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カテゴリー別アーカイブ: ロール・スクリーン

ハンターダグラス「シルエットシェード」電動パワービュー。設計段階から考える電源を隠蔽する納め方。

2022年05月11日

ハンターダグラスの電動調光ロールスクリーン
『シルエットシェード』パワービュー

ハンターダグラス シルエットシェード 電動タイプ 事例ブログ

注文戸建住宅のコーナー窓に、ハンターダグラスの電動調光ロールスクリーン、『シルエットシェード』パワービューをご採用いだきました。

 

ハンターダグラス シルエットシェード パワービュー 事例ブログ

キッチン シルエットシェード

L字形状でつながっているリビングとダイニングエリアの各窓にそれぞれ2台、合計4分割でパワービューを設置してリモコンで、個別グループ一斉操作ができるようにしています。

 

 

電源と接続部材は天井裏に隠蔽して納める。

電動 調光ロールスクリーン 電源

シルエットシェード 天井付

今回の納品では設計段階から、コンセントタイプのACDCアダプター電源コード、電源分岐器であるデイジーチェーンを露出させないために最小限必要な収納スペースを製品取付位置上部の天井面にご用意していただいて納めています。

 

ご覧のとおりこれらの電源部材は部材は結構大きいためこのスペースを用意できない場合は製品周辺に専用コンセントをご用意いただくことになるため、ハンターダグラス製品のコンセントタイプを導入する際は注意が必要です。

 

 

3インチのスラットをご採用

シルエットシェード ホワイトダイアモンド 3インチ

今回ご採用いただいた生地は、人気色のWHITE DIAMOND(ホワイトダイヤモンド)と大開口窓におすすめの3インチスラットの組合せです。

 

シルエットシェード 3インチ 見え方 

シルエットシェード プライバシー

続いて調光とプライバシー調整のイメージです。

採光生地を使用しているので、スラットを閉じた時に重なり合う生地の陰影が美しいのが調光ロールスクリーンの特徴です。

 

最後に操作の様子を動画でご案内させていただきます。

 

シルエットシェード 取扱店

ミツワインテリアでは、ハンターダグラス『シルエットシェード』をはじめ、WIS『FUGA(フーガ)』、ニチベイ『ha・na・ri(ハナリ)』、トーソー『ラクーシュ』など各社調光ロールスクリーンを窓辺に配置してり店内外からご覧いただける展示をしています。

また展示品をお持ちした出張対応にも対応しており、スラットを開けた状態でも、室内側から80%近い視界が得られると言われる開放感に富む『調光ロールスクリーン』の魅力をご自宅の窓辺でご覧いただくことも可能ですので、詳細はお気軽にご相談下さい。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア:
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IoT対応の電動ロールスクリーン。ニチベイ・サイレント電動式「マルチIR仕様」でスマートホームを。

2022年04月13日

Iot対応 電動ロールスクリーン ニチベイ サイレント電動式 マルチIR仕様

こちらは、リモコン操作に加えて屋内外でのスマートフォン操作を可能にした、ニチベイ・サイレント電動式ロールスクリーン「マルチIR仕様」の納品事例です。

吹抜けにある4連FIX窓を覆う様に2分割の正面付で納めました。

 

高所 吹抜け 電動ロールスクリーン 設置 事例

吹抜け窓 Iot対応 電動ロールスクリーン おすすめ 人気

2分割の電動ロールスクリーンを分岐配線で同期させて1つのコンセントに集約させる工事のため十分な施工スペースが欲しいところでしたが、玄関の吹抜窓の周辺には暖炉、梁、段差など取付上の障害物が多いため、今回は高所用作業台と特殊梯子を併用して設置しています。

 

赤外線操作の電動ロールスクリーン
ニチベイ「サイレント電動式」マルチIR仕様

Iot対応 電動ロールスクリーン ニチベイ 人気 比較 取扱店

写真左が今回ご採用いただいたニチベイの「サイレント電動式」ロールスクリーンのマルチIR仕様で、写真左が同仕様の調光ロールスクリーン『ha・na・ri(ハナリ)』の当社展示品です。

 

吹抜け窓 高窓 電動ロールスクリーン コンセント 位置

今回ご採用の窓も天井付と壁面付の相違はありましたが、展示品と同じ分割案であったため打合せはスムースに運びました。

ニチベイ製品の場合、オプションの「電源ジョイントボックス」「電源ジョイント」に接続することで最大8台までの製品を1つのコンセントで動かすことができます。

 

