Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: 「ウィリアム・モリス」

『The Brook (ザ・ブルック)』のカーテンとクッションコーディネート事例。

2025年04月14日

The Brook ザ・ブルック カーテン 事例

本日は、川島織物セルコンが取扱うモリス デザインスタジオの作品より、『The Brook (ザ・ブルック)』のカーテンとクッションコーディネート事例をご案内させていただきます。

 

『The Brook (ザ・ブルック)』について。

『The Brook(ザ・ブルック)』は、ウィリアム・モリスの弟子であるジョン・ヘンリー・ダールが手がけたタペストリー「Brook(小川)」「Holy Grail(聖杯物語)」からインスピレーションを受けて再構成されたデザインです。

中世のタペストリーならではの、みずみずしさや溢れんばかりの美しいディテールが魅力のファブリックです。

 

モリス The Brook ザ・ブルック 柄 リピート

オリジナルは、英国モリス・スタジオのアリソン・ギーによる手描き作品をデジタルプリント化したもので、小川が流れる森に、4種の木々と草を食む2組の親子鹿が描かれた印象的なデザインです。

川島織物セルコンの【モリスデザインスタジオ】では、このデザインを日本の住宅に合うようダウンスケールし、織りで見事に再現しています。

 

The Brook ザ・ブルック 川島織物セルコン 取扱店 価格

当社では、川島織物セルコンの『The Brook(ザ・ブルック)』を丈240cmの縫製展示品としてご用意しており、現地でのお打ち合わせの際には、2配色の縫製サンプルを実際の窓に掛けてご検討いただきました。

中世タペストリー特有の瑞々しさや美しいディテールを、風通織とゴブラン調の織りを組み合わせて表現している点が、「モリスデザインスタジオ」ならではのこの作品の大きな魅力となっています。

 

柄取りにこだわったカーテンとクッション

The Brook ザ・ブルック 川島織物セルコン 事例

こちらは納品後の様子です。

『ザ・ブルック』で展開する2配色は、どちらも魅力的ですが、ご家族の好みとインテリアとの調和を考えて、最終的にカーテンにダークブルー、お手持ちクッション(55cm×59cm)のカバー替えにベージュをお選びいただきました。

『ザ・ブルック』は、縦柄のリピートが65cm、横柄に至っては生地幅(137cm)いっぱいに表現された大柄であるため、カーテン、クッション共に、柄の魅力が最大限に引き立つよう、オプションの「柄指定」を用いて仕立てています。

 

The Brook ザ・ブルック カーテン おすすめ

カーテンの柄指定では、草を食む2種類の親子鹿のパターンが3リピートずつ入る配分で仕立てました。

 

The Brook ザ・ブルック クッション おすすめ

クッションの柄指定では、2種類の親子鹿が55cm×59cm角サイズのカバーに表裏で割り付けられる構図で納めています。
(※構図はクッションのサイズにより異なります。)

 

The Brook ザ・ブルック カーテン リビング

柄指定を行う場合、通常よりも1リピート分多く生地が必要となるため、コストはかかります。
しかしその分、仕上がりの美しさやデザインの魅力がより一層際立ちますので、大柄デザインをご検討の際には、ぜひ取り入れていただきたいおすすめのこだわりポイントです。

以上、本日は、川島織物セルコンが取り扱う「モリス デザインスタジオ」より、『The Brook(ザ・ブルック)』のコーディネート事例をご紹介いたしました。

ミツワインテリアでは、お客様のイメージづくりにお役立ていただけるよう、豊富なサンプルをご用意しております。
また、必要に応じて、生地の魅力を最大限に引き立たせるパターン提案も行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

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リリカラの「V&A」コレクション。ウイリアム モリスの壁紙とカーテンのコーディネート。

2024年12月16日

ウイリアム・モリス リリカラ 壁紙 カーテン 事例

こちらは、リリカラの「V&A」コレクションより、ウィリアム・モリスの壁紙とカーテンのコーディネート事例で、築50年の中古マンションにご入居前の内装リフォームでご採用いただきました。

