Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

月別アーカイブ: 2014年1月

「3配色」の生地を組合わせた、『ボーダー・アクセント』カーテンのコーディネート納品事例。

2014年01月30日

本日のブログでは、

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「掃出窓」部分に、「3配色」の生地を組合わせた、『ボーダー・アクセント』 カーテンの、スタイル・コーディネート事例をご紹介させていただきます。

 

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ワイド「リビング・ダイニング」中央にある、幅広「カウンター出窓(W720cm×H200cm)」のメイン生地をベースカラーとして、居室左右にある、「約W220cm×H260cm」サイズの『掃出窓』カーテンに、3配色展開の「ボーダー・アクセント」を入れることになりました。  

 

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こちらは、「ダイニング」側・掃出窓での設置の様子です。

 

「ボーダー・アクセント」スタイル用、
コーディネート生地の選定。

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今回ご採用いただきました生地は、細やかな「無地調・ストライプ」のラインと15配色のカラーバリエーション展開が人気の、フジエテキスタイル・FA6511『クリエ』の中から、色番:(02),(03),(04)を組み合わせたスタイリングをさせていただきました。

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当社にも、メーカーのイメージ縫製品と同じ仕様のスタイル縫製品をご用意しており、同じ配色のスタイルをご採用いただいたこともございます。

■ 『クリエ』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/fujie-39.html

 

『ボーダーアクセント』
「配色」の組み合せと「割付配分」。

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ご覧の様に今回は、上下の「ベース生地」の中間に、お客様のお好みのボーダーアクセント生地を、各20cm厚の配分で2配色、「縫い重ね」で入れることになりました。

*掃出窓の製作サイズ: 「約W220cm×H260cm」
*スタイル仕様: (裾より84㎝の高さから、下部に20cm厚の「横ボーダー」を2段入れるスタイル。
*生地トップ~ボーダー上部まで: FA6511(02)→ 176cm
*ボーダー(上部): FA6511(04)→ 20cm
*ボーダー(下部): FA6511(03)→ 20cm
*下部ボーダー~裾まで: FA6511(02)→ 44cm

 

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こちらは、「リビング」側・掃出窓での設置の様子です。

 

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カーテンを広げると、2色のボーダーの中間に、「出窓」のカウンター部分が来るようなイメージ配分で、色分けを行っています。

『ボーダー・アクセント』スタイルのカーテンのスタイリングは、窓の高さ、周辺の家具やインテリアとの調和を手掛かりに、使用する生地色の数や割付サイズを、現地での打合せを経て決めてゆくスタイルとなります。

 

当社・『オーダーカーテン』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

当社・『フジエテキスタイルの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/fujie.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

英国・「HARLEQUIN(ハーレクイン)」社の『キッズ・インテリア』専用ファブリックを使用した納品事例。

2014年01月29日

本日のブログでは、

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英国・「HARLEQUIN(ハーレクイン)」社(国内取扱いはマナトレーディング)からリリースされております、『キッズ・インテリア』専用のトータル コーディネート カタログ、『WHAT A HOOT(ホワット ア フート)』のファブリックをメインにご採用いただきました、ウィンドゥ・コーディネート事例をご紹介させていただきます。

 

『WHAT A HOOT(ホワット ア フート)』について。

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英国・「HARLEQUIN(ハーレクイン)」社がリリースしている、「キッズ・インテリア」ブランドのカタログは、壁紙とカーテン、その他ベッドリネンなどのトータルコーディネートができるものを2冊ご用意してあり、日本国内でも一部ではあのますが、在庫をしている生地もあります。

また、カタログ収録のアイテムは、輸入取寄品でも約2週間程度の納期で入荷可能なため、比較的ご採用し易い人気ブランドとなっています。

 

『カーテン(裏地付)』生地の選定。

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今回、お嬢様の「子供部屋」では、コーディネート・カタログ、『WHAT A HOOT(ホワット ア フート)』の中に収録されている生地(3配色)の中から、3224番の生地をお選びいただきました。

将来的には「寝室」になる部屋ではありますが、裏地は遮光生地とせず、レースと併用して、日中の調光にも使用できる様、ホワイト(無地)の「ポリエステル裏地」を組み合わせて、前幕の綿素材のプリントの褪色と生地の劣化を予防する仕立てで納品させていただきました。

 

コーディネート『レース』の選定。

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今回、コーディネートさせていただきました「レース」は、当社にも縫製サンプルがございます、フジエテキスタイルのFA1615(MX)・『リズム』という、透明感のある「オーガンジー」にミックス・ストライプがデザインされた、「カジュアル系」のインテリアに合わせ易い人気ファブリックです。

