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カテゴリー別アーカイブ: バーチカル・ブラインド

北欧デザイン住宅でおすすめの窓回り品。デュアルシェイプ、ローマンシェード案事例。

2024年01月30日

北欧モダンデザイン 住宅 バーチカルブラインド

本日は、北欧デザイン住宅での窓回り品の提案事例です。

先日のブログでご案内いたしましたログハウスでの窓回りご提案では、ノーマンの「スマートドレープシェード」と「ローマンシェード」の施工事例をご紹介させていただきましたが、本日は同じ高気密高断熱の仕上げでもインテリアの趣きが異なる、北欧モダンデザインの家具や照明との相性が良い窓回り品をご紹介させていただきます。

 

バーチカルブラインド・「デュアルシェ」デザインC

デュアルシェイプ スタイルC バーチカルブラインド 北欧インテリア

リビングの出入ドアでご採用いただいたのは、トーソーのバーチカルブラインド「デュアルシェイプ」より、グラマラスな曲線美と光の陰影により移り変わる表情が美しい『style C』です。

 

デュアルシェイプ 取扱店 展示 東京 神奈川

当社ご来店の際に展示品を見てご採用となったのですが、僅かに調光した状態での陰影が生み出すフォルムの美しさは秀逸で、北欧デザインとの相性も良いおすめの製品です。

 

事例では、操作方法を片開きの「コード&バトン式」として、ドアの左右にルーバーを開閉できるようにしています。

 

ドレーキップ窓のローマンシェード

ドレーキップ 窓 ローマンシェード

「ドレーキップ」と呼ばれる内倒しもできる換気窓には、北欧インテリアを演出するデザインのローマンシェードをご採用いただき、絵画仕立ての窓表現いたしました。

この様に、住宅のテイストに合わせた窓回り品を厳選してインテリアの表情が大きく変わるところにこだわりの醍醐味があります。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
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トーソー『デュアルシェイプ(style D)』バーチカルブラインド。納品事例と製品の特長解説。

2023年01月14日

トーソー デュアルシェイプ style D スタイルD バーチカルブラインド 事例

デュアルシェイプ style D スタイルD

注文戸建て住宅のLDK窓に、個性的なルーバーデザインで知られるトーソー『デュアルシェイプ』バーチカルブラインドを「style D」仕様で納品させていただきました。

 

トーソー『デュアルシェイプ』の特徴と種類

レーザーカット加工で作りだした幾何学的フォルムのルーバーが重なり方によって独特の陰影とコントラストを生み出す、トーソー『デュアルシェイプ』は、一般的なバーチカルブラインドのルーバー幅に近い96mm幅ルーバーからなる「style A」・「style B」と、広幅130mm幅ルーバーからなる「style C」・「style D」4種類のルーバーデザインを展開している人気製品です。

直線的なルーバーのバーチカルブラインドでは得ることのできない洗練されたアートなザインは商業施設などで採用されることが多いですが、最近では上質で個性的な空間演出を目指す一般住宅での採用事例が増えて参りました。

こちらの製品は窓をルーバーで覆う様に壁面付カーテンボックス付けで使用されることが推奨されますが、一般住宅においては窓枠内付ですっきり納めたいというご要望が多いため、特に幅広130mmルーバーの「style C」「style D」をご提案する際は、後述する様な窓状況に応じた注意点をご説明させていただいたうえで詳細を決めることになります。

 

 

デュアルシェイプ・「style D(スタイルD)」
ご採用における注意点。

デュアルシェイプ style D スタイルD  ブログ

トーソー デュアルシェイプ style D リビング

こちらは、デュアルシェイプ・style D」 納品後の様子です。

 

『デュアルシェイプ』に対応するルーバーは採光、遮光を含めて3シ リーズ・75色のご用意がありますが、今回の採用色は、室内の構成色と最も相性の良い「コルト」収録のアッシュグレーです。

 

 

デュアルシェイプ style D スタイルD イメージ

左右180度回転するルーバーの調光により、デュアルシェイプの魅力であるデザイン美と陰影の変化を楽しむことができます。

「style D」の場合は130mm幅(※回転半径:65mm)ルーバーのため、一般的な有効奥行きが150mm程度あるカーテンボックスでは採用可能ですが、これを有効奥行き100mmに満たない窓枠内に設置しようとなると、ルーバー調光の際に生地の手前側が窓枠から突き出すことになるため、採用にあたっては窓前方に障害物がないことを確認する必要があります。

 

今回「style D」を設置した全ての窓枠内の有効奥行きは僅かD:57mm、窓の手前に障害物となる階段が存在する窓にいたっては、窓枠外から階段までのクリアランスがD:93mmしかないという厳しい状況でした。
(※参考までに「style D」の専用レールを窓枠内に納めるためにはD:90mm以上の有効奥行きの確保が必要です。)

