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月別アーカイブ: 2023年4月

調光ロールスクリーン「FUGA」の電動モデル『エコリモ』に待望の IoT対応モデルが登場。

2023年04月27日

2023年待望の新モデル登場。

調光ロールスクリーン「FUGA」
新型『エコリモ(Eco Rimo)』 IoT対応モデル

 

FUGA  エコリモ Iot  取扱店 東京 神奈川 おすすめ

ミツワインテリアでは、WISより今春発売された調光ロールスクリーン「FUGA」の新しい電動モデル、『エコリモ(Eco Rimo)』IoT対応モデルを展示品でご用意しています。

本ブログでは、お客様に製品を理解していただくために従来製品との違いと特徴について、解説をさせていただきます。

 

 

新型『エコリモ(Eco Rimo)」で選べる
2つの電源タイプ。

新型「エコリモ」では、コンセントに接続する【AC電源モデル】と、電源を必要としない充電式の【DCモデル】の電源タイプをご用意しています。

これまでFUGAでは、現行製品であるナスノス社の静音モーターを採用した「AC電動式」と、フランス・ソムフィ社の充電式モーターを採用した旧型『エコリモ』DCモデル(充電式)を展開し、それぞれがヒット商品となりました。

しかしながら、昨年末、ソムフィ社製・現行モーターの生産終了とモーター市場全般の価格高騰を機に、将来的な課題であったAC、DCの各モデルで使用するモーターを統合させた完成型ともいえる、新しいモーターを採用した新型『エコリモ』へのリニューアルに至りました。

またオプションのWi-Fi中継器(※Zigbee方式)を使うことで、スマートフォンやタブレットを使用したIOTにも対応する画期的なリニューアルとなりました。

 

新型 『エコリモ(Eco Rimo)』の特徴と新たな機能

新型 エコリモ 16チャンネル リモコン

【AC電源モデル】【DCモデル(充電式)】で使用するモーターとの互換性が保たれた新型「エコリモ」の共通リモコン

 

エコリモ チャンネル設定 

リモコンの対応チャンネルは、従来の15ch対応から1チャンネル増えた、最大16ch対応となり、加えて最大6グループの設定も可能になりました。

グループ設定の機能は、複数の製品が並ぶ窓での使い勝手を補完するもので、例えば6台のエコリモが並ぶ窓であれば左側の2台を「グループ1」、中央の2台を「グループ2」、右側の2台をグループ3などと任意に割り当てられることでより実用性の高い操作が可能になりました。

 

また、新型『エコリモ』モーターのトルクは従来品より高くなり、より大型製品への対応が可能になりました。

静音性も旧『エコリモ』より向上し、45dbほどとなりましたが、更に静音性を重視される場合は従来品のナスノス製モーター(35db相当)を採用したAC電動式のご用意があります(※小窓~中型窓推奨、※最大6ch対応、※IOT非対応)。

 

FUGA  エコリモ DCモデル ACモデル 価格 比較

当社ではW1550mm×H1100mmサイズの腰高窓を想定した展示品を【DCモデル(充電式)】で、W600mm×H1100mmの小窓を想定した製品をAC電源モデル】でご用意しています。
(※その他、併設展示でFUGAのAC・静音モデル、ハンターダグラス『シルエットシェード』、ニチベイ『ハナリ』、ノーマン『パーフェクトシアーシェード』の電動タイプを比較してご覧いただけます。)

 

電源を必要としない【DCモデル(充電式)】

FUGA  エコリモ 充電式 USB Type-C 取扱店 価格

こちらは【DCモデル(充電式)】の充電口で、通常設定は右側ですが、指定により左配置を指定することもできます。

充電を行うUSBコネクタの規格は従来品のmicro USB Type-Bから、新型DCモデルでは今後の趨勢となるより汎用性の高いUSB Type-Cに変更になり、オプションで3mと5mのUSB充電ケーブルのご用意もあります。

