでした。

マンションの様な集合住宅でも、1Fの場合は、下層階が無く、地熱が直接伝わりますので、とりわけ「冬は寒い」フロア事情となります。 ある程度、介護用のリフォームもされており、床はカーペットに変更されていましたが、今回は、窓辺を暖かくして1年を通じて過ごしやすい快適な室温を整える「寝室」の窓辺のリニューアルに取り組みました。

 

「機能性」カーテン生地の選定。

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今回、メインとなるカーテン生地に求める機能として「夏の暑さ」や「冬の寒さ」が厳しいとのことで、「寝室」と統一する仕様にて、遮光、防音、遮熱(保温)効果の高い、生地の裏面がウレタン貼り加工仕立てとなっている「完全遮光1級」カーテンをご採用いただきました。
「完全遮光(1級)」の生地といいますと、文字通り、生地本体からは、屋外の太陽光を通さない組成の生地となっています。 裏面をウレタン貼り加工で空気の還流を止めていますので、遮光性のみならず、保温性、防音性能に優れた生地となります。

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次にレース生地ですが、もともとのバーチカルブラインドのスラットを味わいのある生地でお選びいただいていたこともありましたので、こちらは程よい遮熱性を持つ質感の良い横ボーダー刺繍のレースを2倍ヒダ仕立てでご採用いただきました。
レースカーテンも、ヒダをたっぷりとって奥行を持たせることにより、遮熱性と保温性が向上いたしますので、遮熱レースをご採用なさらない場合でもその様な縫製仕様の工夫で「遮熱・保温」対策を講じることが可能です。

 

「機能性カーテンレール」の選定。

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次は、機能性カーテンレールの持つ、「リターン機能」をカーテンに利用した、カーテンの「側面部分」の遮光、遮熱、保温対策の併用についてご説明いたします。
上のカーテンレールの製品説明をご覧いただければお解りいただけると思いますが、『リターン』機能の付いた機能性カーテンレールをご採用いただくと上述の問題点が改善可能です。
特に雨戸のない寝室の窓辺などにはお勧めです。

 

オプション・『マルチ バランス』の製品特徴。

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そして、最後に今回ご採用いただいた機能性カーテンレールを『カーテンボックス』調に覆い、意匠(デザイン)性を向上させる、オプションの『マルチバランス』を、お好みのカラーバリエーションからお選びいだき、併せて上部に「カバートップ」を被せることにより、遮光性、遮熱性、保温性を向上させる工夫を行いました。

 

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『マルチバランス』は、様々な窓や壁面の形状に合わせて適切なユニットをお選びいただくことができます。

 

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『マルチバランス』と機能性カーテンレールの『リターン機能』を実際にご採用いただいた様子です。

 

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この様にして、高齢者の方に快適な窓辺のリフォームが完成いたしました。
内容的にも、お客様に大変ご満足をいただけるご提案となりました。

 

当社・『オーダーカーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

小さなお子様が多いご家庭の『和室』の障子を、「プリーツスクリーン」にリニューアル。

2013年04月09日

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こちらは、「リビング・ダイニング」に隣接した、リニューアル前の「和室」の様子です。
遊び盛りの小さなお子様が3人いるご家庭で、遊び場でもある庭に面したお部屋であったため、「障子の破れ」や日常の使い勝手、そして「子供部屋化」している現実の和室の使用状況を考慮され、和室の趣を残しつつつ、「障子」に変わる窓周り品をご検討いただきました。

ご検討いただいた結果、強い耐久性のあるポリエステル生地でできている、遮熱レースの『プリーツスクリーン』で窓辺のリニューアルをすることになりました。

 

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今回、既存の「障子」を取り払い、代替のウィンドウアイテムとしてご採用いただいた生地は、タチカワブラインドの『プリーツスクリーン・ペルレ』、チェーン式(シングルスタイル)に収録されている、遮熱レース・『フェンス(全5色)』の中から、経年使用による汚れが目立ちにくい、PS-4765「グレー」色となります。

 

機能性を重視した「生地」の選定。

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PS-4765「グレー」は、薄めのグレーですので、自然光を通すと、余り暗く感じず、自然な陰影が楽しめる、陽射しの良い窓辺にはお勧めの生地です。

 

「プリーツスクリーン」・部品色の選定。

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次に、プリーツスクリーンの「部品色」には、現状の和室の木枠の色に近い『木目ナチュラル』を組み合わせでご選定いただきました。

 

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こちらは、生地と「部品色」の組合せ一例です。
豊富な生地との自由な組み合わせにより、「和風」のみならず、「モダン・インテリア」シーンにもご採用いただいております。

 

