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ニチベイの電動ロールスクリーン。「サイレント電動式 RF仕様」納品事例。

2020年06月18日

ニチベイ 電動ロールスクリーン サイレント電動式 RF仕様 事例

こちらは高所5.4mの吹抜け窓にニチベイの電動ロールスクリーン・「サイレント電動式 RF仕様」をご採用いただいた納品事例と動画です。

南西に面した吹抜窓のため、午後の西日対策と、夜間のプライバシー対策としてご採用いただくことになりました。

今回は総幅6m、高さ2.2mサイズのコーナー窓に5分割でサイレント電動式を設置。スクリーンの降下スピードは枚秒5cmほどで約40秒程度かけて降下します。

 

ニチベイの電動ロールスクリーン
「サイレント電動式 RF仕様」

ニチベイ 電動ロールスクリーン サイレント電動式 RF仕様 取扱店

ニチベイの「サイレント電動式 RF仕様」は当社にも商談用の展示品があり、これを持って現地で打ち合わせをすることもあります。

この製品が市場で評価される主な理由としては、

① 製品本体に制御部・受信部を内蔵したコンパクトな設計でありながら、電源を差し込むだけで簡単に取り付けができる。

② オプションの電源線ジョイントでを併用することで最大8台まで1つのコンセントで接続可能。複数のコンセントを用意する必要がなく、簡単に設置できる。

③ 動作音35dBの静音設計静音性に優れた、DCギヤードモーターを採用することで、住宅はもちろん、ホテル、病院・福祉施設、図書館など静かさを求められる公共施設にも最適。

④ 最大製作幅(W)2.7m、最大製作高さ(H)4.5m、最大製作面積9m²と大開口の窓に対応し連窓設置にも適している。

などがあげられますが、電動ロールスクリーンを採光、シースルー、遮光の幅広い生地バリエーションから選べることもあり、同社のヒット商品となっています。

 

電動製品
現地打合せの様子

新築物件において、高所吹抜け窓の打合せと現調を行うタイミングは建設用足場が組まれている段階で行うのが一般的です。

可能であれば壁紙が貼りあがった段階での採寸が望ましいのですが、足場の解体等、現場の進行上のタイミングでそれが難しい場合もあります。
今回は壁紙下地のパテ処理を終え、クロス工事が始まっているタイミングでお打合せをさせていただきました。

 

ちなみに、建設用足場が撤去された建物引渡し後の納品に関しては、幅広製品の場合、移動式足場(※ローリングタワー)を使用しての2名作業で設置します。

 

 

ニチベイ  サイレント電動式 ロールスクリーン 展示

 

お客様との事前お打ち合わせで、電動ロールスクリーンの分割台数操作チャンネル指定電源位置の確認などは終えているので、現地では打合せ内容の確認をしながら採寸します。

 

採寸はもちろんですが、コンセント形状と向きの確認は特に重要ですのでこの納まりのチェックは特に重要です。

 

 

納品後の様子。

そしてこちらが納品後の様子。

設置工事はコンセントを使用している右側の製品から始めます。

先ほどご紹介した移動式足場を左方向へ動かして電源ジョイン作業と併せて設置してゆきます。

 

高所窓 吹抜け窓 電動ロールスクリーン 人気

今回、高所吹抜け窓のスクリーンには、綿を思わせる自然な風合いを持つ生地「フェスタⅡ」のライトアイボリー(N9428)を採用。
明るい採光で室内を暗くさせずに午後の強い陽射しを緩和します。

 

FUGA 調光ロールスクリーン プレーン PLAIN 見え方

リビング・ダイニングの掃出窓には、調光ロールスクリーン『FUGA』の「PLAIN」生地よりアイボリー(SB-02)を組合わせて、採光と眺望の自由なコントロール窓辺になりました。

 

ロールスクリーン 調光ロールスクリーン 違い

吹抜け窓 高所窓 西日 電動ロールスクリーン

異なる製品タイプを組合わせてもも、素材感と色合いが近い生地を組合わせることで大開口窓の持つ魅力を引き出せる納まりとなりました。

 

◆ 当社・『ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/roll&roll.htm

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

 

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ハンターダグラスの『シルエットシェード』。電動タイプ(パワービュー)のタワーマンション納品事例。

2020年06月14日

「シルエット・シェード」の新電動システム
『PowerView  (パワービュー)』 納品事例

シルエットシェード PowerView  パワービュー 事例

⇒ 今年3月のブログで展示品と併せて製品紹介をさせていただいた、ハンターダグラス 『シルエットシェード』の新電動システム・「PowerView  (パワービュー)」が好評です。

眺望豊かなタワーマンション高層階の窓辺で、リモコンを使用して複数台の調光式ロールスクリーンを自在にコントロールしたいというご要望を受けて、本製品をご採用いただきました。

 

 

電動製品・お打合せの流れ

こちらは当社展示品を使った「パワービュー」のデモンストレーションイメージ。

展示品では2インチの採光セル3インチの遮光セルを窓際に並べることで店内外からの見え方、遮光度合い、電源タイプの選択などをパワービューの操作体験と併せて比較いただくことができます。

