Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: カーテンレール(一般)

リネン(麻)・カーテンと電動カーテンレールの組合せ納品事例。

2022年08月09日

こちらは注文戸建住宅でのカーテン&レース納品事例。
窓幅8m、高さ3.5mの大開口窓にお客様お気に入りのリネン(麻100%)のカーテンとレースをご採用いただきました。

麻や綿などの天然素材は化学繊維と異なり、湿度変化による自然収縮が想定されます。

特に綿」の4倍の吸水性と2倍の発散性を持つと言われる「麻」素材については、湿度の高い梅雨などは吸水した繊維が膨張するため生地が伸びやすく、室内の空気が乾燥している冬場などは繊維の水分が発散されるため生地が縮み易い傾向があります。

リネンカーテンの縫製品サイズ、特に丈サイズを決める際には、こうした年間を通じての自然収縮が繰り返されるという特徴をご理解いただく必要がありますが、その他、水洗いでは-3~-5%程度の洗濯収縮が生じることを勘案して、収縮率が-0.5~-1%程度に抑えられるドライクリーニングを想定した丈で納めることが多いです。

今回の事例もその想定のもとカーテンとレールの丈を決めました。

 

 

リネンのレース

リネンレースでご採用いただいたのは、フジエテキスタイルの「リノ」・PF1504
程良い透け感が魅力のインド製リネンです。

こちらの生地は、水洗いによる洗濯収縮率がタテ:-3%、ヨコ:1%ですが、ドライクリーニングでの洗濯収縮率はタテ、ヨコともに-0.5%でしたので仕上がり丈を床ギリギリで仕上げました。

 

 

リネンのカーテン

続いて、前幕のカーテンでご採用いただいたのは、ベルギー・Designs of the timeが取扱う「MAWA」・AP12002。
ふんわりと柔らかい上質な素材感が魅力の高級リネンです。

 

こちらの生地の収縮率は-2%でしたので、裾が床に垂れるスタイルで仕立てています。

カーテンの開きは「片開き」ですが、クリーニングを容易に行える配慮をして、セパレート可能な「両開き」仕立ての中央をベルクロで固定して納めました。

 

 

電動カーテンレール

裾が床に垂れるブレイクスタイルで仕立てた前幕側のカーテンレールは、幅8m、高さ3.5mの片開きとなるため、重量のある開閉が容易に行えるトーソー『プログレス』電動カーテンレールを採用しています。

『プログレス』は、片開きのカーテン重量:25kg・50kg・80kgまで対応できる3機種を用意しており、住宅やマンションはもちろん、高級ホテル(客室)の大型窓での使用を想定してつくられたパワフル設計の電動カーテンレールです。

本事例ではスマートフォンやスマートスピーカーなどを介在したIotにも対応する赤外線操作をご採用いただきましたが、オプションで電波送信距離が長い(約30m)のFMリモコンを採用することもできます。

 

開閉の様子を一部動画に編集いたしました。

本日はリネン素材のカーテン&レースと、音も静かな電動カーテンレールの納品事例をご紹介させていただきました。

 

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「装飾バランス」の提案はオートクチュールの醍醐味。

2020年08月05日

装飾バランス おすすめ 神奈川 東京

プチバルーンシェード クラシック 豪華

スワッグ&テール 装飾バランス 提案

 

当社の得意分野の1つである、『装飾バランス』のご提案。

家具、照明、内装材との調和を考えながらお客様が選ばれたカーテン、レース、アクセサリーを組合わせて美しいプロポーションを作り上げていきますが、そこには単に素材の組立て作業には留まらない裏舞台が存在します。

特に「スワッグ&テールバランス」など、曲線バランスの縫製指示書を書く際には、必要な材料の数量とスタイルの仕組みを正確に把握していることはもちろん、採用生地をどのように縫製すれば美しい曲線に仕上がるかなど、素材の特性や縫製技術に精通していなければ思い描くスタイルには仕上がりません。

プロの縫い手が判る縫製指示書を書くためには、提案者自身がある程度の縫製技能を身に着けていた方が良いです。

 

