***2025年3月・情報更新***

ミツワインテリアでは、ハンターダグラス・『シルエットシェード』 の電動タイプ(Power View)を、他社製品との比較を交えた展示でご案内しております。
本日のブログでは、開閉昇降型・調光ロールスクリーンのパイオニアとなる『シルエットシェード』電動タイプで採用可能な、
① 2種類の操作タイプ
② 2種類のスラット(羽根)タイプ
③ 2種類の電源タイプ
の解説を交えながら、電動タイプのご紹介をさせていただきます。
『シルエットシェード』
2種類の操作タイプをご用意
ハンターダグラス 『シルエットシェード』の操作タイプは以下の2種類。
① 「イージーライズ操作」:
→ ループコード&コードテンショナー式による操作。
② 「パワービュー操作」:
→ PowerView® とは2020年2月に発売されたHunterDouglas 社独自の無線通信システムを使用した新たな電動システムで、RF通信の【GEN2】に加えて、2025年3月よりBluetooth通信を使用した【GEN3】の2機種が用意され、最大6チャンネルまでの個別・グループ操作や、専用アプリを用いたモバイルデバイスからの通信も可能になりました。
『シルエットシェード』の2種類のスラット幅。
「2インチ」と「3インチ」 について。

次に、電動『シルエットシェード』で採用できる2種類のスラットタイプのご紹介。
上の写真は、ハンターダグラス・「六本木ショールーム」で展示されている『シルエットシェード』展示の様子で、左側が「2インチ(約50mm)」、右側が「3インチ(約75mm)」スラットを使用した製品展示です。
スラットが宙に浮いている様な印象で見えるの意匠は、昇降開閉式の調光ロールスクリーン特有のもので、一般的な横型ブラインドなどに見られる昇降用のリフトコードやスラットを支えるラダーコードを使用しない調光ロールスクリーン特有のものです。

メーカーの説明では小さ目の窓には2インチ、大き目の窓では開放的な3インチを推奨していますが、これはあくまでも参考見解で、やはり窓環境を取り巻く様々な状況によって推奨は変わってきます。


当社展示品で「2インチ」と「3インチ」を見比べた補足イメージと解説がこちら。
各製品のスラット水平(全開)時の状態を調べてみたところ、2インチではスラット間のクリアランスが約40mm、3インチでは約約60mmのクリアランスが用意されており、この違いが日中におけるイメージ比較の目安となります。

「2インチ」 スラット

「3インチ」 スラット
立体構造の視点で「2インチ」と「3インチ」のシェードを観察すると、この様な構造と寸法構成(※参考値)となります。
ヘッドレールの厚みは各製品共通で83mmですが、ボトムレールとシェードの奥行き(=厚み)は、「2インチ」の方が3インチよりコンパクトになっています。
スクリーンとボトムレールの奥行きを考慮すると、小窓など窓枠内の奥行きが狭い窓枠内では「2インチ」の採用が推奨となりますが、窓枠内の奥行きが十分にある窓で採用される場合は、スラット開閉時とスラットを閉じた時の重なりイメージの好みでお選びいただいても良いでしょう。
『シルエットシェード』
電動タイプは2種類の電源タイプをご用意


当社で設置している電動タイプの『シルエットシェード』は2インチと3インチタイプをご用意しています。
専用リモコンを使ってシェードの昇降と調光を行い、閉じたシェードについては昇降操作の途中、任意の位置で停止することができます。


展示品設置前の様子。
電動タイプも手動タイプと同じヘッドレール内に内臓モーターを含む電動システムが組みこまれているので、製品の外観自体はほぼ一緒ですが、違いは電源のタイプにあります。
標準仕様品の電源タイプは、「単三・アルカリ乾電池」を12本搭載させる「バッテリーワンド」を本体の後ろにセット(固定)して使う電池式となります。
「バッテリーワンド」を外付けしたい場合には、別売りの「サテライトバッテリーパック」が、コンセント電源を使用したい場合は別売りの「コンセントタイプ・DC18V電源」が必要です。
当社展示品での通常デモンストレーションでは「バッテリーワンド」を使った電池式操作でご案内していますが、「コンセントタイプ・DC18V電源」のご案内も可能です。


標準仕様の「バッテリーワンド」には、東芝製の「単三・アルカリ乾電池」が12本付属されていますのでこれをセットします。
メーカーの試験では、1日1回ずつの昇降操作で約1年使用できると言われています(製品サイズ、使用頻度により異なります)。


続いて、電池ボックスを「バッテリーワンド」ではなく延長ケーブルを使って手の届く外付けで壁などに据え付けたい場合に使用する、オプションの「サテライトバッテリーパック」のイメージ(※モール配線工事は別途要)。

最後に、オプション・「コンセントタイプ・DC18V電源」を使用した接続イメージはこの様になります(※モール配線別途)。

『シルエットシェード』の電動タイプは海外でも販売されているため、コンセント電源の仕様は全世界対応型(入力:100~240V)の「AC/DCアダプター」になっています。
変換器(アダプター)付属の電源コードであるため、一般的な電源コードと形状が異なり、かなり大ぶりになっていますのでご注意ください(※直結配線工事はできません)。

日本国内での販売に特化している「ロールスクリーン」や「調光ロールスクリーン」の様に、電圧変換器を必要としないコンパクトな電源コードとは違いますので、新築住宅の建築時など、窓周り品専用のコンセントを計画する場合は、必要なコンセントスペースの確保と配置にも気を付ける必要があります。
コンパクトな納まりの「バッテリーワンド」。
簡単な電池交換も体験できます。


電動製品における標準仕様の「バッテリーワンド」は、「単三・アルカリ乾電池」を縦に6列、横に2列(合計12本)挿入できる筒状のパックになっていて、薄型でコンパクトです。
乾電池を横に2列並べたときにできる中央のくびれをパックの固定に反映させていて、ヘッドレールの後ろにセット(固定)されているワンドの着脱や電池交換が簡単に行える仕組みになっています。
ご希望のお客様には、脚立に乗っていただく必要はございますが、当社展示品で脱着作業を体験していただくこともができます。



専用リモコンによる操作は、【GEN2】の場合、電波を使って動作距離を30m程度まで拡大させた「電波方式」で、オプションのハブを使用することで専用アプリとスマートフォンを連携させたIotにも対応可能です。
また、2025年3月より加わった【GEN3】の場合は、「Bluethooth通信」の電波を採用しているため、家庭内での通信距離はGEN2より短くなりますが、Bluethooth通信圏内での中継ハブは不要(※アプリを屋外で使用する場合は必要)になる等のメリットがありますので、お客様の使用環境に応じた機種選択をご検討いただくと良いでしょう。
最後に、ハンターダグラス・『シルエットシェード』 の「パワービュー操作」の昇降と調光のイメージをご案内して、本日のまとめとさせていただきます。

当社では、関連各社が取扱う電動『調光ロールスクリーン』の比較展示をご用意してお客様のご来店をお待ちしております。

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/
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