年最後のブログでは、先日終わったばかりの、都内・「中古マンション」ご入居前における、『主寝室』のトータル・コーディネート リニューアル事例をご紹介させていただきます。
まず、こちらが完成後の様子です。 インテリアに対する関心の非常に高いお客様のご要望に叶うべく、『主寝室』の「内装」・「造作」・「窓装飾」全般のリニューアルを手掛けさせていだきましたので、作業工程の順を追ってご案内させていただきます。
『輸入壁紙』の選定。
東京都内に在住のお客様の場合ですと、現地でのお打合せ以外にも、インテリア製品関連メーカーのショールームに足を運んでいただいたり、実際にショールームでお打合せをさせていただく方がより具体的でイメージ効率が良いためご利用をいただくケースが多いですが、今回もお引越しまでの工期が短かったこともありましたので、積極的にご活用いただくお打合せをさせていただきました。
『主寝室』でご採用いただきました『輸入壁紙』は、テシードのショールームにある膨大なサンプルの中から決めていただきましたもので、アメリカ・「ウォールクエスト社」の輸入取寄せ品です。
◆ 『輸入壁紙』の「テシード」・WEBサイト
https://www.tecido.co.jp
こちらは、『輸入壁紙』施工後、主寝室の窓辺の様子。
「カーテンBOX」内も貼り替えた輸入壁紙と、天井の外周を飾る「モールディング」との相性も素敵です。
『インテリアペイント』の選定。
そして、装飾『チェアレール』で腰上の『輸入壁紙』とセパレートした腰下部分は、『インテリアペイント』を合わせて仕上げました。
腰壁部分の塗装色は、塗装仕上げ専用のフリース壁紙を貼ったのち、「NUTMEG DUST(ナツメグ・ダスト)」というネーミングのベージュ系のインテリアペイントを塗って仕上げています。
装飾『モールディング』から『造作建具』の施工。
こちらは、『輸入壁紙』と天井の見切りに、装飾的表現力の高い『モールディング』を設置した様子です。
また、装飾『モールディング』に合わせて、腰壁の見切り材となる、装飾チェアレールや、フロアとの見切り材となる装飾巾木を組み合わせでご採用いただきました。
組合せ施工後の様子です。
今回は、『クローゼットドア』と『室内ドア』も既製品から、塗装仕上げのオーダーメードドアにリニューアルしています。
海外のドラマや映画のインテリアを好まれるお客様から多いのがこの建具のリニューアルです。
こうして、標準的な内装のマンションの寝室が、欧米スタイルの内装にリニューアルすることによって、芸術的に様変わり致しました。
装飾性を重視した『寝室』の窓辺のスタイリング。
主寝室の窓辺も、お客様お気に入りのファブリックにスタイルを加えて、内装リフォームと調和した、優しくナチュラルなカラーとシンプルデザインの組合せで仕上げさせていただきました。
日中の窓辺は、個性的な柄のオーガンー・レースに包まれて両脇に寄せられているカーテンが、壁紙のデザインとすっきりと馴染む様なフロントレース・スタイルをご採用いただきました。
次にこちらは、「夜のウィンドゥ・スイリング」パターンの1つである、レースを両脇のアクセントとしてまとめながら、上飾りである『フラットバランス(カーブタイプ)』と共生地で設えた、ナチュラルな素材感のある無地を主役とする演出プランの様子です。
寝室ですので、カーテンには「遮光裏地」をつけています。
そして、「夜のウィンドゥ・スイリング」パターンの2つ目は、フロントレース・スタイルの前幕で無地のカーテンを包み、『輸入壁紙』のパターンと馴染ませながら立体的な装飾表現が際立たせる演出プランとなります。
前幕のオーガンジーは、2.5倍ヒダ仕立ての豪華なウェーブ仕立てで、上飾りの装飾トリムとの組み合わせで、アクセサリー感の強い表情を出すことができました。
こうして、昼夜を通して3種類のスタイル表現が楽しめる、フロントレース・スタイルの特性を効果的に用いた窓辺の演出と、インテリア全体の計画的な調和が図られたトータル・コーディネートが出来上がりました。
お気に入りの「ファブリック」と「アクセサリー」で
エレガントな女性的な窓辺をコーディネート。
前幕にご採用いただきました『刺繍柄付・オーガンジー』には、五洋インテックスのカタログ「サザンクロス プラス」に収録されているトルコ製・刺繍レース、『トゥーランドット』をご採用いただきました。
芸術的で女性的な甘美な刺繍のパターンが魅力の裾柄付レースです。
次にこちらは、『装飾バランス』と後幕の『カーテン』を構成する生地とアクせサリーの組合せです。
マナトレーディングのショールームでのお打合せでお選びいただきました、カーテン生地『パロス』の色番(20)に、遮光生地の『ノアール』の色番(2)を組合わせました。
また、『フラットバランス』の軽いカーブを描くボトム部分には、マットな厚地のアクセントとなる、可愛い「木の実」の様な丸いトリムにビーズがあしらわれた、さりげない光沢感が魅力の『ルチエッロ』をご採用いただきました。
そして、カーテンやレースを束ねる『装飾タッセル』には、フランスの名門「HOULES(ウーレス)」社のシンプルながら演出効果の高いバンドタッセルと、ゴールドの房掛けの組合せでファッショナブルなこだわりの窓辺をまとめました。
『装飾バランス』とコーディネート『クッション』で
「ファブリック」演出の総仕上げ。
『輸入壁紙』と『インテリア・ペイント』との風合い的なまとまりも素晴らしい窓辺のトップトリートメントを飾る装飾バランスは、モールディングの下に配置された梁下カーテンBOXの立体表現を強調する効果的なアクセントとなりました。
今回は窓の高さを踏まえて、圧迫感の少ないカーブタイプですっきりと表現していますが、同時に軽くまとまり過ぎない様に『装飾トリム』を合わせて全体のプロポーションを整えました。
装飾バランスは生地の厚みもありますが、しっかりとした芯地も入ったボリュームのある仕立てとなっています。
コーディネート・クッションには、窓辺で使用した厚地に装飾トリムで縁取った仕立てと、前幕の刺繍オーガンジーのアンダーにシルク調の無地を重ねた仕立ての2種類をコーディネートさせていただきました。
こうして、妥協のないお客様のイメージ通りの寝室のトータルインテリアめコーディネート&リフォームが完成いたしました。
毎日がお気に入りのスウィートルームとなり、日々の疲れも癒されるリニューアルとなりました。
◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm
◆ 当社・「モールディング」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm
◆ 当社・「インテリアペイント・リフォーム」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/farrow&ball.htm
◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html
◆ 当社・「装飾バランス」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/
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