子供部屋でご採用いただいた、「3配色(横ストライプ柄)」生地を使用した、『ローマンシェード』の部屋別カラーコーディネート事例をご紹介させていただきます。
ご採用生地の「特徴」を把握したご提案。
こちらが、今回2つの「子供部屋」でそれぞれご採用いただきました、2色展開のファブリックです。
当社の展示縫製サンプルより、アスワンの『アイギス』E3056・E3057を2つの「子供部屋」にご採用いただきました。
カタログイメージは、両開きの「カーテン」ですが、今回の納品事例では、上下の昇降での開口を行う「ローマンシェード」でスタイルで仕立てる事になりました。
まずは、納品後の暖色系の生地をご採用いただいた、1つ目の「子供部屋」での納品後イメージです。
夜間だけでなく日中に使用するイメージも考慮に入れて、「オレンジ系→赤系→ピンク系」3配色の横ボーダーパターンで構成される生地配色の中から、ローマンシェードを上部に畳み上げて使用する「日中」のメイン色を決めていただきました。
この『柄指定』縫製は、無地の様に、「生地リピート」を考慮しなくても構わない縫製と異なり、縫製に必要な生地の「要尺」が原則として1リピート多めに用意する必要がございます。
『柄指定』縫製で仕立てられた、日中の演出カラーです。
生地のリピートサイズに応じて、別途お見積りが必要な縫製スタイルではありますが、こちらの様に配色の異なる「横ボーダー」パターンで構成される生地をご採用いただいた場合は、お客様の最も好きな色を、日中における窓表現で演出することが可能です。
また、今回の『柄出し指定』縫製では、「LD」でご採用いただいた、「縦ストライプ」の様に、上部に続く下部の畳み代が下部で重ねて見える標準的な仕上がりとは異なり、TOPの幕体の内側にある程度隠れる加工スタイルも併せてご採用いただいているのが2つ目の特徴となっています(※オプション加工)。
この様に、「ストライプの方向性」の相違に応じて、加工の仕上げ方にアレンジを指定する事も可能です。
実際の提案過程・「PART1」
ダイジェストで、現地での打合せから、実際の納品までの流れをご覧ください。
まずは、ご来店の際にお選びいただいた「縫製サンプル」を現地にお持ちして窓辺でのイメージ確認を行います。
「3配色」ある暖色系の横ストライプのカラーから、日中の「メインカラー」をお選びいただいている様子です。
次に、生地の「横ボーダー」のリピート幅を参考にして、日中の演出色(メインカラー)の配分を製作可能な範囲の配分で決めていただきます。
この撮影イメージをもとに、縫製所の方のアドバイスをいただきながら全体のスタイルを決めていきます。
納品後、日中の「TOP」カラーです。
「3配色」を活かしてた、カラー・スタイリングもお楽しみいただけます。
幕体を降ろし切った時のイメージです。
優しい暖色系カラーでまとめられた、1つ目の「子供部屋」の窓辺ができあがりました。
実際の提案過程・「PART2」
2つ目の子供部屋でご採用いただきました生地は、「濃いグリーン系→淡いグリーン系→イエロー系」3配色の横ボーダーパターンで構成されている横ストライプのカラーです。
同様に、日中の「メインカラー」をお選びいただいて、上部幕体の幅を決めました。
日中の「TOP」カラーに決めていただいた、「淡いグリーン」が印象的な納品後の窓辺です。
メインカラーの上下に少しだけ上下のカラーを入れているので、単調な無地には見えない工夫をしています。
爽やかな「3配色」のカラーバリエーションもお楽しみいただけます。
幕体を降ろし切った時のイメージです。
勉強机前の窓辺が爽やかなグリーン系を基調とした横ボーターの生地で包まれました。
同じ「横ボーダー柄」の生地でも、カラーバリエーションを変えると子供部屋の印象は随分違って感じられますが、お好みの「メインカラー」を決めながら、一日を通してスタイルの変化を楽しめる、お気に入りの窓辺が出来上がりました。
当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html
当社・「子供部屋のインテリア」特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/shumi-1.htm
文責・梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/
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