2024年6月更新情報
本日はロールスクリーンで行う、効果の高い寝室の遮光対策をご紹介させていただきます。
近年、ホテルなどの宿泊施設で見かけることが多くなったガイドレールタイプの遮光ロールスクリーン。
手動タイプから電動タイプまでご用意があり、カーテンやレースの内側に用意することで、遮光性能の高い生地との組合わせればシッャターを閉めたような暗さを得ることができます。
本日ご紹介する製品は、ニチベイの「ガイドレールスリムタイプ」(※旧名称: 小型ガイドレールタイプ)で、一般住宅の窓辺でも採用しやすいコンパクト性が特徴。
この製品が今回の事例では活躍しました。
ニチベイの高遮光ロールスクリーン
「ガイドレールスリムタイプ」納品事例。
こちらは通りに面した引き違い窓での納品後の様子。
天井ボックス内には、日中のほど良い透過性と「遮熱&ミラー」効果を得られるあるシースルー・ロールスクリーンを取付けました。
続いて窓枠内に「ガイドレールスリムタイプ」ロールスクリーンを設置。
こちらの窓枠には100mmほどの有効奥行きがありましたので問題なく取付けることができました。
採用生地は、遮光性の高い『オルパBC』よりグレイを合せています。
「チェーン式オペレーター」の干渉
続いて、お打合せ当初からの懸念となっていたベッドボード上にある高所用横すべり出し窓の納めです。
型ガラスでしたのでシースルーは不要でしたが、室内側に突き出しているチェーン式オペレーターで窓の開閉を行う仕様になっていました。
通常こういった状況では窓枠内にロールスクリーンは付けられませんが、今回は「ガイドレールスリムタイプ」の遮光ロールスクリーンを付けました。
チェーン式オペレーターとの併用にはコツがあって、ネジ止めで脱着できるオペレーターの構造に注意して使用すればビス固定をせずに、都度ハンドルの抜き差しで換気と遮光を行います。
吹抜窓など手の届かない高所窓ではNGの提案ですが、今回は一応背伸びすればオペレーターの脱着が可能な高さであったため、お客様の希望を確認したところ、こちらの高窓は換気よりも遮光性を重視したいということで、遮光性と換気の併用ができる高窓を作りあげることになりました。
こちらの窓も4方枠内の奥行は100mmでしたが、オペレーターを装着した際にガイドレールと干渉しないクリアランスを考慮して75mm程度の有効奥行きが取れたため、製品本体をほぼ窓枠内に納めることができましたが、窓枠内の有効奥行きがより狭い窓の場合は製品ヘッドボックスの張り出しを窓枠外に出すことで対応することになります。
参考までに、こちらは別の事例。
窓枠の左右と上部がクロス巻き込み仕様になっているため、枠内奥行きは80mm、オペレーターとの干渉を考慮した有効奥行きが50mmしかありませんでしたが、ヘッドレール部のみを突き出す納めで対応しています。
最後に実際の動画でのご案内です。
室内照明を消して引戸を閉めると無事に真っ暗になったので安心いたしました。
***編集追記***
ミツワインテリアでは、ニチベイ・ロールスクリーン「ガイドレールスリムタイプ」の展示品をご用意しており、ご案内の際は以下の注意点を踏まえたご案内をさせていただいております。
製品のフレーム等、金属部分の展開色は「ブラック」と「ホワイト」の2配色となりますが、ヘッドレール端部のプレートやガイドレールキャップ等の樹脂部は遮光性の向上を考慮して「ブラック」が標準色となっているため、「ホワイト」のフレーム色を採用した場合で、樹脂部を「ホワイト」に指定する場合はオプション指定(※無料)が必要となります。
店頭でのご案内はもちろん、現地お打合せ用としてもご活用いただけますので、詳細はお問合せください。
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/
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- at 7:40 PM
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