 

明るく賑やかな『子供部屋』の窓辺が完成。

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『WHAT A HOOT(ホワット ア フート)』とは、イギリスの慣用句で、『何て可愛いんでしょう』という意味合いの表現に使われる言葉なのだそうです。

また、「フクロウ」は日本でも「幸」の字に置き換えられて縁起物として捉えられる様に、英国でも「Happy」な存在として愛されているということで、子供部屋にはお勧めのファブリックの1つとして定着しています。

 

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その言葉通り、お気に入りの「ぬいぐるみや人形」ともすぐに仲良しになった窓辺の様子です。 明るく賑やか、そして甘過ぎない、洗練された「モダン・デザイン」のファブリックが、長く愛用される「子供部屋」のウィンドゥ・トリートメントとして、自然に仲間入りいたしました。

細やかなストライプの「ミックスカラー・レース」も、カーテンとの相性が良く、優しい日中の陽射しをお部屋に採りこんでくれています。

 

『キッズ・インテリア』の、
トータル コーディネートに対応します。

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コーディネート用『壁紙』のデザインパターンです。 ファブリックのパターンとは異なる変化を付けていますので、一緒に使われてもスッキリとまとまります。

 

当社では、英国・「HARLEQUIN(ハーレクイン)」社の、「キッズ・インテリア」専用、トータル・コーデイネートカタログをご用意しております。
「壁紙」と「カーテン」、その他、小物や「ベッドリネン」などのトータルコーディネートができるカタログ2冊のご用意と、一部の縫製展示品もご用意しておりますので、ご来店時のご相談、又は、現地でのお打ち合わせの際にご活用いただければ幸いです。

 

当社・「子供部屋のインテリア」特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/shumi-1.htm

当社・『輸入カーテン』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『オーダーカーテン』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

「ロールスクリーン」を後幕に使用した、『フロント レース』スタイルのある、「多目的ルーム」の窓辺。

2014年01月27日

本日のブログでは、

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活動的な「オレンジ」をテーマカラーを組み合わせた、『多目的ルーム』における、ウィンドゥ・スタイリング事例をご紹介させていただきます。

 

『ロールスクリーン』 生地の選定。

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まず、「廊下」と、『多目的ルーム』としてもご使用される、「リビング・ダイニング」の窓辺のベースカラーとして、コンパクト&シンプルスタイルの「ロールスクリーン」をご採用いただきました。

生地の質感は、薄手の「コットン(綿)」テイストです。

 

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スクリーン・カラーには、薄手でベーシックな無地を24配色揃えております、ニチベイのロールスクリーン・生地名:『フェスタⅡ』より、A6518「タンジェリン」色をご採用いただきました。

 

『フロント・レース』と『装飾タッセル』
を組み合わせた、窓辺のスタイリング。

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オレンジのソファが配置されている窓辺には、ロールスクリーンと併せて、「オパールプリント加工」という手法でデザインされた、「オーガンジー」による『フロント レース』スタイルと、『装飾タッセル』タッセルで、程よい透明感の感じられる、爽やかな窓辺の演出をさせていただきました。

 

『オーガンジー』レースの選定。

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■コーディネート・レース(オーガンジー)
*メーカー: マナトレーディング
*生地: 『ドッツ(2)』・ドイツ製

「光のシャワー」の様な流れのある、ドット配色とパターン・デザインが魅力的なオーガンジーとして人気のある生地です。

 

『装飾タッセル』の選定。

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■コーディネート・『装飾タッセル』
*メーカー: トーソー
*名称: 『タッセルQS70』

レースをまとめる「紐」部分は、お洒落な「オーガンジー生地」で出来ております。 また、「房と紐」の全体には、ガラスの様なしっかりとした重さのある、大ぶりのアクリル・ビーズを8個使用した可愛いらしい、新作『装飾タッセル』です。

 

自由なスタイリング・アレンジを楽しめる、
『フロント・レース』スタイルの魅力。

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ロールスクリーン」の昇降コントロールと、「片開き・レース」の横方向の開閉を組み合わせた、『フロントレース』スタイルは、「多目的ルーム」の窓辺をフレキシブルなアレンジでお楽しみいただけます。

 

