Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: 「ウィリアム・モリス」

英国調インテリアでのファブリックと壁紙のリニューアル事例。

2024年09月10日

ブラックトーン カーテン 事例 ウイリアムモリス

アーチ型 間仕切り 壁紙 施工

こちらは、英国風・注文住宅での内装と窓回り品のリニューアル事例です。

 

ブラックトーン カーテン ローマンシェード 事例

 

リビング・ダイニングの壁紙には、英国王室御用達ブランドとして知られる・Cole&Sonの輸入壁紙に貼り換え、窓回り品にはウイリアム・モリスのファブリックをご採用いだきました。

広い空間で使用すると一見して無地調に見えるダイヤモンド格子柄の壁紙が上質な空間を作り大柄のファブリックを引き立てています。

 

小空間の水回りは個性的な輸入壁紙で

洗面所 輸入壁紙 施工事例

続いて水回りの壁紙リニューアルでは個性豊かな柄物の輸入壁紙をご採用いただきました。

洗面所では、スウェーデン・サンドバーグ(SAND BERG)社のクラシック柄をご指定いただき、落ち着きのある上質な空間をつくりました。

 

トイレ 輸入壁紙 デザイナーズギルド 事例

1階のお手洗いでは、英国・デザイナーズギルドのモノトーン柄を採用し、ゴールドのアクセサリーを組合わせました。

 

トイレ クラシック科壁紙 事例

2階のお手洗いには、洗面所と同じスウェーデン・サンドバーグ(SAND BERG)社のクラシック柄とアクセサリーの組合せで格調高い空間作りをいたしました。

 

当社の強みは、窓回りと内装リフォームの全般の提案施工を、経験豊富な専任スタッフが一貫して行える点にあり、お客様のこだわりを全力でサポートさせていただきます。

 

 

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https//www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

ミツワインテリア:
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マンションでのクラシックスタイル・インテリアリフォーム事例。装飾モールディング・造作家具の提案施工。

2024年02月06日

マンション 廊下 腰壁

本日ご案内するのは、マンションにおける「装飾モールディング」「腰壁」「造作家具」、「壁紙貼替え」施工を行った内装リフォーム事例です。

玄関から各居室に続く導線となる廊下、LDK、洋室全体に装飾建材の造作や壁紙施工を行い、クラシックスタイルのインテイアを楽しめる土台作りをいたしました。

 

ダイニング・キッチンの装飾施工

ダイニング キッチン 腰壁 装飾モールディング 事例

ダイニング・キッチンエリアは、白を基調にしたクラシックスタイルのデコレーションを装飾建材塗装で仕上げ、アクセントウォールにウイリアムモリスの輸入壁紙を採用しました。

 

リビング・造作飾り棚の提案

マンション マントルピース 造作 事例

マントルピース 装飾モールディング

リビング 飾り棚 造作 事例

続いてリビング側の壁面は、テレビとビルトインタイプの電気式薪カセットヒーター(※遠赤外線電気式暖炉)を据え付けられる飾り棚を、レイアウトと構成部材のご提案を経て造作いたしました。

お客様が希望される様々な装飾建材をふんだんに使用して壁面全体を埋め尽くした「造作家具」です。

 

検討されているカセットヒーターとテレビ画面のサイズに応じたイメージ確認をご案内した結果、42インチTV26インチ・電気式暖炉の組合せで決定

アクセントウォールには煉瓦調のブリックタイルを使用しています。

 

造作棚 テレビ 収納

こちらはお引渡し後テレビを据え付けた様子です。

 

 

各居室の装飾施工

その他の居室では、装飾モールディング、腰壁の施工に併せて、壁紙の貼り替えも行いました。

 

以上、本日はマンションにおける「装飾モールディング」「腰壁」「造作家具」などを加えた内装リフォーム事例です。

ミツワインテリアでは、実際の施工担当者がコーディネートイメージを提案し、実際の施工にあたらせていただいております。
全ての過程を担当者がワンストップで行うため、予約は通年混雑しておりますことご了承ください。

◆当社・「モールディング」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https//www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

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カーテン、ブラインド、スクリーンなど、「窓回り品」の年内受注締切日が迫っています。

