本日のブログでは、
新築戸建住宅入居時にお客様からご相談をいただき納品をさせていただきました、色とスタイルにこだわった、「フロントレース」スタイルによる、窓辺のトータル・コーディネート納品事例をご紹介させていただきます。
「ダイニング」エリアでの選定生地。
まず、ダイニングエリアにある「掃出窓」と「腰高窓」につきましては、
■ 掃出窓:フロントレース+後幕カーテン
■ 腰窓(ローマンシェード):プレーンシェード(ダブルスタイル)、ワンチェーン式
の2種類のスタイル表現による窓辺のコーディネートをご採用いただきました。
選定生地は、お客様が、フジエテキスタイルのショールームでお見立ていただいたいくつかの候補生地の中から、現地でのお打ち合わせを経て以下の生地をご採用いただきました。
■ 前幕(フロントレース):『スミカ』・PF1330(NL)
■ 後幕(厚地・カーテン生地):『エマ』 ・FA2016(63)
「掃出窓」側の生地を閉めた状態です。
『フロントレース・スタイル』の場合、使用する生地にもよりますが、後幕に透光性の良い生地を選びますと、「夜間」だけでなく、昼夜を問わない「プライバシー・モード」、日射しの強い時間帯の「日照調整」といった、様々な使い分けができます。
方位の異なる腰高窓の「ローマンシェード」も、時間帯によって同様の使い方をお楽しみいただけます。
「リビング」エリアは、異なる『フロント・レース』で。
異なる「フロントレース」を組み合わせた、リビングダイニングの日中の使用イメージとなります。 後幕を統一することにより、すっきりとまとまっています。
リビングルームの「ローマンシェード」も、ダブルタイプの『フロントレース・スタイル』をご採用いただきましたが、「前幕(フロント)」のレース生地だけ、ダイニングと変えて大ぶりの柄を採用しています。
上の写真は、前後の生地の組み合わせ過程のものです。
■ 前幕(フロントレース):フジエテキスタイル・『ウタカタ』・PF1334(OR)
■ 後幕(厚地・カーテン生地):『エマ』 ・FA2016(63)
そしてこちらが。実際に後幕を降ろした時の「LD」のイメージです。
フロント柄に、居室のサイズに応じた大小のメリハリをつけたコーディネートとなっています。
「玄関」ホールの出入口は、「スタイル・レース」で。
玄関上の、階段にはベランダの出入りドアがありましたので、ダイニングのローマンシェードで使用している、フロントレースの『ウタカタ』・PF1334(OR)を「フラットカーテン・リボンスタイル」の片開き仕立てのアクセントとして、軽やかなイメージを持たせ、エントランス・エリアに軽やかなイメージを持たせました。
「片開き」に対応した、機能性・『装飾レール』。
幅の狭いドアに「片開き」のレースを、「フラットカーテン・リボンスタイル」で仕立てていますが、これにコーディネートした『装飾カーテンレール』には、機能性を持つ、トーソーの『リネージュ』をご採用いただきました。
機能性・「装飾カーテンレール」の『リネージュ』の特徴は、その個性的な「リングランナー」の形状にあります。
カーテンレールを支える、左右のブラケットが障害となることなく、開閉ができる隠れた機能を持った装飾レールとして専門的なご提案の際に活用されることがございます。
『主寝室』のコーディネート
こちらは、『主寝室(マスターベッドルーム)』における、ウィンドゥ・コーディネート事例です。
居室を構成する窓は、「掃出窓」と、ベッドのヘッドボードの背後に位置する、照明が配された「装飾窓」の2つの窓となっておりました。
現地を含めたお客様とのお打ち合わせの中で、遮光生地ではありませんが、程よい濃さのある「玉虫色の紫」の光沢が美しい、ベルギー製・タフタ生地を厚地として選定し、それに「掃出窓」に個性的なニュアンスを付けるファブリック・コーディネーョンで、
■スタイル カーテン:フロントレース スタイル(前幕・レース+後幕・厚地)
■ローマンシェード: シングル スタイル(厚地生地)
のウィンドウ計画が進められました。
『主寝室』の窓は、ベッド脇の「掃出窓」と、ベッドの背面に設えられた、ベッドヘッド状の装飾ユニット窓で構成されていました。
掃出窓は、統一感を持たせた「フロントレース」仕様でまとめましたが、ベッドヘッド側の小窓には、「ローマンシェード」のシングルスタイルを用いて、ファブリックパネル風の味わいを持たせた、パープルのアクセントカラー演出を施しました。
高貴な「パープル」を後幕に配した生地の選定。
■ 前幕(フロントレース):フジエテキスタイル・『ユメハナ』(NL)
■ 後幕(厚地・カーテン生地):『エマ』 ・FA2016(55)
程よい光沢感のある生地同士がの重なりあう「フロント・レーススタイル」の場合で、レース系に少しイエロー~ベージュ系の要素がありますと、重ねた時にゴールド系の豪華な発色が生じます。
室内の照明が、蛍光色ではなく、白熱(電球)色などの場合はより一層その効果をお楽しみいただけます。
細身でスタイリッシュな、『装飾カーテンレール』を採用。
『装飾カーテンレール』には、「ナチュラル&モダン」から、「クラシック&モダン」まで、カラーバリエーションを変えるだけで幅広くお使いいただける、デザイン性に優れた、トーソーの『ウッディレジオス25』をご採用いただきました。
「LD」の組合せとは、一味違った、「フロントレース」スタイルと「ローマンシェード」の組合せとなっております。
ベッドのヘッドボードの背後に位置する、「装飾窓」の左右には装飾照明が配置されていましたので、「玉虫色」の発色を放つ高貴な紫のタフタ生地のみによる「ローマンシェード(シングル)」で、アクセントウォール風の演出としました。
落ち着きのある、洗練された大人の寝室が出来上がりました。
本日のブログでは、統一感を持たせながらも、微妙な変化をスタイリングの表現方法に持たせた、素敵なトータル・ウィンドゥ コーディネート事例をご紹介させていただきました。
神奈川県横浜市 神奈川区 「戸建住宅」入居前・納品事例
『オーダーカーテン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm
当社・『フジエテキスタイルの特集ページ』
http://www.mitsuwa-i.com/fujie.htm
当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html
当社・『カーテンレール特集ページ』
http://www.mitsuwa-i.com/sub2-2.htm
文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/
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