当社・『ロールスクリーンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roll&roll.htm

当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

豊富な「カラー」と「スタイル」バリエーションのある、TOSO(トーソー)・『コルトシェード』納品事例。

2014年01月26日

本日のブログでは、

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『多目的ルーム』において、TOSO(トーソー)・「ローマンシェード」の人気シリーズ、『コルトシェード』 の納品事例を、豊富な「カラー」と「スタイル」バリエーションの組合せで、明るく爽やかに窓辺にコーディネートさせていただきました納品事例をご紹介させていただきます。

 

『北欧・モダン』のカラーリングで演出。

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まず、お客様お気に入りの『玄関ドア』の色を意識しつつ、単調にならないアレンジを加えた色彩計画で、北欧風のカラーコーディネートをご採用いただきました。

 

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こちらが、特徴的な『フロント・レース』スタイルの様子です。

 

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日中においても、表情豊かな「採光・縦長窓」に仕上がりました。

 

 

TOSO・『コルトシェード』の製品特徴。

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『ローマンシェード』は、生地の柔らかい「風合い」と、畳み上げた時の生地の折り重なりで窓辺を美しく演出することができる魅力を持った、ウィンドウ・アイテムです。

 

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TOSO(トーソー)よりリリースされている、『コルトシェード』は、様々なインテリアシーンに幅広くフィットするナチュラルなカラーから、パステル調の淡いカラー、空間のアクセントになるカジュアルな色合いまで、多彩なカラーをご用意しています。

そして、4つのデザインから選べる「レース」に、「厚手」の生地のカラーラインナップが55配色が用意されておりますので、単一のレースと厚地だけの組合せでも、220パターンの多彩な「カラー&スタイル」のコーディネートをお楽しみいただけることがこちらの製品の魅力的特徴となっております。

 

「カラー・コンビネーション」(標準仕様)。

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コルトシェード』のツイン・スタイル標準仕様は、「前幕」がデザインシアー(薄地)で、「後幕」に厚地を使用するコーディネートとなっています。

前幕シアーには、おしゃれでかわいい「花柄・植物柄」、モダンな「ストライプ」、ベーシックな「無地」をご用意しており、 後幕の55配色(コルト40色、コルトシークル15色)の「厚手」と組み合わせてスタイリングを行います。

■メーカーWEBで詳細を確認。
https://www.toso.co.jp/products/colt2013/colt_shade_color.html

 

『選べるボーダースタイル』 のバリエーション。

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先ほどご説明をさせていただきました、220パターンの標準「カラー&スタイル」コーディネート・パターンに加えて、更に『コルトシェード』では、「厚手」の生地に関しては、『サイド・ボーダー』又は、『ボトム・ボーダー』スタイルといった、2色のお好みの生地の組合せを、縦・横のお好みのボーダー使いでご採用いただけるという「オプション」縫製仕様が、『選べるボーダースタイル』として用意されております。

このオプション対応により、「カラー・バリエーション」と「スタイル」の組合せパターンは格段に充実いたしました。

 

今回ご採用の、『選べるボーダースタイル』。

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今回ご採用いただきました、「シアー(フロントレース」と、「厚手」のお好みの2配色の組合せスタイルは、こちらの組合せとなります。

*シアー: A-1・「フラワー」
*厚地(メインカラー): TS-1053(アップル グリーン)
*厚地(サイド ボーダー): TS-1054(ターコイズ ブルー)

 

『コルトシェード』・「設置方法」の提案。

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まずは、開口部の高さの狭い「横長窓」と、開口部の幅の狭い「縦長窓」での納品の様子です。

特に、「横長窓」に関しては、窓枠内に設置してしまうと、ローマンシェードの『畳み代』の厚みが問題となるため、窓上から天井にかけての「クリアランス」を利用して、ローマンシェードを畳み上げる『逃げ代』を確保することにより、窓を大きく魅せる印象を持たせる事ができました。

 

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ローマンシェードを畳み上げて、『逃げ代』が確保された、「採光」時の様子です。
どちらの窓も、しっかりと日中の陽射しを採り入れることができまし。

 

 

『ワークルーム』兼、『ヨガ・サロン』
の入口を、明るく爽やかなイメージに演出。

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『フロント・レース』スタイルの「ローマンシェード」の個性的な演出パターンのご紹介です。

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自由自在にイメージ時チェンジが行える、明るく爽やかな印象の、『ヨガ・サロン』兼、『ワークルーム』入口の窓辺が出来上がりました。

 

 

『ワーク・スペース』周りの窓辺も爽やかに。

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『ワークスペース』のデスク前の窓も、天井と壁のコーナーに、「ローマンシェード」を設置することによって、実際の窓のサイズより、大きく見える印象に仕上がりました。

