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FUGA・調光ロールスクリーン。「入隅」・「出隅」コーナーがあるクランク窓での採用事例。

2024年02月29日

FUGA 調光ロールスクリーン クランク窓 事例  

こちらは、サンルームのある総幅: 6.5mのクランク窓に調光ロールスクリーン『FUGA』収録の「アドバンスドコレクション(AC)」より、オフホワイト色(AC-1303)を5分割設置でご採用いたいた事例紹介です。

コーナー部分に「入隅」「出隅」混在するクランク窓に調光ロールスクリーンをご提案する場合、窓の特性に沿ったご提案をする必要がありますので、今回はその解説を加味した事例紹介となります。

 

「入隅」と「出隅」が混在するクランク窓

こちらは、お客様からご相談いただきました資料をもとに行った現調の様子。

 

調光ロールスクリーン クランク窓 入隅 出隅

最終的な納めは上図の様な5分割設置の納まりとなりましたが、リビング側の出入り窓とサンルーム側のL字窓が一体化したクランク窓となっているため、「入隅」「出隅」が混在し、更に①②側窓と③④⑤側窓の間に35cm程度の「段差」が存在する変形構成となっていました。

 

スクリーンの調光段階で生地側面の形状が平面から立体構造に変化する調光ロールスクリーンの場合、とりわけ「入隅」「出隅」勝ち負け配置の提案は窓が位置する間取り、方位、プライバシー性を考慮した提案が必要となります。

 

「出隅」側の納め方。

調光ロールスクリーン 出隅 コーナー窓 事例

こちらは今回ご採用いただきました「出隅」側の納まり。

 

調光ロールスクリーン コーナー 勝ち負け

FUGA 調光ロールスクリーン 出隅 勝ち負け

LD側からに正対する側の製品を「勝ち側」配置にすることで、生活動線の中でスクリーン間で生じる隙間と光の流入を目立たせなくする納めとしています。

また、事例では勝ち負け双方の操作コードを出隅に関与させず、また「勝ち側」のスクリーンのボトムレールをヘッドボックスの手前で自動停止させるオプション・リミッター機能を併用することで、スクリーン間の隙間がより狭くさせています。

 

「入隅」側の納め方。

調光ロールスクリーン 入隅 コーナー窓 事例

続いてこちらが今回ご採用いただきました「入隅」側の納まり。

FUGA 調光ロールスクリーン 入隅 コーナー窓 事例

ご覧の様に調光ロールスクリーンを「入隅」で配置する場合も、スクリーン全閉時に生じる隙間が最大となるため、勝ち負け配置には注意が必要です。

こちらもサンルームに正対する側の製品を「勝ち側」配置にすることで、スクリーン間で生じる隙間とプライバシー性に配慮した納めになりました。

 

FUGA独自の調光機能について。

最後に、調光ロールスクリーン全般の操作イメージと『FUGA』独自の調光機能の説明をさせていただきます。

まず、操作コードを引き下ろすと、一般的なロールスクリーンの様に平面的な状態でスクリーンが下降し、最下位置付近までスラット全閉状態が維持されますので、日照調整やプライバシー調整行う際はこの範囲で調光を行います。

 

FUGA 調光ロールスクリーン コーナー窓 事例

続いて、全閉状態下降したスクリーンのスラットが最下位置付近から徐々に開き始め、全開状態ではスラットが手前側に90°開きます
ここまでの開閉イメージは他社製品を含めて同一ですが、FUGAではその先にある調光機能を使うことが可能です。

 

FUGA 調光ロールスクリーン 開いたまま上げる

FUGAではスラット全開状態に達した操作コードを更に引き続けると、スラットの開きを維持したまま更にスクリーンを引き上げることが可能で、今回の様にテラスに面した窓辺での開放感を高めることが可能です。

以上、本日は調光ロールスクリーン『FUGA』の機能解説をクランク窓での採用事例を交えてご紹介させていただきました。

 


 

調光ロールスクリーンの展示品を多数ご用意

調光ロールスクリーン メーカー 比較 人気

 

ミツワインテリアでは、WIS『FUGA』を始め、ハンターダグラス『シルエットシェード』ニチベイ『ha・na・ri(ハナリ)』タチカワブラインド『ルミエ』、トーソー『ラクーシュ』、ノーマン『パーフェクトシアーシェード』など、国内で販売されている、調光ロールスクリーン(複層構造タイプ)の展示品を大小15点以上取り揃えております。

 

