Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

月別アーカイブ: 2013年11月

ナニック・GシリーズウッドバーチカルブラインドでLDの「間仕切り&空調対策」。

2013年11月04日

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こちらは、築20年超の注文戸建住宅のご入居時リフォームの際に、「リビング・ダイニング」エリアの「装飾・間仕切り」として、ナニック『Gシリーズ・バーチカルブラインド(標準4色)』の中から、スラットカラー:905(ウォルナット)色をご採用いただきました当社納品事例です。

 

ナニック・『Gシリーズ・ウッドブラインド』のカラーバリエーションは4色で、90mmのルーバーは製作高に応じて分割される「ヒンジ式分割型」となります。

 

 

「ダイニング」側から見た、「間仕切り」開閉の様子。

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こちらは、実際に納めた納品後の様子。

ダイニング側から見たウッドバーチカルブラインドの納まりと各操作ごとの表情をご覧いただいております。

通常、ルーバーは「両開き」により左右に引き分けられていますが、状況に応じてルーバーの角度を自由に開閉させて「間仕切り」としての表情を変えることができます。

開閉タイプは「両開き」以外にも「片開き」をお選びいただくことも可能です。

 

 

「リビング」側から見た、「間仕切り」の様子。

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続いて、リビング側から見たウッドバーチカルブラインドの表情。

 

今回は、「リビング・ダイニング」を区画する『間仕切り』目的で設置しているため、ヘッドレールの前後両面に、「上飾り」を目的とした別注「バランス」を設置しています。

一般的な窓辺で使用する場合であれば片側(室内側)だけで良いのですが、間仕切りの場合はどちらの居室も主役として考え、バランスでヘッドレールを覆います。

 

 

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以上、本日は、「リビング・ダイニング」を区分する開口に、装飾的な間仕切りとして機能する、ナニック・ウッド・バーチカルブラインドの納品事例をご紹介をさせていただきました。

 

 

◆  ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

◆  当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

 

「春夏秋冬」・四季を通じての「窓辺」のカラーコーディネート事例

2013年11月02日

昨日のブログでは、集合住宅(マンション)の「大型・掃出窓」に、『滑走性に優れた、機能性カーテンレール』および、『開閉効率を高めるカーテンバトン』にリニューアルした場合の効用についてご説明をさせていただきましたが、本日のブログでは機能性以外の、

豊かな生活感性を高める窓辺のカラーコーディネートの側面から、

『レース』の配色を変えることによる、「春夏秋冬」・四季を通じて、屋外の自然とも調和する「窓辺」のインテリアのカラーコーディネートの醍醐味を、「レースの衣替え」を事例としてご案内させていただきます。

 

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本日は、先日納品させていただきました、「グリーン」配色の柄物「輸入レース」を大変お気に召していただきましたお客様より、輸入生地は、廃柄になるサイクルが早いため、気に入ったパターンの生地を長く愛用するために、「春夏秋冬」の四季に応じて、「春夏」用の配色と、「秋冬」用の配色のレースを洗濯しながら、ローテーションで使い続ければ、レース全体の寿命が2倍に伸びるということから、今回、「秋冬」用のオレンジ色のレースを追加で納品させていただきました。

 

『フロントカット レース』のこだわりの製造法とその魅力。

トルコ製の『フロント・カット』という手の込んだ技法で作られた2配色のレースのイメージです。

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『フロント・カット』レースとは、レースの織りの過程で、ベース生地にパターンとして織り込まれている部分と、仕上げの段階で、パターンの縁に、「微細な房のフレームライン」がアクセントとしてを少し残る様に、織り込まれていない(浮いた)糸を、丁寧に切り落として仕立てられたレースの事を言います。

 

『フロントカット レース』のこだわり技法と生地の魅力を、当社展示品を使ってご覧下さい。

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『フロントカットレース』の製法と魅力について。

レースの世界的な産地である「トルコ」では得意としている技術ですが、日本国内ではほとんど導入されていない設備と技法のため、『フロント・カット』レースのほとんどは輸入生地となっています。

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「フロント カット」を施す前段階では、今回ご紹介させていただいている、グリーンとオレンジの2配色のレースの表面は全面、パターンとして織り込まれている糸と、カットされるために、浮いた状態に仕上げられている糸で覆われている状態にあります。

 

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その状態から専用の機械によって、「フロント カット(切り落とす)」する部分だけの糸が取り除かれて最終的なテキスタイルが仕上がるという、大変手の込んだ製造技法となっています。

 

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それでは、以下お客様ご自慢のギャラリーとしての窓辺をご紹介させていただきます。 四季の移ろいが生活に密接に繋がった窓辺となっております。

 

 

(1)「春夏」用・「グリーン」の『フロント・カット』レース

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(2)「春夏」用・「グリーン」の『ローマンシェード』。

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(3)「秋冬」用・「オレンジ」の『フロント・カット』レース。

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(4)「秋冬」用・「オレンジ」の『ローマンシェード』。

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「春夏秋冬」、室内から見ても屋外から見ても美しい我が家。

海外では、インテリアとしての窓辺だけでなく、外観の美しさにこだわりを見せる考え方も多いと聴きます。その様な、意識のもと、魅力的な『輸入レース』生地が多く作られている側面もあるのだと思われます。

 

参考資料:当社『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:
http://www.mitsuwa-i.com/

機能性「カーテンレール」の採用による滑走性の向上と、『カーテンバトン』の併用で、窓辺の快適性を実現する。

2013年11月01日

 本日のブログでは、

一般的な新築マンションのあらゆる窓に標準装備されている、

『C型レール』と呼ばれる,低価格「カーテンレール」の滑走性の問題についての解説と併せて、

当社が新規物件において推奨させていただいております、
機能性「カーテンレール」への交換のメリットと、

 