 

D:57mm + D:93 = 150mmのエリア内に130mm幅の「style D」を設置しようとする場合、レール本体の中心を窓枠内にビス固定することができないため、今回は適切な取付補助金具を併用することでレール本体と「style D」を無事に設置することができました。

 

トーソー デュアルシェイプ 階段 事例

階段側に「style D」が採用できたため、LDKの4窓全てを同じスタイルでまとめることができました。

どうしてもルーバー幅:130mmの「style D」を設置できない場合は、96mm幅の「style A」、「style B」や、80~100mm幅の直線ルーバーで再検討しなければいけない状況でしたので無事に納められて何よりでした。

 

 

デュアルシェイプ・「style D」を
窓枠内に設置する場合の注意点。

 

 

 

最後にご紹介するのが、デュアルシェイプ・「style D」を窓枠内に設置する場合の注意点についてです。

これは同じ130mm幅である「style C」にも言えることですが、一般的な直線スラット(80mm・100mm)となる「コード&バトンタイプ」あるいは「バトンタイプ」の操作仕様では、生地端部が操作側でレール端部より-15mm、反操作側で0~-2mm程度狭くなっているので窓枠内の設置も問題ありませんが、対して、「style C」と「style D」のデザイン端部は、操作側でレール端部より+7~10mm程度、反操作側で+23~+25mm程度広くなる構造になっているため、その特徴を理解したうえで製品幅と操作仕様を決める必要があります。

 

こちらは当社展示品の「style C」を使っての説明となりますが、窓を覆うような壁面付けであれば問題になりませんが、両端に窓枠という障害物が存在する窓枠内付や側面の壁に接したカーテンボックス付けを検討する際はルーバー凸部が窓枠や壁に干渉するため、それに対しての注意が必要となります)。

 

メーカーのカタログでは『デュアルシェイプ』を採用した場合の図説を載せていないため周知されにくのですが、ルーバー幅130mmの「style C」と「style D」には付属の80mm直線ルーバーが同梱されており、窓枠内付等で回転操作に障害がある場合は両端のルーバーを入替えられるようになっています。

しかしそれでは製品両端部が醸し出すデザイン美が損なわれてしまうため、窓枠内に設置する場合はこの特性を考慮して、回転操作の支障のない製品幅で(小さく)作るか、操作仕様の工夫で対処するかのいずれかを考えることが多いようです。

 

 

窓枠内設置に配慮した「操作仕様」の検討

今回、デュアルシェイプ「style D」でご採用いただいた操作仕様は、片開き操作とコード&バトンタイプの組合せです

 

お客様は当初、片側バトン仕様でご検討されていましたが、反操作側のルーバーが固定化されてしまうと「style D」の調光操作に支障が出てしまうため、左右の開閉と干渉部分の微調整が可能な「右操作右寄せ」と「左操作左寄せ」のコード&バトンタイプをご提案させていただきました。

使用頻度の高いバトンの長さは推奨の60cmとしましたが、補助的に使用するコード操作はウエイトを含み50cmのコンパクトサイズで製作いたしました。

 

トーソー デュアルシェイプ style D スタイルD  取扱店

以上、本日はトーソー『デュアルシェイプ』バーチカルブラインド・「style D」の納品事例を、デザイン美と機能性を踏まえたご提案を交えてご紹介させていただきました。

 

 ミツワインテリア

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***関連情報***

デュアルシェイプ styleC スタイルC 事例

デュアルシェイプ style A スタイルA 事例

『デュアルシェイプ』の「style C」「style A」を採用しただいた納品事例。

https://mitsuwa-i.com/blog/2019/10/18

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ニチベイ『アルペジオ』センターレーススタイルとタチカワ『ラインドレープ』ペアアンサンブルの展示品を比較。

2021年12月08日

バーチカルブラインド 取扱店 全社 ショールーム 東京 神奈川

ミツワインテリアでは、ニチベイ、タチカワブラインド、トーソー、クリエーションバウマンのバーチカルブラインドを展示品でご用意しております。

 

バーチカルブラインドの展示品は、通常営業時では畳まれているため目立ちませんが、ファブリック用展示什器を移動することで、大小11種類の展示品をご覧いただけるバーチカルブラインド専用の商談スペースにフォーメーションすることも可能です(※要予約)。

本日は特設スペースよりニチベイとタチカワブラインドのいわゆる「センターレーススタイル」と呼ばれるタイプの製品比較をご紹介をさせていただきます。

 


 