2023年12月13日

2023年も残すところ約2週間に迫り、窓回り品を年内に納品するための受注締め切りが近づいています。

既に輸入ブランド(海外取り寄せ)品については年内納めの受注は終了しておりますが、国内メーカー品ついてもブランドによっては締切りが近づいています。

目安といたしまして、オーダーカーテンの受注締め切りが12月18日(月)~20日(水)、各種ブラインドやスクリーン系の製品についても同程度となりますのでご注意ください。

 


 

さて、ここからは本日の納品事例のご紹介です。

ウィローボゥ カーテン プリント

リフォーム後のリビング・ダイニングの窓辺にウイリアム・モリス『ウィローボゥ』のカーテンをご採用いただきました。

 

生地はマナトレーディングが取扱う英国・サンダーソンのプリントファブリック(綿100%)を裏地付縫製で納めて仕立てており、採用色は国内在庫品の2配色より濃色の2番色をご採用いただきました。

 

ウィローボゥ カーテン 取扱店

ウィローボゥ カーテン 価格 比較

以前のブログでもご紹介いたしましたが、ウィローボゥ』の場合、オリジナルである英国・サンダーソンのコットン・プリント以外にも、川島織物セルコンとサンゲツの織物、リリカラの化繊プリントの展開があり、当社ではその全ての縫製展示品をご用意しております。

ぱっと見の柄域に大きな違いはありませんが、生地の厚みと質感、光沢表現は各社独特で、実際の窓辺で掛け較べていただくとお客様が目指すインテリアや家具との調和で最適な生地が良く分かります。

ご希望により各社サンプルをご自宅の窓辺に掛けてイメージ確認をいただくことも可能で、既にウィローボゥ』に限らず他の作品についてもその様な比較を経て本命の生地をご採用いただき好評を得ています。

 

続いて寝室には、フジエテキスタイルのカタログ「PROFILE」収録のイタリア製ファブリック『ヤチヨ』・PF6059をご採用いただきました。

連続した規則的な唐草モチーフを現代的なデザインにアレンジした、モダンとクラシックの印象を併せ持つ生地は、ベース部分はなめらかなサテン組織でドレープ性が良く、モチーフの中は無地調のたたき表現で、変化がある意匠が高級感を醸し出しています。

 

PF6059 GN フジエテキスタイル カーテン

寝室での採用でしたので、遮光1級の裏地を付けて納めています。

 

ロールスクリーン 鳥柄

最後に御手洗の小窓には人気柄のロールスクリーンをご採用いただきました。

近年の傾向として、ロールスクリーンは柄物よりも無地が圧倒的に多く求められるのですが、トイレの様な狭小スペースの窓に柄物の生地を選ばれると程よいアクセントとなって高い演出効果が得られる場合があります。

 


 

以上、本日ご紹介した事例の窓回り品も年末受注の締め切りが近づいております。

新しい年を迎えるにあたり、年内に窓回りを新しくされたいお客様はお早めにご相談いただければと存じます。

 

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サンゲツのモリス カーテン。「モリスクロニクルズ」のご案内と他社製品との比較展示。

2023年11月14日

   モリス カーテン 比較

ミツワインテリアでは、ウイリアム モリスのファブリックを扱う、国内大手4社のカタログと多数の縫製展示品をご用意しております。

 

「ウイリアム・モリス」カーテン取扱いメーカー

従来、ウイリアム・モリスのカーテンを扱うファブリックメーカーとしては、

①  英国・サンダーソン社より「Morris&Co.」のファブリックを直輸入するマナトレーディング。

② サンダーソンデザイングループとのライセンス契約で「モリス デザインスタジオ(Morris Design Studio)」をリリースする川島織物セルコン

があり、以下の事例の様なクラシカルなコーディネートを楽しめる生地を多数ご用意しています。

 

ウイリアム モリス カーテン トータル コーディネート

◆  当社提案事例・マナトレーディング・『イチゴドロボウ』

 

 ウイリアム・モリス 川島織物セルコン カーテン コーディネート

◆  当社提案事例・マナトレーディング・『フルーツ』

 