ギャザーバランス 寝室 ピンク カーテン

ギャザーバランス 装飾バランス 提案

本格的なスタイルから手軽なスタイルまで、「装飾バランス」のご提案を通じて、お客様にオートクチュールの醍醐味を楽しんでいただければと思います。

 

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
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◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
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トーソー『ヴィンクスシェルフ』カーテンレールがキャットウォークとして注目されている話。

2019年09月05日

カーテンレールの上を自由にディスプレイできる(toso)の『ヴィンクスシェルフ』

デッドスペースであったカーテンレールの上をインテリアスペースとして活用することができる新発想により、カーテンとディスプレイの両方を楽しむことができる製品です。

幅広いインテリアシーンに対応可能な装飾カーテンレール『ヴィンクス22』の上に専用の棚板を付けることで、カーテンレールの上をお好きなもので飾ることが出来る様になりました。

 

『ヴィンクスシェルフ』
展示品を
ご用意。

トーソー ヴィンクスシェルフ カーテンレール キャットウォーク 取扱店

当社では『ヴィンクスシェルフ』のダブルタイプ展示品を用意して、現地お打ち合わせ時に持参できるようにしています。

 

トーソー ヴィンクスシェルフ  キャットウォーク 猫 カーテンレール

製品の質感、重量感、堅牢度、立てかけに便利な溝・落下抑制形状の確認など、実物でご覧いただくことで、採用にあたってのイメージ確認にお役立ていただけます。

 

 

『ヴィンクスシェルフ』の特徴

『ヴィンクスシェルフ』は、造作家具をオーダーするような感覚で棚板のサイズを事前に決める受注生産品です。

 

堅牢な棚板はカーテンレールの様に現地でカットすることが困難なためオーダーの時点でサイズを確定させておく必要があります。

 

また、棚板の幅がW2110mmを超える場合は2分割に分けたジョイント仕様になるため、棚板サイズを窓の中心から左右非対称でオーダーしたい窓配置の場合は別注タイプ(※オプション)でオーダーする必要があることが注意点です。

 

 

『ヴィンクスシェルフ』の意外なニーズ。
「キャットウォーク」として使用できる?


ところで、『ヴィンクスシェルフ』が発売されてから数か月、メーカー(トーソー)に意外な問い合わせがあるそうです。

 

それは、「ヴィンクスシェルフはキャットウォークとしても使用できますか?」 というもので、この問い合わせ件数の多さがメーカーとしても想定外だというのです。

カーテンレールの上を直接猫が歩くことはメーカー見解として論外ですが、『ヴィンクスシェルフ』の場合、カーテンレール部分と棚板(シェルフ)部分の許容加重が分散されているため、猫が歩く場合はカーテンレール上の棚板を歩くことになります。

棚板の許容加重は140cm以内のブラケット間隔内に5kg(※文庫本30冊)程度の重量物を置ける構造になっているため、例えばそこまで幅広でない1間(いっけん)程度の窓であれば、90cm以内のブラケット間隔を想定しても間隔内の耐荷重が約7.7kgとなる計算で、机上では猫一匹程度が乗っても問題なさそうな強度がありそうです。

 

ブラケットの形状は壁面付けのみ可能。

窓枠に取付けたい方のニーズには合いませんが、しっかりとしたビス下地の用意されている壁面との相性を重視した設計になっています。

さらに、シェルフ素材が素材強度に優れるアルミニウム合金押出形材であること、引っ張り強度、硬度、耐衝撃強度にも優れる亜鉛ダイカスト製のブラケット素材を使用していることに着目した一般ユーザーからこうした問合せが多いとのことで、メーカー側では静止物を対象とした棚としての製品開発であることを強調しつつも、メーカーが推奨していない応用についてはあくまでお客様の自己責任で判断してくださいと回答を付け加えている実情なのだそうです。

棚としての性能を評価してもらえることは有難いことですが、キャットウォークとしての用途を尋ねられるとは「にゃんとも困りました」という冗談の裏に何があるのかは推し量れませんが、ディスプレイ棚としては優れているというメーカー側の自信の一端をうかがいとることはできました。