ニチベイ 『アルペジオ』 センターレーススタイルと
タチカワ 『ラインドレープ』 ペア アンサンブルの比較。

ニチベイ センターレーススタイル タチカワブラインド ペア アンサンブル 展示品 比較

こちらは実際の展示品。

写真(左)が以前から展示しているニチベイ 『アルペジオ』 センターレーススタイルの展示品(W2000×H2500)で、写真(右)が新たに展示を加えたタチカワブラインド 『ラインドレープ』 ペア アンサンブルの展示品(W1200×H2500)です。

 

ニチベイ センターレーススタイル タチカワブラインド ペア アンサンブル 事例 ブログ

店内では、ニチベイ、タチカワブラインドともに大小でご覧いただける手動展示品と、小型の電動展示品をご用意しており、小型展示品についてはご要望により手動・電動ともに現地でのお打合せに持参可能です(※要予約)。

これまで、ニチベイのセンターレーススタイルとタチカワのペア アンサンブルタイプの違いについてご質問をいただくことが多かったのですが、今年6月に行われたタチカワ製品の新機構へのモデルチェンジを機に、それぞれの現物を比較してご覧いただくことでお客様の理解を深めていただける展示をご用意いたしました。

本日のブログでは、手動製品に焦点を当てて2社製品の特長解説をさせていただきます。

 


 

ニチベイ vs タチカワブラインド製品の
特長と主だった違いの考察。

ニチベイ アルペジオ  センターレーススタイル 特徴

100mmの不透明ルーバーに85mmのセンターレースを斜めに差し込んだ構造で、左右180°の自由な調光と、一般的なバーチカルブラインドにはない意匠性プライバシー性断熱性(遮熱・保温)UVカット性を向上させたニチベイ 『アルペジオ』の「センターレーススタイル」。

カーテン&レースの2重吊りよりもコンパクトで洗練された意匠性が評価され、製品化以来20年前以上経つ現在でもバーチカルブラインドの最上位として根強い人気を誇るロングセラー製品です。

 

 

 

タチカワブラインド ラインドレープ ペア アンサンブル 特徴

続いてこちらが後発製品であるタチカワブラインド 『ラインドレープ』の 「ペア アンサンブル」です。

ニチベイのセンターレーススタイルとは異なり、100mmの不透明ルーバーに同じく100mmのレースを組合わせている点が意匠的な相違です。

 

ニチベイ センターレーススタイル タチカワブラインド ペア アンサンブル 価格比較 人気

2社の製品を並べてレース全開にした状態がこちら。

 

  ニチベイ センターレーススタイル タチカワブラインド ペア アンサンブル 違い

全体をぱっと見た際に感じる印象に大きな違いはありませんが、ニチベイのセンターレーススタイルとタチカワブラインドのペアアンサンブルスタイルでは厚手に挟まれているレースルーバーの動き方に違いがあります

まず、ニチベイ・センターレースタイルの場合、レースルーバーの動きは不透明ルーバーの調光角度に応じて足並みを揃えながらゆっくり180°回転するため、不透明ルーバーを垂直にした状態でのレースルーバーの角度は必ず上から見下ろして「N」字を描く状態となり、「逆N」字のレース配置に切替えることはできません。

 

これに対して、タチカワブラインド・ペアアンサンブルでは、レースルーバーの動きが不透明ルーバーを垂直にした状態を基準に、レースの配置を「N」字、「逆N」字にパタパタと切替えられる調整機能がある点がニチベイ製品とは異なります。

この調光機能にの違いに関しては、お客様によって好みがありますので、どちらが良いかの判断は展示品を比較いただいてご確認をいただいております。

 

ニチベイ センターレーススタイル タチカワブラインド ペア アンサンブル 閉じた時

 

続いて、レース全閉時における不透明生地とレース生地の重なり具合の違いは、ご覧の様にタチカワ「ペア アンサンブル」が不透明生地とシースルーの割合が1:1であるのに対して、ニチベイ「センターレーススタイル」では6 : 4(※不透明生地 : シースルー)となっています。

製品では不透明生地に合せやすい同系色のシースルーをご用意しており、ルーバー全閉時に一体感のある印象にまとめることもできますが、シースルーでの採用頻度の高い「ホワイト」を選ばれる場合は、全閉時にツートーン配色になることにご注意いただくと良いでしょう。

 

「シースルー」のバリエーション比較

 

最後に両製品に対応しているシースルー(レース)についてご紹介です。

タチカワ「ペア アンサンブル」に対応するシースルーは、従来からある15色展開のミラーレース『エール』、5色展開で遮熱・ミラー機能・UVカット機能をを併せ持つ『フィラレ遮熱』、リネン(天然繊維)風の繊細な質感とミラー・UVカット機能をを併せ持つ『リノレ』(全3色)が加わった全23色展開からお選びいただけます。

 

ニチベイ「センターレース」では、標準仕様の『センターレース』(14色)と、遮熱レースとしての機能を併せ持つオプションの『ミラーセンターレース』(14色)の2アイテムが選択可能。