V&Aは英国のビクトリア・アンド・アルバート博物館の略称で、世界有数のアーツ・アンド・クラフツコレクションの所蔵で知られていますが、その中から日本で根強い人気を誇るウィリアム・モリスを始めとしたモリス商会に関わるデザイナーが描いたテキスタイルや壁紙を、総合内装材メーカーのリリカラとのコラボレーションで販売しています。

とりわけ壁紙は、本場の紙製ではなく、日本の標準仕様である塩化ビニール製で表現することで、低コストかつ高い耐久性という実用的な特徴を備えています。

 

アクセント壁紙の提案施工

いちご泥棒 壁紙 提案 コーディネート

こちらはリビングでのアクセントウォール提案のイメージ。

お客様が愛用されている外国製の木製家具を新居でも使用するにあたり、インテリア全体の調和を考え、『いちご泥棒』木目柄のアクセントウォールをご提案させていただきました。

『いちご泥棒』の配色は2パターンあり、選ぶ色によってお部屋の雰囲気が変わるのですが、こちらではネイビーベースのカラーを採用しています。

 

いちご泥棒 壁紙 アクセント

こちらが、施工後の様子。

打合せ時に周辺エリアの寸法を正確に測っていますのでおおよその仕上がりイメージを事前にご提案できますが、実際の施工ではよりシンメトリーで柄の納まりに配慮した施工を行いました。

 

壁紙 トイレ 提案 コーディネート

ウイリアム・モリス フルーツ 壁紙 トイレ

トイレは小面積の空間ですので、よりアクセントウォームの効果が顕著に感じられます。

実際は白い無地の壁紙でしたが、メインとなる『フルーツ』の壁紙を挟むようにモリスカラーの無地を合わせて落ち着いた雰囲気となりました。

 

窓回りの提案施工

リリカラ ブラックトーン カーテン 事例

寝室のカーテンにお選びいただいたのは、ウイリアム・モリスの『ブラックトーン』

 

当社ではウイリアム・モリスのファブリックを多数ご用意しており、メーカー4社の作品比較を、店内はもちろん現地お打合せの際に実際の縫製品をお持ちしてご確認いただけるサービスも行っています。

 

ブラックトーン カーテン メーカー 比較

『ブラックトーン』の場合は、発色豊かなオリジナル(英国・サンダーソン = マナトレーディング)のコットンプリント、表情豊かな川島織物セルコンの風通織り(2重織り)、そしてリリカラの高密度ジャガード織りの3アイテムをご用意しておりますが、今回お選びいただいたのは、ブルーベースのリリカラ製の生地でした。

 

カーテンに合わせてトルコ製の刺繍レースダークマホガニー色のカーテンレールも新調しています。

以上、本日はリリカラの「V&A」コレクションより、ウィリアム・モリスの壁紙とカーテンを使用したコーディネート事例をご紹介させていただきました。

 

 

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https//www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

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ウィリアム・モリス『ラグ・コレクション』。最終在庫のご案内です。

2024年12月11日

ウィリアム・モリス 『ラグ・コレクション』
最終在庫のご案内(※2025年4月現在)

2018年に英国・MORRIS&Coから発売されたウィリアム・モリス 『ラグ・コレクション』

コレクションのコンセプトは、幅広いインテリアシーンとの調和で、深みのあるクラシカルな色調から現代的なニュートラルカラーの6柄(8配色)が発売されましたが、現在は生産終了となっています。

 

ウィリアム モリス ラグ マット

ミツワインテリアでもこちらの高品質インポートラグの中で人気の高い5柄を最終在庫としてストックしておりましたが、残すところ以下1柄のみの在庫となりました。

 


 

製品(作品)名 
『Chrysanthemum』 (1877年) 

