Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: カーテンレール(装飾)

『高齢者の寝室』でご採用いただいた、機能性重視の窓辺へのリニューアル事例。

2013年04月10日

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「介護ヘルパー」が通われている、ご高齢者の住まわれるマンションの「寝室」窓辺のリニューアルをさせていただきました。
お客様がヘルパーの方の同伴でご来店いただきました際に、現在住まわれているお住まいの「寝室」と、日中過ごされる「洋室」のブラインド類を、カーテンとレースの組合せに変更されたいとのご要望をいただきました。

 

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上の写真は、以前付けられていた「寝室」のサイレントグリス社のバーチカルブラインドです。

まだ使える縦型ブラインドでしたが、「寝室」に使うには、遮光性が足りず眩しいのと、冬場の寒さが体に障るとのことでした。

マンションの様な集合住宅でも、1Fの場合は、下層階が無く、地熱が直接伝わりますので、とりわけ「冬は寒い」フロア事情となります。 ある程度、介護用のリフォームもされており、床はカーペットに変更されていましたが、今回は、窓辺を暖かくして1年を通じて過ごしやすい快適な室温を整える「寝室」の窓辺のリニューアルに取り組みました。

 

「機能性」カーテン生地の選定。

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今回、メインとなるカーテン生地に求める機能として「夏の暑さ」や「冬の寒さ」が厳しいとのことで、「寝室」と統一する仕様にて、遮光、防音、遮熱(保温)効果の高い、生地の裏面がウレタン貼り加工仕立てとなっている「完全遮光1級」カーテンをご採用いただきました。
「完全遮光(1級)」の生地といいますと、文字通り、生地本体からは、屋外の太陽光を通さない組成の生地となっています。 裏面をウレタン貼り加工で空気の還流を止めていますので、遮光性のみならず、保温性、防音性能に優れた生地となります。

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次にレース生地ですが、もともとのバーチカルブラインドのスラットを味わいのある生地でお選びいただいていたこともありましたので、こちらは程よい遮熱性を持つ質感の良い横ボーダー刺繍のレースを2倍ヒダ仕立てでご採用いただきました。
レースカーテンも、ヒダをたっぷりとって奥行を持たせることにより、遮熱性と保温性が向上いたしますので、遮熱レースをご採用なさらない場合でもその様な縫製仕様の工夫で「遮熱・保温」対策を講じることが可能です。

 

「機能性カーテンレール」の選定。

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次は、機能性カーテンレールの持つ、「リターン機能」をカーテンに利用した、カーテンの「側面部分」の遮光、遮熱、保温対策の併用についてご説明いたします。
上のカーテンレールの製品説明をご覧いただければお解りいただけると思いますが、『リターン』機能の付いた機能性カーテンレールをご採用いただくと上述の問題点が改善可能です。
特に雨戸のない寝室の窓辺などにはお勧めです。

 

オプション・『マルチ バランス』の製品特徴。

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そして、最後に今回ご採用いただいた機能性カーテンレールを『カーテンボックス』調に覆い、意匠(デザイン)性を向上させる、オプションの『マルチバランス』を、お好みのカラーバリエーションからお選びいだき、併せて上部に「カバートップ」を被せることにより、遮光性、遮熱性、保温性を向上させる工夫を行いました。

 

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『マルチバランス』は、様々な窓や壁面の形状に合わせて適切なユニットをお選びいただくことができます。

 

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『マルチバランス』と機能性カーテンレールの『リターン機能』を実際にご採用いただいた様子です。

 

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この様にして、高齢者の方に快適な窓辺のリフォームが完成いたしました。
内容的にも、お客様に大変ご満足をいただけるご提案となりました。

 

当社・『オーダーカーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

リフォーム入居物件でご採用いただいた,トーソー『ベネウッドエコア50T』納品事例。(神奈川県 藤沢市)

2013年04月01日

本日のブログでは、

2013.4.2.1

広いウッドデッキが魅力的な中古・輸入住宅の、入居時における、「ウッドブラインド」とカーテンレールの納品事例です。

 