窓辺に求める透過性、プライバシー性、遮熱性に応じた自由度の高い選択が可能です。

 


 

窓サイズと搬入経路を考慮したご検討。

ラインドレープ ペア アンサンブル 2連取付仕様 注意点

最後に、ニチベイ 「センターレーススタイル」とタチカワブラインド 「ペア アンサンブル」の手動製品を、搬入経路と、製品サイズの視点から考察した場合の注意点をご紹介いたします。

最小製品幅は、「センターレーススタイル」がW300mm~対応しているのに対して「ペア アンサンブル」はW500mm~の対応。

製品1台(※レール分割なし)での最大製品幅は、「センターレーススタイル」が両開き:W4000mm、片開き:W6000mm(※ツーループコード式)まで対応しているのに対して、「ペア アンサンブル」はW4000mmまでの対応。

  ニチベイ「センターレーススタイル」の場合、搬入経路に配慮した分割設置方法として『レールジョイント仕様』を用意し、2分割での最大製作幅はW4000mmまで対応。
この場合接続部の生地配列は分割左側:レース、分割右側:不透明生地となり連続性が得られるが、操作仕様は「両側操作(両開き)」に限定される。

タチカワ 「ペアアンサンブル」の場合、搬入経路に配慮した分割設置方法として『2連取付仕様』を用意し、2分割での最大製作幅はW5800mmまで対応。
ただし、接続部の生地配列は不透明生地同士の重なりとなり連続性は得られないことと、最大面積制限(9,57㎡)があるため、製品高:H2400mmの窓を想定した場合は最大製作幅:W4000mm程度に制限される。

電動製品をご検討の場合、「センターレーススタイル」は最大製品幅:W2400mm(※7.2㎡)、タチカワ 「ペアアンサンブル」の場合は最大製品幅:W4000mm(※12㎡)まで対応。

 


 

以上、不透明または遮光ルーバーにシースルーを組合わせたバーチカルブラインドを導入される際は、お好みの生地との組合わせと併せて、本日ご紹介した注意点をご参考いただきお選びいただくと良いでしょう。

本日は、ニチベイ 「センターレーススタイル」とタチカワブラインドの「ペア アンサンブル」の手動製品に焦点を当てた製品解説をご案内させていただきました。

 

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高さ6mの高所・吹抜け窓でおすすめのバーチカルブラインド。ニチベイ『ソーラーV』納品事例。

2021年05月04日

吹抜け窓 バーチカルブラインド おすすめ

ニチベイ バーチカルブラインド プレト

バーチカルブラインド 取扱店 東京 神奈川

吹抜け部分の高さ6m、全体幅が19mある全面ガラス張り窓にバーチカルブラインドを納品させていだきました。

 

高さ6mの吹抜け窓。
電動ローマンシェードから手動バーチカルブラインド
への入替工事。

こちらは入替え工事前の様子。

天井のボックスには、トーソーの電動ローマンシェード『スーパーリベルタ』が設置されていました(※製品高6mの大型サイズに対応するのは国内ではスーパーリベルタしか存在しません)。

これは前オーナーが新築時に選ばれたもので、製品高6mあるローマンシェードの幕体が昇降する様子は圧巻でしたが、電動ローマンシェードの場合シースルーを組合わせたツインスタイルが製作できないため、細やかな調光とプライバシーの調整が難しいという問題がありました。

やはり日中はプライバシー調整をしながら天候や時間帯に応じた日照調整をしたいという新オーナーのご意向のもと、手動操作であれば対応製品が存在するバーチカルブラインドに交換することになりました。

 

高所のボックスには電動ローマンシェードが設置されているため採寸は床面から行いました。

バーチカルブラインドは2分割で設置するのですが、ご覧の様に150度の角度がついていたため、割付位置の特定には細心の注意を払いました。

 

続いて撤去・取付工事の様子。

製品の幅は右側が2.8m、左側が3.8mあったため、幅1.2mのローリングタワーを2機並べて行いました。

写真は2分割右側にある幅2.8mの電動ローマンシェードを撤去する際のもので、作業員2名が高所で脱着作業を行い、フロア側でサポート要員が脱着物の受け渡しやその他サポートにまわりました。

 

ニチベイの業務用バーチカルブラインド『ソーラーV』

ニチベイ バーチカルブラインド ソーラーV 高所 吹抜け 事例

 

 

 

今回ご採用いただいたのがニチベイ・業務用バーチカルブラインド『ソーラーV』のツーループコード式

住宅用のメカ(製品機構)では高さ4mまでの対応ですが、より大型窓に対応した業務用のメカであれば高さ6mまで製作可能。
その最大製作高でオーダーすることでギリギリ納めることができました。

