Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

月別アーカイブ: 2015年10月

ニチベイのバーチカルブラインド「アルペジオ」。センターレース スタイルの魅力と納品事例。

2015年10月16日

 リフォームを終えた戸建住宅のLDにて、機能性の高い『センターレース スタイル』が好評の、ニチベイのバーチカルブラインド「アルペジオ」をご採用いただきました。

ニチベイ,アルペジオ,センターレーススタイル


センターレーススタイル,バトン式,両側操作

こちらが、バーチカルブラインド納品後の様子。日中は『センターレース スタイル』による眺望と採光のコントロールを楽しめる設えです。
LDを区分していた「袖壁」をオープン(筋交いで補強)にすることにより、各居室の一間半窓(約270cm幅)が程よく一続きに見えるダイナミックな窓辺にリニューアルされました。

 

『センタレース スタイル』とは?

2015.10.5.15

『センターレース スタイル』とは、ニチベイのバーチカルブラインドの製品ラインナップの一つです。
製品におけるルーバーの組合せでは、「不透明生地」と「シースルー」生地が交互に吊るされています。
不透明ルーバーを窓面に対して垂直に回転させると、センターレース生地が回転しながら現れて、レース生地から柔らかな光を採り入れることもできます。
そして、ルーバーを左右に深く傾斜せると、外部からの視線をコントロールできるため、採光とプライバシーの両立を得ることが機能性が魅力となっています。

2015.10.5.17

今回の納品事例では、24色展開のカラーバリエーションを持つ生地『リーチェ』より、A6831(ミルキーホワイト)とコーディネート用のシースルー生地(1314)をご採用いただきました。
『センターレース スタイル』では、不透明生地だけでなく「遮光生地」などとの組み合わせもございますので、状況により寝室などでもご採用いただくことも可能です。

 

 

窓の左右からのスマートな開閉に考慮。

2015.10.5.6

「バーチカルブラインド」の設置にあたっては、窓環境に応じた「開閉操作」方式を選ぶことも必要です。
こちらの施工事例では、窓の両側を開閉をする際に、窓右側の「筋交い」や左側の「コンセント」の範囲内の幅でバーチカルブラインドを左右自在に開閉できるスマートな操作性が求められていました。

 

従来型・「コード」操作の特徴。

2015.10.5.24

これまで、バーチカルブラインドの操作方式は、「コード操作」による開閉と、回転操作棒による「調光」を分離して行う『コード式』に限定されておりました。
「コード式」操作は、操作をしている場所から動くことなく、安定した開閉と調光が行える仕様のため、現在でもマンションなどの大型窓や高所窓などで広く使われています。

 

2015.10.5.25

コード式のデメリットとしては、窓際に出入口や換気用の窓がある場合などで、ルーバーの移動は出来ても、重みのある「コードウエイト」がその場に固定されていることが鬱陶しい点と、カーテンやレースを開閉するような手軽な開閉操作が行いにくい点にありました。

 

「バトン式(両側操作)」操作で、左右の開閉に対応。

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2015.10.5.18

この様なニーズに応えるため、近年では製作にあたっての制限(製作幅:3m以内、製作面積:6平米以内)の範囲内において、操作バトン1つて、スムースなルーバーの開閉と調光の両方が行える『バトン式』操作が新たに加わり、その使い易さに対する評価が高まっています。

 

バーチカルブラインド,バトン式,両側操作

上の写真は、シングルスタイルのバーチカルブラインド・『バトン式(両側操作)』での開閉と調光の様子です。
カーテンやレースで、ランナーにバトンを付けて開閉するスタイルは昔から存在しましたが、この原理を応用して、開閉・回転(調光)操作をバトンのみで行うことができるのが、バーチカルブラインドにおいての『バトン式』操作の特徴です。
「両開き」操作とは異なりますので、中央2分割の動きはできませんが、それ以外であれば、左右いずれかに寄せたり、左右に開口を設けることが自由にできるので、屋外への出入りや換気を行う窓では重宝されています。

 

「ダイニング」窓での、設置留意点。

センターレーススタイル,バトン式,両側操作,メリット

写真左の「ダイニング」側の窓での設置留意点をご説明です。

2015.10.5.10

「ブラインド・ボックス」上部は、LDで区分されることなく一直線に通されていましたが、フロア側は、袖壁の名残である「筋交い」によりバーチカルブラインドの納まりが制約されていましたので、ダイニング窓の右側の位置は筋交いの直前までとしました。

2015.10.5.14

同様に、ダイニング窓の左側には「コンセント」がありましたので、バーチカルブラインドの製作幅は、筋交いからコンセントの範囲内と決まりました。

 

ニチベイ,アルペジオ,リーチェ

「ダイニング」側窓での設置後の様子です。

不透明生地を室内側に垂直に立てた「センターレース」スタイルのポジションでは、庭の眺望と、柔らかい自然光をお楽しみいただくことができ、これがこの製品の最大の魅力となっています。

