本日は、川島織物セルコンが取扱うモリス デザインスタジオの作品より、『The Brook (ザ・ブルック)』のカーテンとクッションコーディネート事例をご案内させていただきます。
『The Brook (ザ・ブルック)』について。
『The Brook(ザ・ブルック)』は、ウィリアム・モリスの弟子であるジョン・ヘンリー・ダールが手がけたタペストリー「Brook(小川)」や「Holy Grail(聖杯物語)」からインスピレーションを受けて再構成されたデザインです。
中世のタペストリーならではの、みずみずしさや溢れんばかりの美しいディテールが魅力のファブリックです。
オリジナルは、英国モリス・スタジオのアリソン・ギーによる手描き作品をデジタルプリント化したもので、小川が流れる森に、4種の木々と草を食む2組の親子鹿が描かれた印象的なデザインです。
川島織物セルコンの【モリスデザインスタジオ】では、このデザインを日本の住宅に合うようダウンスケールし、織りで見事に再現しています。
当社では、川島織物セルコンの『The Brook(ザ・ブルック)』を丈240cmの縫製展示品としてご用意しており、現地でのお打ち合わせの際には、2配色の縫製サンプルを実際の窓に掛けてご検討いただきました。
中世タペストリー特有の瑞々しさや美しいディテールを、風通織とゴブラン調の織りを組み合わせて表現している点が、「モリスデザインスタジオ」ならではのこの作品の大きな魅力となっています。
柄取りにこだわったカーテンとクッション
こちらは納品後の様子です。
『ザ・ブルック』で展開する2配色は、どちらも魅力的ですが、ご家族の好みとインテリアとの調和を考えて、最終的にカーテンにダークブルー、お手持ちクッション(55cm×59cm)のカバー替えにベージュをお選びいただきました。
『ザ・ブルック』は、縦柄のリピートが65cm、横柄に至っては生地幅(137cm)いっぱいに表現された大柄であるため、カーテン、クッション共に、柄の魅力が最大限に引き立つよう、オプションの「柄指定」を用いて仕立てています。
カーテンの柄指定では、草を食む2種類の親子鹿のパターンが3リピートずつ入る配分で仕立てました。
クッションの柄指定では、2種類の親子鹿が55cm×59cm角サイズのカバーに表裏で割り付けられる構図で納めています。
(※構図はクッションのサイズにより異なります。)
柄指定を行う場合、通常よりも1リピート分多く生地が必要となるため、コストはかかります。
しかしその分、仕上がりの美しさやデザインの魅力がより一層際立ちますので、大柄デザインをご検討の際には、ぜひ取り入れていただきたいおすすめのこだわりポイントです。
以上、本日は、川島織物セルコンが取り扱う「モリス デザインスタジオ」より、『The Brook(ザ・ブルック)』のコーディネート事例をご紹介いたしました。
ミツワインテリアでは、お客様のイメージづくりにお役立ていただけるよう、豊富なサンプルをご用意しております。
また、必要に応じて、生地の魅力を最大限に引き立たせるパターン提案も行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm
ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/
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