Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

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「スワッグ&テール」バランスのこだわり納品事例。スワッグ側を手前か、テール側を手前か?

2025年01月31日

スタイルバランス 上飾り おしゃれ 人気

こちらは戸建住宅の寝室でご採用いただきました「スワッグ&テール」スタイルの装飾バランス納品事例です。

クラシックスタイルのインテリアにこだわりを持たれるお客様との綿密な打ち合わせを重ね、生地選びと細やかなスタイル提案をさせていただきました。

 

現地でのお打合せ

こちらは現地お打合せ時の様子。

新築住宅ご入居時に合わせ、クラシックスタイルの室内装飾と家具のセッティングは完了していましたが、この空間に合う2つの腰高窓の窓装飾が決まらないとのことでしたので、まずは当社にご来店をいただき、生地選びとおおよそのスタイルイメージの確認を経て現地でのお打合せをさせていただきました。

 

今回ご採用いただきました生地とアクセサリーの組合せがこちら。

ゴールドベースの4種類の生地と2種類のアクセサリーを組合わせたクラシック&エレガントイメージのコーディネートで、この素材をベースにしたスタイル提案をさせていただくことになりました。

 

バランス レール

次に、「装飾バランス(上飾り)」を使ったスタイルカーテンに対応するボックス状専用レールのご案内とこの形状をベースにしたスタイルのご提案。

すでに窓の上下左右で使用できる空間の余白は決まっておりましたので、これに合わせた最適サイズのスタイルを考えることになります。

 

「スワッグ&テール」の配置を考える

今回、最終的にご採用いただいたのは「スワッグ&テール」タイプの上飾りスタイル。

「スワッグ&テール」バランスの場合、専用バランスレールの正面を飾るスワッグボックスの脇を飾るテール(=カスケード)をパーツごとに製作して組み立てるのですが、スワッグとテールの上下配置をどちらにするかで印象が変わってくるため、今回は両方のスタイルの選択ができる特殊加工加工を行い、現地で最終決定をいだくことになりました。

 

スワッグ&テール バランス 上飾り 種類 選び方

こちらが本事例で最大のこだわり提案ポイントです。

今回は、同一サイズの窓が2つありましたので、それぞれの窓に「スワッグ&テール」バランスのテール(=カスケード)部分がテールの手前側に配置したイメージ(※写真左)と、スワッグ部分がテールの手前側にくる組立てを行い、どちらが好みか見比べていただくことになりました

 

スワッグ&テール バランス おすすめ

寝室 スワッグ&テール バランス 事例

最終的にご採用いだいたスワッグ部分がテールの手前側にくるタイプの納まり。

多少かっちりとしたクラシカル感を強めた印象の窓辺になりました。

カーテン生地もメインの柄物に遮光裏地を組合わせることで、上飾りとのポリュームバランスが取れ、窓と腰壁に対してのスタイル配分もイメージ通りになり、お客様からも大変ご満足をいただくことができました。

 

スワッグ&テール バランス 上飾り 事例

この様に、スタイルバランスの提案は突き詰めると奥が深く、間取りと空間の影響を受ける場合が多いですので、当社でも経験豊富な専門スタッフがご対応に当たらせていただいております(※要事前予約)。

以上、本日は寝室の窓辺を飾る「スワッグ&テール」バランスの納品事例をご紹介させていただきました。

 

◆ 当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com

 

 

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オフィスインテリアのデザインリフォーム事例。

2025年01月27日

オフィス インテリア デザイン 壁紙 施工

本日、ご案内するのはオフィスインテリア(※ミーティングルーム)のリニューアル事例です。

オフィス新設や移転に伴うリフォームではなく、現況営業をしながらのリフォームでしたので、事業所様のご協力もいただきましたが、こちらも早朝早出の作業などをして、なるべく邪魔にならない様に施工を進めました。

 

オフィス空間にも雰囲気作りが重要

まずこちらは、これまで使用されていたミーティングルームの様子(Before)。

現況は白のビニール壁紙にブルーのタイルカーペットという一般的なオフィスの内装でしたが、この固定イメージを払拭して、トレンドを意識した居心地の良さと程よい高級感を持たせたいというのがお客様のご要望でした。

また、腰高窓は外部からの騒音抑制を目的としたパネルで塞がれていたため窓としての機能は無くなっていますが、これをインテリアデザインの中で解決して欲しいというご相談をいただきました。

 

ヒアリングを経て、ご提案させていただいたのがこちらのデザイン。

RC構造有の柱型の部分を高級感のある木質調の壁紙でまとめ、メインの壁面はにアメリカの壁紙ブランド「look. Walls & Interiors」が展開するオリジナルのアートデザインをオーダー製作して施工しました。

 