個人的にはこれまで、窓回りの上にある棚は、地震などの際に怖いのではないかという懸念があるため積極的な推奨を避けてきましたが、この話を聞いてインテリア性に優れたキャットウォークとしての応用価値はあるのかもしれないと感じた次第です(※とはいえ実際に相談された場合は、やはりお客様の自己責任で判断してください、と言ってしまいますが、、、)。

 

カーテンレール 猫 キッャトウォーク ヴィンクスシェルフ

今回の話を聞いたうえで改めてインターネットを調べてみると、カーテンレールの上に猫が登って困るといった話題や、カーテンレールを猫が持つ本能を満たすキッャトウォークとして使うことができないだろうかと考えるニーズが多いことに気付きましたが、やはり普通のカーテンレールの上に猫が直接乗ることはいろいろな意味で危険です。

カーテンレール本来の使用目的は、カーテン、レースをランナーに吊るすことですので、例えばレール自体に洗濯物を干したり、コートなどを掛けたりするだけでレールやブラケットが曲がったり折れたりする危険性があるため、仮にカーテンレールの上に板を乗せて加重分散を図ったとしても、キャットウォークとしての用途には耐えません。

 

以上余談の方が長くりましたが、本日はディスプレイ棚としての機能性に優れるトーソー『ヴィンクスシェルフ』の特徴についてご紹介をさせていただきました。
あくまでもインテリア性を演出するシェルフとしての長所に着目した製品ですが、想定外の用途にも注目されている製品です。

 

◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページ を見る
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調光ロールスクリーンとフロントレースの組合せ納品事例。

2018年12月24日

調光ロールスクリーン FUGA カーテンボックス

フロントレース 人気

こちらは、調光ロールスクリーンフロントレースを組み合わせた窓辺のスタイリング事例。

奥行きの狭いカーテンボックスでも使い易い『FUGA』調光ロールスクリーンと、横使いのオパールプリントレースを組み合わせています。

 

調光ロールスクリーンとフロントレース。
2重使いで窓辺の陰影と表情を楽しむ。

 

調光ロールスクリーン FUGA 展示

こちらは、当社ショールームでの展示とコーディネート提案のイメージ。

窓辺には、ハンターダグラス、WIS、ニチベイ、トーソーの主要な調光ロールスクリーンを大小9台展示していますが、コンパクトな構造を持ち、カーテンボックス内での2重使いの可能性を持つWISの『FUGA』に限っては、透け感のあるフロントレースやカーテンとのコーディネートを想定した展示を行っています。

 

『FUGA』の場合、一定の制約はありますが、製作仕様の工夫で奥行き15cm程度確保されているカーテンボックスでの2重使いも可能で、今回はその実例となります。

 

ちなみに今回の納品では、既設のカーテンレールを外して、レース用のカーテンレールに滑走性が抜群の「静音レール」をご採用いただいています。

当社に実物の展示があり、お客様からも「なるほど、これならカーテンレールを変える意味が解る。」と称賛いただいたレールを使うことで、レースを指先2本でつまんで楽に動かせるほどの滑走性を手に入れることができました。

滑走性の良いカーテンレールを手前に用意しておくと、季節に応じてレースを外したり、カーテンに掛け替えたりすることもでき、実用性の幅を広げることも可能です。

 

 

現地ご提案と、レースの柄取り。

オパールレース 人気

ご来店いただいたお客様には、展示品やカタログをご覧いただきお好みの「フロントレース」をお選びいただき、内覧会にお持ちしました。

 

実際の窓辺にサンプルを掛けて、最終的に選ばれたのがトルコ製のオパールプリントレース(E6319)

淡い黄緑がベースとなったナチュラルなリーフ柄です。

 

こちらの横使いレースは生地幅が300cmあり、柄部分のリピートが約200cm。

生地の上下を逆転させた使い方(天地無用)もできるデザインです。

 

今回の様に高さ200cmを切る窓辺で使う場合、柄だけを抽出した表現もできましたが、お客様のご希望は空の部分は無地の分量を多くして、ベランダのフェンスの下側に柄の大半を納めたいというものでした。


調光ロールスクリーン FUGA プレーン

そこで、柄の下側を切り落とし、上部の無地を活かす柄取りを行い、裾部分は折り返しを3cmに抑えた「ショートヘム」で納めました。

 