Chrysanthemum 27008 27001 ウィリアムモリス ラグ 

『Chrysanthemum(菊)』 のオリジナルは、ウィリアム・モリスが1877年に描いた「壁紙」のデザインです。
古くから、極東で親しまれてきた「菊」の花柄は、英国・ヴィクトリア時代の日本の美術工芸への関心の中で注目され、モリスも自身の作品に取り上げました。

Chrysanthemumの100%ウールのハンド・タフテッド・ラグは、ラグ向けに縁取られたモノトーンでデザインされ、クールな「チャイナ・ブルー」と温かみのある「クリーム・トーン」の2色展開でしたが、現在は「クリーム・トーン(Sisal/Canvas)」のみの在庫となります。

ラグ素材は「ウール:100%」ハンド・クラフトによる12mm高パイルで、しっかりとした密度と高級感があり、「床暖房対応」のバッキング加工で仕上げられているため、リビング・ダイニングでも気軽にお使いいただけます。
 
 

Chrysanthemum 27001 Sisal/Canvas モリス ラグ

Chrysanthemum 27001 モリス ラグ

製品: 『Chrysanthemum
色番: Sisal/Canvas
パイル高:12mm
重量:4.5kg/㎡
種類:ハンドタフト
カットパイル素材:羊毛100%
基布素材:綿 パッキン材:ラテックス
機能: 「防炎」・「床暖房」対応
生産国: インド製
ラグサイズ: W140cm ☓ D200cm 
税込販売価格: 80,700円/枚
(※国内送料: 別途3,000円/離島除く)
 
最終在庫: 2枚

 
価格は2018年製造当時のものですので、今後この価格でこのクォリティのラグが販売される可能性は極めて低く、まさにプレミアム・ラグといえます。
在庫限りの販売となりますので、ご興味のあるお客様はお問合せください。
 

 

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英国調インテリアでのファブリックと壁紙のリニューアル事例。

2024年09月10日

ブラックトーン カーテン 事例 ウイリアムモリス

アーチ型 間仕切り 壁紙 施工

こちらは、英国風・注文住宅での内装と窓回り品のリニューアル事例です。

 

ブラックトーン カーテン ローマンシェード 事例

 

リビング・ダイニングの壁紙には、英国王室御用達ブランドとして知られる・Cole&Sonの輸入壁紙に貼り換え、窓回り品にはウイリアム・モリスのファブリックをご採用いだきました。

広い空間で使用すると一見して無地調に見えるダイヤモンド格子柄の壁紙が上質な空間を作り大柄のファブリックを引き立てています。

 

小空間の水回りは個性的な輸入壁紙で

洗面所 輸入壁紙 施工事例

続いて水回りの壁紙リニューアルでは個性豊かな柄物の輸入壁紙をご採用いただきました。

洗面所では、スウェーデン・サンドバーグ(SAND BERG)社のクラシック柄をご指定いただき、落ち着きのある上質な空間をつくりました。

 

トイレ 輸入壁紙 デザイナーズギルド 事例

1階のお手洗いでは、英国・デザイナーズギルドのモノトーン柄を採用し、ゴールドのアクセサリーを組合わせました。

 

トイレ クラシック科壁紙 事例

2階のお手洗いには、洗面所と同じスウェーデン・サンドバーグ(SAND BERG)社のクラシック柄とアクセサリーの組合せで格調高い空間作りをいたしました。

 

当社の強みは、窓回りと内装リフォームの全般の提案施工を、経験豊富な専任スタッフが一貫して行える点にあり、お客様のこだわりを全力でサポートさせていただきます。

 

 

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
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マンションでのクラシックスタイル・インテリアリフォーム事例。装飾モールディング・造作家具の提案施工。

2024年02月06日

マンション 廊下 腰壁

本日ご案内するのは、マンションにおける「装飾モールディング」「腰壁」「造作家具」、「壁紙貼替え」施工を行った内装リフォーム事例です。

玄関から各居室に続く導線となる廊下、LDK、洋室全体に装飾建材の造作や壁紙施工を行い、クラシックスタイルのインテイアを楽しめる土台作りをいたしました。

 