 


 

しかし2023年に入り、

ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)とのコラボレーションで所蔵作品のデザインアーカイブを扱った「V&A Arts and Crafts」を発表したリリカラ

 

④ サンダーソンデザイングループとの共同開発で、時代を超えて愛されてきたウィリアム・モリスのデザインアーカイブに、現代の嗜好やライフスタイルとの調和を目指したデザインアレンジを施し、新たに誕生したコレクション「MORRIS CHRONICLES(モリスクロニクルズ)」を発表したサンゲツ

が新たに「壁紙」「床材(※サンゲツ)」を加えたバリエーション展開で市場に参入し、大手4社によるモリス争奪戦の様相を見せ始めています。

 

近年になって以前よりモリス製品に関わる版権がゆるやかになったため、競合がせめぎあう混沌とした状況になったわけなのですが、そういった潮流の中で我々専門店にはこれまで以上にメーカーごとのブランド戦略品揃え品質価格など、複合的な価値基準を含む情報を的確に整理し、デジタルイメージや活字では表現仕切れない現物比較を交えたリアル提案ができる場の整備が求められています。

また、モリスのファブリックと組み合わせた壁紙、床材、ペイントなどトータルコーディネートに及ぶ提案ができることも重要な要素となってきます。

 


 

サンゲツ「モリスクロニクルズ」
収録のファブリックとコーディネートアイテム

そして本日ご紹介させていだくのは、2023年7月、(株)サンゲツと英国Sanderson Design Group(SDG社)との共同開発で発売された「MORRISCHRONICLES」です。

“CHRONICLES”(年代記)と銘打たれた同コレクションには、1864年から1912年にかけて作られたモリスのデザインの中から、「いちご泥棒」・「ウィローバゥ」・「フルーツ」など、自然をモチーフとする緻密で美しいデザインアーカイブを、ストーリーや世界観を大切にしながら、シンプルナチュラルなインテリアが多い現代の住宅シーンでも使いやすいデザインにアレンジして商品化されているとのことで、「Morris & Co.」のライセンスとしては、世界で初めて壁紙床材ファブリックを統一テーマで開発し、空間全体でモリスの新たな世界観を楽しむことができるコレクションになっています。

 

ファブリック

 

ファブリックは、代表作の「いちご泥棒」をはじめ、「ウィロー バゥ」「フルーツ」「ブレアラビット」「マリーイザベル」「レスター」計6作品を織物、刺繍、遮光、シアーの織表現で製品化

これにコーディネートカラーの無地レース椅子生地を組み合わせた構成でまとめられています。

 

ミツワインテリアでは収録生地のうち、「いちご泥棒」、「ウィロー バゥ」「フルーツ」「ブレアラビット」「マリーイザベル」を縫製展示品でご用意しており、それぞれの作品単体の確認はもちろん、他社製品との比較を縫製品レベルでご確認いただける場を設けております。

 


 

『いちご泥棒』の縫製品比較

モリスクロニクルズ いちご泥棒 MFC130 MFC131 カーテン 価格 取扱店

当社で展示している「MORRISCHRONICLES」収録ファブリック『いちご泥棒』・織物2配色(※MFC130、MFC131)については240cm丈のカーテン縫製品でご用意しています。

 

ウイリアム モリス  いちご泥棒 カーテン 価格 比較 取扱店

いちご泥棒 カーテン サンゲツ 川島織物セルコン リリカラ マナトレーディング 比較

 

こちらはダークブルー色のMFC130とマナトレーディングのプリント、川島織物セルコンとリリカラの織物を縫製品レベルで比較したディスプレイイメージですが、サンゲツの『いちご泥棒』は、他社の同作品よりも柄域を大きく描き、ヒダを寄せた時に柄が均一に出るようなデザインアレンジになっています。

また、ベースカラーを濃色にする一方で、多彩な色使いの中に上質なメタリックカラー組み合わせるなどのアレンジを加え、現代のインテリアに寄り添う雰囲気に仕上げられています。

こうしたブランドごとの現物比較により、生地の組成、質感、柄リピート、縫製の風合い、価格設定等を含めた違いを理解いただけ、お客様に最適な一品を探し当てるお手伝いが可能です。

