Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

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バーニッシュドメープル色を60mmスラットで表現。ナニックの木製ブラインド。

2014年06月07日

本日のブログでは、国内で販売されている「木製ブラインド」の中では大型タイプの「63mm幅スラット」を取り揃えている、ナニック『プレミアムシリーズ(標準73色』ウッドブラインドの納品事例をご紹介させていただきます。

ナニック 『ウッドブラインド(標準63色シリーズ)』 60mmスラット イメージ

ナニック ウッドブラインド 60mmスラット 『バーニッシュド・メープル(518)』

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築28年・「注文戸建住宅」のリフォームを終え、無垢フローリングと漆喰仕上げの壁装との調和を重視されたお客様よりナニック・ウッドブラインドのご相談をいただきました。

 

 

現地打合せでの「スラット色」選定。 

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「セカンド・リビング ダイニング」を想わせる広い居室内には、「一間半の掃出窓」、「出窓」、「腰高窓」、「縦長窓」と様々な形状の窓がありました。

ウッドブラインドの選定色としては、現地の内装とサンプルを見比べながら、お客様の第一希望色であるサテン(S)仕上げの『バーニッシュド・メープル(518)』をご採用いただくことになりました。

 

 

 ダイナミックな表現力を持つ「63mmスラット」の選定。 

ナニックのフラッグシップモデルである『プレミアムシリーズ(標準73色)』は、その多彩なカラーバリエーションもさることながら、「スラット幅」の展開を、 35mm, 50mm, 60mm,76mmと4タイプのバリエーションでご用意し、組み合わせとして292通りの色と幅のコンビネーションをお楽しみいただくことができます。

 

63mm スラット ウッドブラインド

当社ではナニックの50mmスラットに並べて63mmスラットの展示サンプルご覧いただける様にしています。

一般的に世の中に流通しているウッドブラインドのスラット幅の99%は50mm以下のため、63mm幅のスラットは1cmの違いといえどこれまで見たことがない存在感と木目の豊かさが感じられると好評で、一般住宅でも普及され始めています。

今回も板目の広い無垢フローリングとのバランスが良いということで、存在感のある63mmスラットをご採用いただくことになりました。

 

 

 幅の異なる「横並びの窓」の演出。

ナニック ウッドブラインド 『バーニッシュド・メープル(518)』 施工事例

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居室の左側面に横並びで配置されている、「一間半・掃出窓」と「縦長窓」は、壁面に設置して窓枠を覆うスタイルで納め、ブラインドボックス風にヘッドレールをC型形状で立体的に覆う、オプション『C型タイプ・バランス』をご採用いただきました。
「一間半の掃出窓」部分は、規格外の幅サイズでしたので、2本の「L字型・バランス」を中央でジョイント接続する「連窓・C型タイプ」で一体化させています。 

 

 

 「出窓」と「腰高窓」の演出。

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居室の右側には、「出窓」と「腰高窓」が配置されており、掃出窓と同じ窓高の「腰高窓」の設置高は『C型タイプ バランス』で揃えました。

 

ナニック ウッドブラインド 出窓

ディスプレイなどができるカウンター・スペースが設けられている「出窓」は、窓内に「木製ブラインド」を設置して、バランスタイプは、窓枠の内側でウッドブラインドのヘッドレール正面を覆う、『I型タイプ ・バランス』で設置いたしました。

 

木目の美しさが際立つ、「63mmスラット」

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こうして、ご覧の様に「木肌」の美しい特等材バスウッドとこだわりのカラー、スラット幅でオーダーされたナニック・ウッドブラインドが「窓辺の家具」としてリニューアルされたインテリアに加わりました。

 

***編集追記***
「63
mmスラット」を採用されたテイストの異なる納品事例。

 参考までに、63mmスラットを使用した事例を幾つかご紹介いたしましょう。
傾向としては面積の広い大開口窓との相性が良く、室内や窓辺から見える景色との調和を図りたいお客様ニーズにマッチしています。

 

ナニックウッドブラインド 63mm  518 バーニッシュドメープル 納品事例

事例①:  今回の事例と同じ518「バーニッシュドメープル」を連続する掃出窓に4分割設置でご採用いただいた事例。
https://mitsuwa-i.com/blog/2018/03/22

 

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同系色の「アクセント・ウォール」に合わせ、アメリカンテイストのインテリアとの調和を図った154「セイジ」の採用事例。
https://mitsuwa-i.com/blog/2013/08/03

 