電動ロールスクリーン スマホ対応 ニチベイ タチカワブラインド トーソー 比較

また当社では、国内大手3社(ニチベイ、タチカワブラインド、トーソー)の電動ロールスクリーンを展示品で比較していただく環境を用意しています。

電動ロールスクリーンの操作方式には、専用リモコンを使って電波で操作する「RF仕様」と、赤外線リモコンを製品本体の受光部に向けて操作する「赤外線仕様」があり、展示品ではニチベイの「サイレント電動式」マルチIR仕様と、タチカワブラインド「ホームタコス ラルク」トーソー「マイテックAT」の赤外線操作仕様を実際に操作体験いただくことができます。

電動ロールスクリーンの歴史は赤外線仕様から始まりましたが、赤外線の送受信距離が5~10m(※メーカーにより異なる)と短く、また送受信における指向性を必要とするため複数製品の一斉操作が難しいといった短所があるため、吹抜け窓や複数の製品を一斉操作する必要のある環境では、受信距離が20~30mと長い電波を使用した後発の「RF仕様」が需要を伸ばしてきました。

 

スマートスピーカー スマートリモコン 電動ロールスクリーン おすすめ

しかし近年、赤外線送受信を中継する安価な「スマートリモコン」「スマートスピーカー」が普及しloT家電に対応し始めると、国内大手3社も足並みを揃えて赤外線操作の電動ロールスクリーンを始めとするIoT対応の窓周り品を発売するようになり、この流れがインテリア市場の新しい選択肢として認知され始めています。

 

 

IoT対応家電を使ったスマートホーム

電動ロールスクリーン IoT 赤外線 仕組み

IoTやAIなどの情報技術を使って便利で快適な暮らしを実現した家のことをスマートホームと呼び、導入により個人のニーズに寄り添った家を手に入れることができます。

モノがインターネットとつながるIoT対応家電の恩恵として、ご家庭や職場のWifi環境「スマートリモコン」などのデバイスをお手持ちのスマートフォンタブレット端末と連携させることで、様々な家電を外出先からでもリモコン代わりに遠隔操作できるようになりました。

また、Amazon、Google、Appleを筆頭としたAI搭載の「スマートスピーカー」と連携した音声操作にも対応するようになり、これらの導入により家電操作の選択肢をユーザーが広範囲に選択できるようになったといえます。

 

スマートフォンをリモコン代わりに。
タイマーの設定や外出先からの遠隔操作

電動ロールスクリーン スマートリモコン おすすめ メーカー

ニチベイ、タチカワブラインド、トーソーが取扱うIoT対応製品に推奨される家電コントローラー(※赤外線信号対応製品)が幾つか紹介されていますが、当社展示品では各メーカーが1番手で推奨しているラトックシステムの家電コントローラーをWifiに接続した赤外線通信でデモンストレーションを行っています(※要予約)。

ラトックシステムの『スマート家電リモコン』は、4.5cm四方のコンパクトなスマートリモコンでありながら、赤外線の見通し有効範囲(飛距離)が最大30mと長く、離れた窓周り品にもしっかりリモコン信号を届けられることと、学習機能による設定で「開閉」、「昇降」以外の機能(※回転など)が追加できる点が評価されています。

また、搭載している「温度」、「湿度」、「明るさ」センサーを使った遠隔操作、IFTTTに対応したスマホのGPS機能を利用した操作、Googleアシスタント、Alexa、Siriといった音声アシスタントと連携できる点がおすすめポイントとなっています。

 

電動ロールスクリーン スマホ アプリ 画面 設定

 

当社ではニチベイ、タチカワブラインド、トーソーが取扱うIot家電を合計12機種展示していますが、そのすべてを1つの家電コントローラーアプリに統合して管理しています。

幾つもの専用リモコンを使い分ける必要がない利便性もありますが、屋外からでも「室温」「湿度」「明るさ」の状況を把握できる機能は外出先から遠隔操作をするうえでの参考となります。

 

 

電動ロールスクリーン 温度設定 湿度設定

家外設定では、室温や湿度が設定数値より一定度合い上下した際にコマンドを指令できる見張り機能が役立ちます。

 