納品後のイメージバリエーション。

調光ロールスクリーン FUGA プレーン アイボリー SB-02

お客様のご希望を叶えた、調光ロールスクリーンとフロントレースの組み合わせ完成型。

調光ロールスクリーン『FUGA』の採用生地は、シースルーの透け間の強いPLAINよりアイボリー(SB-02)

 

オプションの帯電防止&防汚加工(エコキメラ)を組み合わせて、フロントレース生地を併用し易い環境を整えました。

 

調光ロールスクリーン メリット

左右に寄せたレースは観葉植物(インテリアグリーン)の表情を持っています。

カーテンレールの左右は固定させず、オプションの「サイドマグネットランナー」を使って自由に開閉できる納めとして、昇降操作はもちろん、窓の端からベランダへ出入りができる配慮をしています。

 

調光ロールスクリーン FUGA メリット

調光ロールスクリーンを使わずレースだけで窓辺を演出できるスタイルでもありますが、『FUGA』の場合、スラットを開けた状態で約120cm程度スクリーンを引き上げることもできるため、2つの製品の特性を同時に楽しむ中間表現が可能です。

 

アスワン E6319 レース

調光ロールスクリーンのスラットを全開させた状態でフロントレースを重ねると、ご覧の様な立体的な表情になります。

調光ロールスクリーンはUVカット率が高く(80~90%)、眺望を楽しみながらオパールレースやオーガンジーなど、繊細なファブリックを紫外線から保護する機能を持っています。

 

マンション 調光ロールスクリーン FUGA

フロントレース スタイル ブログ

最後に、調光ロールスクリーンのスラットを閉めたプライバシーモードでは、陰影を持つスクリーンの手前でオパールプリントが鮮明に浮かび上がります。

スクリーンを閉じた状態での紫外線カット率は99%以上となります。

 

以上、本日は調光ロールスクリーンフロントレースを組み合わせた窓辺のスタイリング事例をご紹介させていただきました。

ご興味のあるお客様におかれましては、ご来店いただいての操作体験をおすすめいたします。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
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レースカーテンの前に「ローマンシェード」を付けるスタイル。

2017年10月01日

レースカーテンの手前に「ローマンシェード」を設置するスタイル。

カーテンボックスや取付け下地の用意された天井などでの設置では可能なスタイルですが、壁面に正面付で設置する場合は応用が必要なスタイルとなります。

本日は、その特殊設置事例のご紹介です。

 

 

フロント「ローマンシェード」スタイル。
壁面・正面付で設置

 

ローマンシェード 正面付

キッチンと正対する2つの大型「腰高窓」は、窓枠上部が床上320cmの位置にあるダイナミックなものですが、実生活の中で窓枠下の空間を広く利用できる設計となっていました。

 

こちらの窓でお客様が求められる窓装飾のご要望は、向かいの家とのプライバシーに配慮したプリーツ仕立てのレースの手前に厚手の「ローマンシェード」を組み合わせたいというものでした。

取付けの形態は「壁面に正面付」です。

 

窓側に「ローマンシェード」、室内側に厚手のカーテンという風に、レースカーテンと厚手の配置が逆であれば、「マルチブロック」という樹脂製のオプション部材の併用で対処可能ですが、窓側に「ヒダのあるレースカーテン」、室内側に厚手のカーテンという取付仕様の場合は別の取付補助部材を考える必要がありました。

 

また、本事例の注意点として、勾配天井の傾斜面が左側窓の上方に迫っているため、この点に注意を払い、シングル正面付けのカーテンレールの手前を、ローマンシェードの正面付で覆える工夫をを考えました。

 

 

「マルチブラケット」・2重吊を採用。
上下の向きを考えて。

 

今回採用した取付補助部材は、3mm厚(金属性)の「マルチブラケット(2重吊)」を上向きで設置する仕様。

 

2重吊り対応とはいっても、アルミブラインドとローマンシェードなど、比較的薄型製品の2重吊りに使用される部材のため、カーテンレールとローマンシェードの併用設置の場合はこの様なブラケットの組立てで設置することになりますので、マルチブラケットとローマンシェードのブラケットの荷重安定性を確保するために、取付けるブラケットの数をそれぞれ規定より1個増やした荷重分散により設置しています。