 

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天井に方向に畳み上げられたレースのヒダが、発色の良い、厚手の生地の「上飾り」として、軽やかに納まっている様子です。

 

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「横長窓」の持つ、日射しの調整の問題も効率的に解決して、演出効果のある、爽やかな窓辺が出来上がりました。

 

TOSO・「コルトシェード」のオプション、
『選べるボーダースタイル』について。

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以上、本日は、豊富な「カラー」と「スタイル」バリエーションの組合せを自由にお楽しみいただける、TOSO(トーソー)・「ローマンシェード」の人気シリーズ、『コルトシェード』 の納品事例をご紹介させていただきました。

 

当社・『ローマンシェード』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html 

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

『輸入壁紙』の「DIY施工」は、難易度が高い作業です。

2014年01月25日

『輸入壁紙』 の 「DIY施工」 は、簡単な作業ではありません。

輸入壁紙 DIY デメリット

当社の場合、長年の経験と実績から発言ができる立場にあるため、お客様に『輸入壁紙』工事の施工難易度について説明をさせていただくことが多いです。

どういうことかと言うと、『輸入壁紙』のDIY施工は、施工する居室の状況と環境によっては、決して容易ではないことが多いためです。

 

「施工難易度の高い右側の壁面」

輸入壁紙 DIY トイレ

例えば、上の『トイレ』 施工事例を、「右側寄りの角度」から写すと、「水回りの設備」、「収納や棚板」、「電気系統の突出」、その他「固定備品」等、壁紙施工の妨げとなる障害物の多さに気づかれるでしょう。

壁紙の工事にあたっては、これらを考慮して貼ることも考える必要がありますが、この部分の写真を見た素人の方で、簡単そうだと思う方は少ないと思います。

『輸入壁紙』は決して安い商材ではないのですから、DIYで施工する側も心して作業する必要があります。

 

「比較的、施工が楽な、左側の壁面」

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続いて、「右側壁面」に比べて「施工難易度の低い左側の壁面」のイメージは、「雑誌のDIY特集記事」や、DIY販売をセールストークとされて販売される立場の方が撮影の段階で良く採用されるアングルです。

このアングルのイメージで、壁紙と簡単なDIYキットを用意されて壁紙の貼替えをされる方は、実際の施工の過程になって予想と現実のギャップに気がつくでしょう。

「本や雑誌の通りには簡単にならないものですね。自分がやったことなので仕方ないですが、勉強になりました」。

実際は、「平面的なアクセントウォールの一面貼りや、L字面程度ならできるけれど、一周グルリは難しいですね」。

これらは実際にあったお客様の声です。

実際の壁紙「DIY」施工は雑誌や書籍で書かれているほど簡単なものではありません。

 

「専門職が嫌がる理由とは?」

賃貸マンション 輸入壁紙 張替え

では、インターネットでの検索結果でもそうですが、施工専門業者や、お住まいのエリアの施工店の方で、『輸入壁紙』の施工を簡単と言う方はほぼいないという理由は何故でしょうか?

施工が簡単であれば、「素人がDIYでできる商材だから楽勝」と名乗りを上げる業者があってもいいはずですが、実際にはその様になっていません。

 

マンション 梁 輸入壁紙

彼ら職人さんの言葉を借りれば、「お客様は海外ではDIYで貼る程度のものだからと簡単そうに言われるけれど、実際問題簡単な工事ではないし、お客様が柄合わせに必要なリピート計算を考慮せずに発注した結果、必要な材料が足らなかったなんてこともザラだし、柄の割付の指示も無く丸投げされるけれど、後になって柄のスタートをやはりああすれば良かったとか結果論でクレームを付けられたりするから嫌なんだよ。」

といった、率直な返答が業者間では「即答」で返ってくるものです。

細かい指示も無く、専門知識も未熟な依頼主から一方的に渡された「輸入壁紙」など、ハイリスクで怖くて貼れないと言うわけです。

 

確かに魅力的な 『輸入壁紙』

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独特のデザインと発色の美しさの魅力を持つ『輸入壁紙』。

 

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インテリアだけでなく、時として、外の眺望も引き寄せる魅力がある『輸入壁紙』であるから、お客様から熱い支持を受けていますが、決して施工が簡単ではないということはご理解いただきたいと思います。

欧米で、何故DIYが盛んかというとそれには理由があって、「業者を呼んでもすぐには来てくれないし、工事費が安くないのにかかわらず、打ち合わせ通りの仕上がりにならない事が多い。だから、自分でやるしかない。自分の失敗なら許せるから。」というのが実情な訳です。

