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木製ブラインドの「ヘッドレール」まわりのデザインを2種類楽しめる、ニチベイ・「クレール」の特徴と納品事例。

2015年02月11日

新築「戸建住宅」ご入居時における、「主寝室」窓枠内に、ニチベイ・『クレール50』・ウッドブラインドを納品させていただきました。

 

『主寝室』の4つの「腰高窓」にご採用。

2015.2.8.7

最初に、4つの「腰高窓」のある『主寝室』に、木製ブラインドを設置した納品をご覧ください。
「勾配天井」のある左側の窓と、正面から右寄りの窓の高さが異なるレイアウトでしたが、窓枠内に木製ブラインドを設置することにより、スッキリとしたまとめることができました。

冬場の断熱性も考えて、カーテン・レースのスタイルもご検討いただきましたが、夜間は「雨戸」を閉めて眠れる設計の主寝室となっていたため、木製ブラインドにすることになりました。

また、本事例の様に、木製ブラインドを窓内に設置した場合は、将来的にカーテンを追加する場合にも、ウッドブラインドを「レース」の役目としてご使用いただけることができます。

 

『ウッドブラインド』と『スラット』カラーの選定。

2015.2.8.15

◆PC用・「デジタルカタログ」
http://www.nichi-bei.co.jp/jsp/DigitalCatalog/claire/

◆その他のアプリケーションでの閲覧はこちらより。
http://www.nichi-bei.co.jp/jsp/DigitalCatalog/

 『ウッドブラインド』のモデルには、15色の「標準スラット」をご用意している、ニチベイのウッドブラインド、『クレール』より、50mm幅スラットの「クレール50」・ループコード式をご採用いただきました。

 

2015.2.8.11

『スラット・カラー』には、「明るい壁装」と「ダウンライト照明」との調和を考慮して、明るい色調のスラットより、K-112「アラバスター」をご選定。

 

 

オプション『バランス』も併用できる新型「ヘッドボックス」
「ニチベイ」だけのオリジナル設計(2015年2月現在)。

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ニチベイの『クレール』は、2014年8月に「ヘッドレール」のモデルチェンジが行われ、従来品ではスラット同系色のスチール仕上げであったヘッドボックスに、天然木の化粧板(50mmスラット)が嵌めこまれた新しいデザイン仕様となっています。

 

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こちらは、K-112「アラバスター」設置前に写した製品『ヘッドボックス』のイメージ。

ご覧の様にスラットで使用されている「天然木の化粧板」が、ヘッドボックスの正面と側面に挿入できる構造になっています。

  側面の意匠性は、主にウッドブラインドを、窓枠外に設置する場合や、カーテンボックス内に設置される場合に活かされます。

 

2015.2.8.6

今回は「窓枠内」設置でしたので、側面の化粧板は隠れますが、従来のスチール製ヘッドボックスに比べると格段に意匠性が向上しています。

 取付ブラケット金具を含んだヘッドボックスの厚みは68mmですので、窓枠の厚みが70mm以下の窓などに設置する場合にすっきりと納まる意匠を楽しめます。

 

オプション『バランス』の採用。

2015.2.8.5

ちなみに、今回はお客様の要望により、ウッドブラインド上部の意匠性を高めるために、オプション『内付用・バランス』を併用いただくプランにて設置をさせていただくことになりました。

オプションバランスを併用した場合は、ヘッドボックスの前方に26mmのスペース厚が加算されますので、取付ブラケット金具を含んだ全体(バランス+ヘッドボックス)の厚みは94mmとなります。
「オプション・バランス」を併用する場合は、94mm以上の窓枠の厚み(有効寸法)が確保されていると良いでしょう。

今回は、窓枠の厚みに余裕がありましたが、ウッドブラインドは少し窓枠寄りに設置しています(※窓枠手前ギリギリに設置することも多いです)。

 

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こちらの写真は、右側の「化粧板挿入仕上げ」のヘッドボックスと、左側の「オプション・内付用バランス」を並べて設置した際の比較イメージす。

こういうニーズは少ないかもしれませんが、ニチベイ『クレール』のヘッドボックスまわりの意匠性は、生活環境の変化や、イメージチェンジをしたい時など、気分によって2つのスタイルによる演出を楽しむこともできる製品構造となっています。

 

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そして、正式に「オプション・内付用バランス」を取り付けられた窓の様子がこちらです。

 

 

現行他社製品との『ヘッドボックス構造』の違い。
「ナニック」、「タチカワブラインド」モデルとの相違点。

2015.2.8.16.2

ちなみに、他社製品、例えば「ナニック(nanic)」のウッドブラインドの場合、ヘッドボックスの形状はニチベイのものと似ていますが、『オプションバランスの構造』が異なるため、バランスを使用する際にはヘッドボックスに化粧板を嵌めこむ事ができない設計になっています。

 

2015.2.8.16
ナニック・ウッドブラインドの製品構造の特性として化粧板の挿入されているスペースにバランス取付部材が嵌め込まれるため、ご注文時にはどちらか1方のスタイルに決める必要がございます(オプション・バランス注文時は、ヘッドボックス内に化粧板は設置できません)。

 

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次に、「タチカワブラインド」「トーソー」では、発注段階での指定で、標準仕様のスチール製ヘッドボックスの正面に、天然木スラットを貼り付けた(両面テープ止め)仕様にするか、オプションバランスを指定するかのどちらかを選ぶ必要があります。

ヘッドボックスに、厚さ3mmの化粧板(スラット)が貼り付ける仕様では、ヘッドボックスの厚みが3mm増すため、オプション『バランス』の併用ができなくなるという欠点がございますので、発注時にどちらのスタイルにするか決める必要があります。
 

 

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以上、本日は、ニチベイ・ウッドブラインド『クレール50』の納品事例を、同社の新型ヘッドボックスの機能的特徴並びに他社同等モデルとの構造的相違点の解説を交えてご説明させていただきました。
製品仕様はメーカーごとに異なるため、我々販売者側もその相違点の把握に注意を払っています。

 

◆当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm

◆当社・「ナニック・ ウッドブラインド」特集ページ 。
http://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/


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