 

また、「マルチブラケット(2重吊)」を上向きで使用することにより、勾配天井の傾斜面をかわして窓枠を覆う、壁面・正面付が実現しました。

マルチブラケットは壁面に正面付で設置されますが、カーテンレールとローマンシェード用のブラケットは、マルチブラケットの下に「天付」で連結されます。

 

マルチブラケット 2重吊

納品後の様子。

プリーツ仕立てのレースカーテンは、掃出窓のレースと長さのバランスが取られたゆったりとした雰囲気でまとまり、「ローマンシェード」がカーテンとは一味違う面持ちで納められました。

 

レースカーテンの手前に「ローマンシェード」を壁面・正面付で設置する場合、取付補助金具の工夫で対応すると良いでしょう。

 

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「機能性カーテンレール」のカラーバリエーションが充実。美しさと使い易さでファブリックを演出します。

2017年09月05日


2003年の発売以来、シンプルかつデザイン性の高いフォルムで、リビングから寝室まで幅広く使えると好評のトーソー『ネクスティ』
静かで滑らかな「操作性」、多彩なオプションを持つ「機能性」に加えて、流行に合致したカラーバリエーションの充実が魅力的な製品です。

 

2017年9月時点で、『ネクスティ』のカラーバリエーションは、様々なインテリアシーンを想定した14色展開に拡充され、「フロア」、「窓枠」、「建具」、「家具」とのマッチングパターンが広がりました。

全14配色中、ホワイトとブラック以外で使われている「グレー」の配合が絶妙で、明るめの色でも、程良い深みが感じられる、より本格嗜好の機能性カーテンレールに進化しています。

本日のブログでは、3つの寝室で異なる明るめのトーンの『ネクスティ』を選ばれた窓におけるファブリックスとの組合せをご紹介させていただきます。

 

 

居室の嗜好に合せたレール色で。

フジエテキスタイル FA6805  ラトバリタ カーテン

フジエテキスタイル FA6805 SB ラトバリタ

1つ目の寝室では、クローゼット扉の面材に合せた、『ネクスティ』の「ホワイトグレイン(木目)」を採用した窓辺でのコーディネート。

「ホワイトグレイン(木目)」が、すっきりとアクセントウォールを含んだ壁装に馴染み、大小、幅の異なる窓にも調和しています。
また、日中は、レースの引き立て役、夜間はカーテンの引き立て役として主張を抑えた機能性カーテンレールの役割を果たしています。

◇ カーテン: フジエテキスタイル・FA6805(SB) ・『ラトバリタ』
◇ レース:  当社オリジナル品

 

 

インハウス IH422 05 メイプル カーテン

五洋インテックス・IH422 05 メイプル カーテン

続いて、ミディアムウッドの『ネクスティ』で、同系淡色の「フロア」カラーを引き締めつつ、赤味を含んだダークカラーとのコーディネートを考えた窓辺の納品事例。

深みのあるピンクのベースに、淡い光沢のあるクラシカルな植物柄を組み合わせたこちらのカーテンは、先にご紹介した『ラトバリタ』同様、女性に人気があります。
カーテンより少し優しい配色の「装飾タッセル」、裾柄付の「刺繍レース」で寝室の窓辺をまとめました。


◇ カーテン: 五洋インテックス・IH422 05 ・『メイプル』
◇ 装飾タッセル: 五洋インテックス・BN6646T ・『オリエント』
◇ 刺繍レース:  当社オリジナル品

 

 

フジエテキスタイル・FA6616 BR オーセント カーテン

 

そして、ナチュラル&モダンの「和室」でベッドを使用する生活シーンのコーディネートでは、『ネクスティ』・「ナチュラルグレイン」を控えめに使い、しっかりとした厚手の「遮光カーテン」でベッドとの調和を図りました。

◇ カーテン: フジエテキスタイル・FA6616(BR) ・『オーセント』
◇ レース:  当社オリジナル品

 

 

断熱、遮光対策としての「リターン」縫製にも対応。

『ネクスティ』では、オプションに「キャップ一体型リターン金具」をご用意しています。

 