 


 

『ウィローバゥ』の縫製品比較

モリスクロニクルズ ウィローボー MFC104 MFC105 カーテン 価格 取扱店

続いて『ウィローバゥ(Willow Boughs)』織物2配色(※MFC104、MFC105)は130cm丈の縫製展示品でご用意しています。

 

ウイリアム モリス ウィローボゥ カーテン 価格 比較 取扱店

ウィローボウ カーテン サンゲツ 川島織物セルコン リリカラ マナトレーディング 比較 

 

「ウィローバゥ」の場合、マナトレーディングとリリカラはプリント、川島織物セルコンとサンゲツは織物で展開しています。

ぱっと見の柄域に大きな違いはありませんが、生地の厚みと質感、光沢表現は各社独特で、実際の窓辺で掛け較べていただくとお客様が目指すインテリアや家具との調和で最適な生地が良く分かります。

 


 

『フルーツ』の縫製品比較

モリスクロニクルズ フルーツ  カーテン 価格 取扱店

「MORRISCHRONICLES」でご用意している『フルーツ』は、レーヨン75% + 麻25%からなる刺繍生地で、MFC112の縫製展示品と展開生地サンプルの組合せでご用意しています。

 

ウイリアム モリス フルーツ カーテン 価格 比較 取扱店

フルーツ カーテン サンゲツ 川島織物セルコン リリカラ マナトレーディング 比較

「フルーツ」の場合、サンゲツが刺繍ドレープ、マナトレーディングがプリント、川島織物セルコンとリリカラは織物で展開しています。

こちらは生地の質感と発色がかなり異なりますので、ぱっと見の印象で好みの生地が分かり易いかもしれません。

 

以上、本日はサンゲツの「MORRISCHRONICLES」収録ファブリックのご案内と、他社製品との比較展示のイメージをご案内させていただきました。

店内縫製展示品につきましては、現地採寸時に持参することもできますので詳細はお気軽にご相談ください。

また当社では、ウイリアム・モリスに関連する壁紙塗装モールディング等の装飾材を用いた内装リフォームも自社施工で行っております。

トータルコーディネートのご提案も可能(※事前予約制)ですので詳細はお気軽にお問合せください。

 

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

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川島織物セルコンの「モリスデザインスタジオ」。『ザ・ブルック』、『スネークヘッド』、『ラークスパア』の新作展示品を入荷。

2022年12月04日

川島織物セルコン  モリスデザインスタジオ 取扱店 販売店 価格

ミツワインテリアでは、川島織物セルコン「MORRIS DESIGN STUDIO」・2022年の新作3作品を丈240cmの縫製品でご用意いたしました。

川島織物セルコンが2000年から20年に渡り定期リリースしている「モリスデザインスタジオ」も、現在では全36作品(70点)の現行コレクションを持つまでに成長しており、当社でもその全ての作品を縫製展示品でご用意しております。

 

「モリスデザインスタジオ」とは。

「モリスデザインスタジオ」とは、ウィリアム モリスのデザインを現代に引き継いだサンダーソン(Sanderson)社(現サンダーソンデザイングループ社)のライセンスのもと、川島織物セルコンが織物だから表現できる圧倒的な色彩の豊かさと立体感を追求し、糸の染色、配色、織設計等の試行錯誤を経て作られたコレクションです。

工芸作品のような織りの緻密さと温もりは、100年以上経った今でも多くの人の心を捉え愛され続けているモリス作品の根底に流れる想いに合致しており、これがロングセラーとして支持され続けている大きな要因となっています。

 

川島織物セルコン  モリスデザインスタジオ ザ・ブルック スネークヘッド ラークスパー 価格 割引

そして今回新たなコレクションに加わったのが『The Brook(ザ・ブルック)』『Snakes Head(スネークヘッド)』『Larkspur(ラークスパー)』の3作品(6配色)です。

 

新作コレクションでも、Morris ならではの大胆な柄に加え、従来の多色感を用いてクラシカルで大らかな雰囲気を表現していますが、その開発コンセプトと作品紹介をメーカーのメイキング動画でご覧いただく事もできますので、ご興味ございましたらこちらも併せて視聴ください。