組合せ生地には遮光2級性能のある「プレト」より、大理石張りの床、壁との調和の良いフロスティホワイト(A9861)をお選びいただきました。

 

屈折窓 150度 バーチカルブラインド

コーナーの分割では、4本のループコードが支柱の背後に隠れる様に操作側を内寄りにしています。

 

 

バーチカルブラインド 6m 業務用

バーチカルブラインド 吹抜け窓 遮光

バーチカルブラインドへのリニューアルにより、調光、プライバシー調整の自由度を広げることが出来ました。

遮光ルーバーが生み出す上質な陰影も窓辺の魅力をより一層引き立てています。

 

ニチベイ バーチカルブラインド ソーラーV ツーコード式

そして機能性もさることながら、6mの吹抜けの高さを強調するバーチカルブラインドの意匠性が想定以上だったとのことで、お客様からも大変ご満足をいただくことが出来ました。

 

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バーチカルブラインド『Suave(スアベ)』とFUGA『ACコレクション』の組合せ納品事例。

2021年04月27日

Suave スアベ バーチカルシェード マンション 事例

こちらはWISのバーチカルシェード『Suave(スアベ)』と、調光ロールスクリーン『FUGA』の新作生地「ACコレクション」を組合わせた納品事例です。

お引越し前にマンションのリノベーションを行われるお客様から事前にご相談を受け、提案、採寸を経てお引越し前のタイミングで納品させていただきました。

 

窓辺を優美に演出する『Suave(スアベ)』

 

当社で展示品をご用意しているバーチカルシェード「スアベ」

 

 

スアベのルーバー形状はおよそ32cm幅。
9.5cm幅の不透明生地に13cm幅のシースルー生地(レース)が挟まれた生地を「Uの字」状につなげて専用レールへ掛けることで、採光時にはヒダ間隔: 約8cm、3倍ヒダレース相当の形状になるデザインで、ルーバーを閉じれば日照調整、プライバシー調整も可能な新感覚のバーチカルシェードです。

 

お客様は以下の当社納品事例をご覧いただいていた様で、ご自宅の窓にもこれを採用してみたいという要望でした。

バーチカルシェード Suave スアベ 事例 ブログ

◆ 『Suave(スアベ)』施工事例 ①

 

スアベ バーチカル 事例

◆『Suave(スアベ)』施工事例 ②

 

◆『Suave(スアベ)』 & FUGA『ACコレクション』 コーディネート事例 ③

 


 

壁を含む窓周りを個性的にまとめる。

スアベの製作には約3週間ほど要するため、壁紙施工中の段階で採寸におうかがいしました。

今回のこだわりポイントは、バルコニーに通じる引戸とドアそれぞれにスアベを設置しつつ、壁を含む一面全体をスアベで覆うことで窓回りに個性と存在感を持たせたいというもの。

 

事前にスアベの採用が決まっていたため、リノベーションのタイミングでスアベ設置に必要な180mm以上のスペースを設置エリア全体にご用意いただきました。

 

こちらは設置後の様子。
専用レールは中央突合せで取付けて、左右それぞれ片開き(中央寄せ)のループコード式で製作しました。

Suave スアベ バーチカルシェード 連窓

製品の構造上、シースルー優勢の状態ではレールの突き合せ部分に10cm程度の隙間が生じますが、ルーバー全体を閉じることでほぼ隙間が無くなり、約4.5mある窓回りがスアベの生地で埋め尽くされます。

 

 

腰高窓には調光ロールスクリーンをコーディネート

ADVANCED COLLECTION アドバンスドコレクション 調光ロールスクリーン FUGA

AC コレクション AC-1303 調光ロールスクリーン FUGA

側面の腰高窓には、調光ロールスクリーン『FUGA』の新アイテム・「ACコレクション」(※ADVANCED COLLECTION・アドバンスドコレクションの略)を壁面付でコーディネートしています。
採用色はスアベのオフホワイトと相性の良いAC-1303(オフホワイト)

ルーバー幅60mmは、従来からある「PLAIN(プレーン)」、「BASIC(ベーシック)」より5mmほど幅広の設計です。

 

FUGA ACコレクション Advanced Collection AC1303 オフホワイト 展示 価格 取扱店

FUGA ACコレクション カラー 全色

当社ではACコレクション全色の展示サンプルをご用意しており、今回も現地お打合せ時に実際の窓辺でご確認をいただきました。
FUGA・ACコレクションの展開色は、ご採用色のAC-1303(オフホワイト)のほか、採光生地はAC-1302(シャンパン)、AC-1711(グレージュ)を含めた全3色でこちらも全色を展示品をご用意しています。

 

 

