リビングの窓辺に、クリエーションバウマンのバーチカルブラインドをご採用いただきました。
1886年創業のクリエーションバウマンは「スイス品質」のインテリアファブリックブランドとして世界的に定評があり、バーチカルブラインドにおいても世界で初めて羽を127mm幅で織る技術を開発したメーカーとして知られています。
127mm幅の織りで魅せる
ロングセラーの『SPECTRAⅣ』
当社では、バーチカルブラインドの展示品と併せてルーバーサイズの生地が収録されたカタログもご用意していて、今回も現地にお持ちして実際の窓辺で色味をご確認いただきました。
最終的にご採用いただだいた生地は『SPECTRA (スペクトラ)IV』よりCOL:103。
ドイツ・トレビラ社の難燃ポリエステル「Trevira CS」を採用して高密度で織りあげた厚地は同社のロングセラー商品です。
防炎加工を加えなくても良いため、生地のしなやかさと手触りの良さが群を抜いています。
“生地を1枚1枚羽根幅で織る”という独自の技術とこだわりで製品化しているルーバーは、反りが少なくシャープな表情の高品質ルーバーを生み出すことができます。
一般的なバーチカルブラインドの羽根(ルーバー)は、1000㎜以上の幅からなる生地にスティフナー加工(薄い糊付けの加工)をほどこしたのち、ヒートカット(熱)で羽根幅(短冊状)のルーバーを作ります。
合理的・低コストでバーチカルブラインドが提供できるというメリットはありますが幾分生地が反りやすくなる傾向があるため、バウマンの様な表情は出せないのです。
127mmルーバーを閉じると、約30mm生地が重なります。
生地の反りが少なく、裾チェーン不要のスリムウエイト仕立てにより隙間からの光漏れを最小限に抑えることができる性能は他の追随を許さない見事なクォリティ。
平面的になる窓辺に生地の豊かな陰影が浮かび上がります。
今回、製品は「両開き」で納めました。
両側に寄せた際にルーバーの畳み寄せが窓枠内に入り込まないようにというお客様のご要望を受けて最小限のサイズで製作しています。
ダイニングの窓には
「ミニマルタイプ」のロールスクリーンを。
ダイニングの小窓にコーディネートしたロールスクリーンは、ニチベイの「ミニマルタイプ」。
『SPECTRA (スペクトラ)IV』がロールスクリーン非対応であったためこちらの製品を選んだわけですが、ウエイトバーがすっきりとした意匠は強いこだわりが感じられました。
何がミニマルかというと、ボトムバーがとても薄型で標準タイプのそれと比べてもすっきりとしているのです。
製作にあたっては標準のロールスクリーンよりも制限事項が多いミニマルタイプではありますが、こちらの窓には問題なくご採用いただくことができました。
スクリーンを引き上げた位置でも手が届く窓でしたので今回はプルコードを使用せず、有料オプション(+1,800円)のメタルチューブグリップ仕様で納めました。
すっきりとしたコードレス操作もミニマルタイプと相性が良いのです。
ロールスクリーンの方が生地が薄めで色も淡いですが、仕様の細部までこだわることで大迫力のバーチカルブラインドに寄り添う上質なアクセントとして組み合わせることができました。
以上、本日はクリエーションバウマンのバーチカルブラインド『SPECTRA (スペクトラ)IV』とミニマルタイプのロールスクリーン組合せ事例をご紹介させていただきました。
***ミツワインテリア ショールーム***
ミツワインテリアでは、クリエーションバウマン、ニチベイ、タチカワブラインド、トーソーのバーチカルブラインドを豊富な展示品で取り揃えております。
「コード式」、「バトン式」といった手動製品はもちろん、電動タイプもご用意しておりますので、比較ご検討を希望される場合は是非ご来店ください。
また、製品仕様、サイズ等がおわかりの場合はメールでの事前お見積もりを経て現地おうかがいも可能ですので、併せてご検討ください。
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