 

電動ロールスクリーン タイマー設定 予約 おすすめ 人気

タイマー設定では、単発の日時指定から曜日を含めた詳細指定まで製品の昇降を自動予約するする機能があります。

これは製品の専用リモコンには搭載されていない家電コントローラーならではの機能ですので、外出先のみならず自宅で使用される場合にも重宝します。

 

吹抜け窓 電動ロールスクリーン 2分割

以上、本日はニチベイ・サイレント電動式ロールスクリーン「マルチIR仕様」の納品事例を、赤外線を使用するIot、スマートホームとの関連でご案内させていただきました。

 

IoTに対応した電動窓周り品の中には、本日ご紹介した汎用のスマートリモコンを使用した「赤外線仕様」ではなく、室内のインターネット環境と中継させた独自周波数の電波で家電に指令を飛ばす製品専用のスマートハブを使用するタイプもあります。

当社にも展示品がありますが、一例としてハンターダグラスの製品やナニックのウッドブラインドは電波を使用した「RF仕様」でIotに対応しており、これらは赤外線が届かない位置にある製品の操作も全方向に指向性を持つ電波でカバーできるという特徴を持ちますが、専用ハブが高額で他の家電や電動窓周り品との互換性がない、製品によっては屋外操作のバリエーションが少ないなどの短所も存在しますので改めてご紹介させていただきます。

 

最後に、ニチベイ・サイレント電動式ロールスクリーン「マルチIR仕様」の動画をご案内して本日のご案内を終わらせていただきます。

ご入居前の段階ではまだインターネット環境が整備されてされていないケースが多いですが、これからIot対応の窓周り品を検討されているお客様の参考になれば幸いです。
(※Wifiへの接続、スマートリモコン、スマートスピーカー等への設定はサポート対象外となりますので予めご了承ください。)

 

 

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電動「調光ロールスクリーン」と「ウッドブラインド」を組合せたこだわりのコーディネート事例。

2022年02月04日

調光ロールスクリーン ウッドブラインド 組合せ 相性

こちらは、リビング・ダイニングの窓辺に調光ロールスクリーン『FUGA』ウッドブラインドをご採用いただいた組合せ納品事例です。

 

木製家具や棚板と調和する「木製ブラインド」。

ダイニングエリアの横長窓には、周辺のテーブルやディスプレイ棚との相性の良いウッドブラインドをコーディネート。
ただし茶系とはせずに、壁や大開口窓でご採用いただいた調光ロールスクリーンの生地色に近いホワイトのペイントの塗りつぶしを合せました。

 

紫外線カット機能の高い「調光ロールスクリーン」。

バルコニーに面したコーナー窓には、スクリーン越しに明るい採光が得られる、調光ロールスクリーン『FUGA』をご採用いただきました。

ウッドブラインドに近い表情を持っていますが、スラットを閉じてもLDで使いやすい明るく柔らかな採光が得られます。

 

調光ロールスクリーン ウッドブラインド 比較 違い

また、採光生地の前後にシースルーを配することで、眺望を楽しみながらも80%前後のUVカット効果が得られるのも調光ロールスクリーンならではの特徴です。

 

 

「FUGA」充電式コードレス電動タイプ
『Eco Rimo(エコリモ)』とは。

FUGA 調光ロールスクリーン 電式コードレス電動 エコリモ 事例

出入りを頻繁に行うダイニング側の出入窓は、手早く昇降操作のできるループコード式を採用しましたが、窓枠下に収納棚を造作したリビング側の窓は基本的に出入りを行わないためモコン操作の電動タイプをご採用いただきました。

 

調光スクリーン「FUGA」ではコンセントに電源コードを差し込む電動タイプもありますが、今回ご採用いいただいた『Eco Rimo(エコリモ)』は製品本体にリチウムイオンバッテリーを内蔵した充電式の電動調光ロールスクリーンです(※1つのリモコンで最大15台まで操作可能)。

ミツワインテリアでは店内でのイメージ確認はもちろん、現地お打ち合わせ時に持参できる展示品をご用意しています。

エコリモは電源不要(コードレス)のため、窓周りに専用コンセントの無いマンションや戸建て住宅でも手軽に導入することができます。
ヘッドレールの形状も手動タイプと同一で、今回の様に手動と電動を併用したいといった導入シーンでの採用も想定した製品です。