リチウムイオンバッテリーを搭載しており、製品サイズや使用頻度により異なりますが1回の充電(約10時間)で約半年から1年使用できます

ちなみに、ヘッドレールの内部構造は従来型の「エコリモ」と変更はなく、かつ手動タイプとも同一ですので、DCモデルに限って言えばすでにお手持ちの旧型「エコリモ」や手動FUGAを新型「エコリモ(DCモデル)」へバージョンアップすることも可能です(※AC電動式は不可)

 

 

連結仕様にも対応した【AC電動式】

FUGA AC電動式 取扱店 価格 東京 神奈川

続いて【AC電動式】は、コンセントに差し込むだけの簡単施工で、発注時に電源コードの長さを指定することもでき、余剰コードはヘッドレールの上部に収納することができます。

 

オプションで連結仕様にも対応し、1台目に指定した製品のコンセントを使用して複数台の製品を連結させることも可能です。
(※電源側の設定は通常右側ですが、指定により左配置を指定することもできます。)

 

 

IOT対応について。

FUGA エコリモ IoT ZigBee 価格

最後にご紹介するのが、IoT対応のオプション機器であるZigBeeのモーターデバイスのご紹介です。

ZigBee(ジグビー)方式とは、RF(電波)方式の短距離無線通信規格の1つで、ミツバチ(=bee)がジグザグ(=zig)に動いて蜜のありかについて情報交換をすることを表す様を、ネットワークに接続された端末同士の連携に見立てて名称が付けられました。

通信速度はあまり速くないものの消費電力が低く、大規模ネットワークの構築に適していると言われており、デバイスを介した通信距離は10~30mと赤外線よりも長く、2.4GHz帯の周波数を使ってWifiに接続することで、室内はもちろん屋外からもスマートフォンをやタブレットをリモコンの代用として使用することができる様になります。

デバイスのサイズもおよそ65mmΦほどのコンパクト形状となっており、USB Type-C コネクタに接続して最寄りのコンセントやパソコン等に通電することで、IR(赤外線)操作では必要とされる送信デバイスを電動窓周り品の受信機に対面させるように据え置く必要がなくなるといった利便性も得られます。

 

 

こちらは実際に当社展示品を操作するために諸設定を終えたスマートフォンの画面です。

(※起点となる「マイホーム」画面では、基礎情報として登録地点の外気温湿度気圧PM2.5濃度が情報として表示されています。)

 

 

登録済の機器を選択すると操作画面が現れて、指先の上下スクロールタッチで0%~100%の昇降が行えます。
調光については専用の操作画面はありませんが、スラット全閉位置~全開位置に該当するパーセンテージ(例: 95%~99%など)をスクロールすることで調整が可能です。

 

 

 

また設定状況の確認ボタンをタップすると、エコリモ各製品ごとの充電状況を数値で確認することができます。

エコリモはリチウムイオンバッテリーの約10時間のフル充電で年1~2回の充電が目安となります。
充電のタイミングは残量20%程度になった時期に就寝時など、長時間充電が可能な時間帯での実施が推奨となります。

 

 

なお、基本操作に加えてお好みのシーン設定を行うことで、エコリモの細かな昇降操作をワンクリックで実行することができ、i phone であればSiriを使った音声操作と連携させる事もできます。
(※詳細設定によりAlexaやGoogle Homeとの連携も可能。)

 

 

更にシーン設定ではリモコンにはないタイマー機も設けられているので、特定の日付曜日時間を指定したお好みの昇降操作および繰り返し機能など様々な設定が可能となり、この点がスマートフォンを介在させたIoT対応の長所となっています。

 

 

新型 『エコリモ(Eco Rimo)』納品事例

最後に、新型『エコリモ』実際の納品事例を動画を交えてご案内させていただきます。

 

採用生地は「BLACKOUT(遮光)」のアイボリー(FA-190)です。
電動窓回り品専用のコンセントが用意されていなかったため【DCモデル(充
電式)】を3分割で納めています。

 

ご注意点として、FUGAに限らず電動窓回り品全般のモーター昇降速度には個体差があり、製品サイズの大小によりスピードに差異が生じる場合がございます。

また、充電池残量の影響を受ける可能性があるDCモデルの場合は、安定した電気供給が得られるACタイプよりも昇降スピードにばらつきが生じる場合がございますことをご理解いただいたうえでの検討をおすすめいたします。