バーチカルシェードと調光ロールスクリーン。
魅力的な組合せ。

WIS Suave スアベ バーチカルシェード 東京

WIS Suave スアベ バーチカルシェード 価格 取扱店 販売店

採光とプライバシーコントロールが可能な生地の魅力を柔らかな曲線で表現したバーチカルシェードと直線で表現した調光ロールスクリーン。

縦と横の違いはありますが、似通ったコンセプトで作られている2つの製品を程よい配分で組合わせることでより魅力的な空間演出が可能です。

 

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
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◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
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バーチカルブラインド。シングルスタイルとセンターレーススタイルの組合せ納品事例。

2021年03月25日

センターレーススタイル バーチカルブラインド 取扱店 販売店 おすすめ

こちらは異なるスタイルのバーチカルブラインドを組合せたこだわりの納品事例です。

 

バーチカルブラインド
シングルスタイルとセンターレーススタイルを組合わせて。

センターレーススタイル シングルスタイル 比較

リビングの掃出窓と2階ホールの窓には、微細なレース越しの調光ができるニチベイ『アルペジオ』のセンターレーススタイルを、高さ5.5mの吹抜窓にはシングルスタイルを組合わせてご採用いただきました。

 

異なる開閉操作タイプ操作を組合わせて。

両側開閉操作反対寄せ アルペジオ センターレーススタイル

開閉操作仕様については、窓ごとの実用性に合せて異なる仕様をお選びいただいています。

窓の両端側からウッドデッキに出る頻度が高い1階掃出窓については、ループコード式の「両側開閉操作反対寄せ(※オプション)」を採用。
製品面積が6㎡を超える大開口窓の場合、2階ホールでは採用可能なバトン式の両側操作が選択できないため、それに近い機能を持つ両側開閉操作とすることで生活導線に配慮しています。

 

吹抜窓 バーチカルブラインド シングルスタイル 事例

 

1階掃出窓直上にある吹抜窓の操作については、2階の廊下側から手を伸ばすことで開閉・調光が可能な環境であったため、ループコード式の両開き操作で納めています。

基本的に開けている状態が多いとされる吹抜窓は、シングルスタイルの両開きとすることで畳み代をコンパクトすることが可能です。

 

センターレーススタイル シングルスタイル 使い分け

近隣へのプライバシー対策が多少必要な2階ホールのテラス側窓は、手軽なバトン式両側操作で納めました。

 

ニチベイ アルペジオ センターレーススタイル 取扱店

以上、本日は窓の用途に合わせたバーチカルブラインドの組合せ納品事例をご紹介させていただきました。

 


 

当社展示品のご案内。

センターレーススタイル 展示品 取扱店 ニチベイ アルペジオ

センターレーススタイル ニチベイ アルペジオ 見え方

ミツワインテリアでは、バーチカルブラインドの「シングルスタイル」はもちろん、「センターレーススタイル」の大小の展示品をご用意しております。

小型の展示品については、お打合せ時にお持ちして実際の窓辺で簡単なイメージ確認をいただくこともでき、ご来店が難しいお客様からもご好評いただいております。

参考サイズが判れば出張前の事前メール見積りも可能ですので、お気軽にご相談ください。

 

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ニチベイ『アルペジオ』のバックレーススタイル。展示品のご紹介とセンターレーススタイルとの違いを解説。

2020年10月08日

本日のブログでご紹介させていただく製品は、2020年5月よりニチベイ・バーチカルブラインド『アルペジオ』の新仕様に加わった
「バックレーススタイル」です。

『アルペジオ』には、発売以来20年を超えるロングセラー製品の「センターレーススタイル」存在していることから、2つの製品特性を比較しながらご紹介をさせていただきます。

というのも、最近お客様から「WEBカタログでバックレーススタイルを見たけれど、センターレーススタイルとの大きな違い、長所と短所がいま一つ認識しづらい」といったご質問いただくことが増えてきたのです。

個人的にもそれは感じていて、改めて両者の違いと注意事項を整理してみたのですが、確かに「バックレーススタイル」には「センターレーススタイル」にない魅力的な意匠と機能が存在する反面、正しく理解しておきたい注意点や「バックレーススタイル」ならではのデメリットがいくつか存在するため、商談にあたってはマイナスになる特性を含めた説明が不可欠となる製品だと思っています。

以下に注意点をあげながら「バックレーススタイル」と「センターレース」の比較を当社展示品を交えてご紹介させていただきますので、製品選定にあたっての参考資料としていただければ幸いです。

 


 

「バックレーススタイル」が採用できる窓。

バックレーススタイル 展示品 取扱店 ニチベイ アルペジオ

こちらは「バックレーススタイル」の展示品。

ご来店時はもちろん、現地お打合せ時に実際の窓辺で様々な確認と打合せができるサンプルで、ループコード式(右操作)バトン式(左操作)の2種類を用意していますが、その理由については後述します。