 

「リビング」窓での、設置留意点。

2015.10.5.7

「リビング」側の窓での設置留意点は、更に注意が必要なものでしたが、『バトン式(両側操作)』を使用することにより、ベストの納めをすることができました。

 

バーチカルブラインド,収納ドア,干渉

2015.10.5.20

窓の右側は、「収納クローゼット」ぎりぎりまでの納めとなっていましたが、更に内開きの扉がバーチカルブラインドの背後にきていたため、収納ドアの開閉の際には、「バトン式」特有のチョイ開け操作の機能が発揮されました。

 

2015.10.5.26

センターレーススタイル,メリット

この様に、「収納クローゼット」との共存が可能なスタイリッシュな窓辺となりました。

 

ローマンシェード,ツインスタイル,ハイサイド

今回の納品事例では、『センターレーススタイル』のバトン式(両側操作)と併せて、ハイサイドの窓には、ツインスタイルの『ローマンシェード』を組み合わせて、お客様のご要望に叶った、柔らかい光と豊かな眺望を採りこむことのできる窓辺が出来ました。

 

◆『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

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『輸入壁紙』を使ったアクセント・ウォール施工で、「耳鼻咽喉科」の待合室をグレードアップ・リニューアル。

2015年10月06日

テシード,PIP STUDIO,386114,輸入壁紙,施工事例

2015.10.6.6

オランダの「Eijffinger(アイフィンガー)」社からリリースされている、カタログ・『PIP STUDIO Love Birds 9』収録の輸入壁紙を使って、耳鼻咽喉科の「待合室」にアクセントウォールを施工させていただきました。

 

リニューアル前の「待合室」と、
クリニックのインテリア。

2015.10.6.1

今回、「輸入壁紙」と「腰壁」を組み合わせた『アクセント・ウォール』で上質な雰囲気にイメージアップをされたいとご相談をいただいた壁面です。

 

2015.10.6.7

「待合室」はシンプルで清潔感のある雰囲気ですが、その奥に続いている造作「キッズスペース」と「階段」の設えが非常に凝った作りで、アミューズメント性が高いと、オープン時より患者様より人気があったとのことです。

そのため、こちらのエリアとのトータルバランスにこだわりたいとの事で今回の施工依頼となりました。

 

 

リニューアル前の「待合室」と、
クリニックのインテリア。

2015.10.6.8

その様な経緯を経て、今回ご採用いただいた輸入壁紙がこちら。

オランダ・「Eijffinger(アイフィンガー)」社のカタログ『PIP STUDIO Love Birds 9』収録の、「ヴィンテージ」デザインの可愛らしいデザインが魅力の壁紙です。
もとの規格は、 幅139.5cm x 高さ280cmのパターンが3枚構成のパネル状に分けられたセット商品ですが、「腰壁」との組み合わせの際には、腰見切りの位置にお好みの柄が来るような割付けで貼り上げるています。

*海外ブランド名:  オランダ・「Eijffinger(アイフィンガー)」社
*国内取扱メーカー:  「テシード」
*「防炎認定」: 『☆☆☆☆(フォースター)』取得済(※テシード)
*壁紙品番 :386114
*素材: フリース(不織布)
*規格(梱包)サイズ:  (139.5cm×280cm/パネル) × 3本
*掲載カタログ: 『PIP STUDIO Love Birds 9』
*製品紹介ページ(テシード):
https://www.tecido.co.jp/products/detail.php?product_id=3975

 

 

『PiP STUDIO(ピップ・スタジオ)』ブランドについて。

2015.10.6.9

『PiP STUDIO(ピップ・スタジオ)』は2007年生まれのオランダのブランドとして知られています。
「PiP」とは、デザイナーであるCathalinaの幼少時からのニックネームです。
ブランドのロゴに描かれているインコも実際にPiPの肩や頭の上にちょこんと乗っていた想い出をもとにブランドアイコンとして描かれています。

 
 

2015.10.6.10

また、『ピップ・スタジオ』というメーカーミングも、自宅の屋根裏部屋にスタジオに改装した由来から名付けられているため、現在ではスタジオ所属のデザインチームにより、個性的でキッチュな「壁紙」のリリースもされるようになっています。

“Happy products for Happy People”

『ピップ・スタジオ』のデザインコンセプトは、

①「自分自身が欲しいもの」
②「家族や友達にプレゼントしたくなるもの」
③「みんなを幸せにしてくれるもの」

で、ピップ・スタジオのデザインはひと目でそれと分かるものばかりで、ヨーロッパの女性のハート捕えて離さないといわれています。

 

 

『待合室』のアクセント・ウォール施工。

2015.10.6.2

テシード,PIP STUDIO,386114,輸入壁紙

クリニック・「待合室」での施工にあたっては、まず、傷防止(メンテナンス)の観点から、表面強度のある「腰壁(羽目板)」をソファより少し高めの位置に造作したのちに壁紙を組み合わせています。

