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ネオジム磁石で造作した特殊下地と 電動調光ロールスクリーン『FUGA』の併用設置事例。

2022年06月14日

こちらは高さ5.5mの吹抜けを含むメゾネットマンションの上下階窓に調光ロールスクリーン『FUGA』をご採用いただいた納品事例です。

 

 

超強力「ネオジム」磁石で造作した特殊下地で
電動『FUGA』を取付け。

こちらの事例では、2階吹抜け側窓がカーテンボックスになっていましたので既設のカーテンレールを外して、製品サイズ:W2500×H2400の手動『FUGA』を設置しましたが、開口W2500×H2900の1階窓はサッシの手前が鉄板構造のマンション共用部分になっているため、窓周り品の設置に必要となるビス固定が出来ない状況になっていました。

前居住者の方も1階窓はそのままにされていたため、初回納品時ではそのままにしていた窓でしたが、ご入居後の生活の中でやはり窓周り品が必要とのご相談をいただきました。

共用部分の鉄部は有効取付高:59mmあり、このエリアに取付金具をにビス止めできれば上階に合せて『FUGA』を設置できるのですがそれができません。

ただし、鉄分を多く含む強磁性体の鉄部であったため、今回はここに磁力で固定させる製品の提案方法を考えました。

 

 

ここで考案したのが、シルバー塗装仕上げを施した15mm厚の集成材に、厚さ5mmの強力ネオジム磁石を10個装着させた総厚20mmの特殊下地板を共用部分の鉄部に磁力で固定する納めです。

ネオジム磁石とは、ネオジム、鉄、ホウ素(ボロン)を主成分とする最強の永久磁石で、磁力の強さは、鉄の酸化物を主成分としたフェライト磁石の10倍、わずか直径1~2cm程度の小さいネオジム磁石でも、5~10kgの吸着力があると言われています。 

 

今回使用した磁石は木材などにビス止めできる構造になっていて、直径32mm、最大で垂直方向30kg、水平方向8kgの引っ張り強度を持つとされている磁石を平均25cmの間隔で16mm厚の集成材に固定しています。

鉄分を多く含む強磁性体の鉄部であったこともあり、ネオジム磁石10個の使用で半身を預ける様に下側に負荷を掛けても微動だにしない強力な磁力下地ができ上がりました。

木材は反りの少ない集成材を2分割にして、中央部分を金属プレートでジョイントしています。

ジョイントを併用することで下地材を片側ずつ脱着し易くなっています(※下地材は垂直方向の引っ張りに対しては容易に動きませんが、ネジウム磁石の固定で生じている5mmの隙間に指を添えて板の端部を90度捩じりながら手前側に引っ張ることで取外しが可能です)。

更に下地材の両端にL字アングルを付属させて、これを壁面ブラケットとして木部壁にテンション付けしているので磁力だけに頼らない下地材としての納まりになっています。

限られた奥行きスペース内に総厚20mmの下地を挿入したため、更に取付スペースがタイトになりましたが、目安として140mm程度の有効クリアランスが存在すれば今回の様な納めが可能です。

テスト用のヘッドレール模型も無事取付けられ、いよいよW2500mm × H2900mm の大型製品を取付けることになりました。

 

 

調光ロールスクリーン「FUGA」
充電式電動タイプ『Eco Rimo(エコリモ)』を採用。

ネオジム磁石とL字アングルを併用した下地材に設置した製品は調光ロールスクリーン『FUGA』充電式電動タイプ『Eco Rimo(エコリモ)』

手動製品では必須の昇降操作を伴わないコードレス電動製品のため、取付下地に引っ張り荷重の負担を掛けない製品となっています。

 

FUGAのエコリモは、ヘッドレール下のポートにマイクロUSBケーブル(タイプB)をつないで充電させる構造のため電池交換は不要、モバイルバッテリーからの充電も可能です。

1回のフル充電に要する時間は約10時間と長いため、就寝前など充電のタイミングを配慮する必要がありますが、これにより1日2回の昇降操作で約1年間連続使用が可能と言われています(※製品サイズ、昇降・調光頻度により充電頻度は異なる)。