またヘッドレールの互換性を利用して現在ご使用中のFUGAを将来的にエコリモに仕様変更することも、エコリモを手動にすることも可能です。

 

 

最後にエコリモの操作動画です。

以上、本日はウッドブラインドと調光ロールスクリーンの組合せ納品事例を、電動製品の解説を交えご紹介させていただきました。

 

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一般住宅にも導入し易い、ニチベイのロールスクリーン「小型ガイドレールタイプ」納品事例。

2022年01月28日

ガイドレールタイプ 遮光 ロールスクリーン 住宅 事例

本日はロールスクリーンで行う、効果の高い寝室の遮光対策をご紹介させていただきます。

 

 

 

近年、ホテルなどの宿泊施設で見かけることが多くなったガイドレールタイプの遮光ロールスクリーン

手動タイプから電動タイプまでご用意があり、カーテンやレースの内側に用意することで、遮光性能の高い生地との組合わせればシッャターを閉めたような暗さを得ることができます。

事例でご紹介している製品は、ニチベイの「小型ガイドレールタイプ」で、一般住宅の窓辺でも採用しやすいコンパクト性が特徴。

この製品が今回の事例では活躍しました。

 

 

ニチベイの高遮光ロールスクリーン
「小型ガイドレールタイプ」納品事例。

こちらは通りに面した引き違い窓での納品後の様子。

天井ボックス内には、日中のほど良い透過性「遮熱&ミラー」効果を得られるあるシースルー・ロールスクリーンを取付けました。

 

ニチベイ 小型ガイドレールタイプ ロールスクリーン 事例

続いて窓枠内に「小型ガイドレールタイプ」ロールスクリーンを設置。

こちらの窓枠には100mmほどの有効奥行きがありましたので問題なく取付けることができました。

 

採用生地は、遮光性の高い『オルパBC』よりグレイを合せています。 

 

 

チェーン操作の「オペレーターハンドル」の干渉

気を使ったのが、お打合せ当初からの懸念となっていたベッドボード上にある高所用横すべり出し窓の納めです。

型ガラスでしたのでシースルーは不要でしたが、室内側に突き出しているチェーン操作のオペレーターハンドルで窓の開閉を行う仕様になっていました。

 

ニチベイ 小型ガイドレールタイプ ロールスクリーン 高窓

通常こういった状況では窓枠内にロールスクリーンは付けられませんが、今回は「小型ガイドレールタイプ」の遮光ロールスクリーンを付けました。

 

納め方の種明かしをすると、オペレーターハンドルのシャフトはネジ止めでサッシに固定している構造になっているので、注意して使用すればビス固定をせずに、都度ハンドルを抜き差しして換気することが可能だったのです。

 

吹抜窓など手の届かない高所窓ではNGの提案ですが、今回は一応背伸びすればオペレーターハンドルに触れられる届く程度の高窓であったため、最終的にお客様判断でご希望を確認したところ、こちらの高窓は換気よりも遮光性を重視したいということでした。

換気の際にオペレーターハンドルの取付と慎重な操作をしていただことで、ご希望を最優先した遮光性の高い窓辺を作りあげることができました。

 

最後に実際の動画でのご案内です。

室内照明を消して引戸を閉めると無事に真っ暗になったので安心いたしました。

 

***編集追記***

ニチベイ ロールスクリーン 小型ガイドレールタイプ 展示 取扱店

ニチベイ・ロールスクリーン「小型ガイドレールタイプ」の展示品を入荷致しました。

店頭でのご案内はもちろん、現地お打合せ用としてもご活用いただけます。

 

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ニチベイ『レフィーナ25』アップダウンスタイルとシースルー・ロールスクリーンの組合せ納品事例。

2021年08月28日

ニチベイ レフィーナ25 アップダウンスタイル ハニカムスクリーン 事例

アップダウンスタイル ハニカムスクリーン シースルー トップオープン

こちらは海辺の高台から臨む眺望豊かな西向きのリビング・ダイニング窓に、ハニカムスクリーンのアップダウンスタイルと、開口時の眩しさ対策としてシースルーのロールスクリーンを組合わせた納品事例です。

 

