Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

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タチカワの電動ウッドブラインド・「ホームタコス フォレティア」。製品の特徴と魅力について。

2024年11月15日

タチカワ 電動ウッドブラインド ホームタコス フォレティア

ミツワインテリアでは、2024年5月に新発売された、タチカワブラインドの一般住宅用・電動ウッドブラインド・「ホームタコス フォレティア」の展示品をご用意しております。


タチカワブラインドの「ホームタコス」シリーズは、一般住宅用の手動製品とほぼ同等の意匠性を持った電動製品で、製品単体はもちろん、手動製品と併用した場合でも違和感のないデザインが特徴です。


現行のタチカワの電動製品同士は共通のリモコンで操作できる互換性を有しており、更にはIOTやHEMSにも対応できる利便性を持ち合わせています。


本日のブログでは、
「ホームタコス フォレティア」の特徴と魅力についてご案内をさせていただきます。

 

 

タチカワの電動ウッドブラインド
『ホームタコス フォレティア』の特徴と魅力

 


これまでタチカワブラインドでは、業務用電動ウッドブラインド『フォレティア 電動』の展開がありましたが、駆動部となるヘッドレールが大きく、意匠性にも難があったため、一般住宅で使われることがありませんでした。


しかし、新登場の『ホームタコス フォレティア』では、ヘッドレールの意匠を手動製品と同一にすることで戸建てからマンションまで広く住宅のインテリアシーンで採用できるようになりました。

 

 

また、スラット(羽根)角度の調節で陽射しやプライバシーのコントロールを自在にできるウッドブラインドは、リビングから寝室まで幅広い用途で使われる製品でしたが、製品重量が重いウッドブラインドを電動操作で扱えるようになることで、大開口窓複数窓吹抜窓などでもより手軽に採用でき、高齢者お子様などにも配慮することができる製品として位置づけされるようになりました。

 

さらに近年のタチカワ電動製品で採用されているオプションの「電源分岐ジョイント」『ホームタコス フォレティアにも採用することで、最大6台の製品の電源を1つの電源コードにまとめるられることや、タチカワ製品では初となる製品本体に充電式のバッテリーを搭載した「バッテリー仕様」を採用することで、直接の電源がない窓環境で採用できるなど、様々な窓環境にに対応できる特徴が本製品の魅力となっています。

 

こちらは当社展示品の操作イメージ。

 

 

IOT化でさらに便利に。
スマート家電リモコンとの連携が可能。

 

IOTとは「Internet of Things(モノのインターネット)」の略称で、スマートフォンやテレビ、照明、エアコン、そして電動窓回り品など、様々な対応機器をインターネットにつなげる仕組みのことで、IOT化による相互通信により、音声操作や、自宅外からなどの遠隔操作、タイマー予約などが可能になりました。

 

 

『ホームタコス フォレティア』では、赤外線リモコン対応の製品に限り(※RFリモコンは対応外)、Wi-Fiとの接続で市販のスマート家電リモコンやスマートスピーカーを介したIOTに対応いたします。

 

その他、スマートフォンアプリを使用したIOTのメリットとして、専用リモコンではできないタイマー機能カレンダー機能を使った自動運転がありますので、こういった機能を求めるお客様にも電動製品のご提案させていただいております。

 

以上本日は、タチカワブラインドの一般住宅用・電動ウッドブラインド・「ホームタコス フォレティア」の機能と特徴についてご案内をさせていただきました。

 

ミツワインテリアでは以前より電動窓回り品の提案に注力しており、各メーカーの電動製品を大小計35台の展示品でご案内していますが、タチカワ「ホームタコス」シリーズについては、ロールスクリーン、調光ロールスクリーン、プリーツスクリーン、ハニカムスクリーン、バーチカルブラインド、カーテンレール、そして今回ご紹介する電動ウッドブラインド8アイテムを展示しています。