 


 

作品紹介


『The Brook(ザ・ブルック)』

川島織物セルコン  ウィリアムモリス The Brook ザ・ブルック  MM5901  MM5902 価格 割引

最初にご紹介する『The Brook (ザ・ブルック)』は、ジョン・ヘンリー・ダールの「Brook(小川)」や「Holy Grail(聖杯物語)」のタペストリーからインスピレーションを得た描いたデザインで、MM5901(ベージュ)とMM5902(ダークブルー)の2配色展開をご用意しています。

 

川島織物セルコン  ウィリアムモリス The Brook ザ・ブルック  MM5901 

川島織物セルコン  ウィリアムモリス The Brook ザ・ブルック  MM5902

上の2枚の画像では右側がオリジナルのプリント柄で、左が川島織物セルコンの織物となります。

小川が流れる森に4種の木々と草を食む鹿の親子を配置した印象的なデザインは、モリス・スタジオのアリソン・ギーによるオリジナルプリントを日本の住宅サイズに合うダウンスケールの織り表現で見事に再現しています。

中世のタペストリーならではの特徴であった瑞々しさと美しいディテールを風通織ゴブラン調にアレンジした織のミックスで表現している点が「モリスデザインスタジオ」で手掛けるこの作品の魅力となっています。

 


 

『Snakes Head (スネークヘッド)』

川島織物セルコン Snakes Head スネークヘッド MM5903  MM5904 価格 割引

次にご紹介する『Snakes Head (スネークヘッド)』は、1876年にウィリアム・モリスがデザインした作品で、オリジナルはコットン(綿)地にブロックプリントで作られたファブリックです。

1875年から1877年にかけてモリスは、インドのチンツ(更紗)に代表されるテキスタイルの色や模様の影響を受けて、そのパターンを研究しました。

『スネークヘッド(蛇の頭)』と呼ばれる釣鐘状にモチーフされた「フリチラリア(小判百合)」の花を描いたこの作品では、格調高いモチーフを特徴づける豊かな色づかいを見事に調和してモリスの世界観を表しています。

 

川島織物セルコン ウィリアム・モリス スネークヘッド MM5903

川島織物セルコン ウィリアム・モリス スネークヘッド MM5904

上の2枚の画像では右側がオリジナルのプリント柄で、左が川島織物セルコンの織物となります。

「モリスデザインコレクション」では、スネークヘッドのクラシック柄をオリジナルより若干小さく表現しています。

カラーはMM5903(グレイ)とMM5904(ブルーグリーン)の2配色展開をご用意していますので、是非オリジナルと比較してご覧いただければと思います。

また意匠糸でナチュラル感を加えることにより、シャープな輪郭線としっかりとした色調が印象的なオリジナルの重厚さをおさえて、クラシック感の中にもモダンを感じられる風合いに仕上げています。

 


 

『Larkspur (ラークスパア)』

 

川島織物セルコン Larkspur  ラークスパア MM5905 MM5906 価格 割引

最後にご紹介するのが、前作で遮光生地として加わった『Willowbough BL』に続く遮光として注目される『Larkspur (ラークスパア)』です。

ラークスパアは繊細な花々が渦を巻く葉の間で漂う様に表現されている流麗な人気柄ですでに2つのパターンが紹介されていますが今回これに遮光版が加わりました。

遮光版では意匠糸によりナチュラル感を出し柄をレリーフの様に浮き立たせていてます。

 

川島織物セルコン ウィリアムモリス Larkspur  ラークスパア MM5905 MM5906

MM5905(ベージュ)とMM5906(ライトグリーン)の2配色は控えめな表現と明るめの配色で、ナチュラル感のあるエレガントな雰囲気に仕上げられています。

 


 

以上本日は、川島織物セルコン「MORRIS DESIGN STUDIO」・2022年の新作3作品を実際の展示品とオリジナル生地との比較を踏まえてご紹介させていただきました。

 