ニチベイ『レフィーナ』・アップダウンスタイル。
メリットと採用にあっての注意点

今回ご採用いただいた製品は、ニチベイのハニカムスクリーン「レフィーナ25・アップダウンスタイル」

「アップダウンスタイル」とは、1枚のスクリーンの上部と下部を自由に上げ下げすることで採光、通気、視線をコントロールできる操作仕様のことで、ハニカムスクリーンを検討されるお客様の中でこのスタイルを希望されるお客様も少なくありません。

 

ニチベイ レフィーナ25 アップダウンスタイル

本事例紹介での「アップダウンスタイル」の使用イメージ。

こちらの窓での主目的は「アップダウンスタイル」の上部開口(トップオープン)によって、断熱と外部からのプライバシーを適度に遮りながら気に入った景色だけを切り取る様に楽しむことでした

「アップダウンスタイル」最大の魅力は、透過性が低減するシースルーのプリーツスクリーンやハニカムスクリーンというフィルターを透さないダイレクトな景観美を楽しむことができるという点にありますが、注意点として開口部での断熱、日照調整ができないため、強い陽射しが入る窓ではせっかくの晴れた日になかなかトップオープンで景色が楽しめないという問題があります。

 

ハニカムスクリーン トップオープン 魅力

そこで、季節や天候に関係なく外の視界を得ながら断熱と陽射しの眩しさを緩和させたい場合は、プリーツスクリーンやハニカムスクリーンのシースルーを組合わせた「ツインスタイル」を選択する必要があるのですが、お客様の希望は「トップオープンスタイル」で楽しむ窓辺でした。

とはいえ海からの西日が強いこちらの窓では、とりわけ快晴の日の午後の西日や太陽高度の低い冬場の陽射しが眩しいしいということで、「アップダウンスタイル」の導入にあわせてグレア対策を講じることになりました。

 

ロールスクリーンのシースルーでグレア調整。
空と海のブルーと相性の良いブラックを組合わせて。

今回の「アップダウンスタイル」をサポートする西日対策、グレア対策としてご採用いただいたのが、同じくニチベイのロールスクリーンに収録されているブラックのシースルーです。

 

シースルー ロールスクリーン ブラック

『ステラ』という2配色展開のシースルーは遮熱レースではありませんが、ブラック色は紫外線を70%以上カットでき、陽射しが強い時間帯でもスクリーンが白い生地の様に乱反射しにくいという特徴があるため、こちらのロールスクリーンを窓枠内に取付けることになりました。

 

ハニカムスクリーンとロールスクリーンの納まり。

「アップダウンスタイル」のハニカムスクリーンは壁面付として、フルオープン時はロールスクリーンが隠れて見えにくい様に設置しています。

 

トップオープン ハニカムシェード 人気 おすすめ

「アップダウンスタイル」でのトップオープン時(※シースルー無し)はお客様が一番気に入っている使い方です。

午前中や曇りの日であればシースルーは不要ですが、陽射しが強くなる午後や太陽高度が低い冬場はシースルーが欲しくなるため、ここでブラック・シースルーの登場です。

 

トップオープン ハニカムスクリーン シースルー

シースルを水平線に合せる様に併用した様子。

ご覧の様に、空の部分にブラック・シースルーを降ろしていますが、生地が眺望の持つ魅力と空の青さををさほど損っていない様子が判ります。

それでいながら、床に差し込んでいる陽射しの反射は軽減しています。

 

トップオープン 眩しくない

アップダウンスタイル ハニカムスクリーン 海辺 湘南

トップオープン部分にブラック・シースルーを組みこんだ併用状態です。

プリーツ(折り目)のない平面的な表情が魅力であるロールスクリーンを使用することで、透過性を保ちながらじりじりとした暑さと陽射し眩しさを効果的に抑えることが出来ました。

 

就寝時、外出時はハニカムスクリーンを全閉すこことで、製品の持つ断熱性能を最大限に引き上げることが出来ます。

以上、本日はハニカムスクリーンのアップダウンスタイルと、開口時の眩しさ対策としてシースルーのロールスクリーンを組合わせた納品事例をご紹介させていただきました。

お客様からも「予想していた以上」と、大変ご満足をいただくことができ何よりでした。

 

***参考展示品のご案内***

アップダウンスタイル ハニカムスクリーン 展示

ミツワインテリアでは、ニチベイの『レフィーナ25』アップダウンスタイル以外にも、様々な上部開口が可能なハニカムスクリーンの展示品をご用意しております(※出張対応可)。