ご来店いただければ、他社製品との比較はもちろん、異なる電動製品との使い分けや手動製品との併用など、実際にご確認いただくことができます。

また、東京・神奈川エリアでの出張施工にも対応しており、設置に関するご提案も行っておりますので、製品ご検討中のお客様はお気軽にご相談ください。

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 


 

***関連情報①***

タチカワ ウッドブラインド フォレティア 取扱店 価格

ミツワインテリアでは、タチカワ『フォレティア』ウッドブラインドの展示品を手動操作電動操作でご用意しております。

 

 

展示品では、手動製品の【ベーシック (全26色)】をスタンダード仕様の『フォレティア』【桐・ヒノキ・スギ(全12色)】を高遮光スラットの『フォレティアエグゼ』カラーチャート形式でご覧いただけます。

操作タイプも「ループ操作」「チェーンタッチ操作」でご用意しており、各製品の操作感を実際にご確認いただけます。

 

***関連情報②***

タチカワ「ホームタコス フォレティア」との比較で検討いただくことの多い、ナニック・電動シリーズもコンセントタイプ、充電式の展示品をご用意しております。

◆ 詳細説明ブログはこちら。

 

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ニチベイのロールスクリーン。新しくなった「ミニマルタイプ」の魅力と特徴。

2024年07月16日

今年6月にカタログが改訂されたニチベイのロールスクリーン。

こちらはメーカー展示会での1コマですが、従来よりコンパクトな意匠性に定評のあった『ミニマルタイプ』がよりスタイリッシュにモデルチェンジされていましたので、同じくモデルチェンジされた『ダブルタイプ』と併せても展示品を取寄せることになりました。

 

『ミニマルタイプ』展示品をご用意。

ニチベイ ロールスクリーン ミニマルタイプ 取扱店 価格

左の展示品がニューモデルの『ミニマルタイプ』で、新たな生地バリエーションとして加わった「V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)」が所蔵するウイリアム・モリスの作品を組合わせた展示品でご用意しています。

 

ニチベイ ロールスクリーン ミニマルタイプ スマートコード式

 

『ミニマルタイプ』はウォッシャブル生地にのみ対応可能な製品仕様で価格設定もウォッシャブルタイプと同額ですが、他社製品に無い薄く、膨らみを抑えたコンパクト形状のウエイトバーが本製品の魅力となっています。

また操作部のバリエーションも豊富で、『ミニマルタイプ』限定の「メタルチェーン」やオプションの「メタルチューブグリップ」も人気ですが、新モデルではワンコード操作が可能な「スマートコード式」の対応も可能になりました

当社では『ミニマルタイプ』の様々な操作バリエーションをご用意しており、ご来店時のご案内はもちろん、現地お打合せ時の現物比較にも対応いたしますので詳細はお気軽にお尋ねください。

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

 

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和洋折衷スタイルの空間をロココ調にリノベーション。

2023年08月07日

コロロ インテリア リノベーション

戸建て インテリア リフォーム クラシック

本日ご案内するのは、当社施工の戸建住宅リノベーション事例です。

 

ご依頼にいたる経緯

マンション リフォーム プチトリアノン

 

ご依頼にいたる経緯としては、当社が以前手掛けたワンルームマンションの⇒リフォーム事例をご覧になられたお客様から、ご自宅のリノベーションでも同様のエレメントを使用したインテリアに再構築ができないかというご相談をいただいたのが始まりでした。

無駄を削ぎ落したシンプルなインテリアシーンが隆盛の昨今においても、歴史と伝統の中で作り上げられてきたインテリアの様式美に魅了され、そういった空間で生活をされたいというお客様は少なからずいらっしゃり、今回がそのケースでした。

 

 

今回のご相談

こちらは現調時の様子。

今回、部分対象となったのは、築30年を超える戸建住宅の1F部分。
12帖のLDKに6帖の和室が隣接する和洋折衷スタイルの間取り部分を、リノベーションによりロココ調の空間に改修するためのプランニングを行いました。

