***2024年12月・更新情報***
機能性とスタイリッシュ性が両立する
「センターレーススタイル」のバーチカルブラインド。
近年、身近な窓回り品となったバーチカルブラインド(縦型ブラインド)。
本日のブログでは、ニチベイのバーチカルブラインドより、『アルペジオ』センターレース・スタイルの特徴と製品バリエーションを事例と展示品紹介を交えてご案内させていただきます。
「センターレースタイル」は、発売以来25年以上経つ現在もユーザーからの高い評価を受け続けているロングセラー商品として知られており、2024年6月に125mmの製品バリエーションが追加されたことでますます魅力的な製品になりました。
ニチベイのバーチカルブラインド『アルペジオ』。
「センターレーススタイル」の特徴
「センターレーススタイル」は、シースルー越しで見る柔らかな視界の魅力に加えて、シースルーでルーバー間の隙間を埋めることで、「シングルスタイル」の短所とされていたUVカット性、遮熱性、保温性、プライバシー性の問題を補う機能性を持った製品です。
2024年6月以前の製品では遮熱、プライバシー効果の弱い透け感重視のセンターレースも存在していましたが、現行品ではミラーセンターレースのみの組合せとなっています。
ミラーセンターレースは裏面生地に光沢糸を編み、光の反射を利用することでより屋外からの視線を遮り、日中の室内をより見えにくくするシースルー生地ですが、ガラス面に屋外の景色を映り込ませるミラー効果に加え、繊維に含まれている特殊な金属化合物が日射熱を反射する効果により「遮熱レース」としてお使いいただくことができます。
こちらは西日が強いタワーマンションでの採用事例で、以前はレース機能のないシングスタイルのバーチカルブラインドが使われていましたが、ミラーセンターレースに交換することで外部からのプライバシー性が高まり、遮熱性の向上により冷暖房の空調効率を高めることができました。
「センターレーススタイル」の展示と商談ツールを活用。
100mm不透明ルーバー
ミツワインテリアでは、ニチベイ・アルペジオ「センターレーススタイル」(写真右: W2000×H2500)と並べてタチカワブラインドの同等品ラインドレープ「ペア アンサンブルスタイル」の展示品(写真左: W1200×H2500)を展示しています。
この2つの製品に関する徹底比較は⇒以前のブログでご紹介しておりますが、アルペジオ「センターレース」については従来仕様の標準タイプに加え、2023年4月から加わったミニマルウエイト仕様の比較展示を加えました。
上記3製品の相違点として、ニチベイ・アルペジオ「センターレーススタイル」の標準タイプは100mm幅の不透明ルーバーに85mm幅のミラーセンターレースを組合わせた生地構成ですが、ミニマルウエイトおよびタチカワブラインド「ペア アンサンブルタイプ」の場合は不透明生地、シースルー生地ともに100mm幅ルーバーの組合せのため、調光時、全開時の角度や重なり合いの表情が多少異なります。
なお、一見すると類似品に見えるニチベイ・アルペジオ「センターレーススタイル」ミニマルウエイトとタチカワブラインド「ペア アンサンブルタイプ」の比較でも機能と特長の相違があり、お客様により好みが分かれるところですので、現物をご覧いただいて都度お好みの製品をご判断いただいております。
125mm不透明ルーバー
また、2024年6月からは上記の100mm不透明ルーバー製品に加えて、125mmの不透明ルーバーと100mmのミラーセンターレースを組合わせた新仕様(写真: W600×H2500)の展示も行っています。
125mmのセンターレーススタイルは、100mm(標準タイプ)の価格に+10%加算するオプション製品で、ルーバーが広くなった分、カーテンボックスでの取付に必要な奥行きが140mm以上必要となりますが、ルーバーピッチが80mm⇒約95mmと広くなったことにより、シースルー使用時の視界がよりゆったりとし、ルーバーを畳み寄せた際の畳代を1割以上コンパクトにできる特徴を持った製品です。
「センターレーススタイル」の開閉操作方法。
続いてこちらは、アルペジオ「センターレーススタイル」の展示を使った、開閉操作と調光操作イメージです。
製品の開閉方法については「片開き」と「両開き」を、操作方法については「ループコード式」と「バトン式」、そして2024年6月から加わった「ループコード&バトン式」の3タイプをご用意しています。
なおセンターレーススタイルをご検討いただく場合の注意点として、生地を端に寄せた際にできる畳み代がシングルスタイルの約2倍になりますので、実際のボリュームを見ながら片側寄せにするか、両側寄せにするか、あるいは両側(開閉)操作にするかといったご検討をいただいております。
納品事例
最後にまとめとして「センターレーススタイル(標準タイプ)」の納品事例をご紹介させていただきます。
TV側の「リビング」窓には窓の両側から自由な開閉と調光が行えるバトン式をご採用いただきました。
『バトン式』操作の魅力は、コンパクトな操作機構にあり、センターレーススタイルでの最大製作対応幅はW3000mm(※9㎡以内)で、両側からの片開きに対応する両側バトン操作を選ぶこともできます。
続いて「両開き」操作が必要となる「ダイニング」側の窓には、『ループコード式』をご採用いただきました。
『両開き』操作は、バーチカルブラインドを引き分けた際、製品の両端にルーバーの溜りができますので、窓の中央から出入りや換気をするシチュエーションでお勧めの操作仕様となります。
「センターレース・スタイル」
光を和らげ眺望を楽しむ。
日中における、センターレース生地を積極的に使用した採光モードのイメージ。
室内に明るい自然光を採り入れながら外の景色を楽しめ、かつ屋外からの視線を適度に遮ることができました。
ミラーセンターレースの採用により、日中においては適度な反射効果により窓ガラス越しに屋外の景色が映りこませて室内のプライバシーを確保しています。
続いて調光機能を使ったのフレキシブルなルーバー調節。
陽射しの強い時間帯やプライバシーを確保したい場合に、ルーバーをお好みの方向に180度回転させることで、採光、眺望、プライバシーのコントロールをします。
最後に、「全閉モード」における柔らかな採光と、適度なプライバシー調整。
陽射しの強い時間帯でも、全閉モードで効果的な日照調整(遮熱)断熱とともに室内に柔らかな採光をとりいれることができました。
以上、本日は、ニチベイ『アルペジオ』センターレース・スタイルの納品事例を、独自の機能的な特徴と、操作方式の使い分けを含めてご紹介をさせていただきました。
採光を抑えて室内の遮光を強めたい場合は「遮光」生地との組合せも可能ですので、住宅環境や様々なご要望に応じてお好みの生地をご相談いただければと思います。
*** 編集追記 ***
ミツワインテリアでは、ニチベイ、タチカワブラインド、トーソー、クリエーションバウマンのバーチカルブラインドを展示品でご用意しております。
事前ご予約いただければ店内の什器を移動してバーチカルブラインドを見学しやすい舞台を整えることも可能ですので、詳細はご相談ください。
ニチベイ・アルペジオ「センターレーススタイル」とタチカワブラインド・ラインドレープ「ペア アンサンブルスタイル」については大型展示品の他に、出張時に持参可能な手動・電動展示品をご用意しておりますので、ご来店が難しいお客様におかれましてもお気軽にご相談ください。
その他、ニチベイ・アルペジオ「バックレーススタイル」との展示品比較もご案内可能です。
◆『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/
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