今回の事例では幅広3インチスラットと、最も色の白い「RADIANT WHITE(A2-125)」の組合せをご採用いただきましたが、現物を用いた細やかな打ち合わせを踏むことでお客様にとって電動タイプの導入が身近なものになる様です。

 

  PowerView® とは2020年2月から発売されたHunterDouglas 社独自の無線通信システムを使用した新しい電動製品の名称で、1 つのリモコンで 6 チャンネルまでシェードのグループまたは一斉操作設定が可能になりました(※従来モデルの「パワーライズ」は最大4チャンネルまで)。

チャンネル数的には僅かなバージョンアップですが、戸建はもちろんマンションの大開口窓で電動製品を5分割、6分割で設置したいという要望は多く、そういったニーズに応えられるようになりました。

また、 ベインの角度調整ボタンや停止ボタン、お気に入りボタン❤が追加されることでも複数台のシェードを使用する際の操作性が向上しています。

 

 

パワービューの電源タイプ

パワービューの電源タイプには、DC18Vのアダプターを電源に挿しこむコンセントタイプと、単3アルカリ乾電池を12個使用してコンセントのない窓環境で使用するバッテリーワンドタイプがあります。

 

電動タイプの採用傾向として、設計段階から電動窓周り品の導入を検討している注文住宅ではコンセントタイプをご採用いただく場合がありますが、必ず製品の右側の直近に専用コンセントを用意する必要があること、複数台の製品を中継ケーブルでつないで1つのコンセントにまとめる(※一定の面積制限有り)場合、配線を取りまとめるスペースが必要であることなど意匠的な制約が多いため、製品を複数台連続させて設置する窓では導入が難しくなる点にご注意いただいております(⇒参考事例はこちら)。

バッテリーワンドの乾電池は、製品サイズ、シェードの昇降頻度、開閉頻度によって寿命が異なりますが、1日1回の昇降操作と調光操作で約1年。
人の出入りが想定される窓ではコンセントタイプが推奨ですが、本事例の様に窓を開けての出入りや換気を伴わないFIX窓ではバッテリーワンドタイプが導入されるケースも多いです。

 

 

パワービューの新機能・お気に入り設定

動画でご案内の操作イメージは、今回新たな設定として加わったお気に入りボタン❤を活用したものです。

お気に入りボタン❤の設定位置は自由に決めることができますが、動画ではスクリーン最下部のスラット水平状態で停止させる設定にしています。

この機能はとても便利で、個別、全体、指定操作を上手に使い分けることでより自由度の高い操作性が得られるようになりました。

 

 

窓周りをすっきり広く使うための配置。

ハンターダグラス シルエットシェード コーナー窓 事例 ブログ

事例の窓はカーブを伴うコーナー窓でしたが上下昇降タイプの調光式ロールスクリーンをL字型に無駄なく配置することで、フローリングの手前で窓周り品を納めることができました。

コーナー窓のカーテンレールを使用しないことで16cm程度窓周りの奥行きを広く使える様になり、部屋のレイアウトや家具配置の自由度も広がりました。

 

コーナー窓での製品分割

こちらはシルエットシェードや他の調光ロールスクリーンを連続的に設置する場合の特性解説と納め方のコツです。

写真右側は製品を並列で設置している状況、写真左側は直角関係で設置している状況です。

 

製品を並列で設置している状況であっても生地をロール状に巻き上げるタイプの製品は、構造上の理由と設置環境による多少の巻きズレが想定されるため、ヘッドレール幅よりも生地幅が狭くなっています。

シェード間のクリアランスは、操作コードを伴わない電動製品の場合でも25mm程度発生し、この部分からの光漏れが注意点となるため、製品分割位置は窓枠縦桟の中心が理想となり、桟に近いほど光漏れやプライバシー対策は向上します。

 

シルエットシェード コーナー窓 注意点

コーナー窓で製品を直角に設置している側の場合、コーナーの頂点を取れていない「負け」側に生じる隙間は、スクリーンの開閉状況により変化する特性を持つため、この位置関係を考慮した製品の配置が重要になります。

 

並列設置であれば、シェードの開閉に関わらず生地間の隙間は一定ですが、直角に組み合わせる場合は、スクリーンを閉じた際に生じる「負け」側の隙間が問題となります。

コーナー左側から入る光を遮る代わりに、コーナー右側から光が大きく入りんでしまう構造になります。

 

調光ロールスクリーン 勝ち 負け コーナー窓

そこで今回は、長辺側の光漏れとプライバシー性に配慮して、日常生活での支障の少ない短辺側の壁に光が差し込む配置で納めています。

コーナー窓での製品配置(勝ち負け)を考える場合は、方位、日照条件、屋外からのプライバシー性、TVやPCのモニター配置、居室入口から見た時の見栄えなど生活に関係する要素を勘案しながら決めていただきます。

 

注意点と打合せ事項は多いですが、その様にして決めた窓周り品の納まりはお客様にとって最良のものとなります。

当社では『シルエットシェード』の電動タイプ、手動タイプを現地お打ち合わせにも対応した展示品で用意してお打ち合わせにあたらせていただいております。

 