2013.4.2.3

広いリビングルームには、「掃出窓」、「腰高窓」、「変形L字出窓」がレイアウトされており、各窓のバランスを取りながらスタイリングを選定してまいりました。

 

 

 『装飾カーテンレール』の選定。

2013.4.2.16

2013.4.2.17

まず「掃出窓」及び「変形L字出窓」のカーテンレールには、トーソーの『ウッディ28』の「ダブルポール」スタイルと、「L字コーナー窓」用スタイルのウッドレールをご選定いただきました。
サイドの装飾キャップは、イメージ写真と同様の「Dキャップ」のミディアムグレイン色をご採用いただきました。

 

『ウッドブラインド』の選定。

2013.4.2.4

次に、『ウッディ28』・ミディアムグレイン色とお手持ちのカーテンの配色とコーディネートさせるウッドブラインドとして、同じくトーソーの『ベネウッド エコア50T』より、TM-211W(ダークブラウン)のスラットと、L-005(サンドベージュ)のラダーテープの組合せのセットに「装飾バランス」を合わせてご採用いただきました。
こちらは、「腰高窓」での設置イメージです。

 

トーソー『ベネウッドエコア』について。

2013.4.2.14

2013.4.2.15

トーソー『ベネウッドエコア』は、フィンガージョイントで繋ぎ合せた「集成材スラット」を使用したウッドブラインドです。
『ベネウッド エコア』は、1枚板のベネウッド(標準色)シリーズよりは、カラーバリエーションは少ないですが、リーズナブルな価格設定が魅力のウッドブラインドです。

「集成材」特有の「フィンガージョイント」という繋ぎ目で製作していますが、異なる部位から切り出された木材をランダムにつなぎあわせたうえで着色しているため、今回ご選定いただきましたTM-211W(ダークブラウン)の場合では、独特の色の濃淡が、1枚のスラットの中に生じています。

全4配色のうち茶系統の2色は、アンティーク調や、セミクラシカルなインテリアにお勧めの味わいのある風合いが特徴となっています。

 

「L字型・出窓」での納品の様子。

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「L字窓」に組み合わせて連窓設置した状態(スラットが水平)の様子です。

 

2013.4.2.6

「L字窓」に組み合わせて設置した状態(調光時)の様子です。

 

ご入居前の既存の「出窓」の様子

2013.4.2.12

2013.4.2.11

2013.4.2.10

参考までにこちらは、中古住宅購入時のリフォーム前の窓の様子です。
「出窓内」には「紐(ひも)引き操作」のカーテンレールに、フリル付のレースが設置されていました。
出窓の左右両側には「内開きの網戸」の開口部があるため、レースやメカニックは網戸の内側までで納めて、左右はカーテンを引き寄せた状態で、調光を行う仕様の出窓の構造となっています。

 

2013.4.2.5

今回は、「L字コーナー窓対応」の装飾木製レールに遮光カーテンを使用し、カラーコーディネートした出窓内の「ウッドブラインド」にレースの機能を求め、室内全体のクラシカルな雰囲気を調整させたウィンドゥ トリートメントの納品となりました。

リフォーム後の内装や、家具を含めたトータルインテリアとしての相性も良く、素敵なリフォーム後の新居が完成しました。

 

当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

『HOULES(ウーレス)』の装飾タッセルを始めとしたウィンドゥ・アクセサリー演出事例。

2013年03月06日

2013年3月2日から4回に分けて掲載致しました、輸入住宅における、ウィンドゥ・ファブリックの納品事例では、フランス・『HOULES(ウーレス)』社の高級タッセルを始め、各窓辺に合わせた魅力的なタッセルやアクセサリー、小物を居室ごとに紹介しております 。

本日はそのまとめとして、「窓周りのアクセサリー」の記事カテゴリーのアーカイブをご覧いただかれている方のために、ダイジェスト版で「装飾タッセル&アクセサリー」を用いた演出事例のまとめをご紹介させていただきます。