 

バックレーススタイル 必要 奥行き 

 

ここからは最初に説明する必要がある大前提、つまり実際に検討されている窓に「バックレーススタイル」の採用が可能かどうかの見極めについての解説です。

結論を先に言ってしまうと、日本の標準的な住宅窓仕様で考えると、新製品の「バックレーススタイル」よりも従来からある「センターレーススタイル」の方が採用の幅が広い製品となっています。

上図にも示していますが、「バックレーススタイル」の採用にあたっては18cm以上の有効奥行きを確保できる設置環境が必要で、そうなると標準的なカーテンボックス(※15cm程度)や窓枠内(※10cm以下)での設置が難しく、壁面への正面付もしくは天井付であれば自由にブラインドボックスの奥行きを設計できる注文住宅を想定して開発された製品という位置づけになってしまいます。

推奨奥行き18cm以上というのは、一般的なヒダのあるカーテンとレースの2重吊りよりも奥行きが必要になるということを意味しますので、できるだけバーチカルブラインドを省スペースで納めたいというお客様ニーズには合致しない製品ということになります。

 

センターレーススタイル 必要 奥行き 

対して、「センターレーススタイル」は12cm程度の有効奥行きがあればカーテンボックスにも設置が可能、製品の手前側に障害物の無い窓枠内付であれば8~9cm程度の有効奥行きでも設置することができるため、採用にあたっての制約が少ない製品となっています。

以上の理由により、「バックレーススタイル」の選定にあたっては、最初に設置環境の確認を行っていただく必要がありますが、この問題をクリアされている状況であれば、続いてご案内する注意点をご確認いただいたうえでのご検討をお勧めいたします。

 


 

「バックレーススタイル」と「センターレーススタイル」の違い。
当社展示品と併せて解説

バックレーススタイル センターレーススタイル 重なり

ここからは「バックレーススタイル」の設置が可能な窓においてのメリット解説と注意点の説明です。

 

「バックレーススタイル」とは、1つのキャリアに100mmの不透明ルーバーと100mmのレースルーバーをL字に取り付けることで遮蔽と採光をコントロールできるスタイルで、「センターレーススタイル」と違って、不透明ルーバーを垂直にした場合にレースが窓と水平になってフラットな視界が得られる点と、不透明ルーバーを全閉した時にレースを完全に隠すことが出来る意匠性の良さが最大のセールスポイントです。

 

レース生地のバリエーションを比較

ニチベイ アルペジオ バックレーススタイル ベーネ

 

ニチベイ アルペジオ バックレーススタイル ミラーレース遮熱

「バックレーススタイル」で採用できるシースルーの組合せは、透過性の高い標準仕様の『ベーネ』と、+10%価格となっているミラーレース遮熱』の2種類。

 

ここで注目することは、これまで数値化されていなかった「センターレーススタイル」での『ミラーセンターレース』の節電効果が、メーカー調べで新登場の『ミラーレース遮熱』と同等であることが分かったことです。

 

『ミラーセンターレース』は、標準仕様「センターレース」の+5%価格オプションで、ミラーレースによるプラーバシー効果だけでなくより高い遮熱効果が得られることがわかっていましたが、新登場・『ミラーレース遮熱』の節電効果(目安)が29%と公表されたことで『ミラーセンターレース』の遮熱性、節電効果の目安も判りました。

メーカーに確認したところ、『ミラーセンターレース』(14配色・80m幅)と『ミラーレース遮熱』(5配色・100mm幅)では、色数とルーバー幅が異なるため正式な公表はしていないとのことでしたが、ホワイト生地同士の比較で言えばほぼ同じ遮熱効果・節電性能が得られることが判っているとのことでした。
(※参考までに、同系統カラーの比較ではわずかに色味を濃くしている『ミラーレース遮熱』の方が遮熱効果・節電性能が高い。)

当社展示品では、『センターレース』、『ミラーセンターレース』、『ミラーレース遮熱』の3種類を用意していますので、お好みのレースを比較検討いただくことができます。

 

「バックレーススタイル」のメリットとデメリット。

ニチベイ アルペジオ バックレーススタイル 右操作 左操作 違い

話を「バックレーススタイル」の特徴に戻します。

「バックレーススタイル」は、1つのキャリアに2つのルーバーをまとめていることで、寄せたときのたたみ代を「センターレーススタイル」より片開きで約30~40%減少させられるメリットがあります。

 

バックレーススタイル ルーバー回転 視界

ただし、この構造にはデメリットも存在していて、1つのL型キャリアに不透明ルーバーとレースルーバーを90°(直角)に固定させている構造上、「センターレーススタイル」の様に不透明ルーバーを左右180°に回転(調光)させることはできず、右側または左側どちらか90°の回転(調光)に制約されている点が重要なチェックポイントとなります。

