マンションの西日対策に電動ハニカムスクリーンをご採用いただきました。
ハニカムスクリーンの併用で
日照調整と空調対策
今回ご相談をいただきました45帖のLD窓では、シングルスタイルのバーチカルブラインドが使用されていましたが、生地が遮熱性の無い薄手であるため、午後になると南西に面する約40㎡(総幅:14m、開口高:2.8m)の大開口ガラス面に強い陽射しが入り、眩しく、この時間帯の空調の効きが悪くなるとのご相談をいただきました。
この場合、現状のバーチカルブラインドを活かした上でのアップグレードであれば、薄手の採光ルーバーを遮熱ルーバーや遮光ルーバーに入替えるといった対処が考えられますが、お客様のご要望は、バーチカルブラインドの内側に個別・一斉操作ができる電動ハニカムスクリーンの導入で徹底した断熱対策を行いたいというものでした。
こちらは現調時の様子。
お打合せには参考となる遮光ハニカムスクリーンのサンプルをお持ちして、窓の状況と設置スペースの確認を行いました。
対象の窓は直線窓と135°の角度を持つコーナー窓で構成されており、既設バーチカルブラインドとサッシ(方立)間の有効クリアランスは約68mmありましたので、クリアランス内に電動ハニカムスクリーンを設置できることがわかりました。
カーテンボックス内には窓回り品専用のコンセントが無かったため、事前のお打合せでは製品どうしを電源分岐コードとジョイントの接続で、コンセント(電源)を1つにまとめることができるタチカワブラインドの電動ハニカムスクリーン「ホームタコス ブレア」も候補に挙がっていましたが、製品高:W2000を超える窓で製品高:H2800mmに対応しないため、今回の事例では、より大型窓に対応するノーマンの電動ハニカムスクリーンを納めることになりました。
ノーマン・電動ハニカムスクリーンのリモコンは指向性を持たないRF方式(※電波)を使用しておりますので、赤外線方式では通信の障害となる柱型やコーナー窓がある窓環境に適した操作方式です。
登録できるチャンネルは最大5グループまでのため、7台の製品全てを個別のチャンネルに登録できませんが、関連を持たせたグループ分けで登録を行っています。
注意点として、ノーマン「電動ハニカムスクリーン」の場合、製品ごとにコンセントが必要であることと、専用のACアダプタと差込口の相性の良い仮設コンセントを選ぶ必要があります。
こちらに関する詳しい解説は⇒過去の事例をご参照ください。
納品後の様子
納品後の様子。
電動ハニカムスクリーンをボックス上部に納めたイメージです。
続いて、こちらは電動ハニカムスクリーンを一斉操作で半分程度降ろしたイメージ。これだけでも効果的な西日対策となります。
リモコンには1箇所のお気に入り登録機能[☆]があり、前開・全閉操作以外にも任意の中間位置設定が行えます(※個別・一斉操作に対応)。
写真ではバーチカルブラインドを畳んでいますがもちろん併用可能です。
断熱を目的としたハニカムスクリーンには採光セルと遮光セルのご用意がありますが、今回は積極的に断熱と眩しさを抑える45mmセルの遮光生地をご採用いただきました。
(※通常の時間帯はバーチカルブラインドのみを使用します)
ハニカムスクリーンを全閉にすると陽射しが遮光され体感温度がすっと下がりました。
今回の様な西日対策としてはもちろんですが、夏場の遮熱対策、冬場(夜間)の保温対策、外出時の断熱対策など幅広くお使いいただくくことが可能です。
最後に動画での使用イメージです。
時間帯に応じた効果的な遮熱・保温・断熱対策が行うことで、冷暖房の空調効率を大幅に向上させることができますが、実際に電動ハニカムスクリーンを使用すると、瞬時に断熱効果が得られ、お客様からもご満足をいただきことができました。
以上、本日は電動ハニカムスクリーンの複数台設置事例をご紹介させていただきました。
ミツワインテリアでは、ノーマン製品を始め、タチカワブラインド、ニチベイ、ハンターダグラス、ルーセントホームの電動ハニカムスクリーンを実機で展示しております。
東京・神奈川エリアにて出張対応も行っておりますので、詳細はお気軽にご相談ください。
◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/
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