そして、その土壌があって、彼らの生活の中で、自分たちで積極的にインテリアをレイアウトしたり、手作りを愛する文化が根付いてきたのだと思います。

「DIYは自分の失敗を甘受することである。」 という理解が必要であると思います。

そして、その覚悟があるからこそ、彼らは、家に「大工工事」、「塗装」、「壁装」その他諸々のハウス・メンテナンスに関わる道具を一式揃え、専用の、「物置」や「ガレージ」などを所有する訳です。

ただし専門家ではないので、最終的には、自分を許す。そして、失敗も含めて楽しむ。

これが、欧米諸国における『DIY』に対する価値観の背景と現状です。

 

「当社の対応」について。

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当社では基本的に、当社で取引のない「輸入壁紙」販売会社の製品を支給されての施工は行っておりません。

但し、トータルリフォームの案件のごく一部として、現地確認のうえ、製品仕様(壁紙のロール幅×梱包長、柄リピート、組成、在庫状況等)の使用量まで把握できているものについては、条件付きですが施工対応させていただくことがございます。

 

 

◆ 当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

◆ 当社 ・『輸入壁紙施工の施工事例集』
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

マンションの『子供部屋』に、「アップライト・ピアノ」を入れる前の「遮音フロア」対策事例。

2014年01月23日

本日のブログでは、

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マンションの子供部屋に「アップライト・ピアノ」を入れる前の「遮音フロア」対策事例をご紹介させていただきます。

 

『遮音カーペット』 の選定。

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今回は、階下へ伝わる振動音と室内での反響音の低減が目的でしたので、その様な性能の高い『ウール カーペット』をご提案させていただきました。

 

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こちらの遮音カーペットは、長期間にわたる遮音性能(クッション性)の維持が期待できる、『弾性回復力』に富んだ「ウール(羊毛)」のベースに、特殊な「遮音フェルト」をバックシートを組合わせて作られているカーペットです。

また、それ以外にも、優れた「保温性(SA等級)」、「防虫・防ダニ・抗菌」加工が施されている、快適性に優れた高品質ウールカーペットとなっています。

 

 

ピアノ部分には更に、「特殊遮音下地」を併用。

マンション ピアノ 遮音カーペット

今回の施工事例では、「遮音カーペット」に加えて、「アップライト・ピアノ」本体の接地部分に、音の振動や遮音性を高める事が出来る、『特殊遮音下地』を「置き敷き」施工しております。

部屋全体に「特殊遮音下地」を下貼りすることも可能ですが、それにより「室内ドア」の開閉に干渉する場合がございます。
室内ドアのカット調整により対応することもできますが、今回はピアノ直下の遮音性と室内全体の「反響・吸音」対策が目的でしたので、アップライトピアノの配置を活かした無駄のない施工で対応させていただいております。

 

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『特殊遮音下地』および、『遮音カーペット』の併用施工では、フローリングを傷めない、「特殊な両面テープ」で丁寧に固定設置して仕上げます。

この専用「両面テープ」の構造は、顕微鏡レベルで見ると、フロア固定側は、「吸盤」構造になっている「吸着テープ」をフローリング面の固定を行いますが、カーペット側は粘着テープ構造になっており、床暖房にも対応します。

なお、『特殊遮音下地』の表面と、『遮音カーペット』の裏地部分は、カーペット専用の「強力両面テープ」でしっかりと接着して仕上げています。

 

 

カーペット施工後の仕上げに「ひと工夫」。

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「アップライト・ピアノ」納品前の、遮音対策フロアの完成の様子です。
ピアノ本体の接地部分には、専用の「遮音下地」を加えておりますのでその部分が高くなっております。

 

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今回、お客様がご購入されたピアノの脚の造りは、手前側の2脚に「猫脚」の様な装飾性を持たせているものでした。
そのため、手前側「防振・防音インシュレーター(ピアノ固定用のお皿)」の下に、今回ご採用いただきました「遮音カーペット」で作った、高さ調節用の『円形コースター』を2枚製作して、後側に敷いている遮音下地との段差調整をコンパクトに行う事にしました。

 

ピアノ室 遮音カーペット

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「遮音カーペット」で製作した、特製の『円形コースター』。
現在、こういったオプション加工に対応するメーカーは少ないのです。
こちらのメーカーでは問題なく作っていただき、お客様からも「可愛いらしい」と好評でした。

 

 