 

ちなみに【AC電動式】であれば、電源コードの延長(※オプション)にも対応しているため、化粧モールを併用して最寄りのコンセントを利用することも可能です。

 

以上、本日は調光ロールスクリーン「FUGA」の電動モデル、新型『エコリモ(Eco Rimo)』の展示品と実際の事例を製品解説を交えてご紹介させていただきました。

 


 

調光ロールスクリーンの展示品を多数ご用意

調光ロールスクリーン メーカー 比較 人気

 

ミツワインテリアでは、WIS『FUGA』を始め、ハンターダグラス『シルエットシェード』ニチベイ『ha・na・ri(ハナリ)』タチカワブラインド『ルミエ』、トーソー『ラクーシュ』、ノーマン『パーフェクトシアーシェード』など、国内で販売されている、調光ロールスクリーン(複層構造タイプ)の展示品を大小15点以上取り揃えております。

 

電動 調光ロールスクリーン 比較

電動製品も取扱い各社の主要製品を取り揃えておりますので、可能であれば是非現物をご覧いただき、お客様にとって最適な製品選びにお役立ていただければ幸いです。

また、ご来店が難しいお客様に置かれましても図面やお写真から判断した設置のご相談や参考お見積りのご案内まで対応し、必要に応じて現地お打合せ時に現物サンプルの持参にも対応いたしますので、詳細はお気軽にご相談ください。

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

ミツワインテリア:
 https://www.mitsuwa-i.com/

 

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ナニック スギシリーズ ウッドブラインドの特徴と魅力。

2023年04月21日

ナニック スギシリーズ ウッドブラインド 取扱店 販売店 東京 神奈川

 

本日は2023年4月3日に新発売された、ナニック・【国産杉材】「スギシリーズ ウッドブラインド」を展示品と併せてご紹介させていただきます。

ミツワインテリアでは、これまでも同社の「プレミアムシリーズ」「Gシリーズ」「ライトシリーズ」といった主力製品を多数の展示品でご案内してまいりましたが、今回は構想10余年、念願の国産杉材の有効活用をコンセプトに新たなラインナップとして加わった「スギシリーズ」ウッドブラインドの魅力とこだわりに迫ります。

 

【国産杉材】スギシリーズ・ウッドブラインド
誕生の背景。

日本の固有種1属1種の樹木である「杉」は、縄文時代以降、建築材、樽や桶、船など日本人と共に歩み、日本の文化を支えてきた身近な樹木です。

日本は先進国の中で世界第2位の森林率を誇る森林大国で、とりわけ国内に存在する杉の人工林(育成林)は、450万ヘクタールと東京都の面積の約2倍も存在しています。

近年、持続可能な資源として注目を集めている木材の中でもCO2の吸収量が多い杉は、苗木を植えて循環させることで、地球温暖化防止にもつながると言われてきました。

とりわけ樹齢50年以上に成長してCO2を吸わなくなった杉を資源として伐採して製品化することは育成林の保全の観点からも理にかなっていましたが、林業の衰退により国産の木材が活用されず輸入材に依存するという悪循環が続いていました。

こうした状況を打破すべく、ナニックジャパンでは国内・製材会社の協力と昨年新設した那須工場での生産力向上により、製材乾燥スラット加工から塗装に至るまでの最終工程を一貫して内製化することに成功。

様々な工夫と努力を経て無垢の国産杉を活用した「スギシリーズ ウッドブラインド」が発売されるに至りました。

 

 

 

スギシリーズの展開色と風合い。

ナニック スギシリーズ ウッドブラインド 価格

ナニック・「スギシリーズ」は50mm巾スラット限定の展開で、柾目の国産杉材を用いた芳香豊かな上質なスラット(羽根)に、光沢を抑えたステイン仕上げで自然な表情を付けた木目の美しさと温かい質感があらゆる空間に溶け込みます。