近年では、ブック形式の「輸入壁紙」の見本帳が少なくなる一方、デジタルデータをサイズ調整のうえ小ロッド印刷で購入できるようになってきています。

メーカーとしてもコストのかかる販促在庫を持たずに済むこと、様々なデザイナー、クリエーター、写真家等に門戸を開放することで、個性豊かな最新デザインデータをいち早く市場販売ベースに乗せられるといった特徴があるため、時代の潮流にあったデザイン壁紙の販売形態といえます。

 

オフィス ウッド バーチカルブラインド 事例

施工後のイメージがこちら。

アートデザインの壁紙は、既存の椅子に色調を合わせています。

柱型の壁紙とフロアのタイルカーペットは雰囲気の近いもので合わせ、梁と腰壁周辺の壁紙とウッドバーチカルブラインドは床下までの高さとして壁に近い意匠性を持たせました。

 

個室にもデザインアクセントを

採光間仕切りでセパレートされた個室部分は、壁紙のみの貼替を行いました。

 

梁と柱型は隣室の梁と同じ木質調の壁紙を採用し、メインの壁紙は椅子の色に併せてブラックベースのアートデザインをオーダー製作して施工しています。

 

オフィス デザイン リフォーム 相場

今回は、その他個室ブースやエントランスにもアートデザインの壁紙を提案・施工させていただきましたが、オフィスインテリアも従来型の無機質な雰囲気からトレンド重視型の空間設計に変わりつつあるようです。

当社では経験豊富な施工者自らが、トータルコーディネートとデザインを提案をワンストップで行っておりますので、詳細はお気軽にご相談ください。

 

◆ 当社・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
https//www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

ミツワインテリア:  https://www.mitsuwa-i.com/

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内装材にこだわったマンションリノベーションで人気の「リネン(麻)」カーテン。

2025年01月25日

マンション リノベーション リネン カーテン

本日ご案内するのは、中古マンションリノベ―ション時のオーダーカーテンとラグの納品事例です。

こちらはアトリエ エツコ一級建築士事務所様のお客様物件で、リノベーションと同時進行で窓回り品のご提案にあたらせていただきました。

間接照明が映える低光沢の塗装と表情豊かな無垢のフローリングなど、素材にこだわった空間では、窓回り品にもリネン(麻)やコットン(綿)などの天然素材をコーディネートさせていただくことが多く、今回も光沢を抑えた自然の発色と柔らかな質感が魅力のリネンをメインとした組合せをご採用いただきました。

 

リネッタ リネン レース マナトレーディング 事例

まずレースでご採用いただいたのが、マナトレーディング「マナテックス」収録の国内在庫生地より、75%リネン + 25%ポリエステル組成のスペイン製・混紡生地『リエッタ』です。

リネンの持つナチュラルな表情の中にポリエステルを25%混紡することで、ランダムなプリーツの意匠を組合わせた表情の豊かさが魅力の人気シアーです。

 

PF2560 ムク フジエテキスタイル 事例

そして厚手のカーテンには、フジエテキスタイル「PROFILE」収録の国内在庫生地より、ソフトな風合いが人気のリネン無地『ムク』をご採用いただきました。

こちらの生地は、タテ糸とヨコ糸、両方にフシがあるスラブヤーンを使用することで、リネン特有のナチュラルな魅力を存分に引き出していますが、スロベニア産のリネンを専用の柔軟剤に浸透、加熱、撹拌処理し、収縮したリネン繊維を膨張させるといった手間の掛かる工程を経て非常にソフトな風合いの生地に仕上げられています。

この難易度の高い加工は、イタリアの一大繊維産地であるプラトーの工場で行われているため、最終的な生産地はイタリア製となります。

近年、ヨーロッパから輸入する高級リネンは、世界的なインフレや紛争の影響、輸送コストの高騰により10年ほど前に比べて2倍以上値上がりしている場合があります。

特に在庫を持たない海外取寄せ品の場合、気に入った生地を選べるメリットはありますが、スポット購入の場合は更に仕入れが割高となるため、安定供給が約束されている国内在庫品の中からお選びいただく方が、高品質な商品をお客様のご予算に沿ってご提案しやすくなっております。

 

マンション リネン カーテン おすすめ

リネン カーテン レース コーディネート おすすめ

こちらは、「装飾タッセル」を組合わせたトータルコーディネート。

自然な風合いの中に高級感と優美さを感じられる素敵な窓辺になりました。

今回の窓形状は、L字形状の出入窓と直線の腰高窓にセパレートされていましたが、リビング・ダイニングの統一感とダイナミックな窓辺を演出するために、腰高窓も床までの長さで納めています。

 

 

マナトレーディング JAB ラグ 取扱店

なお今回の納品では、窓回り品に併せて、オーダーラグも納めさせていただきました。

リビングには、マナトレーディング取り扱いのベルギー【WIND】のウールラグより「MADISON」フラットタイプラグを、ダイニングにはナショナルインテリア取扱いのドイツ【JAB】のカーペットをご採用(※メーカーショールームにご来場いただき素材確認)いただきました。