ネクスティ キャップ一体型リターン金具 事例

ネクスティ リターン金具 片開き カーテン

こちらは、カーテンの脇に断熱性、遮光性の強化を求めたい場合におすすめで、リターンに使うために必要な横幅を増やしても、カーテンの価格帯(※使う生地巾)が変わらない様な場合は、お好みによりこの様に仕立てても良いかもしれません。

 

以上、本日は、豊富なカラーバリエーションと充実したオプションで、窓辺の意匠性と機能性を引き上げる、トーソー『ネクスティ』カーテンレールの魅力を、お客様こだわりのファブリックとの組み合わせでご紹介させていただきました。

 

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「Kioi」のカーテンで魅せる、洋館スタイルのレトロ・インテリア。

2017年09月04日

大正ロマン カーテン

Kioi カーテン

 横浜、神戸など、幕末から明治維新以降、西洋文明の玄関口として開港した都市周辺で見られた住宅の西欧化は、歴史的建造物として今も残る「洋館」を産み出しました。

また、時は流れ、日本特有の美が持つオリジナリティーを西洋風インテリアに組み合わせた、大正期の「和洋折衷」様式は、現在でも我々にノスタルジックな憧れを感じさせてくれます。

今回の事例は、そういった嗜好の一端を新居に採り入れてみたいというお客様のご要望をかたちにしたものです。

 

 

「伊勢型紙」の紋様をファブリックに。
『Kioi(紀尾井)』ブランドのデザインで。

 

今回、カーテンにご採用いただいたファブリックは、「伊勢型紙」という、着物などの文様を染めるための原版を復刻させて織り上げた日本紋様の復刻となる、『kioi』に収録されているコレクションより、「芦なびき」と「シダ」の型紙紋様を緻密に重ね合せて深みのある織りで仕上げたもので、程よい遮光性を兼ね備えています。

 

 「伊勢型紙」は、江戸時代に紀州藩が産業として以来、飛躍的な発展を遂げました。
現在、江戸の中心・紀尾井町の紀州藩跡地に建つ紀尾井アートギャラリー「江戸の伊勢型紙美術館」には、5000枚に上る江戸時代からの「伊勢型紙」がコレクションされており、日本文様の宝庫といえる伝統美を観ることができます。
 
 高度な彫技法で表現された、森羅万象がモチーフの洗練された型紙文様の『美』は、19世紀後半にヨーロッパで隆盛を極めた「アーツ&クラフツ期」の芸術に大きな衝撃と影響を与えました。
この世界に誇れる日本の文化遺産とも言える紀尾井所蔵の伊勢型紙文様をカーテンや壁紙、建築資材などのデザインに取り入れたものが、「kioi」ブランドとして提案されています。
 
 

「腰高窓」の前にソファを置き、、、。

 

ソファ カーテン クラシック

クラシカルなスタンドを沿えるだけで、得も言われぬ格調が漂ってきます。

歴史的なデザインの家具と窓装飾の素敵なマッチングです。

 

 

『装飾カーテンレール』の進化。
コーディネートも多種多様。

窓を境界としてリビングとダイニングを区分している掃出窓に採用されているカーテンレールは、腰高窓と同じく、クラシックスタイルのアイアンレールとして人気がある、トーソーの『クラスト19』

 

従来型の「リングランナー」仕様で納められています。

 

2階のホール室から見える、リビングエリアと窓の関係。

 

吹抜けの右側にある、ダイニングの窓は、折上げ天井に貼られた壁紙に合せてコーディネートされており、天井高の高低を異なる味わいで演出しています。

 

余談ですが、2017年7月から、『クラスト19』の新しい製品バリエーションとして、「ブラケットスルー」「スルーリングランナー」が加わりました。

 

ブラケットとリングランナーが途中で干渉しない様なこの部材を使えば、クラシックな装飾カーテンレールを、大開口窓でも採用できることはもちろん、2連の「掃出窓」を1つの大型窓の様に見せることも可能です。

リビングとダイニングに一体感を持たせたい場合にご検討いただけるスタイルです。

 

今回は、リビングの個性とダイニングの個性を折衷しないスタイルとなっています。

 

リリカラ Kioi カーテン 事例

ダイニングセットが来ると、いよいよお引越しです。

 

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