ダイニング・キッチンの装飾施工

ダイニング キッチン 腰壁 装飾モールディング 事例

ダイニング・キッチンエリアは、白を基調にしたクラシックスタイルのデコレーションを装飾建材塗装で仕上げ、アクセントウォールにウイリアムモリスの輸入壁紙を採用しました。

 

リビング・造作飾り棚の提案

マンション マントルピース 造作 事例

マントルピース 装飾モールディング

リビング 飾り棚 造作 事例

続いてリビング側の壁面は、テレビとビルトインタイプの電気式薪カセットヒーター(※遠赤外線電気式暖炉)を据え付けられる飾り棚を、レイアウトと構成部材のご提案を経て造作いたしました。

お客様が希望される様々な装飾建材をふんだんに使用して壁面全体を埋め尽くした「造作家具」です。

 

検討されているカセットヒーターとテレビ画面のサイズに応じたイメージ確認をご案内した結果、42インチTV26インチ・電気式暖炉の組合せで決定

アクセントウォールには煉瓦調のブリックタイルを使用しています。

 

造作棚 テレビ 収納

こちらはお引渡し後テレビを据え付けた様子です。

 

 

各居室の装飾施工

その他の居室では、装飾モールディング、腰壁の施工に併せて、壁紙の貼り替えも行いました。

 

以上、本日はマンションにおける「装飾モールディング」「腰壁」「造作家具」などを加えた内装リフォーム事例です。

ミツワインテリアでは、実際の施工担当者がコーディネートイメージを提案し、実際の施工にあたらせていただいております。
全ての過程を担当者がワンストップで行うため、予約は通年混雑しておりますことご了承ください。

◆当社・「モールディング」の特集ページ
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ウイリアム・モリス『ウィローボゥ』のカーテン。メーカー比較と納品事例。

2023年12月13日

ウィローボゥ カーテン プリント

リフォーム後のリビング・ダイニングの窓辺にウイリアム・モリス『ウィローボゥ』のカーテンをご採用いただきました。

 

生地はマナトレーディングが取扱う英国・サンダーソンのプリントファブリック(綿100%)を裏地付縫製で納めて仕立てており、採用色は国内在庫品の2配色より濃色の2番色をご採用いただきました。

 

ウィローボゥ カーテン 取扱店

ウィローボゥ カーテン 価格 比較

以前のブログでもご紹介いたしましたが、ウィローボゥ』の場合、オリジナルである英国・サンダーソンのコットン・プリント以外にも、川島織物セルコンとサンゲツの織物、リリカラの化繊プリントの展開があり、当社ではその全ての縫製展示品をご用意しております。

ぱっと見の柄域に大きな違いはありませんが、生地の厚みと質感、光沢表現は各社独特で、実際の窓辺で掛け較べていただくとお客様が目指すインテリアや家具との調和で最適な生地が良く分かります。

ご希望により各社サンプルをご自宅の窓辺に掛けてイメージ確認をいただくことも可能で、既にウィローボゥ』に限らず他の作品についてもその様な比較を経て本命の生地をご採用いただき好評を得ています。

 

続いて寝室には、フジエテキスタイルのカタログ「PROFILE」収録のイタリア製ファブリック『ヤチヨ』・PF6059をご採用いただきました。

連続した規則的な唐草モチーフを現代的なデザインにアレンジした、モダンとクラシックの印象を併せ持つ生地は、ベース部分はなめらかなサテン組織でドレープ性が良く、モチーフの中は無地調のたたき表現で、変化がある意匠が高級感を醸し出しています。

 

PF6059 GN フジエテキスタイル カーテン

寝室での採用でしたので、遮光1級の裏地を付けて納めています。

 