スラットカラーは杉材の特徴を生かした標準8色で構成、別途オプションですが特注色にも対応します。

当社展示品は写真のカラーチャート形式で全色を比較いただける構成でご用意しており、必要に応じて現地お打合せ時に持参することも可能です。

また、以下に各色の拡大写真をご案内しておりますのでクリック(拡大)でイメージをご確認ください。

 

ナニック スギシリーズ 5001 白

ナニック スギシリーズ 5002 アイボリー

ナニック スギシリーズ 5005 クリアー

ナニック スギシリーズ 5003 グレー

ナニック スギシリーズ 5006 ミディアムブラウン

ナニック スギシリーズ 5007 バーガンディー

ナニック スギシリーズ 5008 ビスタ

ナニック スギシリーズ 5004 クロチャ

 

最後に、ナニック・「スギシリーズ」の製作可能寸法は、幅(W)280~2700mm高さ(H):300~3600mm最大製作面積: 9㎡まで幅広く対応しています。

操作仕様も手動操作からIOTに対応可能な電動製品までご用意があり、納期は約2週間、価格は「プレミアムシリーズ」より若干安目の設定になっております。

おおよその窓サイズがおわかりでしたら参考お見積りのご案内も可能ですので、詳細はお気軽にご相談ください。

 

◆ ナニック ウッドブラインド」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

 

ミツワインテリア:
 https://www.mitsuwa-i.com/

 

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NORMAN(ノーマン)のハニカムスクリーン。電動タイプの展示品紹介と実際の納品事例。

2023年04月20日

NORMAN ノーマン 電動 ハニカムスクリーン 取扱店 価格

本日ご紹介させていただく製品は、2023年1月にモデルチェンジが行われたNORMAN(ノーマン)・ハニカムスクリーン「電動タイプ」です。

 

ノーマン ハニカムスクリーン 取扱店 東京 神奈川

ミツワインテリアでは国内外有名ブランドのハニカムスクリーンを30点以上の展示品でご用意していますが、ノーマン製品については手動タイプ電動タイプを合計20台以上ご用意することで、ご来店時はもちろん、お打ち合わせ先でも製品仕様ごとの操作性と特徴をわかりやすくご確認いただくことが可能です。

特に、今回大幅な仕様変更となった電動タイプについては、複数ある電源タイプのイメージ紹介と併せて、製品の長所だけでなく取扱い上の留意点についても、今後の忘備録としてまとめておきたいと思います。

 

 

NORMAN(ノーマン)の電動ハニカムスクリーン。
3種類の製品仕様を展示品でご用意。

ノーマン 電動 ハニカムスクリーン 種類

こちらが当社で展示している3種類の電動タイプで、写真左から「シングルスクリーン・タイプ」「ツインスクリーン・タイプ」、そして今回のモデルチェンジから新たな仕様として加わった「上下タイプ」(※トップオープン)の全てをご用意しています。

同社製品の製作対応サイズは、電動シングル、電動ツイン、電動上下タイプ共に、製品幅:W620~2500mm、製品高:H260~3500mmまでとなりますが、製品幅と製品高を掛け合せた最大製作面積に制限があって、シングルスクリーンは 8.4㎡とほぼ上限に近い面積まで対応しているのに対して、電動ツインおよび上下タイプの場合は最大製作面積:4.6㎡までの対応となっている点がご提案にあたっての注意点となります(※目安としてW2000×H2200サイズの窓[※4.4㎡]、W1840×H2500サイズの窓[※4.6㎡]くらいが上限)。

また、最小製品幅は全製品仕様共通でW620mm~となりました。
従来の電動ツインスクリーンでは約800mm必要であった最小製品幅がよりコンパクト化されて採用しやすくなった反面、シングルスクリーンの最少幅は従来品のW560mm以上から620mm以上へ大型化された点が注意点となります(※これにより従来提案可能であった開口部幅:600mmの小窓の内付が採用できなくなりました)。