なお、各居室の詳細なコーディネート事例は、以下の個別紹介の最後に、2013年3月2日から始まっている特集(記事カテゴリー「装飾バランス」)のURLをつけておりますので、それぞれ個別にご覧ください。

 

『ゲストルーム』のスタイル・コーディネート。

2013.3.2.1

『デザイナーズギルド』と『FISBA』の高級ファブリックを組み合わせた、スタイル・コーディネート。

 

2013.3.2.10

フランス・『HOULES(ウーレス)』社の高級タッセル。

 

2013.3.2.4

「ベッド・リネン」と、インテリアを引き立てる「スタイル・クッション」のコーディネート。

「ゲストルーム」のスタイル・コーディネート事例・詳細ページ。
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=3286

 

 

『主寝室』のスタイル・コーディネート。

2013.3.3.2

『FISBA(フィスバ)』の上質なベルベット生地。

 

2013.3.3.5

『シングル・ボウ』タイプの「スワッグ&テール」バランスの魅力。

 

2013.3.3.6

2013.3.3.11

「上飾り」に引けを取らない魅力のある、ドイツ製『真鍮・装飾カーテンレール』。

 

2013.3.3.8

『FISBA(フィスバ)』の上質なベルベット生地をメインに使用した「主寝室」を飾る装飾アクセサリー。

「主寝室」のスタイル・コーディネート事例・詳細ページ。
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=3305

 

 

『子供部屋』のスタイル・コーディネート。

2013.3.7.

「子供部屋」の窓は、2連の腰高窓でしたので、「ベット・リネン」と合わせて、美しい窓枠を額縁として魅せる、ダブル縦プの『ローマンシェード』スタイルで仕立てました。

 

2013.3.7.1

爽やかで大人びた、「グリーン」を基調とした子供部屋が出来上がりました。

「子供部屋」のスタイル・コーディネート事例・詳細ページ。
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=3371

 

 

2つの『水周り室』のスタイル・コーディネート。

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「ドレッシング ルーム」の小窓を飾る、プチ・バランス付のスタイル・カーテン。

2013.3.5.11

 

2013.3.5.9

 

 

2013.3.5.3

2013.3.5.4

「トイレタリー」の小窓を演出する、洗練された「バルーンシェード」。

 

2013.3.5.14

『装飾トリム』を使って、更にドレスアップ。

2013.3.5.6

2013.3.5.7

水周りの「小窓」を飾る、スタイル・コーディネート事例・詳細ページ。
 http://mitsuwa-i.com/blog/?p=3325

 

以上、こだわりの「スタイル・カーテン」や「スタイル・シェード」と、その魅力を更に引き立てる、「装飾タッセル」、「装飾カーテンレール」、様々な「装飾アクセサリー」をダイジェストでご紹介して、4連載のブログ生地のまとめとさせていただきます。

 

当社・「装飾バランスとスタイルカーテン」の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

当社・『輸入オーダーカーテン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

FISBA(フィスバ)のベルベットカーテンで演出する魅力的な寝室。

2013年03月03日

FISBA(フィスバ) ベルベット カーテン 事例

注文・輸入住宅におけるウィンドゥ・スタイリング及びファブリック・コーディネート事例紹介、第2回目の本日は、『主寝室』のウィンドゥ・スタイリングと、ファブリックコーディネート事例をご紹介させていただきます。

FISBA(フィスバ)の人気ベルベットを始めとしたこだわりのファブリックで豪華に寝室を演出いたしました。

 

「腰高窓」を「掃出窓」に見せたい。

FISBA(フィスバ) ベルベット ヴァレーゼ TA134

『主寝室』窓の規格は、3箇所の「腰高窓」ですが、お客様より、魅力的なファブリックと、魅力的なウィンドゥ・アイテムを駆使して「掃出窓」を思わせるダイナミックな窓辺を表現したいというご要望をいただきました。

 