海外取り寄せ品のオーダーラグ(カーペット)は、在庫がある場合でも、加工を含めた取寄せ納期が4~5週間掛かりますので、ご採用に当たっては早めに選定いただくことをおすすめしています。

 

以上、本日は海外製のリネンカーテン&レースとラグ&カーペットの納品事例をご紹介させていただきました。

 

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WISの『Suave(スアベ)』・バーチカルシェード 納品事例と新作「遮光生地」のご紹介。

2025年01月06日

WIS スアベ カーテン 展示 取扱店

本日ご案内させていただくのは、WISのバーチカルシェード『Suave(スアベ)』ご採用事例です。

事例紹介のあとには、2025年より新たなラインナップに加わる遮光生地のご案内もありますので、併せてご一読いただければ幸いです。

 

2018年11月、東京ビッグサイトで開催された、第37回「JAPANEX(インテリアトレンドショー)」でのお披露目を経て発売が開始された『Suave(スアベ)』は、U字型ルーバーの調光と開閉操作で使用する、調光タテ型ブラインド(シェード)です。

スアベのカラーバリエーションは、発売当初、オフホワイト(Off White)とアイボリー(Ivory)の2配色でしたが、その後、調光ロールスクリーン『FUGA』のアドバンスコレクション(CLEAR)とのコーディネートを想定したシャンパン(Champane)とグレージュ(Grege)の2配色が加わり現時点では4配色のカラー展開となっています。
(※なお2025年より上記4配色に対応する遮光生地が新たなラインナップに加わります。⇒ 後述あり。)

 

スアベの外見は後発製品である、NORMAN(ノーマン)の⇒『スマートドレープシェード』やタチカワの⇒『エアレ』に似ていますが、後者のシースルー部分が通風を意識した編みレースであるのに対してスアベのシースルー部分は高密度の織物が持つ意匠性を重視したボイル調である点に違いがあります。

 

U字型ルーバーの採光&調光を楽しむ

ここからは『Suave(スアベ)』納品後のイメージ解説です。

左右それぞれの窓幅は、内側寄せの納めを想定した約550mm程度のスペースを含み全体で約W2650mm程度ありました。

製品幅:W2650mmのスアベを片開きで設置する場合にできる畳代の計算式は【製品幅(W2650)÷80(※四捨五入)×13+55 = 484mm】となるので、今回はルーバーを完全に畳寄せた際にシェードが窓内に掛からない納めとなっています。

 

WIS スアベ カーテン バーチカルシェード 価格

U字型ルーバーのレース部分を垂直に立てた採光イメージ。

採用生地は、一番人気色の「01/Off white」 です。

 

スアベのルーバーは平面にした状態で総幅32cm、13cm幅のシースルー生地(レース)が9.5cm幅の不透明生地(採光)に挟まれた構造になっており、短冊状ルーバーをつなぎ合わせるように8cm間隔に設けられたキャリアに取付けることで、3倍ヒダのレースを思わせる透明感と美しい曲線美が魅力の製品となります。

 

WIS スアベ リビング 事例

U字型ルーバーの左右が不透明生地になるため、完全なレースよりは明るさを抑えますが、外の視界を楽しみながら程よく眩しさと紫外線を抑えることができます。

 

suave  カーテン 閉じたとき

続いて、U字型ルーバーのレース部分を倒した調光&プライバシーモード。

不透明生地で全閉することで紫外線は99%以上カットでき、眩しさを軽減させることができます。

 

WIS スアベ リビング

WIS スアベ カーテン ダイニング 事例

ルーバーは左右に180°回転できますので、お好みの角度で自由な調光とプライバシーコントロールをお楽しみいただけます。

以上がバーチカルシェード『Suave(スアベ)』・採光生地の納品事例でお客様からもご満足をいただくことができました。

 


 

2025年の新着情報

 

WIS スアベ 取扱店 販売店 東京 神奈川

ミツワインテリアではバーチカルシェード『Suave(スアベ)』の展示品をご用意しています。

 

 WIS スアベ 見え方

採光生地は、一番人気色の「01/Off white」をメイン色にしつつコーディネートカラーの3色を加えた、全4色グラデーション展示でご用意しています。

 

 

WIS スアベ 両開き 

WIS スアベ 遮光 取扱店 価格

2025年から新たな生地バリエーションとして加わる遮光生地両開き展示でご覧いただけます。

遮光生地の展開色は採光生地と同じ全4配色で、採光生地の中に黒い不織布を挟み込むことで程よい遮光性が得られますが、採光生地よりも生地の表情がくすみますので、展示では淡色のオフホワイトと濃色のグレージュを組合わせた展示で表情を確認いただける様にしています。

ミツワインテリアでは、東京・神奈川を基本エリアにした出張対応を行っておりますので、スアベご検討のお客様におかれましてはお気軽にご相談いただければ幸いです。

 

◆ 『調光タテ型ブラインド』特集ページ
https://mitsuwa-i.com/smartdrapeshade.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

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