 

ハニカムスクリーン シースルー 比較

また、ハニカムスクリーンのツインスクリーン限定でトップオープンに非対応すが、ノーマンの製品であれば「ブラック」シースルー展開がある製品もございます。

ブラックシースルーの長所は室内から見てクリアな眺望が得られる点にありますが、当時に屋外からのプライバシー性もホワイトシースルーより劣りますのでのでその点ご注意ください。

展示品を使用した室内外からのシースルー度合いの確認もできますので、比較検討をご希望のお客様はお気軽にお問い合わせください。

 

 

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html

 

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ハンターダグラスの電動『シルエットシェード』納品事例。遮光生地でマンション大開口窓の西日対策。

2021年08月13日

  シルエットシェード 電動 パワービュー ハンターダグラス

シルエットシェード 電動 パワービュー 遮光 ボンソワール 事例 価格

 

シルエットシェード 遮光 ボンソワール 見え方

こちらはご入居前のリノベーションを終えたタワーマンション高層階の窓辺に、ハンターダグラス電動『シルエットシェード』(パワービュー)を5分割の連窓で納品させていただいた事例です。

西日対策も考慮してスラットタイプには遮光(A6-133・FEATHR FANTASY)を選定。
両翼に135°の角度がついた総幅: 11.5mのベイ ウインドウ(台形窓)内に電動シルエットシェードを5分割で納めましたが、製品台数分必要とされるコンセントの増設が困難であったため、今回はコンセントが用意されている両翼の窓のみAC/DCアダプターを使用するコンセントタイプを選択し、内側の3窓はバッテリーワンドを搭載させた電池式を併用して納めまることになりました。

 

角部屋に多い特殊形状のコーナー窓。
電動調光ロールスクリーンの納まりを考える。


こちらはリノベーション着工時前の窓辺。

カーテンボックスには前オーナーが残されていたカーテンが掛けられていましたが、新オーナーのご要望はカーテンボックスの内側に存在する窓枠スペースに調光ロールスクリーンを設置して、窓まわり、床周りをすっきりと広く使いたいというものでした。

 

リノベーション後・電動『シルエットシェード』納品後の様子。

窓枠内に立体的な表情を持つ調光ロールスクリーンを納めることで居室を広く使えることはもちろんですが、窓と製品の一体感が強まった洗練された印象になりました。

今回、ハンターダグラス『シルエットシェード』のご採用にあたり、お客様は六本木のハンターダグラスショールームの見学を経て当社にご依頼がありましたが、手動製品であればさほど難しくないご提案もカーテンボックス内に電動『シルエットシェード』を複数台分割で設置するとなるて後述する問題が生じるため、細やかな打ち合わせを要しました。

 

タワーマンション リビングダイニング 調光ロールスクリーン おすすめ 人気

こちらはリノベーション後のパノラマ画像。

 

 

ベイウインドウ全体で10枚並ぶサッシに対して5分割に分けた電動『シルエットシェード』を設置しています。

 

電動『シルエットシェード』をコンセントタイプで導入する場合、基本的に製品台数分のコンセントを本体の右側に用意する必要があります。

お客様はリノベーションにあたりカーテンボックス内に製品台数分の埋込コンセントを増設することも検討されていましたが、構造上の理由とコストの問題で難易度が高いことが判り、今回は必要最小限、両翼側カーテンボックス手前の壁に専用コンセントを1つずつ増設して、両翼の窓だけコンセントタイプを採用することになりました。

 

コンセントタイプの納まり

シルエットシェード コーナー窓 事例

 

右翼側は電源ケーブルの取出からコンセントまでの距離が近いため、15インチの延長ケーブルを併用してコンセントまで誘導。

 

左翼側は電源ケーブルの取出口が製品右側に限定されていため、10フィートの延長ケーブルを使って化粧モールで誘導しました。

両翼ともに奥行き15cmに満たないエリアにコンセントを設置せざるを得なかったため、AC/DCアダプターがシルエットシェードのヘッドボックスに干渉しない位置まで下げてコンセントを設置しています。

 

複数の電動製品を接続させる際の注意点。

 