 

部分リノベーションの具体的内容としては、

①   天井、壁、床の改修。
② 間仕切り、収納の改修。
③ 「電気式床暖房」、「置き床式エアコン」の新設。
④「内装ドア」、「フランスドア」、「折戸」、「マントルピース」の新設。

に沿う形での壁紙塗装腰壁装飾モールディングの提案施工です。

当社の強みは直接の工事担当者が全工程の施工・管理を行い、かつイメージ提案も行える点にあり、これによりお客様との打ち合わせ内容を的確に把握し、滞りないスケジュール管理のもとワンストップで具現化できるというメリットがあります。

以下、それぞれの仕上げをご紹介させていただきます。

 


 

フロアの改修

電気式 床暖房 リフォーム

 

今回のリノベーションで最初に実施したのがフロア周りの改修です。

LDKと和室の床レベルを揃えて床暖房を導入しました。
仕上げ材は大理石調の意匠を持つ床暖房専用のフローリング材を採用しています。

 

 

天井・壁の改修

プチトリアノン インテリア リフォーム

天井の改修は、各居室の下地調整を経て塗装仕上げ用壁紙を併用したペイント仕上げで納めています。

壁装には発色美しいフランス製の輸入壁紙を採用してゴージャスな雰囲気を演出しています。

 

天井 装飾モールディング

天井と壁の境界を演出する装飾モールディングには一部カーテンボックスとしての役割を持たせました。

また天井照明のメインとなるシャンデリアを引き立たせるシーリングメダリオンを組み合わせています。

装飾モールディング ゴールド

施工後のモールディングにはお客様の要望となるゴールドの手塗り仕上げを施して豪華さを強調させました。

 

 

和室の改修

LDKとひと続きとなる和室の改修では、押入れと床の間を撤去することで、LDKとの開口を広げ、居室スペースを6帖から7.5帖に拡張することになりました。

 

LD 和室間 仕切り 撤去

腰壁 クラシック

腰壁 ホワイト

居室スペースが1.5帖広くなるだけで、戸襖で仕切られていた間仕切りが開放的な開口に生まれ変わり、LDKと統一させたダマスク柄の壁紙塗装仕上げの腰壁の組合せもゆったりとした表情を見せています。

 

 

和室から洋室へのリフォーム

障子が嵌め込まれていた和室の窓枠も装飾演出でバージョンアップさせて造作のフランスドアに入替えました。

既存のサッシをそのまま残した2重窓ですが、一見すると古いサッシの存在が感じられません。
造作ならではの計算された工夫により効果的に印象を変えることができました。

 

 

LDの改修

クラシックインテリア リフォーム 相場

最後に、メインとなるリビング・ダイニングも開口部、建具、窓回りの綿密なご提案のもとリニューアルを行いました。

 

室内ドア リフォーム

旧和室との境界となる間仕切り部には引戸を収納する袖がありましたが、袖部分の壁だけを取り除くことで、開口と室内ドアを結ぶ壁面を一直線にしています。

 

造作ドア クラシック 価格

既存の室内ドアは枠も含めて損傷していたため、新たに塗装仕上げの造作ドアを新調して納めました。

 

既存の掃出窓出窓とその下の収納スペースも装飾的な改修を施しました。

 

フランスドア 造作 価格

 

リビング・ダイニング側の掃出窓は、旧和室と同じフランス窓の2重窓に改修しています。

 

 

出窓 造作折れ戸

出窓の引違い窓には4枚開きの折戸を増設して装飾性高めました。

また窓下収納部には置床式エアコンを新設して、周囲をマントルピース調の装飾で設えました(※装飾カバーは簡単に脱着可能)。

 

 

窓のリフォーム おしゃれ

フランスドア 内窓 リフォーム

以上が今回の部分リノベーションの概要ですが、窓回りにまで装飾を及ぼすことでクラシックスタイルの改修はより徹底されたものになることがお判りいただけるかと思います。

 