『障子』を取外して、「プリーツスクリーン」へリニューアル。

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まず、右側の「小窓」を全閉、庭に面した「掃出し窓」を全開にした設置の様子です。
「障子」が取り除かれたため、開放感を持たせることもできる「掃出窓」となりました。

 

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次は、日常生活の中での「日照調整(遮熱)」や「プライバシー」の調整の際に使われるシチュエーションモードです。
室内側からは、広々とした庭の様子がうかがえ、適度なプライバシー性と、遮熱効果を期待できるでしょう。

 

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小さなお子様なら、この状態で、庭からの出入りが容易にできる利便性が期待できます。

 

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こうして、優れた耐久性と機能性を兼ね備えつつ、「和」のインテリアが本来持っている、統一感を損ねないデザイン性で、今回の「和室」のプチリニューアルが完了いたしました。

 

当社・『プリーツスクリーンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/pleats&pleats.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

『ローマンシェード(シャープ スタイル)』の、 窓規格を考慮した個別納品事例。

2013年04月06日

本日のブログでは、

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戸建住宅の2階の「リビング・ダイニング」の窓に、『ローマンシェード(シャープスタイル)』・(別名:シャープシェード)を納品させていただきました事例のご紹介をさせていただきます。

 

「窓枠内」に設置した、レースの『シャープシェード』。

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納品先ではご覧の形状の「腰高窓」が連続してレイアウトされておりました。
写真の様子は、それぞれの窓枠内に「レース生地」のローマンシェードを設置した段階の様子です。

今回は、お客様のご要望により、『ローマンシェード』で窓辺をスタイリッシュ・モダンに演出したいとのご要望をいただきましたので、「シャープスタイル」のローマンシェードを、窓の形状と特徴に合わせて、レース及び厚手を個別に設置いたしました。

 

『シャープシェード』の特徴と構造について。

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上のイメージ画像及び構造図では、様々な窓辺に対応した『ローマンシェード(シャープスタイル)』の「シングルスタイル」と「ダブル(ツイン)スタイル」のラインナップをご案内しております。
『ローマンシェード(シャープスタイル)』は、別称「シェイパー スタイル」とか、単純に『シャープシェード』などという言葉で呼ばれるのが一般的です。

 

『前幕』生地の選定。

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次に、前幕の『シャープシェード』についてですが、標準的な「腰高窓」と「3連小窓」は、同じスタイルの「シャープシェード」で窓枠を覆うように設置いたしました。
今回、ご選定いただきました生地は、フジエテキスタイルの人気生地である、FA6530『ユニゾン(全8配色)』の中から、淡いグリーンの(YG)色をご選定いただきました。

FA6530『ユニゾン』の当社納品事例特集を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/fujie-30.html

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ところで、昇降型操作の「ローマンシェード」の場合、一般的なカーテンレールに掛けたカーテン、レースの開閉操作が「左右」操作であるのに対して、「上下」方向の昇降操作となるため、幕体を引き上げた際の、上部の「畳み代(しろ)」が約25cm前後生じます。

シースルー系のレースであれば、窓枠内に設置しても、自然光の透過があり窓上部の圧迫感が少ないですが、「ローマンシェード」の場合は、『畳み代』を考慮して、窓枠上方に少なくても10cm程度、可能であれば15cm~20cm程度の位置(要設置下地確認)に「ローマンシェード」のトップを設置すると、窓枠情報に納められるか、あるいは窓枠内の「サッシ」の部分を覆い、ガラス面の眺望を確保するような設置形態に納まりますので、窓の形状、大小の差によってその配分は異なりますが、上記の「含み寸法」をご理解いただきながらお打ち合わせをさせていただいております。

 

個別に設置した『シャープシェード』の設置イメージ。

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今回は、前幕の圧迫感を軽減する様に、高めの位置に「シャープシェード」を設置いたしました。
日中は「3連小窓」+ 「上飾り」風に畳まれた前幕を任意の高さに調整してインテリアをお楽しみいただけます。

 

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『シャープシェード』の裏舞台です。 畳み上げた時に生じるウェーブの位置の生地の裏側に、樹脂製の「シェーバー」を挿入する袋が縫い込まれており、お洗濯の際には、シェーバを取外すことが出来ます。
このシェーバーの挿入により、「ローマンシェード」のプレーンスタイルと異なり、「カチッ」と規則正し い畳み代の納まりが得られ、これがこのスタイルの特徴となっています。

 

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また、無地調の生地を選ばれた場合は、シェーバーの横段が、程よいメリハリをもたらす視覚的効果もあり、好んで採用される場合があります。

本日は、『ローマンシェード(プレーンスタイル)』と並んで人気のある、『ローマンシェード(シャープスタイル)』についてご案内をさせていただきました。

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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