本日ご紹介する展示品は、タチカワブラインドの調光タテ型ブラインド『エアレ』です。
『エアレ』はシースルー機能を持ったバーチカルブラインドという定義づけの製品で、当社で扱う類似製品には、ノーマン『スマートドレープシェード』、『スアベ(SUAVE)』などあります。
当社では主要メーカー製品の展示品をご用意していますが、本ブログでは最新製品となる『エアレ』の特徴を他社製品との比較を交えてご紹介させていただきます。
調光タテ型ブラインド『エアレ』の特徴と注意点。
タチカワブラインド『エアレ』は、タテ型ブラインドのスタイリッシュさとカーテン&レースが持つやさしい雰囲気が魅力の調光タテ型ブラインドです。
『エアレ』の展開生地は、採光の「フォルモ」(5配色)と遮光の「マージ」(3配色)で構成されており、厚手と編みレースからなるU字状の生地構造の組合せは、サイズも含めてノーマン『スマートドレープシェード』とほぼ同一です。
「フォルモ」はノーマンの「プレーン」、「マージ」は「ダキキングN」に表情が似ていますが、厚手部分の肉厚は若干薄く感じられます。
また『スマートドレープシェード』同様に、編みレースを使用し、ボトム部のウエイトを無くすことで風通しが良く、ウォクスルーにも対応した製品となっています。
なお、こちらは『エアレ』、『スマートドレープシェード』、『Suave(スアベ)』各生地の特徴と相違をまとめた表ですが、設置にあたって以下の条件が存在するため事前の確認が必要になります。
取付方法は天井付、ボックス付、正面付けにも対応していますが、U字状生地の特性により一般的なカーテン&レースの2重吊りよりも深い奥行き寸法の確保が必要となるため、製品の前後に開閉・調光の障害が無いかの確認が必須となります。
分譲マンションなどの一般的なカーテンボックスでは、有効奥行き約150mm程度が想定されるため、オプションのスペーサー等を使って生地の手前側をボックス外に逃す納めが必要になる場合があります。
続いて、『エアレ』の製作対応サイズは、製品幅:W400mm~ H4000mm、製品高:W400mm ~3300mm(※面積制限あり)までと幅広い窓環境に対応しています。
レールは、同社のバーチカルブラインド(シングルタイプ)と同じ部材を使用して、エアレ専用のピッチ間隔にカスタマズしたもので、操作方法のバリエーションもノーマン製品と同じ「バトン操作」はもちろん、取付高4mまでの窓に対応した「コード操作」、バトン操作とコード操作の併用で使い勝手を高めたオプションの「バトン・コード操作」のご用意があります。
その他、レールジョイント仕様、高所窓への対応、電動対応については、各製品ごとに対応が異なるため上図にまとめましたのでご参考ください。
当社展示品のご案内
最後に当社でご用意している『エアレ』展示品のご紹介です。
天井に設置した大型のサンプルは、高さ2400mmのバトン・コード操作で、代表的な採光生地【フォルモ】AR-701(ホワイト)との組合せでご用意しています。
また、お打ち合わせ先の窓辺でも確認できる手持ちサンプルは、採光生地【フォルモ】AR-702(グレー)と遮光生地【マージ】AR-706(ホワイト)をバトン操作(両バトン)及びバトン・コード操作の組合せでご用意しておりますので、実際の窓辺での見え方はもちろん、カーテンボックスでの納め方の確認など様々なシチュエーションを想定したご提案にお役立ていただけます。
その他、『エアレ』とのコーディネートで提案される『ルミエ』を始めとした各社調光ロールスクリーンの比較展示も行っておりますので、ご来店・出張依頼のご相談はお気軽にお問合せください。
以上、本日はタチカワブラインドの調光タテ型ブラインド『エアレ』の特徴解説を、他社製品との比較を交えご紹介させていただきました。
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