今回の問題点となったのがこちら。

『シルエットシェード』の場合、最大3台までの製品を専用の「デイジーチェーン(電源分岐器)」と延長ケーブルを使うことで1つの電源プラグ(AC/DCアダプター)にまとめることができるのですが、メーカーの規定で合計面積9.29㎡を超える製品を1つの電源プラグにまとめられないという制限があります。

今回、カーテンボックスの両翼にはコンセントが用意されているので、面積制限さえなければ5台の製品を2つのコンセントでまかなえるのですが、残念ながら2窓以上の製品をまとめると面積制限値を超えてしまうため分岐することができません。

 

この点は変換器であるアダプターを使用する海外製品のデメリットで、一般家庭用100Vの電源プラグを使用する国内メーカー品、例えばニチベイの『ハナリ』やWISの『FUGA』であれば専用の電源ジョイントを使って最大8台以上の製品を1本の電源プラグにまとめることができます(※当社でも実物展示品をご用意しています)。

 

内側に来る3窓については、事前に以上の確認とご説明を行いましたが、お客様の希望はあくまでも『シルエットシェード』の電動でとのこと。

またカーテンボックス内に露出コンセントを増設したくないという要望もあったため、内側の3窓はアダプター電源の代わりにバッテリーワンドを使用した電池式を採用いただくことになりました。

単3アルカリ乾電池を12本使用する電池式は、製品サイズ、シェードの昇降頻度、開閉頻度によって寿命が異なりますが、1日1回の昇降操作と調光操作で約1年(※大型サイズは1年以下)使用できるといわれています。

人の出入りが想定される開閉頻度の高い窓では電池交換を必要としないコンセントタイプが推奨ですが、本事例の様に窓を開けての出入りや換気を伴わないFIX窓ではバッテリーワンドタイプが導入されるケースも多いため、まずは乾電池式を併用してみようということになりました(※将来的に奥行き15cm以上のカーテンボックスであれば露出コンセントを増設することは可能です)。

定期的なバッテリー交換はご主人がされるとのことです。

 

シルエットシェード コンセントタイプ 事例

シルエットシェード 電池式 事例

この様に今回も導入にあたる細やかな打ち合わせを通じてお客様の希望に近づける納品ができ、ご満足をいただくことができました。

 

最後に納品後の動画イメージです。

以上、本日は入居前リノベーションを終えたタワーマンション高層階での、ハンターダグラス電動『シルエットシェード』(パワービュー)納品事例を注意点を交えご紹介させていただきました。

 



関連事例

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◆ 『シルエットシェード』 電動タイプ(採光生地)採用事例。

 

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◆ 『FUGA』  電動充電式(遮光生地)採用事例。

 

fuga 調光ロールスクリーン 電動 充電式 エコリモ basic 価格

◆ 『FUGA』  電動充電式(採光生地)採用事例。

 


 

お問合せ

ミツワインテリアでは、ハンターダグラス『シルエットシェード』電動製品(※パワービュー)を2インチ(採光)と3インチ(遮光)の展示品を並べて設置しています。

出張時にお持ちして現地お打合せに活用いただくことも可能ですので詳細はお気軽にご相談ください。

 

 

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調光ロールスクリーン『FUGA』の「ACコレクション」。遮熱(AC-2303)納品事例。

2021年06月26日

FUGA 調光ロールスクリーン 遮熱 AC-2303 シルバーホワイト

FUGA 調光ロールスクリーン ACコレクション 遮光

西日の強いリビング・ダイニングの窓に、調光ロールスクリーン『FUGA』・「ACコレクション」収録の遮熱生地(AC-2303・ホワイト)をご採用いただきました。

 

FUGA 遮熱 性能

生地の開発コンセプトは、寝室などで必要とされる就寝用途のしっかりとした遮光生地で遮熱するのではなく、強い陽射しが差し込むリビングダイニングの窓などで眩しさと暑さを適度に軽減しながら過ごしたいというお客様ニーズを叶えた生活遮光と遮熱のコンビネーションです。
遮光性は控えめですが、高密度の織りによって生地を閉じた時の遮熱性能は同社の採光生地との比較で5~6℃、他社製品との比較を含めると最大で-8℃程度優れた遮熱性を有しています(※メーカー社内試験による)。

 

FUGA「ACコレクション」
採光生地と遮熱について。

FUGA 調光ロールスクリーン 遮熱 展示品 取扱店

 