ナニックウッドブラインド 63mm  37 アルジイル 事例

同系色の「インテリアタイル」に合わせ、モダンインテリアとの調和を図った37「アルジイル」の採用事例。
https://mitsuwa-i.com/blog/2019/03/06

 

ナニックウッドブラインド 63mm  59 トウプ 事例

格調高い木製家具の背景として調和させつつコーナー窓内を効果的な分割でまとめ上げた529「トウプ」の採用事例。
https://mitsuwa-i.com/blog/2016/10/13

 

空と緑に満たされた自然の雰囲気を窓辺に反映させつつ多角形窓でもウッドブラインドが採用できる可能性を示した514「フォレストグリーン」の採用事例。
https://mitsuwa-i.com/blog/2019/05/15

 

以上、ナニックウッドブラインド・63mmの魅力についてご紹介させていただきました。

 

ミツワインテリアでは、ナニック製品以外にも国内主要メーカーの人気製品を豊富にご用意して、こだわりのウッドブラインドを探し求めるお客様のご来店をお待ちしております。

 

◆  ナニック「ウッドブラインド」の特集ページ。
https//www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

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英国邸宅風・リフォームの醍醐味。リビングの大窓を演出するこだわりの『ウィンドゥ・スタイリング』事例。

2014年06月03日

本日のブログでは、築40年の注文戸建住宅を、本格的な「英国クラシック スタイル」のインテリアにリノベーション・リフォームをされたお客様宅でのウィンドゥ・スタイリング事例をご紹介させていただきます。

川島織物セルコン フルーツ カーテン

もともと「和室」であった奥側の居室を新たに「リビング」にリノベーションされた、リビング・ダイニングの様子です。

 

川島織物セルコン FF6675(Y) ポイントプリーツバランス

川島織物セルコン FF6675 フルーツ 施工例

昨年より、シャンデリア照明の上飾りである『シーリングメダリオン』や、英国の歴史的建造物の修復工事などにも使用される、『FARROW&BALL』ペイント『ウィリアム・モリス』の壁紙のご紹介や販売でご協力させていただいておりましたが、こだわりのリフォームとお気に入りの英国アンティーク家具のセッティングも終えて、劇的に生まれ変わったLDの総仕上げとして『ウィンドゥ・スタイリング』のご用命いただきました。

 

 

「ウィリアム・モリス」の作品より、
『Fruits (フルーツ)』(1862年作)をご採用。

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ウィリアム・モリスのファブリックは、英国・サンダーソン社の生地の他にサンダーソン社の厳しい生地の審査を得てライセンス販売を認められている、川島織物セルコン製の高品質「織物生地」がございます。

今回は織物をご採用いただきました。

 

 

当社・縫製展示品のご紹介

ウィリアム・モリス 「フルーツ」 オーダーカーテン

ウィリアム モリスの『Fruits(フルーツ)』は、当社でも採用実績の多い人気ファブリックです。

英国・サンダーソン社のデザインチェックは非常に厳しく、本来「コットン(綿) プリント」生地である、『Fruit (フルーツ)』の生地を、織物生地として表現することを承認されるまでの過程では、何度もオリジナルの持つイメージに沿った、デザイン表現や、「織物で表現」する色彩の微細な直しを指摘され、ライセンスを得るに至ったという経緯がございます。

当社には丈240cmの縫製サンプル(全3色)をご用意しております。
今回の納品に際しましても、店内および現地でのお打合せでフル活用いたしました。

 

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今回のご採用色は、写真中央のイエロー・ベース生地です。

こちらの生地は、お客様宅のインテリアの中においては、効果的なライティング(照明演出)と、真鍮の調度品とのコンビネーションで、「ゴールド」系の色合いを表現することができました。

 

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コーディネートの「レース生地」には、リビング・ダイニングで採用されているサンダーソン社の「輸入壁紙」との相性の良い、五洋インテックス・カタログ『インハウス』に収録の、トルコ製・刺繍柄のレースをご採用いただきました。

 

 

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カーテンをまとめる『装飾タッセル』には、色とデザインが「フルーツ」との相性の良い、テシードが取り扱う輸入取寄せ品のゴールド色をご採用いただきました。

 

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展示サンプルを組み合わせた店内での、コーディネートの様子です。
これを実際の現場にお持ちして実際のご確認と更なる詳細の打合せの参考資料として活用いたしました。

 

 

 『上飾り(装飾バランス)』のスタイリング。
現地での詳細な打合せの様子。

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こちらは、リノベーション・リフォームの大詰めのタイミングに現地にご訪問しての「スタイル提案」に関するお打合せ過程の様子です。