FISBA(フィスバ) ベルベット カーテン 価格

お打ち合わせを経て、ベッドと対面する2対の腰高窓には、FISBA(フィスバ)の上質なベルベット生地をふんだんに使った、窓装飾をご提案。

主役となるウィンドゥ・スタイルには、天井と壁面を区分する、装飾「モールディング」で作られた「カーテンボックス」が冠の様に組み合わさる「ボウ・シングル」スタイルの「スワッグ&テール」バランスでデザインしています。

 

FISBA(フィスバ) ヴァレーゼ TA134

2016.4.15.6

FISBA VERESE カタログ

上飾りとスタイルカーテンに使用するファブリックには、綿とレーヨンによるなめらか起毛と光沢が魅力の「パイルダウンベルベット」として定評のあるFISBA(フィスバ)『ヴァレーゼ』より色番508を採用。

表情豊かな無地が、スワッグやプリーツの魅力である「ヒダの奥行」によるドレープ表現で独特の光沢と陰影のアンサンブルを奏でています。

ちなみに、ベルベットの裏地には同系色で深いトーンのポリエステル製のシルク調の生地をさりげなく合わせています。

 

FISBA(フィスバ),シルエット 14312

ベルベットと同系色の「装飾タッセル」には、英国・T&T社の大ぶりな1ツ房をさりげなく合せています。

 

2013.3.5.14

装飾バランス&スタイルカーテンのフレームには、マナトレーディングの「装飾トリム」より『ヴィヴァルディボール02』を採用。

装飾トリムが優美なスワッグの魅力を更に引き立てるアクセサリーの役割を果たしています。

 

 

FISBA(フィスバ) スワッグバランス

次に、美しい採光を楽しむシアーのご紹介。

 

FISBA シルエット 14312 レース

レースには、しっかりとした手持ち感と透明感のある風合いが魅力の美しい植物柄シアーをお選びいただきました。


選定生地は、FISBA(フィスバ)の人気レースとなっているオパール加工レースの『シルエット』・色番14312のです。

「オパール加工」とは、タテ糸とヨコ糸に使われる2種類の繊維のうち、一方の繊維を薬品で部分的に溶かすことにより、透かし模様をつける加工のことです。
ポリエステル(合成繊維)と綿(セルロース系繊維)の混紡生地では、酸に弱い綿繊維を硫酸などの溶液につけ、セルロース系繊維側を溶かすことにより、独特の透かし模様が作られます。綿繊維を溶解させて、ポリエステル繊維側を残す加工により、自然光を透過する腰窓部分と壁面部分のニュアンス表現をより味わい深く魅せることができました。

 

 

真鍮製・『装飾カーテンレール』の魅力。

FISBA・フィスバ ランデブー 14287

FISBA(フィスバ)』 装飾バランス

寝室・左側面の腰高窓は、入口からの視界に入る、ゴールドのベッドカバーや、真鍮製のシャンデリア照明との調和を楽しむコーディネートを考えました。

アンティーク家具やシャンデリア照明、ベッドカバーやクッションなどとの調和を引き立てるために、真鍮製装飾カーテンレールを使ったスタイル表現で、甘さを抑えた格調高い窓辺となりました。

 

フィスバ 寝室 ベルベットカーテン

2013.3.3.11

2013.3.3.10

ご採用の「真鍮製の装飾レール」は、ドイツ製『グローサ28』・Aキャップのダブルセット。⇒ ※現在は廃番です。

芸術性の高い「真鍮カーテンレール」のパーツとなるブラケットの円形デザインが、やはり真鍮製・シャンデリアを演出する「シーリングメダリオン」の円形装飾や、ゴールドのベッドカバーのデザインと調和しています。

 

 

『ベッド・リネン』
こだわりのアクセントを散りばめて。

FISBA(フィスバ) ベッドリネン

FISBA(フィスバ) ベットカバー

最後にベッドリネンのコーディネートを紹介。

 

 

2016.4.15.5

ベットカバーのサイズは、幅202cm×縦300cmで製作。
メインに生地幅144cmのFISBA(フィスバ)の『ランデブー』を1巾使い、左右のフレーム部分には、約30cmの同系色の無地調ファブリック組合わせたオートクチュールのベッドカバーです。