FUGA アドバンスド コレクション 展示 取扱店

ミツワインテリアでは、調光ロールスクリーン『FUGA』の新作「ADVANCED COLLECTION」(アドバンスド コレクション)の展示サンプルを全点ご用意しています。

ACコレクションの展開色は、AC-1303(オフホワイト)、AC-1302(シャンパン)AC-1711(グレージュ)の採光生地に加えて今回ご紹介の遮熱・AC-2303(シルバーホワイト)を加えた全4配色となります。

価格設定は、採光の「ACコレクション」は従来採光生地の「BASIC」と同価格設定、遮光は従来遮光生地の「BLACKOUT」と同価格設定となっております。

 

「ACコレクション」と従来生地である「PLAIN」、「BASIC」、「BLACKOUT」との主な違いは以下のとおり。

① スラット(羽根)幅が従来生地よりも5mm広くなりました(※従来生地:55mm →  AC生地: 60mm)。

② 生地の変更により前側レース端部に出来やすい糸ほつれの問題が解消されました。

③ 新遮熱においてはスラット全閉状態での重なり幅を増やすことでダイレクトな光の侵入を抑え、遮熱性能を向上させることができました。

遮光生地の仕組みは、生地に織り込む黒い横糸の量と密度で遮光性を調整するのですが、生地の織り方、糸の密度、生地の色と濃淡によって遮光性に違いが出ることと、黒糸の使用で生地全体が暗くくすみがちになるというデメリットがあります。

対してAC-2303(ホワイト)商業空間で特注された際に求められたニーズ、つまり、従来生地より白糸を高密度に織ることで生地のくすみを抑えること、程よい採光が得られる暗くなり過ぎない遮光生地であること、織の密度を上げることで生地の遮熱性を高めること、といった課題に向き合った生地ですので、本事例の様に一般住宅での西日対策などでおすすめしやすいアイテムとなりました。

 

「ACコレクション」
採光生地と遮熱生地の比較

FUGA AC-1303 オフホワイト

FUGA ACコレクション 価格

こちらは先日の事例紹介でもご案内した、採光・AC-1303(オフホワイト)の展示品と納品イメージ。

スラット(※不透明生地部分)幅が60mmと従来品より5mmサイズアップして、大型窓を意識したものになっていますが、採光生地の場合、スラットの重なり幅自体は従来生地と変わりありません。

 

FUGA 遮熱 AC-2303 価格 取扱店

FUGA 調光ロールスクリーン 遮光生地 AC-2303 特徴

そしてこちらが本事例でご紹介している、遮熱生地・AC-2303(シルバーホワイト)の展示イメージ。

表面の生地はホワイトですが、内部に黒い横糸を織りこんでいる関係で淡いグレイの表情を持った風合いとなります。

60mmスラットの背部を完全に閉じると前後に15mmの重なりができて上方からの光漏れを抑制します。
(※この特殊機能は、日本・韓国・中国での特許を取得しています。)

生地自体は弱めの遮光であってもスラット構造としての遮光性は高いといった特徴を持っているのです。

 

リビング 調光ロールスクリーン 西日対策 遮光 

こちらは西日が強い時間帯での納品イメージ。

(※陽射しの強い時間帯はレースが光るため外部が見えにくくなりますが、通常は程良い透過性が得られます。)

 

生地自体は採光生地寄りの遮光性がありますので部屋は必要以上に暗くなりませんが、スラット間からの光漏れを抑える高遮蔽で不快な光のちらつきと熱気を抑えることができました。

この様にスラットを閉じて遮熱効果を上げたい日中でも、室内照明を点けることなく過ごせる程良い明るさが得られるため、リビング・ダイニングなどで使いやすくなっています。

 

 

デスク側に対面する南向きの窓も、眩しい時間帯での読書や書き物を妨げない快適に過ごせる快適な窓辺になりました。

以上、本日は調光ロールスクリーン『FUGA』・遮熱生地(AC-2303・シルバーホワイト)の特徴と機能性についてご紹介させていただきました。

ミツワインテリアでは、従来品の「PLAIN」、「BASIC」、「BLACKOUT」に加え「アドバンスド コレクション」の展示品をご用意しております。
また、必要に応じて現地お打合せ時に実際の窓辺でご確認いただくサービスも行っておりますので、ご興味のあるお客様はお気軽にご相談ください。

 

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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