◆ 当社・『調光ロールスクリーン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/shilhouette.html

 

ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/

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PASAYAの高品質 遮熱レースカーテン『クールシフォン』。納品事例と展示品紹介。

2020年06月09日

PASAYA 遮熱レース カーテン クールシフォン

遮熱レース カーテン シフォンレース

ウィリアム・モリス フルーツ ローマンシェード

こちらは、遮熱性、透過性、プライバシー性の3拍子が揃ったPASAYAの高品質 遮熱レース 『クールシフォン』をご採用いただいた、ローマンシェードとレースのコーディネート事例です。

本日(6/9)は、東京の都心でことし初めての真夏日となるなど各地で厳しい暑さとなりました。
特に九州など西日本では35度以上の猛暑日となっている地域がありますが、この時期は、まだ体が暑さに慣れていないことと、今年に関して言えばマスクの着用でより暑さが厳しく感じられるようになっています。

毎年この時期になると、インテリアでできる暑さ対策として、遮熱性能の高いレースや各種スクリーンの問い合わせが多くなってきますが、カーテンと組み合わせる遮熱レースも最近では数多く市場に出回っていて、その選択に迷われるお客様も多いのではないでしょうか。

 

 

PASAYAの高機能・遮熱レース
 『Cool Chiffon(クールシフォン)』

PASAYA 遮熱レース  価格 クールシフォン

当社では、クリエーションバウマン、フジエテキスタイル、川島織物セルコン、マナトレーディングを始め、遮熱レースに定評のある国内外のブランド品を縫製品で多数ご紹介しておりますが、本日ご紹介をする 『Cool Chiffon(クールシフォン)』は、窓周り品の本場ヨーロッパ市場からの引き合いも多いタイ のファブリックメーカー・PASAYA社が2016年に発売した高機能遮熱レースです。

これまで納めたお客様満足度が非常に高かったことからこの夏のおすすめ商品としてご紹介することにいたしました。

こちらの生地は繊維を構成する金属酸化物入りのマイクロファイバーが太陽熱を反射して遮熱する仕組みですが、クールシフォンの場合、生地における遮熱糸の使用割合が圧倒的に高く(※ご来店のお客様にはそのパーセンテージもお伝えしています。)、一般的なポリエステル製レースに較べて-2℃程度、真夏の室温を下げることが可能と言われています。

また、採光性の良いボイル地のため室内が暗くならず、光を採り入れながらも遮熱糸は冬場の暖かい室温を屋外に出しにくくするという意味で保温効果を妨げない夏冬兼用の遮熱レースとしてもお使いいただけます。

 

クールシフォン レース 評判

こちらは、クールシフォンを部屋の内外から見た様子。

通常レースの遮熱率を上げようとする生地が分厚く密になって外が透けて見えなくなるという問題がありますが、クールシフォンの凄いところは、遮熱性を落とさず窓から見る眺望を過度に遮らない点にあります。

また、生地の裏側は光沢を抑えた自然な表情ですが、日中でも室内のプライバシーを程よく守るハーフミラーレースとしての役割を果たす点も特筆に値します。

国内外のメーカーを探してもクールシフォンのような手触りの良い羽衣感覚のボイル遮熱でミラーレース効果まで持つ生地は皆無に等しく非常に稀有な存在となっています。

 

PASAYA 遮熱レース  取扱店 展示

『Cool Chiffon(クールシフォン)』の展開色は、ホワイトアイボリーメタル3配色

ホワイトはモダンインテリア、生成りに近いアイボリーはナチュラルからクラシックまで幅広く、ライトグレー系のメタルはグレイッシュな構成のインテリアとの相性が良好です。

当社では全色の縫製サンプルをご用意しており、これまでもこだわりの窓辺のコーディネートで数多くご採用いただいてきました。
お打ち合わせ先の窓辺で、通常のボイルはもちろん他の遮熱レースと並べて掛けてみるとその性能の良さがわかり、西日の強い窓辺でもご採用いただけるボイルとしてご愛用いただけます。

また、難燃ポリエステルの遮熱糸を高配合しているため、防炎加工を施さなくても防炎カーテンとしての認定を受けられる点、295cmの横使い生地のためつなぎなく1枚の生地で広幅の窓でご使用いただけることから、眺望のよい高層マンションなどでもご採用実績の高い遮熱レースとなっています。

 

 

ローマンシェードと「クールシフォン」の組合せで
効果的な遮熱対策

ウィリアム・モリス ローマンシェード オシャレ

最後に納品後の様子。

ローマンシェードで採用いただいた生地はウィリアム・モリスの『フルーツ』と無地のコットンをボーダー状に組み合わせて質感を揃えた納め。

 

クールシフォンはベージュ系の厚手との馴染みの良いアイボリーを組合わせています。
これだけの透明感があってもUVカット率が65%以上ありますので、そういう観点からボイルレースを探しているお客様にもご満足いただけることでしょう。

クールシフォンで遮熱しながら、ローマンシェードを上下に昇降することで、モリスの作品を楽しみながら快適に日除けとして調光コントロールできる窓辺にリニューアルされ、お客様からも大変ご満足をいただくことができました。

 

 

◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

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