大小のクッションは、ベッドごとに5つずつコーディネートしてラクジュアリー感を演出。
カーテンと共布のベルベット・クッションは60cm角の大ぶりなサイズで仕立て、耳部分を「ロープ・フリンジ」で区分して、4方をソフトフリルで仕上げています。
小型のパイピング仕立てのクッションは、30cm角のコンパクトサイズで作り、使い易さを求めました。

 

FISBA(フィスバ) ベッドスプレッド

美しさの追求と心地良さに満たされたベッドリネンができあがりました。

 

FISBA(フィスバ) 英国風 カーテン

寝室の右側面(入口側)には、英国アンティーク家具が配されていますが、家具のトップ・デコレーションが、天井の装飾モールディングで作られた「カーテンボックス」で反映されています。

このようなこだわりを重ねあわせて、お客様の洗練されたセンスとこだわりを具現化した「主寝室」のインテリアが完成しました。

 


 

編集追記・「PART1」 

一般社団法人 『日本インテリアファブリックス協会』が、主催する『第5回・部屋mite投稿大賞』にて、お客様の投稿作品が、『優秀賞』を受賞されました。

 

『優秀賞』受賞作品: 『あま~い雰囲気を色で表現した主寝室』

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受賞作品紹介以下のURLからご覧いただけます。
https://heyamite.com/?p=3486

 


 

 編集追記・「PART2」

主寝室で使用いたしました、カーテン・レース・ベッドリネンの生地の販売元である、『日本フィスバ』の「公式 FACEBOOK(2013/4/16)」 に、今回の納品事例が掲載されました。

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 編集追記・「PART3」 

フィスバ,ショールーム,ベルベット

日本フィスバの六本木ショールームの「ベルベット」コーナーの様子を撮影させていただきました。

 

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こちらでは、「ヴァレーゼ」「ビスコンテⅡ」「ロレーヌ」といった、FISBAのベルベットでも特に使いやすい無地の中から選ばれた人気色を縫製品に仕立てて展示しています。
ショールームご来場のお客様には、ピックアップ生地サンプルをお土産にご用意するサービスもございますので、是非ご活用ください。

 

フィスバ,カーテン,カタログ

当社でも、打合せ用のカタログをご用意しておりますので、詳細はお気軽にご相談ください。

 

 

◆ 当社・「装飾バランス」の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

◆ 当社・『輸入オーダーカーテン』の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆ 当社・『輸入壁紙の特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

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「クラシカル・モダン」の カーテンと、重厚な「装飾カーテンレール」を組合わせた納品事例。(東京都 文京区)

2013年02月22日

 本日のブログでは、東京都 文京区の注文戸建住宅ご入居の際のオーダーカーテン納品事例のご紹介をさせていただきます。

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2階に位置する広々としたリビング・ダイニングの天井には、照明計画の一環として、格調高い雰囲気を醸し出している複数の「デザイン梁」が造作されており、梁のに反射する間接照明の陰影と、立体感がとても素敵です。

 

重厚な「木製・装飾カーテンレール」:『コルティナ』の採用。

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複数の「デザイン梁」に合わせて、天井間際に、コンパクトな「ボックス風」の木製カーテンレールの高級品として知られる、TOSO(トーソー)の『コルティナ』をご採用いただき、こだわりのオーダーカーテンを演出する基礎を設えました。

 

 メインの生地に、「ハヤブサ(PF1405(GO)」を選定。

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そして、今回、居室全体はもちろんですが、「梁」と「間接照明」との相性の良い生地をお客様がお選びいただき、メインのドレープに、フジエテキスタイルの『PROFILE(プロファイル)』から、「ハヤブサ(PF1405(GO)」、コーディネートレースに、スッキリとした素材感と程よい光沢感が魅力の『ミューズ 』の組合せで納品をすることになりました。

 

