こちらは、調光ロールスクリーンとフロントレースを組み合わせた窓辺のスタイリング事例。
奥行きの狭いカーテンボックスでも使い易い『FUGA』調光ロールスクリーンと、横使いのオパールプリントレースを組み合わせています。
調光ロールスクリーンとフロントレース。
2重使いで窓辺の陰影と表情を楽しむ。
こちらは、当社ショールームでの展示とコーディネート提案のイメージ。
窓辺には、ハンターダグラス、WIS、ニチベイ、トーソーの主要な調光ロールスクリーンを大小9台展示していますが、コンパクトな構造を持ち、カーテンボックス内での2重使いの可能性を持つWISの『FUGA』に限っては、透け感のあるフロントレースやカーテンとのコーディネートを想定した展示を行っています。
『FUGA』の場合、一定の制約はありますが、製作仕様の工夫で奥行き15cm程度確保されているカーテンボックスでの2重使いも可能で、今回はその実例となります。
ちなみに今回の納品では、既設のカーテンレールを外して、レース用のカーテンレールに滑走性が抜群の「静音レール」をご採用いただいています。
当社に実物の展示があり、お客様からも「なるほど、これならカーテンレールを変える意味が解る。」と称賛いただいたレールを使うことで、レースを指先2本でつまんで楽に動かせるほどの滑走性を手に入れることができました。
滑走性の良いカーテンレールを手前に用意しておくと、季節に応じてレースを外したり、カーテンに掛け替えたりすることもでき、実用性の幅を広げることも可能です。
現地ご提案と、レースの柄取り。
ご来店いただいたお客様には、展示品やカタログをご覧いただきお好みの「フロントレース」をお選びいただき、内覧会にお持ちしました。
実際の窓辺にサンプルを掛けて、最終的に選ばれたのがトルコ製のオパールプリントレース(E6319)。
淡い黄緑がベースとなったナチュラルなリーフ柄です。
こちらの横使いレースは生地幅が300cmあり、柄部分のリピートが約200cm。
生地の上下を逆転させた使い方(天地無用)もできるデザインです。
今回の様に高さ200cmを切る窓辺で使う場合、柄だけを抽出した表現もできましたが、お客様のご希望は空の部分は無地の分量を多くして、ベランダのフェンスの下側に柄の大半を納めたいというものでした。
そこで、柄の下側を切り落とし、上部の無地を活かす柄取りを行い、裾部分は折り返しを3cmに抑えた「ショートヘム」で納めました。
納品後のイメージバリエーション。
お客様のご希望を叶えた、調光ロールスクリーンとフロントレースの組み合わせ完成型。
調光ロールスクリーン『FUGA』の採用生地は、シースルーの透け間の強いPLAINよりアイボリー(SB-02)。
オプションの帯電防止&防汚加工(エコキメラ)を組み合わせて、フロントレース生地を併用し易い環境を整えました。
左右に寄せたレースは観葉植物(インテリアグリーン)の表情を持っています。
カーテンレールの左右は固定させず、オプションの「サイドマグネットランナー」を使って自由に開閉できる納めとして、昇降操作はもちろん、窓の端からベランダへ出入りができる配慮をしています。
調光ロールスクリーンを使わずレースだけで窓辺を演出できるスタイルでもありますが、『FUGA』の場合、スラットを開けた状態で約120cm程度スクリーンを引き上げることもできるため、2つの製品の特性を同時に楽しむ中間表現が可能です。
調光ロールスクリーンのスラットを全開させた状態でフロントレースを重ねると、ご覧の様な立体的な表情になります。
調光ロールスクリーンはUVカット率が高く(80~90%)、眺望を楽しみながらオパールレースやオーガンジーなど、繊細なファブリックを紫外線から保護する機能を持っています。
最後に、調光ロールスクリーンのスラットを閉めたプライバシーモードでは、陰影を持つスクリーンの手前でオパールプリントが鮮明に浮かび上がります。
スクリーンを閉じた状態での紫外線カット率は99%以上となります。
以上、本日は調光ロールスクリーンとフロントレースを組み合わせた窓辺のスタイリング事例をご紹介させていただきました。
ご興味のあるお客様におかれましては、ご来店いただいての操作体験をおすすめいたします。
https://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm
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