「ピアノ」の納品が楽しみです。

ピアノ室 防音カーペット

ピアノの背面に立て掛けられる、専用の「防音マット」と「インシュレーター」を設置してアップライト・ピアノの到着を待つ準備が整いました。

 

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オリジナルの「装飾インシュレーター」の完成です。

ちなみに、今回お使いいただく形状の、コンパクト「アップライト・ピアノ」ではない、一般的な背の高いアップライト・ピアノの場合は、長方形の本体の4方に接地用「キャスター」が配置されておりますので、その様な場合は、前後の「インシュレーターの出幅」を含めた大きさの『遮音下地材』を敷いた納め方となります。

 

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階下への「遮音効果」と居室内の「吸音効果」が期待できる、『遮音カーペット』を敷く事によって、「洋室」での音の反響音をソフトにする効果があります。
ピアノの搬入前に効果的な対策ができて良かったとお客様もご満足。

本日は、ピアノのある「子供部屋」における、カーペット敷設による、「遮音・吸音」対策事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 当社『オーダーカーペット(置敷き)施工』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/overlock.htm

◆ 当社『カーペット(敷き詰め)施工』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/carpet-2.htm

ミツワインテリア:
https://www.mitsuwa-i.com/

 

ニチベイの「ハニカムスクリーン」 ・ 『レフィーナ45(遮光タイプ)』 シングル・スタイル 納品事例。

2014年01月22日

本日のブログでは、

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冬場の「保温対策」と夏場の「遮熱対策」に効果的な製品として脚光を浴びております、ニチベイの「ハニカムスクリーン」・『レフィーナ45(遮光タイプ)』 の納品事例をご紹介させていただきます。

 

『書斎』 と 『寝室』で「遮光」を採用。

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こちらは、日中の西日が射す時間帯に強い陽射しが入る、写真左側の「書斎」の腰高窓に、『レフィーナ45(遮光タイプ)』を設置させていただきました事例です。
今回は、同製品を「寝室」にもご採用いただきました。

 

『レフィーナ』 の製品ラインナップ。

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当社では、『レフィーナ25』と、『レフィーナ45』の2つの「セル」サイズを展示品としてご用意しております。
ご覧の展示品は、上下に異なるスクリーンを組み合わせた「ツイン・スタイル」ですが、単一スクリーンの「シングル・スタイル」もご覧いただけます。

また、複数のメーカーの「ハニカムスクリーン」のご用意と、「シースルー」・「プライバシー」・「遮光」といった用途別のスクリーンも展示しておりますので、今回もご来店をいただきまして、お客様のお好みのスクリーンタイプをご選定いただきました。

 

「ハニカムスクリーン」の『セル』サイズ。

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ニチベイでは、昨年、従来からあったスマート「セル」サイズの『レフィーナ25』に加えて、45 ミリ「セル」サイズの、『レフィーナ45』をニューリリースいたしました。
製品イメージとセル」サイズについての解説を上の画像にまとめております。

 

『遮光・ハニカムスクリーン』のご採用と、
優れた「保温&遮熱」性能について。

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今回、「遮光スクリーン」・『オストル(全6配色)』の中からご採用いただきました選定色は、H1010(オイスター)色です。
「遮光スクリーン」・『オストル』のハニカム構造は、生地の内部がアルミ製になっているのが特徴です。

それに加え、スクリーン自体に昇降のためのピンホール(穴)を開けずに操作できる製品構造のため、『遮光1級』のスクリーンとなっております。

 

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また、「保温&遮熱」性能ともに、光を透す「採光タイプ」のスクリーンより、約5%高い実験データ結果を得ている、『省エネ』対応型のスクリーンといえます。

 

『オストル(遮光)』 の設置イメージ。

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こちらは、「スクリーン」を完全に畳み上げた状態の様子です。

 

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こちらは、今回ご採用いただきました製品の「チェーン操作」により、「スクリーン」を任意の高さで止めて、遮光をしている様子です。

 

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そしてこちらが、『遮光』と『保温&遮熱』効果の最も高い使用状況です。

 

窓辺を柔らかに彩る『採光タイプ』も人気です。

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以上、本日のブログでは、ニチベイの「ハニカムスクリーン」・『レフィーナ45(遮光タイプ)』をご紹介させていただきました。

「ハニカムスクリーン」の場合、「採光タイプ」をご採用いただきましても、高い「断熱効果」が期待でき、インテリア性にも優れておりますので、お客様のライフスタイルに応じた製品のご検討をいただければと思います。

 

当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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