市販のUSBケーブルは0.3m以下から最長5mまで売られており、必要に応じてケーブルをコンセントに差し込んで常時接続することも可能です。

 

様々な工夫を凝らした甲斐もあり、限られた条件の範囲内で上下階の窓を調光ロールスクリーン『FUGA』でまとめ上げることが出来ました。

今回のこだわりポイントをまとめると以下のとおりです。

① 上下階で分割されている吹抜け窓に調光ロールスクリーンを採用したい。

② マンション共用部分となる鉄部は取付ビスを使用せずに製品を固定したい。

③ 磁力下地の採用窓は、引っ張り操作を伴わない電動製品を採用したい。

④ 窓近辺にコンセントが無いため、充電タイプの電動製品としたい。

 

マンションの管理規約に準拠した取付と、安全性を配慮したご提案をさせていただきましたが、今回の設置方法は、当社から積極的にご提案する内容のものではありません。
たまたま設置と使用にに耐えうる条件と製品が揃っていたことと、製品の導入をお客様が熱望されていたため実現した特殊プランとなります。

 

ご採用生地は、FUGAの「BASIC」収録のホワイト(FG-5513)

こだわりの甲斐もあってお客様からも、「窓周り品の導入を諦めかけていた箇所にお気に入りの製品が採用できて良かった。」とご満足をいただけました。

 

最後に『FUGA』の充電式電動タイプ『Eco Rimo(エコリモ)』の昇降イメージを動画をご案内して本日のレポートのまとめとさせていただきます。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア:
 https://www.mitsuwa-i.com/

 

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調光ロールスクリーン『FUGA』の窓枠内付と壁面付を使い分けた高所窓納品事例。

2022年06月09日

 

吹抜け窓 高所窓 階段窓 調光ロールスクリーン FUGA

こちらは東南に面した床高5m・高所窓での『FUGA』・調光ロールスクリーン(※PLAIN・ホワイト)納品事例です。

高所用足場台と階段専用の段差調整脚立を設営して納めました。

 

吹抜け 階段窓 断熱対策 

当初、製品の選定にあたっては太陽光のグレア対策遮熱対策として断熱性重視のハニカムスクリーンと併せてご検討いただいておりましたが、最終的にコンパクトな収納性と手軽な調光操作が魅力の調光ロールスクリーンをご採用いただきました。

手摺の干渉がある階段側の窓は本体を窓枠内に収納する内付で個別に納めましたが、直下の掃出窓が操作コードの障害物となっている吹抜け窓は2連窓を統合した壁面付とすることでで操作コードを掃出窓の右横に逃がす納めとしています。

 

 

壁面付にあたっては、FUGAの新たなオプション部材として加わった「新正面補助金具(L)」を併用しています。

規格品よりも肉厚のある堅固なネジ固定式補助金具を組み合わせることで正面付製品で起こりやすい昇降時のガタつきが軽減され、高所窓に設置した製品をフロア側から遠隔操作する際の安定感が向上いたしました。

 

 

吹抜け窓 高所窓 調光ロールスクリーン おすすめ 事例

スラット全開状態での日照調整もできる『FUGA』調光ロールスクリーンで、光の陰影を楽しめる美しい高所窓が完成しました。

窓枠内付と壁面付の使い分けで納めましたが、壁面の意匠が異なることもあり違和感の少ない納まりとなりました。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

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断熱性に優れたプリーツスクリーン『ペルレ ダブル』の特徴。『ペルレ ペア』やハニカムスクリーン『ブレア』との比較。

2022年06月02日

プリーツスクリーンとは 歴史

プリーツスクリーンとは、 じゃばら(山折りと谷折りの繰り返し)構造の生地を上下に昇降させて使用し、すっきりとした見た目とコンパクトな納まりが特徴の製品です。
 
プリーツスクリーンが最初に日本国内で紹介されたのは1978年ですが、当初は和紙の風合いや素材感を持つ生地が主流で、和室の障子の代用として提案される製品でした。
 
時を経て1997年にプリーツスクリーンのツインスタイル(不透明生地や遮光生地 + シースルー)が登場するあたりからリビングや寝室の窓でもご検討いただける製品になってきたという歴史があります。
 