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生地解説:『ハヤブサ』(隼)。
「非常に飛翔速度の速い鳥」というデザインコンセプトで描かれたファブリックです。 麻風の素材感と、メタリック調の光沢糸による素材感の対比が特徴で、間接照明などを当てると独特の光沢感と陰影をお楽しみいただけます。 また、日中であれば、生地を透かした時の微妙な糸の重なりによるモアの柄が美しくでる個性的なファブリックです。

今回は「カッパー」調の色感も感じられる(GO・ゴールド)色をお選びいただきました。 (SL・シルバー)色は当社にも縫製展示品がありますが、(GO)はございませんでしたので、渋谷区 初台のフジエテキスタイル・東京ショールームにご来場いただきご確認をいただき生地の最終決定をいただきました。

 

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コーディネートレース・『ミューズ」生地解説: FA0100・『ミューズ』は、オーガンジーより透過性の少ないナチュラルな質感のレース生地ですので、程よいプライバシー性と遮熱性などがございます。 また、「パール」調の上質な光沢感があるファブリックですので、幅広いインテリアシーンのコーディネートレースとして愛用されています。 ポリエステル100%素材で、「防炎・ウオッシャブル」機能も付加されている使いやすい生地です。

 

横張りの強い生地に推奨の『形態安定加工』。

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間接照明がもたらす自然な陰影が、ファブリックの持っているスタイリッシュなデザインをさりげなく演出しています。

なお、この生地は、通常よりしっかりとした糸で織られていることと、『ハヤブサ』のデザインに反映されている横方向の糸の張りが強いため、畳みやすい実用性を求めるドレープカーテン仕立てでご使用される場合は、メーカー推奨の形態安定加工(リップルホールド加工)をお勧めいたします。

 

「共布クッション」をソファのアクセントとして製作。

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ソファ用の共布コーディネートクッションも製作して、現代的な洗練された面持ちを持つ格調高いお部屋の窓辺が出来上がりました。

 

当社・『フジエテキスタイルの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/fujie.htm

当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

洗練された、『フロント・レース』スタイルを主体とした窓辺ののコーディネート事例。(横浜市 神奈川区)

2012年12月12日

本日のブログでは、

新築戸建住宅入居時にお客様からご相談をいただき納品をさせていただきました、色とスタイルにこだわった、「フロントレース」スタイルによる、窓辺のトータル・コーディネート納品事例をご紹介させていただきます。

 

「ダイニング」エリアでの選定生地。

2011.12.23.7

まず、ダイニングエリアにある「掃出窓」と「腰高窓」につきましては、

■ 掃出窓:フロントレース+後幕カーテン
■ 腰窓(ローマンシェード):プレーンシェード(ダブルスタイル)、ワンチェーン式

の2種類のスタイル表現による窓辺のコーディネートをご採用いただきました。

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選定生地は、お客様が、フジエテキスタイルのショールームでお見立ていただいたいくつかの候補生地の中から、現地でのお打ち合わせを経て以下の生地をご採用いただきました。

■ 前幕(フロントレース):『スミカ』・PF1330(NL)
■ 後幕(厚地・カーテン生地):『エマ』 ・FA2016(63)

 

2011.12.23.8

「掃出窓」側の生地を閉めた状態です。

『フロントレース・スタイル』の場合、使用する生地にもよりますが、後幕に透光性の良い生地を選びますと、「夜間」だけでなく、昼夜を問わない「プライバシー・モード」、日射しの強い時間帯の「日照調整」といった、様々な使い分けができます。
方位の異なる腰高窓の「ローマンシェード」も、時間帯によって同様の使い方をお楽しみいただけます。

 

「リビング」エリアは、異なる『フロント・レース』で。

2011.12.23.1

異なる「フロントレース」を組み合わせた、リビングダイニングの日中の使用イメージとなります。 後幕を統一することにより、すっきりとまとまっています。

 

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リビングルームの「ローマンシェード」も、ダブルタイプの『フロントレース・スタイル』をご採用いただきましたが、「前幕(フロント)」のレース生地だけ、ダイニングと変えて大ぶりの柄を採用しています。
上の写真は、前後の生地の組み合わせ過程のものです。

