***2024年5月更新情報***
本日は、NORMAN(ノーマン)の「桐ウッドブラインド」の当社展示品紹介と、実際の納品事例をご案内させていただきます。
NORMAN(ノーマン)の「桐ウッドブラインド」。
多彩なカラーバリエーションとスラットバリエーション。
ミツワインテリアでは、ノーマン・「桐ウッドブラインド」の展示品を、カラーチャートサンプル形式でご用意。
スラットバリエーションも、標準仕様の50mmとオプション63mmをご覧いただくことができ、当社ご来店が難しいお客様におかれましては、出張採寸時に現地で展示品をご覧いただけるサービスも行っています。
『標準カラー(全28色)』は、桐柾目材の美しい木目を活かしたステインカラー(15色)と、スタイリッシュな空間にも映えるペイントカラー(13色)で構成されています。
『マットフィニッシュシリーズ(12色)』は、自然由来の植物油からつくられた塗料で仕上げるシリーズです。
有害物質を排出する化学物質を使用しない浸透性の塗料が木の呼吸を活かしたまま、素材の劣化も抑制します。
桐の風合いを楽しめる艶無しの仕上げは木の魅力を大きく引き出すハイエンドカラーで、艶なしの質感は光沢を抑えた塗り壁や天然素材を多用した住宅との相性も良好です。
桐ウッドブラインドのメリットとデメリット。
ノーマン製品のこだわりについて。
高級家具の素材としても知られる桐材は、調湿性能が高く加工しやすいことから、四季のある日本でも古くから親しまれてきました。
また、木材としてはバルサ材についで世界で2番目に比重が軽いという特性があります。
ウッドブラインドとして製品化された場合は一般的に知られるバスウッド比で50%程度軽量化が実現し、操作性の向上が期待できるというメリットが得られますが、反面、スラットの反りや収縮による歪みも懸念される事から、桐ウッドブラインドの製造にあたっては様々な工夫と改良が講じられて製品化されています。
2004年から桐材を使用したブラインド開発に取り組んできたノーマンの場合、原木から自社工場の厳しい品質基準のもと、乾燥、採材、断裁それぞれの工程を専門スタッフが熟練の技術で連携して最適な品質と技術で整えてきていますが、その中で最もこだわっているのが素材採り段階での柾目材の採用にあります。
桐ウッドブラインド
「柾目材」と「板目材」につて。
柾目材(まさめざい)とは、切り出し面に対し木目が平行に整列するよう裁断された木材の呼称で、一般的に高級家具などで使用されている素材です。
ブラインドはスラットが命。
桐材の場合は、伝統的なウッドブラインド材として使用されているバスウッドと比較して、気温と湿度の変化が大きい窓まわりに設置した際にスラットの反りや収縮が生じやすい懸念があるため、ノーマンでは、素材採りの段階で従来型の「板目採り」より手間とコストが数倍かかる「柾目採り」を採用することでこの問題を克服しています。
柾目材を使用することでスラットの反りや収縮を最小限におさえられることができ、軽量な桐材をウッドブラインドとして安心して使用できるクォリティに引き上げています。
遮光性とプライバシー性へのこだわり。
ノーマン製品のこだわりは、素材以外について言えば遮光性とプライバシー性への配慮でも感じられます。
一般的に、ウッドブラインドではスラットの昇降にかかわるルートホールからの光漏れや、スラットの隙間からの光漏れは避けることができません。
近年では昇降コードを通す穴を排した高遮光ブラインドも登場していますが、スラット間の隙間からはそれなりに光が入り込みます。
ノーマン製品でも当然スラット間の光漏れは伴いますが、「スマートプライバシー機能」という、スラットの回転幅と立角度を改善する機構デザインを組み合わせることで、光漏れの割合ををより軽減させ、寝室での使用を想定した遮光性の改善を目指しています。
イメージで説明すると、ノーマン製品では昇降コードの穴は存在しますが、極力小さく、そしてスラットの後方に配置することで全閉時にスラットの重なりに隠れる設計になっています。
「スマートプライバシー機能」イメージがこちら。
スラットの回転幅と立角度を垂直に近づける機能を開発することで、上方から射し込む光を大幅にカットできるようになりました。
ただし、反射光の少ない濃色系スラットと比較してホワイト系スラットは閉じた状態でも”反射光”が間接的に入りやすくなるという注意喚起があり、この実例を以下の納品事例でご紹介しています。
NORMAN(ノーマン)の「桐ウッドブラインド」。
『マットフィニッシユシリーズ』納品事例。
こちらは、ノーマン「桐ウッドブラインド」マットフィニッシュシリーズを1階と2階の階段窓にご採用いただいた実際の事例で、採用色はマットホワイト(1003)、スラット幅はオプションの63mmです。
1階の階段に近接する窓には中央2分割で設置しています。
天候は快晴でしたが、太陽の直射が入らない窓ではスラット間の光漏れも少なくかなりの高遮光を実感できました。
「スマートプライバシー機能」を搭載した製品の光漏れは、上部側が少なく下部側で多少見受けられるといった印象です。
続いて、2階の階段窓。
調光状態でも冬晴れの強い陽射しが照りつけています。
「スマートプライバシー機能」を使用した全閉時の様子。
メーカー説明にもある様に、ホワイト系スラットは閉じた状態でも”反射光”が間接的に入りやすくなるという状況がこちらです。
寝室で白系スラットを検討されているお客様におかれましては、このいちばん厳しい条件を加味してのご検討推奨いたしますが、遮蔽性の高い製品であることは間違いありません。
多少の光漏れは気にならないというお客様にはお勧めできる逸品です。
以上、本日はノーマン「桐ウッドブラインド」について、展示品の紹介と製品特性、そして事例紹介をご案内させていただきました。
◆ 当社・『木製ブラインドの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/tokyo-b.htm
ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/
***編集追記***
ミツワインテリアでは、ノーマン・ウッドブラインドを始めとした「木製ブラインド」の展示が大変充実しています。
店内では、国内外ブランドメーカーの人気製品を、「電動モデル」も含めて、35機種(7社)の展示品をご用意しています。
ノーマン製品については、桐ウッドブラインド・標準カラー(50mm)の展示品をループコードタイプとコードレスタイプで、マットフィニッシュシリーズ(63mm)とウエスタンレッドシダー(WRC)の展示品をループコードタッチでご用意しています。
当社にご来店いただければ、取扱い7社の製品比較を小窓から大型窓までご覧いただくことができ、スラットのサイズ、質感、色味の比較はもちろん、窓のサイズに応じた様々な操作性の体験を含めた製品比較が可能です。
東京・神奈川エリアでの出張対応も行っておりますので詳細はお気軽にご相談ください。
- 「新着展示品」 紹介
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- at 2:51 PM
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