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『カーテンバトン』の併用で実現する。

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快適な窓辺へのバージョンアップを実現させた、具体事例をご紹介させていただきます。

 

 

『春夏用レース』と『秋冬用レース』の衣替えの際に『カーテンレール』へリニューアル。

 

『春夏用』レース

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先日納品させていただきました、「グリーン」配色の柄物「輸入レース」を大変お気に召していただきましたお客様より、輸入生地は、廃柄になるサイクルが早いため、気に入ったパターンの生地を長く愛用するために、「春夏秋冬」の四季に応じて、「春夏」用の配色と、「秋冬」用の配色のレースを洗濯しながら、ローテーションで使い続ければ、レース全体の寿命が2倍に伸びるということから、今回、「秋冬」用のオレンジ色のレースを追加で納品させていただきました。

 

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『秋冬用』レース

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『秋冬用』レース、納品の際には、新たに「リビング」エリアのソファ・セットが納品されていました。

 

 機能性「カーテンレール」への交換のきっかけ。

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こちらは、入居時に付いていた、一般的に業界では、『C型レール』と呼ばれる、廉価品・シルバー色のカーテンレールです。

一般的に、新築マンションの仕様では、大きな「掃出し窓」から「小窓」に至るまでこのレールが統一して設置されていますが、幅広の「掃出窓」で重量のある厚手のカーテンを吊る場合や、ヒダのない「フラット系」のカーテンやレースを納める場合には、この『C型レール』では、滑走性の問題で使い勝手が悪くなるという問題がございます。

また、2つのカーテンレールをつなぐ「ダブルブラケット」の幅が狭いタイプが採用されている場合などですと、「前幕」と「後幕」との隙間が狭いがために、摩擦により、カーテン、レースの開閉効率が悪くなるというケースもございます。

今回交換させていただいた、既存のカーテンレールの場合は、2つのレールの間隔が55mmと、一般的に最低限と推奨されている60mmよりも若干狭いブラケットであったため、重量のあるカーテンと、以下の仕様にて、フラット系のレースの開閉操作性の高まる工夫をさせていただきました。

 

 

『ダブルブラケット』で固定させず,
『機能性カーテンレール』の特性を引き出す。

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こちらの物件の、『カーテンレールBOX』の奥行寸法(D)は、一般的と言われる、標準値「150mm~180mm」より、やや広い190mmの幅が確保されていました。

 

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これは、最低値を150mmとするならば、約40mmの設置配分をカーテンレールBOXの中で任意に決めることができるということを意味します。

 

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今回は、「3ツ山・2倍ヒダ」のしっかりとした厚地のカーテンと、川島織物セルコンのオリジナルである、『ノンタック・ウェーブ』縫製と言う、形態安定に優れた、特殊加工の「フラット カーテン」との組合せでしたので、「機能性」に優れる2本のカーテンレールを採用し、またそのレールの間隔を、従来品より、20mm増やして、独立設置させることにより、「前幕」と「後幕」の摩擦の問題を解消させました。

 

 

機能性「カーテンレール」,『ネクスティ』の活躍。

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上の写真では、一般的なカーテンレールの滑走性の説明をしています。

カーテンレールの溝に沿って、直進的に滑走するランナーの構造が従来品では一般的でした。

 

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今回、ご採用いただいた、機能性カーテンレール『ネクスティ』の「ランナー」は、基本の「直進」滑走機能に加えて、ランナーの『ヒートン』と呼ばれる部分に、360°の「回転機能」を持たせることによって、より滑走性の向上する機能性を付加していることが、このレールの重要なセールスポイントの1つとなっています。

上記の2つの工夫により、カーテンレールの機能性が格段に向上し、大きな「掃出窓」でもスムースな開閉を実現することができました。

 

 

生地を傷めず、開閉スムース、『カーテンバトン』の効力も併用。

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さて、こうして愛着ある「掛け替え用」のレースの納品に併せて、滑走性の良い機能性カーテンレールへのリニューアルを行ったわけですが、今回ご採用いただきました2つの生地は、厚手は、重量があり、レースは繊細な生地であるのが特徴でしたので、この2つの生地を傷めず、長く愛用いただく工夫をもう1つ追加させていただきました。

 

直接生地を持たないず開閉する,『カーテンバトン』の使用。

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『カーテン バトン』は、インテリアにこだわりのあるホテルなどの客室の窓辺で使われている事が多い、ウィンドゥ・アクセサリーです。

「手を触れる特定の位置にダメージを与えたくない」場合、「裏地付きの遮光カーテンなど、重量のある大きな窓」がある場合、「繊細なレース生地を直接手で引っ張って欲しくない」場合、等々、さまざまな配慮のもと、この「カーテンバトン」が、カーテン、レース開閉の補助としてセットされている事が多いようです。

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今回のケースでは、厚手、レース共に、「片開き」で仕立てましたので、窓の片側方向の端のランナーに「カーテンバトン」を据え付けて、例えば、厚手のカーテンを日中開けている時などは、束ねた「タッセル」に収納できる様にして納めさせていただきました(そのためには、選定するカーテンバトンの長さも関係します)。

 

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直接、生地を持たずに、カーテンランナーの引っ掛け部分に力が加わるため、無駄なエネルギーがかからずに、開閉が非常にスムースに行えることが大きな機能的な特徴でもあります。

 

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閉じた時には、カーテンバトンは生地の背後に隠れますので、特に厚手のカーテンの場合は、すっきりと収めることができます。

 

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一年を通じて、「美しく機能的な窓辺」のリニューアルに、お客様からも大変ご満足いただきました。

 

参考資料:当社・『輸入カーテンの特集ページ』
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:
 http://www.mitsuwa-i.com/

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