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『ローマンシェード(シャープ スタイル)』の、 窓規格を考慮した個別納品事例。

2013年04月06日

本日のブログでは、

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戸建住宅の2階の「リビング・ダイニング」の窓に、『ローマンシェード(シャープスタイル)』・(別名:シャープシェード)を納品させていただきました事例のご紹介をさせていただきます。

 

「窓枠内」に設置した、レースの『シャープシェード』。

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納品先ではご覧の形状の「腰高窓」が連続してレイアウトされておりました。
写真の様子は、それぞれの窓枠内に「レース生地」のローマンシェードを設置した段階の様子です。

今回は、お客様のご要望により、『ローマンシェード』で窓辺をスタイリッシュ・モダンに演出したいとのご要望をいただきましたので、「シャープスタイル」のローマンシェードを、窓の形状と特徴に合わせて、レース及び厚手を個別に設置いたしました。

 

『シャープシェード』の特徴と構造について。

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上のイメージ画像及び構造図では、様々な窓辺に対応した『ローマンシェード(シャープスタイル)』の「シングルスタイル」と「ダブル(ツイン)スタイル」のラインナップをご案内しております。
『ローマンシェード(シャープスタイル)』は、別称「シェイパー スタイル」とか、単純に『シャープシェード』などという言葉で呼ばれるのが一般的です。

 

『前幕』生地の選定。

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次に、前幕の『シャープシェード』についてですが、標準的な「腰高窓」と「3連小窓」は、同じスタイルの「シャープシェード」で窓枠を覆うように設置いたしました。
今回、ご選定いただきました生地は、フジエテキスタイルの人気生地である、FA6530『ユニゾン(全8配色)』の中から、淡いグリーンの(YG)色をご選定いただきました。

FA6530『ユニゾン』の当社納品事例特集を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/fujie-30.html

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ところで、昇降型操作の「ローマンシェード」の場合、一般的なカーテンレールに掛けたカーテン、レースの開閉操作が「左右」操作であるのに対して、「上下」方向の昇降操作となるため、幕体を引き上げた際の、上部の「畳み代(しろ)」が約25cm前後生じます。

シースルー系のレースであれば、窓枠内に設置しても、自然光の透過があり窓上部の圧迫感が少ないですが、「ローマンシェード」の場合は、『畳み代』を考慮して、窓枠上方に少なくても10cm程度、可能であれば15cm~20cm程度の位置(要設置下地確認)に「ローマンシェード」のトップを設置すると、窓枠情報に納められるか、あるいは窓枠内の「サッシ」の部分を覆い、ガラス面の眺望を確保するような設置形態に納まりますので、窓の形状、大小の差によってその配分は異なりますが、上記の「含み寸法」をご理解いただきながらお打ち合わせをさせていただいております。

 

個別に設置した『シャープシェード』の設置イメージ。

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今回は、前幕の圧迫感を軽減する様に、高めの位置に「シャープシェード」を設置いたしました。
日中は「3連小窓」+ 「上飾り」風に畳まれた前幕を任意の高さに調整してインテリアをお楽しみいただけます。

 

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『シャープシェード』の裏舞台です。 畳み上げた時に生じるウェーブの位置の生地の裏側に、樹脂製の「シェーバー」を挿入する袋が縫い込まれており、お洗濯の際には、シェーバを取外すことが出来ます。
このシェーバーの挿入により、「ローマンシェード」のプレーンスタイルと異なり、「カチッ」と規則正し い畳み代の納まりが得られ、これがこのスタイルの特徴となっています。

 

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また、無地調の生地を選ばれた場合は、シェーバーの横段が、程よいメリハリをもたらす視覚的効果もあり、好んで採用される場合があります。

本日は、『ローマンシェード(プレーンスタイル)』と並んで人気のある、『ローマンシェード(シャープスタイル)』についてご案内をさせていただきました。

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/


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