最後に、当社はインテリア専門店ですので、外装を含めた大規模リノベーションや水回りをメインとしたリフォームには対応しておりませんが、居室の内装や造作に関わる提案施工についてはワンストップで対応しておりますので、詳細はお気軽にご相談ください。

 

  

◆当社・「モールディング」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https
//www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

ミツワインテリア:  https://www.mitsuwa-i.com/

 

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高遮光ウッドブラインド。ニチベイ「クレールグランツタッチ50」スマートコード式の特徴について。

2023年08月03日

  ニチベイ クレールグランツ50タッチ スマートコード式 価格 取扱店

 

ミツワインテリアでは、今年6月のカタログ改訂を機に新たな製品ラインナップに加わった、ニチベイ『クレールグランツ50タッチ』スマートコード式の展示サンプルを全18色展開のカラーチャート形式でご用意いたしました。

これまでのウッドブラインドにはない新しい操作性と、高遮光が魅力の製品となっておりますので以下、新製品の特長解説をご紹介させていただきます。

 

ニチベイの高遮光ウッドブラインド。
『クレールグランツ50タッチ』スマートコード式の
特徴。

ウッドブラインドにおける代表的な手動操作の方式には、ループコード式コード式、そして一部のメーカーでチェーン式がございますが、これに今回ニチベイが新たな操作方式として発表したスマートコード式が加わりました。

最小製作対応幅がW650mm以上となっているため小窓での採用は難しいですが、製品単体で一間サイズの腰高窓や掃出窓での採用を想定した製品となっています。

 

こちらはスマートコード式のメーカー解説動画ですが、コードを止めて引くだけで昇降操作が簡単にできるシンプルな操作部はお子様などが使用する際の安全性にも配慮した設計となっています。

ただそれ劣らない注目すべき特徴として、この機構を持つことにより国内メーカー最高レベルの遮光性を持つウッドブラインドに仕上がっているということがこの製品の大きな特長となっていますが、スマートコード式対応の製品は高遮光仕様の『クレールグランツ タッチ50』のみとなっておりますので注意が必要です。

 

ニチベイではコード式とループコード式に対応する『クレール』とループコード式対応の『クレールグランツ』という2つの製品モデルをご用意しています。

 

『クレール』は一般的な横型ブラインドの特徴である、昇降コードを通すルートホール(穴)をスラットの中央に開けられ製品仕様ですが、『クレールグランツ』はこの部分からの光漏れをなくすために、スラット背部に配置した切欠きで昇降コードを保持させることでスラットを閉じた際の遮光性を向上させる構造の製品仕様です。

同等品にはタチカワブラインドの『フォレティアエグゼ』、類似品にはやはりタチカワブラインドの『フォレティアシェイディ』ノーマンのウッドブラインドがございますが、ノーマン製以外はスラット自体の遮蔽性は不十分であるためそれなりに光漏れが生じることは避けられません。

 

ノーマン ウッドブラインド 展示 価格

ノーマン ウッドブラインド 寝室

こちらは高遮光で知られているノーマン・ウッドブラインド・ループコードタイプの当社社展示品と実際の納品事例。

ループコードタイプの場合、構造上の理由によりヘッドレール直下と下部のスラットからは若干の光漏れがありますが、国際特許を持っている特殊機能により、スラット前傾状態での遮蔽性に優れたウッドブラインドとなっています(※スラット後傾状態の遮蔽性は一般的なブラインドと変わりません)。

 

ちなみに、本年7月28日に発売されたばかりの新製品ノーマン・『コードレスタイプ』は、外見上の特徴が『クレールグランツ50タッチ』スマートコード式に近く、コードではなく直接ボトムレールを手に取って上げ下げする昇降方法という点で違いはありますが、調光の際に生じる上述の光漏れの問題を解消したより高遮光の製品となっています。