ミツワインテリアでは川島織物セルコンが2000年から20年に渡り定期リリースしている「モリスデザインスタジオ」、全36作品(70点)の現行コレクションを大型縫製サンプルでご用意しております。

縫製展示品は店内でご覧いただくだけでなく、お打合せ時に現地へお持ちして実際の窓辺でご確認いただける商談用サンプルとしても活用しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

 

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ウィリアム・モリスのカーテンと相性の良いウッドブラインド。組合せ納品事例。

2022年09月27日

リビング ウィリアム・モリス ウィローボゥ カーテン

本日ご紹介いたしますのは、リビング・ダイニングでの窓周り品の掛け替え事例です。

愛着のある英国・アンティーク家具やオーディオ、書籍に囲まれた空間は照度をおさえた電球の温かみも印象的で、落ち着きと心地良い静寂が感じられました。

掃出窓、腰高窓、出窓と異なる形状の窓が並ぶ窓周りにはこれまで麻のカーテンが掛けられていましたが、今回はカーテン木製ブラインドの組合せでコーディネートすることになりました。

 

 

ウィリアム・モリスの『ウィローボゥ』

ウィローボゥ カーテン おすすめ

ウィリアム モリス ウィローボゥ カーテン 価格 取扱店 販売店

ダイニング側のカーテンにはウィリアム・モリス1887年の作品として知られる『ウィローボゥ』(2番色)をご採用いただきました。

 

ウィリアム モリス ウィローボゥ カーテン 人気

当社では綿プリントと織物の『ウィローボゥ』を縫製サンプルでご用意しており、両方をお持ちして現地でご確認いただいた結果、深みのあるグリーンの発色が際立つ英国・プリント柄をご採用いただいております。

陽射しの強い窓でしたので綿プリントの退色、劣化を予防する目的で遮光裏地を併用しています。

生地の間に空気層を持たせることができる裏地付カーテンは、遮熱や保温などの断熱性能に優れており空調効率の向上も得られるため海外では一般的な位置づけとして浸透しています。

 

寝室の窓にもご採用いただきました。

 

 

ウエスタンレッドシダーの風合いと
低光沢が魅力のJBS「ウッドブラインド」

JBS ウッドブラインド NATURAL LIGHT 301 事例

JBS ウッドブラインド NATURAL LIGHT 301 価格 取扱店 ショームーム

リビングエリアの出窓と腰高窓は、カーテンからウッドブラインドへのリニューアルです。

今回ご採用いただいたのは、木目が細かいカナダ産のウエスタンレッドシダー材を使用したJBS・ウッドブラインドです。

当社にはW1600mm × H2500mm の大型展示品があり、カラーチャート形式でご覧いただけますが、今回は家具との相性の良いNATURAL LIGHT(301)をご採用いただきました。

 

ウッドブラインド アンティーク家具 相性

光沢を抑え独特の色ムラが魅力のスラットはアンティーク家具や革張りのソファとの相性も良く味わい深い窓周りの演出ができました。

 

カーテン ウッドブラインド 相性

カーテンとブラインドの組合せも、インテリア全体の雰囲気を考慮して選ぶと違和感なくそれぞれの魅力を引き出すことができます。

お気に入りの窓周りができ上がりお客様からもご満足をいただくことができました。

 

ミツワインテリアでは、国内外ブランドメーカーのカーテンとウッドブラインドの展示品を多数ご用意して、お客様にとって最適な製品をご案内しております。

東京・神奈川エリアで出張対応しておりますので、ご来店予約、出張ご相談など詳細はお気軽にお問い合わせください。

 

◆ JBS ウッドブラインド」の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/jbs.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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『ブラザーラビット(Brother Rabbit)』のローマンシェードで魅せるアクセント・ウィンドゥの演出。

2022年09月09日

リビング ダイニング ウィリアム・モリス ローマンシェード 事例

川島織物セルコン ブラザーラビット カーテン 取扱店

本日は、ウィリアム モリス・『ブラザーラビット(Brother Rabbit)』のパターン柄をご採用いただいたローマンシェード演出事例のご紹介です。

日本では『ブラザーラビット(Brother Rabbit)』以外でも、『ブレアラビット(Brer Rabbit)』『兄弟うさぎ』の名で知られています。

アメリカ南部のお伽話に登場する架空のうさぎ、ブレアラビットからインスピレーションを受けたウィリアム モリスが1881年にインディゴ抜染のプリント生地として制作した左右対称の鏡合せ模様が特徴のファブリックで、壁紙もあります。