 

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今回は、川島織物セルコンのスタイリングの一例で紹介されている、
『ポイント・プリーツ・バランス』という上飾りのスタイルを、実際の窓のサイズとレイアウトを考慮しながら、『Fruits(フルーツ)』の柄を使って表現するご提案をさせていただきました。

 

川島織物セルコン ポイントプリーツバランス

こちらが、『ポイント・プリーツ・バランス』の実際の納品後の様子です。

 

 

『ポイント・プリーツ・バランス』の配分。

4.「ポイントプリーツバランス(AB-84)」割付イメージ

『ポイント・プリーツ・バランス』で取り囲む、「コの字型」のカーテンボックスのサイズは、正面の幅がW306cmで、奥行寸法がD20cmでした。

『ポイント・プリーツ・バランス』とは、中央にファブリックのデザインをストートに表現して、左右に、幅8cm程度の「箱ヒダ」を3~4本ポイントで入れて、単調にならない立体表現を演出するスタイルです。

 

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こちらは、模擬的にシースルーのビニールでアウトラインの型取りをして、窓のレイアウトに合わせたバランスの長さと「ポイント・プリーツ」の配分と位置関係を提案しているイメージです。

ちらの窓辺のレイアウトは、中央の「掃出窓」と左右に配置された「縦長窓」がカーテン・ボックス内に構成されていました。

 

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左右各4本「箱ヒダ」を組み込んだ『ポイント・プリーツ・バランス』が、天井の「ダウンライト」でライトアップされ、その個性を引き出すことができました。

 

 

 「Before~After」・完成の様子。

3.「ポイントプリーツバランス(AB-84)」・設置イメージ(正面)

ウィリアム・モリス フルーツ 装飾バランス

厳密な現地での打合せを経て、イメージ通りのゴールド表現が感じられるリビングの窓辺が出来上がりました。

 

 

 「ダイニング・ルーム」との絶妙な色の調和。

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お客様のこだわりのリフォームと、家具のコレクションでまとめられた「リビング・ダイニング」の様子です。

 

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チッペンデール様式をはじめ、お客様が時間をかけて集められた英国アンティーク家具が、時代を超えて、リノベーション・リフォームと共に集まり、新たな時を刻み始めました。

 

シーリングメダリオン 英国アンティーク

英国の伝統的インテリアは、時代に左右されず、憧れと共に普遍的な人気を誇っています。

お客様は、英国やドイツなど海外での生活が長く、ヨーロッパの文化・芸術に自然に触れあって生活している結果、今回に至る、お気に入りのインテリア・スタイルが熟成されたのだそうです。

赴任中に購入された収集品などもディスプレイされた、ダイニング・ルームで素敵なお話をおうかがいすることができました。

 

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 今回の正統派・英国風リフォーム、実は都内で生活されている息子さん夫婦には、「純和風」のリフォームを行っている最中と伝えているのだそうです。

外装は、特別、英国風にいじっていませんが、家の中は玄関から徹底的に「英国風」にリニューアルされています。

「来月の初め、御社にお願いしている、総仕上げとなる玄関と階段のカーペット敷きリフォームが終わったら、息子夫婦と親戚にお披露目をするんです。玄関を開けた時のサプライズの表情が今から楽しみなんです。」
と、ご夫婦揃ってニッコリ、童心の無邪気さで微笑んでおられました。

◆玄関・階段のカーペットリフォームの様子はこちら。
https://mitsuwa-i.com/blog/2014/07/06

 

 

 編集・『追記』
「コンテスト」大賞受賞と「業界紙」での掲載。

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こちらの事例紹介は、NIF・「一般社団法人 日本インテリアファブリックス協会 」主催の『第8回部屋mite投稿大賞』において、「インテリア業界関係者部門」大賞を受賞して、2014年11月に東京ビッグサイトで開催された、第33回『JAPANTEX(インテリアトレンドショー)』でにてパネル展示されました。

NIF・「一般社団法人 日本インテリアファブリックス協会 」主催
『第8回部屋mite投稿大賞』審査結果
https://heyamite.com/?cat=48

 

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また、『インテリアビジネスニュース(2015年3月25日号)』紙において、取材の模様が特集記事で紹介されました。

 

2015.3.28.0.3

https://mitsuwa-i.com/blog/?p=11601

 

 

◆当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆当社・『輸入壁紙の特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

◆当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
https://www.mitsuwa-i.com/fb-5.html

 

ミツワインテリアhttps://www.mitsuwa-i.com/

 

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