ニチベイの高遮光ロールスクリーン
「ガレドレールタイプ」の特徴
近年、高遮光を求められるホテルなどの宿泊施設で見かけることが多くなったガイドレールタイプの遮光ロールスクリーン。
一般住宅では、生地バリエーションと品揃えが豊富なニチベイの製品に定評があり、遮光性能の高い生地との組合わせによりシッャターを閉めたような暗さが得られる機能性が人気です。
その中でもとりわけ一般住宅では、製品厚77mm(※遮光クッション併用時82mm)のコンパクト設計で、最小サイズ:W500mm×H500mmの小窓から対応可能な「ガイドレールスリムタイプ」を寝室の窓に採用したいという要望があるため、当社でも商談用の展示品をご用意しています(※展示品はオプション指定の樹脂部品色ホワイト仕様)。
「ガイドレールスリムタイプ」
寝室での採用事例
本日ご紹介するのは、戸建住宅の寝室における「ガイドレールスリムタイプ」(※旧名称: 小型ガイドレールタイプ)の採用事例です。
ニチベイの「ガイドレールスリムタイプ」ロールスクリーンではチェーン式とグリップ式、2つの操作仕様をご用意していますが、今回は高窓での導入のためチェーン式をご採用いただくことになりました。
寝室の窓にはオペレーターハンドルで窓の開閉を行う小窓と、チェーン式オペレーターで開閉を行う横長窓が設置されていましたが、本事例ではチェーン式オペレーターの張り出しが遮光対策を講じるうえでの問題となっていました。
このチェーン式オペレーターが存在する窓で提案する製品として、アルミブラインドの「切欠き仕様」で納めるやり方が知られていますが、切欠き部分からの光漏れが多くなるというデメリットも生じます。
そこで、面倒でもチェーン式オペレーターを換気の都度に脱着する覚悟を決めて切欠きの無い普通のブラインドで納めるやりかたもありますが、より高遮光対策を求める場合に限り「ガイドレールスリムタイプ」を採用した高遮光ロールスクリーンを提案する場合があります。
「ガイドレールスリムタイプ」の採用にあたって、脱着を行うチェーン式オペレーターにガイドレールが干渉しないだけのクリアランスを用意する必要はありますが、こうすることで換気と遮光のニーズに応える納めが可能となります。
ちなみにこちらの窓枠の奥行は80mmでしたが、チェーン式オペレーターを装着するために必要なクリアランスを考慮した有効奥行きが48mmしかないため、本体のヘッドボックスを窓枠外に張り出させて納めています。
同様に、オペレーターハンドルの干渉が存在する窓の場合は、ハンドルを畳んだ際にスクリーンの昇降に影響しないクリアランスを設けることで採用することができます。
部品カラーとスクリーンカラーの組合せ
採用生地は、遮光1級A++の高遮光を持つ『グランフォートBC』よりトーブグレイを合せています。
製品のフレーム等、金属部分の展開色は「ブラック」と「ホワイト」の2配色となりますが、ヘッドレール端部のプレートやガイドレールキャップ等の樹脂部は遮光性の向上を考慮して「ブラック」が標準色となっているため、「ホワイト」のフレーム色を採用した場合で、樹脂部を「ホワイト」に指定する場合は別途オプション指定(※無料)が必要となります。
最後に実際の動画でのご案内です。
室内照明を消して引戸を閉めると無事に真っ暗になりました。
ミツワインテリアでは、ニチベイ・ロールスクリーン「ガイドレールスリムタイプ」の展示品をお持ちした現地お打ち合わせも行っておりますので、詳細はご相談ください。
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/
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