この90°の動きを更に詳しく解説すると、操作側を右操作にした場合、製品を上から見て不透明ルーバーが反時計回り方向に90°のみ回転し、左操作にした場合は、製品を上から見て時計回り方向に90°のみ回転が得られるという構造になっているため、使用環境に見合った操作側の決定をする必要があります。

こう説明すると、理解が混乱してしまうお客様に配慮して当社では、ループコード式(右操作)バトン式(左操作)の2種類を用意して、実際の窓辺でご確認いただく様にしています。

 

バックレーススタイル 右操作 ニチベイ アルペジオ 取扱店

デモンストレーション操作①
こちらは「バックレーススタイル」のループコード式を右操作で製作した場合の操作イメージ。

不透明ルーバーは垂直状態から反時計回りに90°回転できますので、調光時に製品向かって右側からシースルーの眺望を得たい場合には右操作を選びます(※それにより左側からの眺望は失われます)。

 

バックレーススタイル 左操作 ニチベイ アルペジオ 取扱店

デモンストレーション操作②
こちらは「バックレーススタイル」のバトン式を左操作で製作した場合の操作イメージ。

不透明ルーバーは垂直状態から時計回りに90°回転できますので、調光時に製品向かって左側からシースルーの眺望を得たい場合には左操作を選びます(※それにより右側からの眺望は失われます)。

この様に、ループコード式、バトン式の別を問わず、右操作と左操作の違いで調光操作時のルーバー回転角度が逆になるのが「バックレーススタイル」ですので、採用にあたっては眺望を楽しみたい側と陽射しやプライバシーを遮りたい側を事前に決めた上で操作側を決定することが大切です。

 


 

最後に「センターレーススタイル」を解説。

センターレーススタイル 展示品 取扱店 ニチベイ アルペジオ

センターレーススタイル ニチベイ アルペジオ 見え方

デモンストレーション操作③

長々と「バックレーススタイル」の解説をしてきましたが、最後に「センターレーススタイル」の特徴と解説を、バトン式(両側操作)とループコード式(左操作)の大小の展示品ご案内しつつ本日のブログをしめくくろうと思います。

 

ニチベイのロングセラー商品として知られる「センターレーススタイル」は、100mmの不透明ルーバーに80mmのセンターレースを斜めに挟み込んだ構造になっています。

レース用のキャリアは不透明ルーバーの回転に合せて動くことしかできない仕組みになっていますが、そうすることで不透明ルーバー用のキャリアを左右180°回転操作できる機能性が「センターレーススタイル」の大きな魅力となっています。

 

注意点としては、「バックレーススタイル」の不透明ルーバー全閉時に、レースが完全に隠れるのに対して、「センターレーススタイル」の不透明ルーバー全閉時では、全体の40%程度レース生地が見え、不透明生地とレースの色調を合せない場合はツートーンになるという特性があります。

これまでの販売実績の中では、レースの色を不透明生地や遮光生地に合せるのではなく、ツートーンカラーになってもいいのでレースは白で自然な採光と視界を得たいというお客様が7割以上という印象ですが、夜間はレースの存在を消したいという様なご要望に対しては今後「バックレーススタイル」をお勧めしようと思っています。

 

続いて、直線窓以外での納め方について、シンプルなキャリア構造を採用している「センターレーススタイル」の場合は、コーナー窓での採用も可能で、入隅や出隅コーナーが多いマンションなどでの採用が可能です。
※事例: https://mitsuwa-i.com/blog/2020/02/12

 

バックレーススタイル 展示品 取扱店 ニチベイ アルペジオ

センターレーススタイル 仕組み コーナー窓

対して、「バックレーススタイル」の場合は、1つのL型キャリアに2枚の生地を取付けているため、「センターレーススタイル」の様にコーナー窓で使用することはできません。

 

バックレーススタイル コーナー窓 ブログ

ルーバーの回転を妨げない必要最小限の間隔を確保した場合でも、L型キャリアの構造により、コーナー部分のレース間隙間が生じたり、不透明ルーバーを全閉にした場合、コーナー部分の1枚はバックレースの露出になるなど、構造上の不具合が生じてしまうのです。

 

以上、本日はニチベイ『アルペジオ』「バックレーススタイル」のご紹介をロングセラー品である「センターレース」との比較を交えてご案内させていただきました。
お客様にとって好ましいと思われる製品はどちらでしょうか。

どちらを選べば良いかを決め兼ねるという場合は、展示品を使ったご案内をさせていただきますので、ご来店、あるいは現地出張依頼などお気軽にご相談いただければ幸いです。

 

◆ 『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

 

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