![2016.1.30.13](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/01/2016.1.30.13-300x220.jpg)
こちらは都内の「賃貸マンション」お引越し前に実施した、フローリングを傷めない「置敷き」による,当社オリジナル・『現場フィット施工』での「オーダーカーペット」納品事例です。
ご入居前リフォームの最終段階に現地ご訪問をさせていただき、各居室(区画)の精密な採寸を経て施工にあたらせていただきました。
![2016.1.30.4](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/01/2016.1.30.4-300x110.jpg)
精密採寸を伴う置敷きカーペット施工については、家具などの無いお引越し前に実施させていただくことが多いです。
現地お打合せ前に「間取り図(平面図)」のご提示、施工エリアの特定、希望されるカーペットの素材や機能性、色味などのヒアリングと概算見積もりの提示を経て、出張のご依頼をいただいております。
「カーペット」の選定について。
![2016.1.30.9](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/01/2016.1.30.9-300x224.jpg)
冬場にいただくオーダーカーペットの依頼は、「フロア」の冷え対策を主目的とした事例が多いのですが、それ以外にもご要望は多岐にわたります。
今回お客様から寄せられたご要望のポイントは以下の3点でした。
(1) 足触りが良く、落ち着いた素材感の「ウールカーペット」をメインフロアに「置き敷き」にて敷き詰めたい。
(2) 賃貸物件なので、衝撃緩和や傷防止効果でフローリングを保護したい。
(3) 「床暖房」にも対応しているカーペットで施工方して欲しい。
![2016.1.30.14](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/01/2016.1.30.14-300x138.jpg)
![2016.1.30.12](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/01/2016.1.30.12-300x266.jpg)
お住まいになる居室の内装色と、ご入居後に揃う「家具」の色や「インテリア」の雰囲気などのヒアリングを経て、当社での採用実績の多い、落ち着いた発色とサラリとした足触りの「ウールカーペット」をご選定いただきました。
以前に行った同一事例
ちなみに、かなり以前に実施させていただきました「当社リフォーム物件」でも、今回ご採用色のカーペットをご採用いただきましたので、リフォーム前からご入居後の様子をダイジェストでご案内いたします。
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![2016.1.30.20](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/01/2016.1.30.20-300x222.jpg)
![2016.1.30.18](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/01/2016.1.30.18-300x225.jpg)
![2016.1.30.19](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/01/2016.1.30.19-300x112.jpg)
![マンション オーダーカーペット](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/01/2016.1.30.16-300x223.jpg)
こちらは、当社独自の『現場フイット施工』による、「オーダーカーペット」工事の代表事例の1つです。
https://www.mitsuwa-i.com/fb-5.html
『厳密な採寸施工』で仕上げるオーダーカーペット。
当社オリジナル・『現場フィット施工』の魅力。
![2016.1.30.2](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/01/2016.1.30.2-300x109.jpg)
今回実施させていだいた『現場フィット施工』のポイントとなる納めを解説いたします。
玄関より、大理石タイルの廊下を進んでゆくと、「LD」とリフォームの最後に間仕切り引戸でセパレートされる「洋室」に通じる入口が直角に配置されていました。
![2016.1.30.26](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/02/2016.1.30.26-300x215.jpg)
![2016.1.30.22](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/02/2016.1.30.22-300x190.jpg)
ドアの形状は、「LD」側が開き戸で、「洋室」側が引戸でしたが、フロアの見切縁を境にしてカーペットを敷いてゆく際には、施工後に問題なく各扉の開閉できるクリアランスが用意されている必要があります。
この隙間は、少なくでもカーペットの厚み以上(+3~5mm)のクリアランスが、ドア下に確保されていることが必須となります。
お客様の持ち家であれば、ドア下にクリアランス不足が生じている場合、数mmほどカンナなどで削って開口調整できることもありますが、「引戸」や「折戸」などフロア側に金属のガイドレールが通っているタイプの建具ですと、この削りができませんので注意が必要です。
![2016.1.30.27](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/02/2016.1.30.27-300x224.jpg)
![2016.1.30.28](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/02/2016.1.30.28-300x220.jpg)
それぞれのドアを閉めた時、廊下側から見てにカーペットの端部がはみ出さない様に仕上げるのが注意点となるため、特にこの様な「L字」形状の配置で、奥に壁が伸びている開口部分の採寸は慎重に行います。
![カーペット 冷え対策](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/01/2016.1.30.5-300x225.jpg)
本事例では、「開き戸」と「引戸」の両方ともカーペッ施工に必要なクリアランスが確保されていましたので、ドア下の見切り縁まですっきりと敷くことが出来ました。
丁寧な採寸を行った開口部の見切りは『オーバーロック加工』の縁かがり仕上げで納められています。
![賃貸マンション カーペット 工事](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/01/2016.1.30.6-300x222.jpg)
開口以外の「壁面」部分は、多少のうねりが生じている場合がほとんどのため、専用の施工工具を使用して丁寧に壁に沿ってカットしながら納めます。
カーペットは、最大382cm幅までのロール状の製品を使用していますので、本事例では、キッチン手前の壁面部分で2枚のカーペットをジョイントして納めました。
LDなど、カーペットの幅より大きな間取りの居室では複数枚のカーペットをジョイントして納めることになります。
本日のまとめ。
![カーペット ホテルライク](http://mitsuwa-i.com/blog/wp-content/uploads/2016/01/2016.1.30.7-300x224.jpg)
部屋の間取りを考慮して、カーペットを適切に「幅継ぎ(ジョイント)」しながら納めるには、採寸・施工を通じて長年の経験を活かしながらの慎重な作業が必要です。
毎回のことですが、採寸の段階では、mm(ミリ)単位の採寸を、部屋の隅々まで行いながら図面を起こし、その後、部屋の僅かな歪みや変形間取りを考慮した製作図面を起こしてオーダーしています。
※採寸・施工の手引き(参考例)
https://www.mitsuwa-i.com/carpet-fc.htm
賃貸住宅の『フローリング』を保護しながら、足触りと保温性の良い「オーダーカーペット」で敷き詰めるインテリアの魅力。
カーペットの工事は、ただいま他の工事との兼ね合いもありまして、3月末まで予約が埋まっている状況ですが、当社の「作業記録」としてご紹介をさせていただきました。
◆当社『オーダーカーペット(置敷き)施工』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/overlock.htm
◆当社『カーペット(敷き詰め)施工』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/carpet-2.htm
ミツワインテリア:
https://www.mitsuwa-i.com/
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- at 9:48 PM
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