その他、重要な変更点としては、ツインスクリーンの上部生地配置がシースルーに限定されることなにったことにも注意が必要です。
これまで、ツインスクリーンのシースルー配置を下部にしたいという要望は多かったのですが、現段階では上部シースルー限定となりますので、この点ご承知おきください。

 

 

新型モデル・専用リモコンについて

ノーマン 電動 ハニカムスクリーン リモコン

続いて新型モデルの専用リモコンでは、ボトムレールの昇降で使用するCLOSE(∨)・OPEN(∧)ボタンに加え、「ツインスクリーン」「上下タイプ」の昇降を担うミドルレールを操作できる(∨∧)ボタンが加わったことでスクリーン操作の自在性が向上しています。

具体的には、同社従来品の電動および手動「ツインスクリーン」では、下部配置スクリーンの昇降方法に一定の制約が存在しておりましたが、新しい電動モデルではその問題点を解消し、上下に配置されているスクリーンそれぞれを自由自在に昇降できるようになりました。

また、ワンボタン操作で汎用性のあるスクリーンの全閉(ベストプライバシー)全開(ベストビュー)お好み位置での停止(☆)を選択できるようになったのも新リモコンのおすすめポイントです。

ただし、登録が可能なグループ数が従来モデルの15グループから5グループに大幅減となった点は、製品6分割以上を個別グループ操作で使い分けたいお客様にとっては残念な仕様変更といえるかもしれません。

 

こちらの動画はノーマン「ハニカムスクリーン」・電動タイプ展示品を使用した操作イメージです。
(※動画内では「シングルスクリーン」「ツインスクリーン」 ⇒ 「上下タイプ」の順でデモンストレーションを行っております。)

 

 

新型・電動ハニカムスクリーンの給電タイプ。
『ACアダプタモデル』と充電式『パワーロッドモデル』をご用意。

続いてノーマン・電動ハニカムスクリーンの給電タイプのご案内です。

同社ではこれまでAC アダプタで給電するモデルのみをご提案してきましたが、2023年の新型モデルでは新たに充電式の『パワーロッドモデル』が加わりました。

NORMAN® 独自開発のこのモデルは、ヘッドレールに内蔵したリチウムイオンバッテリーをパワーロッドを経由して給電する仕様で、シングルスクリーンの場合、1回・約2 ~ 3 時間の充電で5 ~ 6 か月間の連続使用が可能(※1日1回昇降の場合)と言われていますが、製品サイズ、スクリーン仕様、開閉頻度等の条件によって充電頻度が異なりますので、この点は使用環境に応じた注意が必要です。

 

充電式『パワーロッドモデル』には
2種類の供電タイプをご用意。

ノーマン ハニカムスクリーン 充電式 パワーロッドモデル

以下は少しややこししい解説になりますが、『パワーロッド』には「充電池内臓式モデル」と呼ばれる、製品本体とロッド本体にそれぞれリチウムイオンバッテリーが内蔵されている給電タイプと、「ACアダプタ式モデル」と呼ばれるロッド本体には充電池が内蔵されていない低価格設定モデルがが存在します。

 

ノーマン ハニカムスクリーン 充電池内蔵式モデル パワーロッド

こちらは「充電池内臓式モデル」での充電イメージ。

電源コードを必要としないコードレスで給電できるため、窓周辺にコンセントが用意できない環境での充電ができる様になりました。

また、吹抜窓での採用を検討される場合は、オプションの延長ロッドを併用することでパワーロッドの長さを1750mmまで伸長させることができるため、周辺環境の確認は必要ですが目安として取付高3.5m前後の窓であれば、椅子や脚立を使うことなく充電することも可能です(※カーテンボックス内設置など本体ヘッドレールの手前に障害物が存在する場合は60mm以上の差込用クリアランスが必要)。

 

こちらは取付高3.5mの吹抜窓(2階LD)にご採用いただきました「パワーロッド(充電池内臓式モデル)」の事例動画です。

 


 