ロールスクリーン 鳥柄

最後に御手洗の小窓には人気柄のロールスクリーンをご採用いただきました。

近年の傾向として、ロールスクリーンは柄物よりも無地が圧倒的に多く求められるのですが、トイレの様な狭小スペースの窓に柄物の生地を選ばれると程よいアクセントとなって高い演出効果が得られる場合があります。

 

 

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サンゲツのモリス カーテン。「モリスクロニクルズ」のご案内と他社製品との比較展示。

2023年11月14日

   モリス カーテン 比較

ミツワインテリアでは、ウイリアム モリスのファブリックを扱う、国内大手4社のカタログと多数の縫製展示品をご用意しております。

 

「ウイリアム・モリス」カーテン取扱いメーカー

従来、ウイリアム・モリスのカーテンを扱うファブリックメーカーとしては、

①  英国・サンダーソン社より「Morris&Co.」のファブリックを直輸入するマナトレーディング。

② サンダーソンデザイングループとのライセンス契約で「モリス デザインスタジオ(Morris Design Studio)」をリリースする川島織物セルコン

があり、以下の事例の様なクラシカルなコーディネートを楽しめる生地を多数ご用意しています。

 

ウイリアム モリス カーテン トータル コーディネート

◆  当社提案事例・マナトレーディング・『イチゴドロボウ』

 

 ウイリアム・モリス 川島織物セルコン カーテン コーディネート

◆  当社提案事例・マナトレーディング・『フルーツ』

 

 


 

しかし2023年に入り、

ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)とのコラボレーションで所蔵作品のデザインアーカイブを扱った「V&A Arts and Crafts」を発表したリリカラ

 

④ サンダーソンデザイングループとの共同開発で、時代を超えて愛されてきたウィリアム・モリスのデザインアーカイブに、現代の嗜好やライフスタイルとの調和を目指したデザインアレンジを施し、新たに誕生したコレクション「MORRIS CHRONICLES(モリスクロニクルズ)」を発表したサンゲツ

が新たに「壁紙」「床材(※サンゲツ)」を加えたバリエーション展開で市場に参入し、大手4社によるモリス争奪戦の様相を見せ始めています。

 

近年になって以前よりモリス製品に関わる版権がゆるやかになったため、競合がせめぎあう混沌とした状況になったわけなのですが、そういった潮流の中で我々専門店にはこれまで以上にメーカーごとのブランド戦略品揃え品質価格など、複合的な価値基準を含む情報を的確に整理し、デジタルイメージや活字では表現仕切れない現物比較を交えたリアル提案ができる場の整備が求められています。

また、モリスのファブリックと組み合わせた壁紙、床材、ペイントなどトータルコーディネートに及ぶ提案ができることも重要な要素となってきます。

 


 

サンゲツ「モリスクロニクルズ」
収録のファブリックとコーディネートアイテム

そして本日ご紹介させていだくのは、2023年7月、(株)サンゲツと英国Sanderson Design Group(SDG社)との共同開発で発売された「MORRISCHRONICLES」です。

“CHRONICLES”(年代記)と銘打たれた同コレクションには、1864年から1912年にかけて作られたモリスのデザインの中から、「いちご泥棒」・「ウィローバゥ」・「フルーツ」など、自然をモチーフとする緻密で美しいデザインアーカイブを、ストーリーや世界観を大切にしながら、シンプルナチュラルなインテリアが多い現代の住宅シーンでも使いやすいデザインにアレンジして商品化されているとのことで、「Morris & Co.」のライセンスとしては、世界で初めて壁紙床材ファブリックを統一テーマで開発し、空間全体でモリスの新たな世界観を楽しむことができるコレクションになっています。

 

ファブリック

 

ファブリックは、代表作の「いちご泥棒」をはじめ、「ウィロー バゥ」「フルーツ」「ブレアラビット」「マリーイザベル」「レスター」計6作品を織物、刺繍、遮光、シアーの織表現で製品化