当社では英国製のプリント柄と川島織物セルコン「モリスデザインスタジオ」の織物を縫製展示品でご用意しておりますが、今回ご採用いただいたのは「モリスデザインスタジオ」収録のFF1504(GR)です。

生地の特徴は、兄弟うさぎの愛らしいモチーフ柄部分を風通織(二重織り)によるを立体表現で引き立たせ、シンプルに織りだした柄の合間からのぞくベースに、ツイード調のざっくりとした太番手のカラー糸使うことで、上品な玉虫(シャンブレー)効果が得られるところにあります。

クラシックデザインの中にも、明るいモダンカラーを散りばめることで幅広い世代のインテリアシーンでお使いいただける優しい風合いの生地になっています。

 

こだわりのインテリアに合わせて
こだわりの生地を選ぶ。

今回ローマンシェードを納品させていただいたのはお引越し間もないマンションのリビング・ダイニングの掃出窓です。

ご入居前のリノベーションでは、壁装と建具に英国・Farrow&Ballのペイントを採用され、アクセントウォールにやはり英国・OSBORNE & LITTLEの壁紙を使われていらっしゃいました。

この前提条件のもとお客様が窓周りに求められるイメージは、居室に威圧感を与えない明るめの色柄で、塗装仕上げの壁紙に馴染む自然な風合いの柄物をとのことでした。

 

現地お打合せ時にはモリスの他の作品を含めた候補生地をご覧いただきながら、最終的に『ブラザーラビット』のグレイ色をご採用いただきました。

『ブラザーラビット』はFF1503(O)とFF1504(GR)の2色展開で、使用しているカラーはともにアイボリーオレンジブルーブラウンイエローの5配色ですが、使う色の比率を変えることで異なる表情に仕立てられています。

 

川島織物セルコン ブラザーラビット FF1504 GR

『ブラザーラビット』・FF1504(GRの場合、表出される柄にアイボリー、メインカラーにブルー、わずかなイエロー、オレンジ、ブラウンを混ぜることで、全体としてグレイッシュな表情となりつつも、見る角度によって温かみのある色調に変わる玉虫効果が得られるユニークな生地になっています。

縦糸・横糸の色を違えて、表裏に反対の模様が出るようにした二重組織の「風通織り」が醸し出す味わいと相まって、お客様がこの生地を選ばれる決め手になりました。

 

 

ローマンシェードの畳み代と柄取りにこだわる。

今回、窓周りスタイルの組合せとしては、ローマンシェードを前幕に配し、ベランダへの手軽な出入りができる両片開きのレースカーテンを後幕に組合わせています。

 

ローマンシェード 柄指定

こだわりポイントはこちら。

日中は、ローマンシェードを畳み上げてレースカーテンをメインに使用するのですが、その際に完全に畳み上げた生地の表面にうさぎの柄が楽しめる柄指定をして納めています。

 

ダイニング ローマンシェード

ダイニング側窓の日中の納まり。

遮光裏地は併用していないので日中に幕体を降ろした時はブラザーラビット全体の柄域が判りにくいですが、畳み上げた上部は背後の生地が遮光の役割を果たすため柄がはっきりと楽しめます。

 

そしてお客様からご提供いただいた夜間の様子がこちら。

 

『ブラザーラビット』は壁紙にも存在しますが、ローマンシェードとして仕立てることで、窓辺がアクセント・ウォールならぬ、アクセント・ウィンドゥとして楽しむことができます。

 

リビング ローマンシェード おすすめ 人気

ウィリアム・モリス ブレアラビット ローマンシェード 事例

こちらはリビングエリアの日中と夜間の表情です。

 

以上、今回も生地の選定からスタイル構成まで、お客様のご希望を汲み取りながら、こだわりのお部屋に合った生地のご紹介と納めをご提案させていただきました。

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
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