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『ローマンシェード(シングルスタイル)』と、「片開き」レースカーテンのコンパクトな組合せ納品事例。

2014年10月27日

本日のブログでは、『ローマンシェード(シングルスタイル)』と、「片開き」レースカーテンのコンパクトな組合せ納品事例をご紹介させていだきます。

『ローマンシェード』・シングルスタイルの選定。

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新築戸建住宅の「リビング・ダイニング」と「主寝室」に色違いの生地を使った、シングルスタイルの『ローマンシェード』を納めさせていただきました。

ご来店当初のご相談で、ローマンシェード・「ツインスタイル」で全室の窓を統一して製作したいとのご相談をいただき、LDと主寝室については、前幕に上品な光沢のある「ストライプ柄」生地を採用して、後幕のレースは全室、「ナチュラル系の無地」で統一したいとのリクエストをいただきました。

 

「LD」と「主寝室」の前幕生地を選定。

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「LD」と「主寝室」の前幕生地としてご採用いただいた生地・『コラン(FA6735)』は、カラーバリエーションが6色ある、フジエテキスタイルのロングセラー「ストライプ柄」です。
LDには(LA)色、主寝室には(GN)をご採用いただきました。

 

 

『ローマンシェード』・ツインタイルについて。

一般的に『ダブルシェード』とも呼ばれる、ローマンシェードの「ツインスタイル(ワンチェーン式)」は、製品としては高額スペックに属するメカニックであるため、全室の窓で採用いたしますと、お客様のご予算をオーバーする懸念がございました。
そのため今回は、窓枠を覆う「シングルスタイル」のローマンシェードとの組み合わせで、比較的リーズナブルな価格設定でありながら、素材感豊かな無地のレースカーテンを窓枠内に併用いただくスタイルをご提案させていただきました。
ただし、窓が大きい場合や、レース生地に高額なものを選ばれた場合は、むしろ「ヒダ」をとらない(生地の使用量の少ない)ツインシェードの方が安くなる場合もありますので、その様な事例ではご採用されるレースの生地価格に応じて比較した提案をさせていただいております。

ローマンシェード後幕のフラットなレース生地(無地)と比較して、ヒダを2倍ヒダ程度にたっぷり取ったレースカーテンを使用した場合、一年を通しての断熱性(冷暖房効率)や、プライバシーの確保、開閉の自由性、洗濯などメンテナンスの簡易性などの実用性で勝る場合も多いので、価格以外でのメリットも沢山ございます。

 

 

「片開き」レースと相性が良い「カーテンレール」。

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今回、ローマンシェードの内側の窓枠内には、当社オリジナル生地で、リーズナブルな価格設定ながらナチュラルな質感が人気のレースカーテンを「片開き」仕様でご提案させていただきました。
ご採用いただきましたレール色は、TOSOの機能性カーテンレール『ネクスティ』の12配色のカラーバリエーションの中から、窓枠近似色の木目調の「ホワイトグレイン」です。

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そして、「片開き」のレースを窓枠内で自由に左右開閉出来る工夫として、「磁力」で固定と開放が自由にできる、オプションの「サイド・マグネット ランナー」をカーテンレールの両端に採用して、ローマンシェードとの相性の良い、レーススタイルでスッキリと納めさせていただきました(ベランダへの出入りも自由自在です)。

 

『ローマンシェード』の昇降アレンジを楽しむ。

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日中においては、『ローマンシェード』の畳み上げたヒダは、窓辺の装飾的な「上飾り」としてお楽しみいただけます。
今回の事例の様な、メーカー標準仕様である「20cmピッチ」で畳み上げを指定した場合、最大にローマンシェードの幕体を引き上げると、右側の写真の位置まで来ますが、お好みにより「段階的(20cm)」にシェード表現の変化を楽しむことができます。

 

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一日の「時間帯」、「方位」、「天候」「日照条件」などに応じて、各窓を自由にアレンジしていただけます。
ちなみに、ソファ横の「ショーケース」のTOPは「モールディング」装飾で仕上げられていますが、ローマンシェードも窓辺の「上飾り」としての役割を持っています。

 

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「ソファ」後の幕体を深めに降ろすと、日照調整効果だけでなく、格調高い、落ち着いた感じの印象に空間演出をすることもできます。

 

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夜間は、ローマンシェードの前幕を全て下まで降ろし切って、光沢の美しい「ストライプ」の生地をお楽しみいただけます。
最近は、壁装での『アクセントウォール』の壁紙が流行っていますが、窓辺を覆う『ローマンシェード』も同様のイメージ効果が得られることでしょう。

こうして、色違いの生地をご採用いただきました「寝室」と併せて、『ローマンシェード』の魅力を1日を通して感じていただける「LD」の窓辺が出来上がりました。 

 

当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

当社『カーテンレール特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2-2.htm

当社・『フジエテキスタイルの特集ページ』を見る
http://www.mitsuwa-i.com/fujie.htm

 

文責・梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/


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