■ 前幕(フロントレース):フジエテキスタイル・『ウタカタ』・PF1334(OR)
■ 後幕(厚地・カーテン生地):『エマ』 ・FA2016(63)

 

2011.12.23.2

そしてこちらが。実際に後幕を降ろした時の「LD」のイメージです。
フロント柄に、居室のサイズに応じた大小のメリハリをつけたコーディネートとなっています。

 

 「玄関」ホールの出入口は、「スタイル・レース」で。

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玄関上の、階段にはベランダの出入りドアがありましたので、ダイニングのローマンシェードで使用している、フロントレースの『ウタカタ』・PF1334(OR)を「フラットカーテン・リボンスタイル」の片開き仕立てのアクセントとして、軽やかなイメージを持たせ、エントランス・エリアに軽やかなイメージを持たせました。

 

「片開き」に対応した、機能性・『装飾レール』。

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幅の狭いドアに「片開き」のレースを、「フラットカーテン・リボンスタイル」で仕立てていますが、これにコーディネートした『装飾カーテンレール』には、機能性を持つ、トーソーの『リネージュ』をご採用いただきました。

 

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機能性・「装飾カーテンレール」の『リネージュ』の特徴は、その個性的な「リングランナー」の形状にあります。
カーテンレールを支える、左右のブラケットが障害となることなく、開閉ができる隠れた機能を持った装飾レールとして専門的なご提案の際に活用されることがございます。

 

『主寝室』のコーディネート

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こちらは、『主寝室(マスターベッドルーム)』における、ウィンドゥ・コーディネート事例です。
居室を構成する窓は、「掃出窓」と、ベッドのヘッドボードの背後に位置する、照明が配された「装飾窓」の2つの窓となっておりました。
現地を含めたお客様とのお打ち合わせの中で、遮光生地ではありませんが、程よい濃さのある「玉虫色の紫」の光沢が美しい、ベルギー製・タフタ生地を厚地として選定し、それに「掃出窓」に個性的なニュアンスを付けるファブリック・コーディネーョンで、

■スタイル カーテン:フロントレース スタイル(前幕・レース+後幕・厚地)
■ローマンシェード: シングル  スタイル(厚地生地)

のウィンドウ計画が進められました。

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 『主寝室』の窓は、ベッド脇の「掃出窓」と、ベッドの背面に設えられた、ベッドヘッド状の装飾ユニット窓で構成されていました。

掃出窓は、統一感を持たせた「フロントレース」仕様でまとめましたが、ベッドヘッド側の小窓には、「ローマンシェード」のシングルスタイルを用いて、ファブリックパネル風の味わいを持たせた、パープルのアクセントカラー演出を施しました。

 

高貴な「パープル」を後幕に配した生地の選定。

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■ 前幕(フロントレース):フジエテキスタイル・『ユメハナ』(NL)
■ 後幕(厚地・カーテン生地):『エマ』 ・FA2016(55)

程よい光沢感のある生地同士がの重なりあう「フロント・レーススタイル」の場合で、レース系に少しイエロー~ベージュ系の要素がありますと、重ねた時にゴールド系の豪華な発色が生じます。
室内の照明が、蛍光色ではなく、白熱(電球)色などの場合はより一層その効果をお楽しみいただけます。

 

細身でスタイリッシュな、『装飾カーテンレール』を採用。

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『装飾カーテンレール』には、「ナチュラル&モダン」から、「クラシック&モダン」まで、カラーバリエーションを変えるだけで幅広くお使いいただける、デザイン性に優れた、トーソーの『ウッディレジオス25』をご採用いただきました。

 

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「LD」の組合せとは、一味違った、「フロントレース」スタイルと「ローマンシェード」の組合せとなっております。

ベッドのヘッドボードの背後に位置する、「装飾窓」の左右には装飾照明が配置されていましたので、「玉虫色」の発色を放つ高貴な紫のタフタ生地のみによる「ローマンシェード(シングル)」で、アクセントウォール風の演出としました。
落ち着きのある、洗練された大人の寝室が出来上がりました。