 

PIP STUDIO,386114

PIP STUDIO,386114,輸入壁紙,施工事例

施工が終わり、クリニック全体のインテリアに連続性が生まれ、子供から大人までリラックスしながら過ごせる「待合室」へとバージョンアップ・リニューアルすることが出来ました。

 

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

◆ 当社・「子供部屋のインテリア」特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/shumi-1.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

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「戸建リフォーム」における、子供部屋の窓辺(「輸入ファブリック」を用いたフロントレース・スタイル①)

2015年10月01日

英国・「HARLEQUIN(ハーレクイン)」社の『キッズ・インテリア』専用のトータル コーディネート カタログ、『What a Hoot !(ホワット ア フート)』のファブリックに、「トルコ製」の刺繍レースを合わせた、ウィンドゥ・コーディネート事例を紹介させていただきます。

ハーレクイン What a Hoot ! 3224 カーテン

 

「リフォーム」段階での打合せの様子。

1015.10.4.12

こちらは、「中古・戸建住宅」入居前のリフォームが始まり、内装の仕上を始める前に拝見させていただきました「子供部屋」の窓周りです。

壁際に設置された2つの窓は、サッシの交換は行わない予定ですが、将来的に「インナーサッシ」を増設する予定もあるとのことなので、窓枠内には製品の設置を行わず、輸入ファブリックスを組み合わせた、ヨーロピアン・テイスト』の窓辺をコーディネートすることになりました。

 

『WHAT A HOOT(ホワット ア フート)』について。

f-2014.1.29.15

当社では、英国・「HARLEQUIN(ハーレクイン)」社からリリースされている、「キッズ・インテリア」のトータルコーディネート・カタログの中から、『Far Far Away』『What a Hoot !(ホワット ア フート)』を2冊ご用意しております。

 『What a Hoot !(ホワット ア フート)』:「(和訳):なんて可愛いんでしょう!」という感嘆詞で表されたカタログに収録されているコーディネートアイテムは、タイトルにもなった代表作のデザインの他にも、趣向を凝らした複数のデザインが紹介されていますが、全てにおいて海外の本格的なインテリアシーンを日本の住宅にも反映できる魅力的な「壁紙」・「窓周り」・「クッション」・「ベッドリネン」などのトータルコーディネートも視野に入れたアイテム構成で展開されています。

こちらは「輸入取寄品」ではありますが、約2週間程度の納期で入荷可能なため、比較的ご提案し易い人気ブランドとなっています。

 

「カーテン」を手前に配した、過去の納品事例。

f-2014.1.29.12

こちらは、「集合住宅(マンション)」の子供部屋における、過去の納品事例です。

f-2014.1.29.23

L字窓」の特徴である遠近法の視覚効果を活かした、広がりの感じられる柄表現を意識した事例です。
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=6258

 

 

『フロント・レース』スタイル
による、今回の納品事例。

1015.10.4.2

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そしてこちらが、今回のご入居後に行わせていただきました、ウィンドゥトリートメントの様子です。

ベランダへの出入を行う側の窓は「掃出窓」ではありませんでしたが、床まで「カーテン」と「レース」で覆うことにより、ダイナミックに見える納めとしています。

f-2014.1.29.21

1015.10.4.15

カラフルなドットによる刺繍が魅力の「トルコ製」レースをフロントに設えて、その後幕で上品に窓辺を演出しているファブリックはカラーは、 『What a Hoot !』の中でも一番人気の3224番色です。

上質で透過性のある刺繍レースを手前に配することにより、後幕のプリント柄を幻想的かつ立体的な表現で魅せることができました。

 

1015.10.4.1

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「クローゼット」側窓の納まりは、家具の配置と収納引き戸のレイアウトも考慮して、左右どちらでも開閉できる、自由度の高い「片開き」で納めることになりました。
これにあわせて「共布タッセル」を留める「ふさかけ」は左右に配しています。

 

2015.9.6.7.15

また、「片開き」での納めにあたっては、左右の固定にオプション部材の「サイドマグネットランナー」と呼ばれる磁気ランナーの組合せが可能な『機能性カーテンレール』を採用しています。

これにより、状況に応じてフレキシブルにカーテン&レースの移動が可能になることと、「片開き」で仕上げることにより、ファブリック・デザインの持つ連続性を豊かに表現することができました。

 

マナトレーディング What a Hoot ! 3224 カーテン

「フクロウ」は日本でも「幸」の字に置き換えられて縁起物として捉えられる様に、英国でも「Happy」な存在として愛されており、ファブリックデザインにもしばしば描かれてきました。

今回は、その 可愛らしさに加えて、少し大人の優雅さが感じられるウィンドゥ・トリートメントを、インテリアに調和させることができました。

 

当社・「子供部屋のインテリア」特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/shumi-1.htm

当社・『輸入カーテン』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『オーダーカーテン』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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