電動 調光ロールスクリーン 比較

電動製品も取扱い各社の主要製品を取り揃えておりますので、可能であれば是非現物をご覧いただき、お客様にとって最適な製品選びにお役立ていただければ幸いです。

また、ご来店が難しいお客様に置かれましても図面やお写真から判断した設置のご相談や参考お見積りのご案内まで対応し、必要に応じて現地お打合せ時に現物サンプルの持参にも対応いたしますので、詳細はお気軽にご相談ください。

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

ミツワインテリア:
 https://www.mitsuwa-i.com/

 

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タチカワブラインドの電動ハニカムスクリーン・「ホームタコス ブレア」。製品の特長と展示品の紹介。

2023年06月19日

本日は、今年5月より新たな製品ラインナップとして加わった、タチカワブラインドの電動ハニカムスクリーンより「ホームタコス ブレア」の魅力と特徴を当社展示品を交えてご紹介させていただきます。

 

タチカワブラインドの電動ハニカムスクリーン、
「ホームタコス ブレア」の魅力と特徴。

 ミツワインテリアでは、電動ハニカムスクリーン「ホームタコス ブレア」を展示品でご用意しています。

「ホームタコス ブレア」は、採光または遮光セルのシングルスクリーンを使用した製品で、その他プリーツスクリーンのシースルーを上下いずれかに組合せたツインスクリーンの「ホームタコス ブレア ペア」もございます。

 

どちらも製品幅: W510~W3000mm、製品高: H300~3000mm、最大製作面積:  7.5㎡(※遮光ペアは6.0㎡以内)までと、幅広い窓環境に対応しており、また、高所窓、複数窓、お子様から高齢者に配慮した安全・手軽な操作性が特徴です。

 

電動ハニカムスクリーン ホームタコス ブレア タチカワブラインド

 

奥行き66mmの本体(※取付金具含む)にコントローラ(モーター、制御装置)を内蔵させたコンパクトな設計が魅力で、部品色も幅広いインテリアを想定した全8色の組合せをご用意しています。

 

ホームタコス ブレア 電動ハニカムスクリーン 展示品 取扱店

導入にあたり海外への輸出を想定していない国内メーカー品のメリットとなる、AC100V用のすっきりした形状の電源プラグを採用(※海外ブランドの場合はACアダプターを採用)しているため、電源周り配線をすっきりとまとめることができます。

電源コードも0.5m、1m、1.5m、2m、2.5m、3.5m、5mから選択することができ、多少の余剰コードはヘッドレール内に収納できるという施工上の配慮を持たせた設計がこの製品の魅力となっています。

 

電動ハニカムスクリーン 電源分岐ジョイント

また、他社にない特徴の1つとして、複数台の製品取付に便利な電源分岐ジョイントのオプションを用意しており、コンセントに接続する1台目の製品は右側電源コードを必要といたしますが、2台目以降の製品はコンセントの用意が無くても電源分岐ジョイントを経由した電気供給も可能で、製品の個別・一斉操作にも対応いたします。

 

 

「リモコン」はRF方式と赤外線方式をご用意。
併用も可能で赤外線方式はIOTにも対応。

電動ハニカムスクリーン タチカワ リモコン

電動・ホームタコス ブレアのリモコンには、電波(周波数)を用いたRFリモコンと持出し受光部に向けてコマンドを送信する赤外線リモコンを用意しており、2つのリモコンを併用できる製品仕様も存在します。

 

RFリモコンのメリットは、指向性を持たない電波(周波数)を用いているため通信到達距離20mと長く、赤外線の反応に影響を及ぼす可能性のある直射日光の当たる場所や高温の熱源や照明装置付近での操作に支障が無い点が挙げられます。

さらに最大8台(※グループ登録は最大20台まで可能)の個別操作と一斉操作を自在に行える点もRF方式の長所とされています。

デメリットとしては、リモコンの価格が赤外線方式よりも割高であること、外出先からの操作やタイマー機能を有する家電リモコンやスマートスピーカーを経由したIOTに対応していない点などが挙げられます。

 

赤外線リモコンのメリットは、リモコンの価格がRFより手頃であることや、タイマー機能を有する家電リモコンやスマートスピーカーを経由した屋内外でのIOTに対応している点が挙げられます。

またホームタコスの場合は赤外線リモコンに限り、スクリーンの上限・下限位置以外にもお好みの位置でスクリーンを停止できるフリーポジションボタンの機能が備わっている点もメリットとなります。

