こちらは玄関ホールの壁紙張替え事例です。
壁面には、最近では珍しい織物壁紙をご採用いただきました。
縦糸と横糸を丁寧に織り込んで作られた織物壁紙は、障子紙・襖紙をルーツに持つと言われ、伝統的な日本人の暮らしにも関りを持ってきました。
奥行きのある糸の織り目模様は、柔らかで温かみのある風合いを持ち上質な高級感を感じさせます。
採用されている織物壁紙は、サンゲツの「SHITSURAHI(しつらい)」に収録のもの。
このコレクションでは、日本の伝統工芸に独自の感性で新たな価値を与え、西洋や東洋といった枠にとらわれることなく、空間デザインの可能性を広げられる個性的な壁紙が紹介されています。
織物壁紙の製造工程には熟練の技術が求められ、大量生産に適しませんが、細部にまで目を配り、正確に整えられた壁紙は、まさに洗練された技術の結晶と言え、空間を上品な佇まいと温もり、そして安らぎで包み込みます。
落ち着いた表情の織物壁紙とは対照的に、天井の壁紙には豪華なゴールドをベースに、和を連想させる落ち着いた柄が描かれた輸入壁紙をコーディネートいたしました。
オランダ製の壁紙なのですが、実は本事例分が最終在庫の廃番品のため、残念ながら今後は入手できなくなってしまいました。
折り上げ天井との境界に同系色のスマートジョイナーを併用することで、柄物の壁紙を一続きの印象で納めています。
以上、本日は、個性豊かな織物壁紙と輸入壁紙を使用した、玄関ホールのリフォーム事例をご紹介させていただきました。
ミツワインテリアでは、熟練の技術と最新の提案力でお客様が求める空間作りのお手伝いをしております。
新築マンションご入居前に工事の実施を希望される場合は、事前に内覧会の日程をご予約いただく必要がございますので、お早めにご相談ください。
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/
- リフォーム事例(マンション)
- Trackback(0)
- 個性豊かな「織物壁紙」と「輸入壁紙」を使用した、玄関ホールのリフォーム事例。 はコメントを受け付けていません
- at 5:39 PM
- posted by 管理者