 

本日のブログでは、統一感を持たせながらも、微妙な変化をスタイリングの表現方法に持たせた、素敵なトータル・ウィンドゥ コーディネート事例をご紹介させていただきました。

神奈川県横浜市 神奈川区  「戸建住宅」入居前・納品事例

 

『オーダーカーテン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

当社・『フジエテキスタイルの特集ページ』
http://www.mitsuwa-i.com/fujie.htm

当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

当社・『カーテンレール特集ページ』
http://www.mitsuwa-i.com/sub2-2.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

ウィリアム・モリス・「ブレア・ラビット(兄弟うさぎ)」コーディネート事例

2012年11月20日

ウィリアム・モリス・「ブレア ラビット」カーテン

 一般社団法人・日本インテリアファブリックス協会の主催する、2012年・『第4回 インテリアスタイル公募』にて、見事『入選』されました、お客様のご入居後の生活の様子です。

 

下の写真は、2012年に、東京ビッグサイトでの「第30回ジャパンテックス(インテリアトレンドショー)」会場における入選作品の展示の様子です。

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入選作品:『私のちょっとだけアンティークなお部屋』
http://heyamite.com/?p=2740

主催者側の講評の中で、「今回は完成度の高いプロの方の投稿が目立ちましたが、一般の方々も負けず劣らず自由な発想でインテリアを楽しんでいる事が伝わってきました。」とありましたが、こちらのお客様の応募作品もその好例だと思います。

 

実際の施工・納品事例

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こちらが、リフォーム前(引き渡し時点)のお部屋の様子です。 こちらを、英国風な落ち着いたインテリアの世界へとカスタマイズしていきました。

湘南の海に近い立地にある建売住宅をお買い求めの際に、ウィリアム・モリスの代表作の1つである、『Brer Rabbit(兄弟うさぎ)』DMORBR202(ブルー)の生地をリビング・ダイニングを飾るインテリアの軸としてご採用いただき、そのうえで吹抜け勾配天井にある構造梁をアンティーク調にステイン着色するプチリフォームを施し、お手持ちの家具との調和をはかりました。

 

リフォーム部門も活発な専門店ならではの作業。

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集成材と粗材で構成された、吹抜け勾配天井にある構造梁をアンティーク調にステイン着色するプチリフォームを、私(梶川)と女性スタッフの佐藤百恵が、お手持ちの家具のイメージに合わせて丁寧に施工させていただきました。

 

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当社は、「リフォーム」部門を持っていますが、幅広いインテリア施工の技術を習得した者が、インテリアコーディネーターと色彩コーディネータの資格を有し、実際にお客様との打合せから実際の仕上げまで実施させていただことまでできるのが当社の特徴の1つといえます。

 

2013.3.25.14

「カーテン(裏地付)」および「ローマンシェード」

■前幕:英国サンダーソン社:ウィリアム・モリス作・『Brer Rabbit(兄弟うさぎ)』 生地・DMORBR202(ブルー)
■裏地:綿裏地(マナトレーディング・『エトフ 1』)
■レース:五洋インテックス(フランス製・ボイルレース)
■装飾レール:トーソー:「クラスト19」・ブラック

英国・サンダーソン社(国内取扱いメーカー・マナトレーディング)製の、ウィリアム・モリス・『Brer Rabbit(兄弟うさぎ)』の生地を、3つ山、2倍ヒダに綿裏地付けた、ボリューム感ある縫製で仕立てました。

 

ウィリアム・モリス・「ブレア ラビット」ローマンシェード

共生地のローマンシェードでは、絵画調にモリスの作品を表現して、家具を含めたトータルコーディネートに華を持たせています。

 

神奈川県 藤沢市 「分譲戸建住宅」・ご入居前納品事例

 

当社・『ウィリアム・モリス』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

当社・『輸入オーダーカーテン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『戸建住宅・リフォーム』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub1.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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