ウッドブラインド コードレス ニチベイ ノーマン 比較

展示品も入荷いたしまして、はこちらの製品レポートもご案内しております。

 

クレールグランツ50タッチ スマートコード式 遮光 比較

クレールグランツ50タッチ スマートコード式 特徴

そして、本日の本題であるニチベイ『クレールグランツ タッチ50』スマートコード式の遮蔽性検証です。

操作棒の下端にあるグリップを回すことで調光を行いますが、この機構により、ループコード式やコード式では得られないスラットの遮蔽性が実現いたしました。

 

スラット遮蔽時のヘッドレール上部の締まりがかなり改善されています。
写真はスラット前傾状態での遮蔽イメージですが、スラット後傾状態の遮蔽性も良好です。

 

スラット遮蔽時における中間部分の遮蔽性も前傾時、後継時ともに良好ですが、ボトムレール側スラットの7~8枚に限っては写真の様にスラット前傾、後傾状態で一般的なブラインド程度の遮蔽性となる点をご承知おきください。

 

こちらは実際の納品事例。

午前の強い陽射し(東南)を撮影したものですが、スラット前傾(全閉)状態よりも後継(全閉)状態の方が遮光性が高い傾向にあることが判りました。

 

以上、本日は安全性に配慮した操作性と高い遮光性が特徴のニチベイ『クレールグランツ タッチ50』スマートコード式について、展示品の紹介と製品特性のご案内させていただきました。

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 


 

***編集追記***

 

ウッドブラインド 比較 ショールーム 東京 神奈川

 

JBS ウッドブラインド トーソー

 

ミツワインテリアでは、「木製ブラインド」の展示が大変充実しています。

店内では、国内外ブランドメーカーの人気製品を、「電動モデル」も含めて、7社(34機種)を展示品でご用意しています。

当社にご来店いただければ、取扱い7社(※ニチベイ、タチカワブラインド、トーソー、ノーマン、ナニック、JBS、東京ブラインド)の製品比較を小窓から大型窓までご覧いただくことができ、スラットのサイズ、質感、色味の比較はもちろん、窓のサイズに応じた様々な操作性の体験を含めた製品比較が可能です。

東京・神奈川エリアでの出張対応も行っておりますので詳細はお気軽にご相談ください。

 

 

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MORRIS&Co.と建築デザイナー Ben Pentreathによるコラボレーション第2弾「THE CORNUBIA」

2022年07月11日

「THE CORNUBIA」
壁紙とファブリックス コレクション

Ben Pentreath ベン ペントリース 壁紙 ファブリック カタログ ウィリアム・モリス 

本日は、MORRIS&Co.と建築デザイナー Ben Pentreathによるコラボレーションコレクションの第2弾「THE CORNUBIA」のご紹介です。
当社でも壁紙ファブリックのコレクションカタログをご用意しています。

イギリス南西端の街コーンウォールをラテン語読みした「THE CORNUBIA」コレクションは、2020年に発売した秋~冬をイメージしたカラーリングのコレクションTHE QUEEN SQUARE」に対し、春~夏の明るい陽射しが差し込むような鮮やかで瑞々しい雰囲気を意識したカラーリングのコレクションとなっています。

 

春~夏のカラー

明るいグリーン、銅赤(少しくすんだ赤)、鮮やかなイエロー、きらめく海の青をイメージしたカラーリングは自然の芽吹きや生命の生まれ変わり、成長、温かさを感じさせてくれます。

ウィリアム・モリスの伝統的な作品に、タンジェリンやレモンイエロー、プリムローズ(暖かみのある黄色)、ソフトピンク、ブルー、アップルグリーン(やわらかい黄緑)など春夏をイメージする新しいカラーパレットを用いることで、時代を超えて愛されるクラシックに内包される新たなカラーコンビネーションの魅力を提示しています。

 

以下に今回のコレクションを作品別にご案内いたします。

 


 