反面、通信到達距離9.5m(※持出し受光部使用)がRFより短いことや、操作時に直射日光や熱源、照明など周辺環境の干渉を受けやすい点、直線的な指向性を持つ赤外線を使用するため、複数台の一斉操作が難しい点がデメリットとされています。

 

この様にRF方式と赤外線方式の長所・短所が存在することを考慮して、タチカワブラインド製品では「RFリモコン操作(赤外線リモコン併用操作)」という製品仕様もご用意しています。

当社展示品もこちらの仕様を用意していますが、感度の良いRFリモコンを使用しつつ、赤外線リモコンと持出し受光部を別途用意することでタイマー機能を持つIOTにも対応させたいというニーズに応える製品となっています。

 

生地は全点「防炎加工品」。
高層マンションでの採用にも対応。

最後に、タチカワブラインド「ホームタコス ペルレ」及び「ホールタコス ペルレ ペア」で使用される生地の全ては防炎品です。

 

「メライト(採光)」は、全8色展開、「メライト遮光」は全6色展開でセルサイズは共に45mmです。

 

「ホールタコス ペルレ ペア」でコーディネート可能なシースルー「エテルノ」は、プリーツスクリーンの25mmレースで防炎品です。

ハニカムスクリーンのシースルーは非防炎のみとなってしまうため、タチカワブラインドではシースループリーツスクリーンに代用することで高層マンション商業施設など防炎品が求められる空間を想定した製品ラインナップとしています


 

以上、本日は断熱性に優れたタチカワブラインドの電動ハニカムスクリーン・「ホームタコス ブレア」の魅力と特徴を当社展示品を交えてご紹介させていただきました。

ハニカムスクリーンは夏場の遮熱対策、冬場の保温対策に役立つ窓回り品として近年ますます注目されておりまして、ミツワインテリアでは、タチカワブラインド、ハンターダグラス、ノーマン、ルーセントホームの電動ハニカムスクリーンを展示品で用意しております。

各製品ごとに特長がございますので、ご来店の際は是非比較をいただき最適な製品をお選びいただければと存じます。

 

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

 


 

併せて読みたい関連情報

 

ニチベイ レフィーナ 電動式

⇒ニチベイ・『レフィーナ』電動式 製品紹介

 

ノーマン 電動ハニカムスクリーン 取扱店 東京 神奈川

⇒ノーマン・「電動ハニカムスクリーン」製品情報

 

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NORMAN(ノーマン)の電動ハニカムスクリーン。シングルスクリーンとツインスクリーンの併用事例。

2022年09月15日

階段 吹抜け窓 電動 ハニカムスクリーン

本日は階段の吹抜け窓でご採用いただいた、NORMAN(ノーマン)電動ハニカムスクリーンの納品事例をご紹介させていただきます。

 

 

電動シングルスクリーンとツインスクリーンの組合せで。

ノーマン 電動 ハニカムスクリーン シングル ツイン 比較

階段のコーナーを挟んで左右に配置されている吹抜け窓にご採用いただいたノーマン電動ハニカムスクリーン

各窓の右側に専用のコンセントをご用意いただき、強い西日の入るコーナー右側の2窓には採光セルの電動シングルスクリーンを、隣家とのプライバシー対策も必要なコーナー左側2窓にはシースルーを含んだ電動ツインスクリーンをご採用いただきました。

 

 

 

階段のコーナー周りには段差やエアコン、関節照明などの障害物がありましたが高所足場の設置で対応しています。

 

吹抜け窓 電動 ハニカムスクリーン おすすめ 人気

納品後の様子。

電動ハニカムスクリーン専用のコンセントは各窓の手前側(天井)に必要ですが、建築時の対応で事前にご用意いただいております。

 

ご採用いただいた採光ハニカムのセルサイズは、シングル、ツイン共に62mmダブル、セルカラーは温かみのあるC2505(マリーゴールド)です。

こちらの4窓は1つの専用リモコンで個別操作一斉操作が可能ですが、シングルスクリーンとツインスクリーンの違いがありますので、個別のチャンネル設定は発注時に指示していますが、昇降の細かい設定は現地で設定しています。

 

 

ハニカムスクリーン 取扱店 専門店

今回現地で設定した、シングル&ツインの昇降操作の様子は動画でご覧いただけますが、動画ではイメージが判りにくいと感じられるお客様のために、当社ではノーマンをはじめ取扱いメーカーの電動ハニカムスクリーンの展示をご用意しております。

 

 

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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