これにコーディネートカラーの無地レース椅子生地を組み合わせた構成でまとめられています。

 

ミツワインテリアでは収録生地のうち、「いちご泥棒」、「ウィロー バゥ」「フルーツ」「ブレアラビット」「マリーイザベル」を縫製展示品でご用意しており、それぞれの作品単体の確認はもちろん、他社製品との比較を縫製品レベルでご確認いただける場を設けております。

 


 

『いちご泥棒』の縫製品比較

モリスクロニクルズ いちご泥棒 MFC130 MFC131 カーテン 価格 取扱店

当社で展示している「MORRISCHRONICLES」収録ファブリック『いちご泥棒』・織物2配色(※MFC130、MFC131)については240cm丈のカーテン縫製品でご用意しています。

 

ウイリアム モリス  いちご泥棒 カーテン 価格 比較 取扱店

いちご泥棒 カーテン サンゲツ 川島織物セルコン リリカラ マナトレーディング 比較

 

こちらはダークブルー色のMFC130とマナトレーディングのプリント、川島織物セルコンとリリカラの織物を縫製品レベルで比較したディスプレイイメージですが、サンゲツの『いちご泥棒』は、他社の同作品よりも柄域を大きく描き、ヒダを寄せた時に柄が均一に出るようなデザインアレンジになっています。

また、ベースカラーを濃色にする一方で、多彩な色使いの中に上質なメタリックカラー組み合わせるなどのアレンジを加え、現代のインテリアに寄り添う雰囲気に仕上げられています。

こうしたブランドごとの現物比較により、生地の組成、質感、柄リピート、縫製の風合い、価格設定等を含めた違いを理解いただけ、お客様に最適な一品を探し当てるお手伝いが可能です。

 


 

『ウィローバゥ』の縫製品比較

モリスクロニクルズ ウィローボー MFC104 MFC105 カーテン 価格 取扱店

続いて『ウィローバゥ(Willow Boughs)』織物2配色(※MFC104、MFC105)は130cm丈の縫製展示品でご用意しています。

 

ウイリアム モリス ウィローボゥ カーテン 価格 比較 取扱店

ウィローボウ カーテン サンゲツ 川島織物セルコン リリカラ マナトレーディング 比較 

 

「ウィローバゥ」の場合、マナトレーディングとリリカラはプリント、川島織物セルコンとサンゲツは織物で展開しています。

ぱっと見の柄域に大きな違いはありませんが、生地の厚みと質感、光沢表現は各社独特で、実際の窓辺で掛け較べていただくとお客様が目指すインテリアや家具との調和で最適な生地が良く分かります。

 


 

『フルーツ』の縫製品比較

モリスクロニクルズ フルーツ  カーテン 価格 取扱店

「MORRISCHRONICLES」でご用意している『フルーツ』は、レーヨン75% + 麻25%からなる刺繍生地で、MFC112の縫製展示品と展開生地サンプルの組合せでご用意しています。

 

ウイリアム モリス フルーツ カーテン 価格 比較 取扱店

フルーツ カーテン サンゲツ 川島織物セルコン リリカラ マナトレーディング 比較

「フルーツ」の場合、サンゲツが刺繍ドレープ、マナトレーディングがプリント、川島織物セルコンとリリカラは織物で展開しています。

こちらは生地の質感と発色がかなり異なりますので、ぱっと見の印象で好みの生地が分かり易いかもしれません。

 

以上、本日はサンゲツの「MORRISCHRONICLES」収録ファブリックのご案内と、他社製品との比較展示のイメージをご案内させていただきました。

店内縫製展示品につきましては、現地採寸時に持参することもできますので詳細はお気軽にご相談ください。

また当社では、ウイリアム・モリスに関連する壁紙塗装モールディング等の装飾材を用いた内装リフォームも自社施工で行っております。

トータルコーディネートのご提案も可能(※事前予約制)ですので詳細はお気軽にお問合せください。

 

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
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ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

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