「BATCHELORS BUTTON」

「BATCHELORS BUTTON」は、MORRIS&Co.と建築デザイナー Ben Pentreathのコラボレーション第1弾である「THE QUEENSQUARE」のきっかけともなったアーカイブデザインです。

中世のフレスコ画を思わせるドラマティックに渦巻く葉をモダンなデザインと鮮やなカラーリングで表現しています。

 

 

「BLACKTHORN」

 

1892年にジョン・ヘンリー・ダールによってデザインされたオリジナルのBLACKTHORN」深味のあるグリーンをベースカラーにした重厚で鮮やかな作品でしたが、本作はベース部分を白地で表現し、ポップなピンクとスカイブルーを組み合わせた優しいカラーコーディネートが特徴となっています。

小さな空間でも美しく映えるデザイン可愛らしいデザインです。

 

 

「COMPTON」

オリジナルの「COMPTON」は、1895年にジョン・ヘンリー・ダールがモリス商会が手掛けるローレンス・ハドソン家のコンプトン・ホールのためにデザインされたもので、2セットの木版と28色のカラーを使用したゴージャスなプリントでしたが、ベン・ベントリースは明るい黄色、ポップなインディゴブルー、ポピーレッド、サンセットオレンジを使用した新たなカラーにアップデートしました 。

 

 

「DAFFODIL」

1891年にジョン・ヘンリー・ダールによってデザインされた「DAFFODIL」明るいカラーで再表現しています。
デザインをわずかにスケールダウンし、ピンク/リーフグリーンの組み合わせで野草の咲く牧草地を、ブルー/ブラウンの組み合わせで澄み渡る春の空を表しました。

 

「FRUIT」

1864 年に製作された、ウィリアム・モリスの初期壁紙三部作のひとつとして知られる「FRUIT」
木の枝からぶら下がる熟したザクロと流れるように伸びゆく枝葉のデザインを新しいカラーリングによる解釈で再表現しています。
空間全体を鮮やかに彩るスカイブルーと、ベン・ペントリースが好むニュートラルカラーのチョコレートが特徴です。

 

 

「HONEYSUCKLE」

「HONEYSUCKLE」は1883年にウィリアム・モリスの次女メイ・モリスが手掛けたスイカズラの花と絡み合う葉が印象的たデザインで、深みのあるグリーンと鮮やかな赤、ベージュのベースカラーのコンビネーションが特徴でした。

今回、ベン・ペントリースのコレクションではベースカラーに爽やかな白と水色を採用し、明るいグリーンと淡いオレンジを組合わせた瑞々しいカラーリングで再表現しました。

 

 

「MARIGOLD」

1875年にウィリアム・モリスがデザインした「MARIGOLD」は、生地と壁紙の両方が製作された数少ない作品のひとつで、シンプルで美しいリピート柄が特徴です。

ベン・ペントリースのコレクションでは、チョコレート色から鮮やかなグリーンまで幅広い色展開でアップデートしています。

 

 

「MERTON」

1905年にジョン・ヘンリー・ダールによってデザインされた「MERTON」は、様式化されたザクロやチューリップ、繊細に描かれた花やリンゴを流れるようなアカンサスの葉で囲んだデザインです。

ベン・ペントリースのコレクションでは、鮮やかなオレンジとグリーンの色使いで再表現されています。

 

 

TRELLIS

春の喜びを表現した「TRELLIS(トレリス)」のオリジナルは、1862年にウィリアム・モリスによってデザインされたもので、鳥の部分はフィリップ・ウェッブが描いたとされています。
ベン・ペントリースのコレクションでは全体の色調を明るくし、鳥を描いたブルーをイエローに変えるなどの変更が施されています。

 

 

「WILLOW BOUGH」

「WILLOW BOUGH」のオリジナルは1887年にウィリアム・モリスによってデザインされたファブリックです。
絡み合う茎と繊細な柳の葉のタイムレスなデザインを、ベン・ペントリースのコレクションではより豊かで柔らかな色調で表現しました。