 
 
タチカワブラインドのプリーツスクリーン
『ペルレ ダブル』が新登場。
 
 
ペルレダブル 特徴 長所
 
 
プリーツスクリーンの歴史を踏まえたうえで本日ご紹介するのが、タチカワブラインドのプリーツスクリーン『ペルレ ダブル』です。
 
当社では後述の比較でご紹介する関連製品と併せて『ペルレ ダブル』の展示品を、手動操作、電動操作ともにご用意しており、お客様とのお打ち合わせ時に持参することもできます。
 
 
リビング 拭き拭け窓 プリーツスクリーン おすすめ 人気
 
タチカワブラインドのプリーツスクリーンは、製品バリエーションが多彩で優れていることから業界内で高い評価を得ていますが、今回、新たな生地ラインナップとともに登場した『ペルレ ダブル』は、カーテンとレースに似た関係で前後に配した生地をお使いいただける2重構造のプリーツスクリーンです。
 
後述する注意点がありますが、生地の組合せによっては製品1台で最大製作サイズ:W3000mm×H3000mm(※9㎡)まで対応可能であることと、熱性の高い生地を2重構造で組み合わせることで、ハニカムスクリーンと比較検討いただけるほどの断熱性も期待できる製品になっていることが画期的と言われています。
 
 
 
手動製品から電動製品まで
意匠性と実用性を伴う大型化に成功。
 

最大製品幅と面積については、これまでプリーツスクリーンの生地巾の主流が2000mmであったため以下の様な問題がありました。

つまり製品幅が生地の規格幅を超える場合は生地の中央で重ね合せ(ジョイント)をして製作する必要があるため、これではいくら1台で大型窓に対応するといっても意匠性の問題もあり、製品幅W2000mmを超える製品を無理に作るよりは2分割で製作した方が無難という考え方が一般的でした。

 

ただ、今回のカタログ刷新で、生地巾W2900mmの広幅生地を、和紙調無地遮光レースでそれぞれ用意されたことで、間口一間半を超える窓でもジョイント無しの製作が検討できる様になったということが画期的なバージョンアップと言われています。

具体的には、和紙調の「ミズホ」とシースルーの「エテルノ」または「フェアリー」の組合せであれば生地ジョイント無しで最大:W2900mm×H3000mm(※8.7㎡)無地の「ライフ」と「エーレ」、遮光の「ノッテ」は最大:W2900mm×H2500mm(※7.5㎡)までの大型製品を生地ジョイント無しで製作できる様になり、和洋様々なインテリアシーンでの導入が期待される製品となりました。

 

 

 
 
また操作仕様3種類の手動操作に加えて、電動製品にも対応していることから、リビングの大開口窓や吹抜窓での導入も想定しやすい製品となりました。
 
 
 
電動の操作タイプも、設計段階から導入を検討されている場合に採用できる壁スイッチタイプから、送受信距離(20m)の長い電波を使用したRFリモコン、送受信距離の短い窓辺(7m)で手軽に操作する赤外線リモコンからをご用意しています。
 
 
 
とりわけ赤外線リモコンについては、持出し受光部を併設し、別途市販のスマート家電リモコンスマートスピーカー等をご用意いただくことでIotに対応したスマートフォン操作音声操作も可能になりました。
 
タチカワブラインド ホームタコス ペルレ ダブル ペルレ ペア 電動展示品
当社ではスマートフォンやスマートスピーカーを用いたIotにも対応している、電動・ホームタコス『ペルレ ダブル』『ペルレ ペア』を展示品で用意しており、実際に操作体験をいていただくことができます(※要予約)
 
 

動画にて操作イメージの比較をご覧いただくこともできます。

 

 

価格を抑えて断熱性が向上

タチカワブラインド プリーツスクリーン ペルレダブル ペルレペア 比較展示 取扱店

こちらは、プリーツスクリーン『ペルレ』のダブルタイプペアタイプを並べた当社展示品です(※操作仕様はワンチェーン)。

 

 

