本日のブログでは、
「変形間取り部分」の開口部に「ロールスクリーン」を設置して、効果的に、インテリアとしての目隠し、および「空調対策」の補助として、『収納・スペース兼 勉強部屋』の間仕切り対策を実施した納品事例をご紹介させていただきます。
開口部分・収納時。
「セミ オープン」時。
「間仕切り」使用時。
ちなみに、こちらの物件では、「天井と壁を区分する化粧廻縁(まわりぶち)」が設置されておりましたため、ロールスクリーンの設置にあたり、左右併せて4cm厚ほどの廻縁の出隅が邪魔をしておりました。
「障害物」となっていた、「天井廻り縁」。
そのため、今回は上の写真の様に、『取付補助金具』という、ロールスクリーン設置用の「ブラケット金具」を、廻縁の内側の中空部分に据え付けることにより、開口部の壁面と、ロールスクリーンのスクリーン部分の隙間をなるべく少なくする措置を取らせていただきました。
ニチベイのロールスクリーン
「チェーン式」製品構造図。
今回は、『取付補助金具』と「ブラケット金具」を併用して、廻縁の下面に「天付」で設置をしております。
ちなみに、「ロールスクリーン」は、ブラインドやプリーツスクリーンなどの製品と異なり、製品の「ヘッドレール」部分と、「スクリーン」の幅が異なりますが、これは,「ロールスクリーン」の「巻く」という構造上、生じる『巻きズレ防止対策』の、クリアランス・スペースとなります。
「ロールスクリーン」生地の選定。
今回は、『ポポラ』シリーズのなかから、ほんの僅かに「クリーム色」のエッセンスを含む無地の生地をご採用いただきました。
設置後の「間仕切り」ロールスクリーン。
フロア(床)側に関しては、「ロールスクリーン」構造が持つ、『巻きズレ防止対策』に必要なスクリーンの「クリアランス・スペース」が幸いして、床と壁を見切る「幅木」の出幅をに当たらず、スクリーンが通過いたしました。
この様に、「ロールスクリーン」の間仕切りとしてのご採用にあたりましては、設置場所の状況により、ご提案の内容が異なりますので、ご注意が必要です。
『当社・ロールスクリーンの特集ページを見る』
http://www.mitsuwa-i.com/roll&roll.htm
文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/
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