ノーマン ハニカムスクリーン ACアダプタ式モデル パワーロッド

続いて「ACアダプタ式モデル」の場合は、ロッド本体には充電池が内蔵されていないため、コンセント⇒ACアダプタ⇒パワーロッド⇒本体の経由で給電する必要があります。

パワーロッドに中継バッテリーを内蔵しない分、安価な価格設定になっていますが、充電中はACアダプタのコードをぶら下がった状態になることが注意点となります。

また、これはどちらのモデルにも言えることですが、パワーロッドを介した充電中の昇降操作は安全性の観点からお控えいただいた方が良いでしょう。

 

こちらは『パワーロッドモデル』の給電イメージで、本体充電50%未満の場合はロッドの緑ランプが1回点滅、75%未満は2回点滅、100%未満は3回点滅を繰り返し、赤ランプの点灯で充電完了となります。

以上がリチウムイオン充電池を使用する『パワーロッドモデル』の給電方法と目安ですが、充電式製品の導入にあたり注意したい補足として過放電の問題がございます。

過放電とは、電池容量が0%になった状態からさらに放電を続けようとする特性のことで、充電切れから過放電の状態が長期間続くと充電池の劣化を促し充電できなくなる場合があるため注意が必要です。

充電切れの状態で長期間給電を行わないことが『パワーロッドモデル』にとって最も好ましくない環境と言えますので、充電切れの状態でを長期放置してしまいがちな環境での導入には従来型の『ACアダプタモデル』の採用をおすすめしております。

 

『本体ACアダプタ式モデル』
採用にあたっての注意点。

ノーマン 電動 ハニカムスクリーン アダプター

最後に新しくなった『本体ACアダプタ式モデル』のご案内です。

電源コード側は製品本体ヘッドレールの左右、または前後のいずれかに指定することが可能です(※標準仕様は右側・背面電源)。

 

注意点としては、新型モデルへの仕様変更に伴い、対応するアダプター&コードのカラーが従来のホワイトから「ブラック」に変更されてしまったため、白いヘッドレールとの組合わせや白を基調としたインテリアでの採用を想定した場合に電源回りが悪目立ちしていまうという問題点があります。
これについては現時点で互換性(※入力:0.9A、出力:DC24.0V、1.5A、36W)がある白いアダプターが流通していないため今後の課題となります。

 

ちなみにこれは個人的な実験でありお客様にご提案するものではありませんが、アダプター周りの10cm程度を特殊な染料で染めてみたところ、プラスチック部分は白く固着できましたが、柔軟な塩化ビニール被覆のコード部は密着バインダーを併用しても剥離しやすいことが判りました。

 

またこちらは、カーテンボックス内に露出コンセントを増設して配線する場合の参考イメージとなります。

 

露出コンセントとアダプターの向きを揃える場合はアース付のタイプを選択することで一直線に接続することができます。

製品本体に余剰コードを収納するスペースはありませんが、堀込みのあるボックスに設置する場合であればダクトケースを併用すること余剰配線を収納することが可能です。

 

ノーマン ハニカムスクリーン 電動 上下タイプ 事例  

こちらは実際の納品事例(※「上下タイプ」)です。

 

『本体ACアダプタ式モデル』の場合、製品1台あたりに1つのコンセントを必要としますがボックス内に1つの専用コンセントしか用意されていない場合であっても、前述の露出コンセントの増設で対応することは可能です。

 

事例では露出コンセントの増設とダクトケースの併用で5台の電動製品をボックス内に設置することができました。

 

最後に動画で実際の納品事例をご覧ください。

 

以上、本日はノーマン「電動タイプ」ハニカムスクリーンのご紹介と特徴説明を動画解説を交えてご紹介させていただきましたが、ブログの説明では分かりにくいことも多いため、店内では各タイプの展示品をご用意いたしました。
製品によっては現地お打合せ時にお持ちするできるものもございますので、詳細はお気軽にご相談ください。

 

 

◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 


 

併せて読みたい関連情報

 

ニチベイ レフィーナ 電動式

⇒ニチベイ・『レフィーナ』電動式 製品紹介

 

ホームタコス ブレア 電動ハニカムスクリーン 展示品 取扱店

⇒タチカワブラインド・ホームタコス『ブレア』製品紹介

 

 

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