「ペルレ ダブル」は、25㎜幅にプリーツしたドレープ生地とレース生地を『前後』に配置し、生地の切り替えができる二重構造のプリーツスクリーンです。

製品形状は既に発売されている上級ブランドの『ゼファー』(18mm幅プリーツ)に似ていますが、「ペルレ ペア」と価格設定を揃えることで『ゼファー』比で約50%価格を抑えたコストパフォーマンス性の高い製品となっています。

また、製作対応サイズも、『ゼファー』が最大W2000mm × H2500mm(※5㎡)までであるのに対して「ペルレダブル」は生地のジョイント無しで最大W2900mm × H3000mm(※8.7㎡)までに対応し、より幅広いシーンで導入可能な製品になっています。

 

プリーツスクリーン ペルレダブル ペルレペア 畳み代 比較

次に、「ペルレ ペア」との形状比較であげられる長所についての説明です。

 

生地の配置が上下2段重ねになっている「ペルレ ペア」と異なり、生地の配置が前後2重構造の「ペルレ ダブル」は、前後の生地を独立して昇降できるため、畳み込み寸法が小さくすっきりしているという特徴があります。

なお、生地の奥行きは当然『ペルレ ダブル』の方がありますが、ヘッドレールサイズは同一ですので、設置に必要な有効奥行きが70mm以上ある窓であればどちらの製品も設置可能です。

 

 

 

また「ペルレ ダブル」は、前後の生地を併用することができるため窓まわりの断熱性を高められる省エネ効果に優れた製品となっています。

メーカーの試算によれば、後幕となるレースを併用した二重使いの場合で、一枚のプリーツスクリーンより約12%の断熱性能を向上させることができ、同社が展開するハニカムスクリーンの採光生地並みの性能が得られる製品となっています。

 

 

 

更に今回のカタログ改訂を機に新たに加わった日射反射の高い遮熱レース遮熱生地(厚手)を組合わせることで更なる断熱性能の上積みも可能になり、夏冬の断熱・遮熱対策に検討できるプリーツスクリーンになりました。

 

 

ハニカムスクリーン『ブレア』との断熱性比較

プリーツスクリーン ペルレダブル ハニカムスクリーン ブレアペア 比較 展示品

続いてここからはプリーツスクリーン『ペルレ ダブル』と同時発売したハニカムスクリーン『ブレア』ペアタイプとの断熱性能比較です。

 

「ブレア ペア」の生地配置はプリーツスクリーンの「ペルレ ペア」と同じ上下切替え構造の製品のため、シングルもペアも断熱性能は同じですが、プリーツスクリーン「ペルレ ダブル」は生地二重構造になっているため、採光生地を使用した比較においてはハニカムスクリーンをわずかに上回る熱貫流率が得られるという試験結果になっています。

 

 

もっともタチカワブラインド『ブレア』のセル展開はシングルセルのみですので、ダブルセル3層セルなどハニカムスクリーンの断熱性能が30%程度向上すると言われている他社のダブルセルには及びませんが、プリーツスクリーン『ペルレ ダブル』の断熱性能は同社のシングルセル・ハニカムスクリーン(※採光生地)並みに期待できると言えそうです。

参考までに、プリーツスクリーン『ペルレ ダブル』の価格とハニカムスクリーン『ブレア』シングルセルとの価格比較では約15%(※生地の組合せにより価格が異なります)ほどペルレ ダブルの方が価格設定が安く、『ブレア』ダブルセルとの価格比較では約60%(※生地の組合せにより価格が異なります)程度お求めやすい価格設定になっていますので、プリーツスクリーンに断熱性を求めるお客様におかれましてはタチカワブラインドの『ペルレ ダブル』をお見知りおきいただければと思います。

 

以上、本日はコンパクト性と断熱性が向上したタチカワブラインドの新製品、プリーツスクリーン「ブレア ダブル」の特徴を他製品との比較を交えご紹介させていただきました。


当社では各メーカーのプリーツスクリーン、ハニカムスクリーンの展示品を多数ご用意しておりますので、ご来店いただき実際に比較いただければ幸いです。

 

◆ 『プリーツスクリーンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/pleats&pleats.htm

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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