 

 

「WOOD LAND WEEDS」

「WOOD LAND WEEDS」は、たくさんの小花や植物を描いた「千花模様」のデザインで、オリジナルは1905年にジョン・ヘンリー・ダールが壁紙のデザインとして描きました。

ベン・ペントリースのコレクションではより豊かで瑞々しい色調で再表現されています。

 


 

以上、本日はMORRIS&Co.と建築デザイナー Ben Pentreathによるコラボレーションコレクションの第2弾「THE CORNUBIA」をご紹介させていただきました。
当社では本作を含め、ウィリアム・モリスの壁紙とファブリックのコレクションカタログを多数取り揃えておりますので、ご興味のあるお客様は是非ご来店ください。

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

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「BonChic(ボンシック)」特別編集 発売。編集部おすすめ依頼先12選で当社が紹介されました。

2020年04月27日

「BonChic(ボンシック)」 特別編集 
『新築、リフォーム、模様替えで叶えるエレガントスタイルの住まいづくり』  (主婦の友社 221P   2,200円/税込)

にて、ミツワインテリアが紹介されました。

 

BonChic ボンシック  特別編集 ミツワインテリア

全国から東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡に本社を持つ「BonChic」おすすめの依頼先12選の1つとして取り上げていただきましたことを大変光栄に受け止め、今後一層の精進に励む所存でございます。

 

 

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com

 

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「小上がり和室」の窓周りと間仕切りロールスクリーンご提案事例。

2020年04月06日

本日ご紹介するのは、リビング・ダイニングに隣接する「小上がり和室」の窓周りと間仕切りのご提案事例です。

「小上がり和室」とは文字通り、床面に高さを設けて小上がりになった和室のことを指します。
リビングの中に取り入れられるのが主流で、畳に座って過ごす和室と椅子やソファに腰かけて過ごすリビングと目線が揃えられたり、寝室や客間として使用する場合はリビング側のホコリやチリが入りにくくすることができます。

その他、空間の中に高低差を出すことで奥行き感を演出できるという効果などもありますが、ご紹介の事例では、和室をゲストルームとして使う用途があるため、窓辺の雰囲気づくりと併せて襖の代わりとなる間仕切りの工夫を考えることになりました。

 

調光ロールスクリーン プリーツスクリーン 比較 違い

和室の奥側がお客様の宿泊スペースです。

リビング・ダイニングの窓には調光ロールスクリーンをお選びいただきましたが、和室の窓辺は「障子」の表情を持つ「プリーツスクリーン」の中から調光機能を持たせたペアタイプで納めました。

 

雪見障子 プリーツスクリーン

程良い視界を確保するシースルーと隣家とのプライバシーに配慮した不透明生地を上下の昇降で調節しながら使うペアタイプのプリーツスクリーンは、障子のカテゴリーで言えばさながら「猫間障子(上げ下げ障子」のような役割を持ちます。

障子の下半分がガラス入りになっている「雪見障子」に上げ下げ機能を持つ小障子を付けたものが猫間障子ですが、プリーツスクリーンのペアタイプでもこれに似た使い方ができそうです。

 

和室 間仕切り ロールスクリーン

続いて襖の代わりに間仕切り目的で取付けた遮光ロールスクリーン。

 

和室 間仕切り

本体を梁の裏側に隠しているためLDK側からは見えませんが、、、

 

小上がり和室 間仕切り 遮光ロールスクリーン

スクリーンを降ろせば襖の代用として使うことができます。
遮光生地の表裏を逆使いに指定することで、LDKから見てスクリーンの表面が見える納まりとなり、インテリア性にも配慮したご要望にこたえることができました。

 

以上、本日はリビングに隣接する「小上がり和室」の窓周りと間仕切りのご提案事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 『プリーツスクリーンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/pleats&pleats.htm

◆ 『ロールスクリーンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/roll&roll.htm

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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