本日はのブログでは、
『保温性(冬季)』・『断熱性(夏季)』・『防音性』・『遮光性』に優れた、
「機能性カーテンレール」のお話。
を、製品の性能試験データと、実際の販売者の立場から感じた「魅力」の観点からご紹介をさせていただきます。
長かった今年の夏が終わって、約1ヶ月。 関東地方も一気に朝夕の冷え込みが厳しくなり、生活の中で、いわゆる『冬支度』が必要になってまいりました。
「東日本大震災」以降、「節電」に対する意識が深刻な取組みとして強まった感がありますが、インテリアの業界でも、「省エネ」対策関連製品の開発は積極的に行われております。
本日のブログは、「省エネ」効果を持ちながら、デザイン性も重視している、そんな素敵な『カーテンレール』にスポットを当てて見たいと思います。
ラインナップが充実した、『省エネ対策』・カーテンレール。
>これまでも、「カーテンレール」の開発コンセプトに、『遮光性』や『防音効果』という機能面以外の、窓辺と室内の「省エネ」という観点から、『保温性(断熱性)』、『遮熱性』を意識してPRされた製品はございましたが、この効果がより高い窓の環境を追求する取組みが近年特に急速に進められてきたようです。
「実験データ」が語る、機能性の分析と実証
「カーテンレール」メーカーの研究によれば、シャッターや雨戸、窓ガラスの性能を度外した条件のもと、『一般住宅の窓』において、どのような設置形態で、カーテンレールを設置すると、「断熱」効果の高い窓になるかを調査した結果、一番効果が高いとされた条件が、天井に『カーテン・ボックス』を設置して、窓を大きくカーテンとレースで覆うという結果が出たとのことです(上記・実験値参照)。
それは、居室や使用する材料の構造から言って当然とも言えますが、必ずしもその様な環境に、カーテンレールが設置されていない状況のもと、有効な手立てを考えることが業界に携わるものの役目です。
多岐にわたる設置環境のに応じた代表的な対策の一例を、実験データと併せて紹介しております。
①サイド『リターン』機能を有する「カーテンレール」の活用
メーカーのイメージ画像や、当社の展示品でのシュミレーションをご覧頂いてもお分かりになるかと思われますが、カーテンレールの側面を、「カーテン」で「コの字」型に囲う、『サイド リターン』機能は、窓辺から侵入する、寒気や熱気、太陽光、騒音といったものを効果的に軽減する機能として注目されておりました。
ただし、『サイド リターン』機能を活用するためには、「カーテン」の製作幅も通常よりも広めに作る必要がありますので、それにつきましては注意事項として併記しておきます。
美しさと機能性を高める『補助アクセサリー』の併用
「リターン マグネット」や「マグネットタッセル」といったアクセサリー製品は、『サイド リターン』機能の向上をサポートする製品として知られていますが、更に新製品がリリースされています。
『リターン マグネットⅡ』のニューリリース
最近、リリースされた『リターン マグネットⅡ』は、従来型の、特定のアイテム(マグネット・タッセル)との連携によらず、自由にタッセルを選べるという点で、機能性のみならず、「インテリア性」を考慮した新製品となっています。
②『カバートップ』機能の併用
先にご説明した、「リターン」機能に加えて、『カバートップ』機能の登場により、窓辺の側面のみならず、カーテンレールの上方へ抜ける、「光」や、「冷気」、「熱気」のブロックといった軽減効果が期待できるようになり、実際の納品の現場でも1年を通じて好評をいただいています。
『カバートップ』機能対応の「カーテンレール」のラインナップも増えてきましたので、幅広いインテリアでご採用いただけるようになっています。
本日は、住まいの快適性に貢献する『カーテンレール』の中で、
「窓辺の快適性」の観点、「省エネ」の観点、そして「インテリア演出」の観点を考慮して設計されている、『機能性カーテンレール』
についてご紹介させていただきました。
参考資料:当社『カーテンレール特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2-2.htm
当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm
文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/
- 「新着展示品」 紹介
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- at 11:15 PM
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