窓の上部が「傾斜壁」になっている「寝室」窓に、窓枠・正面付で『バーチカルブラインド』をスッキリと納めた事例紹介です。
雨戸のない窓や午前中の陽当たりの良い窓であれば、 「寝室」= 「遮光生地」と連想される方が多いかと思いますが、規則的な生活リズムで起床される「朝型」のお客様などの中には、次第に生地が明るみを帯びる中で自然に目覚めるのが理想的とおっしゃられ、実践されているお客様も多くいらっしゃいます。
眩し過ぎるのは困るが、自然な目覚めにいざなってくれる生地の色については好みが分かれるところでして、単純に分けて以下の2案でご相談をいただく事が多いです。
① 遮光でなくても良いが、家具やインテリアに合わせた配色の生地。
② シンプルな内装と自然に調和する、明る目の生地。
「寝室」に合った明るい生地選びの工夫。
今回は、お客様とのヒアリングの中で、部屋の「内装」と空間の「陰影」に同調する生地にしたいとの結論に至りましたので、「白系」に併せて、陰影との馴染みの良い「ライトグレイ系」の生地をご紹介させていただきました。
今回ご採用になった生地は、TOSO(トーソー)のバーチカルブラインド「デュアル」収録の生地より、陰影の出方が一番緻密で美しいと感じられた『コルトマニッシュ』のライトグレー(TF-4352)です。
「ライトグレー」とはいえ、朝の陽ざしを浴びると、色は淡く「アイボリー」風の印象になり、ホワイトの様に眩しすぎない程よい生地の光り加減になります。
なお、この明る目の生地を「寝室」でご提案するサポート機能として、オプションの「オーバーラップ」タイプをご紹介させていただきました。
「オーバーラップ」タイプというのは、100mm幅のルーバー仕様に対応している製品バリエーションの1つです。
生地の分量を増やし、ルーバーの間隔を狭める事によって、生地同士の重なり幅を通常品の「1cm」から「3cm」に増やすことができます。
これにより、日光の直射を軽減し、ルーバーの重なりによって生じる生地の陰影を豊かにする効果が得られるため、明度が高めの生地であっても眩しさを抑える事ができます。
納品後のオーバーラップの様子です。
キメの細かい生地の特性が活かされて、明るさの中に自然な陰影のグラデーションが生まれました。
3cmのオーバーラップ効果もしっかり発揮され、日光の直射を抑えた遮閉性の良い「寝室」用のバーチカルブラインドにカスタムアップすることが出来ました。
自由な開閉と換気に配慮した、
「両側バトン操作」を併用。
「子供部屋」の窓は主寝室より幅が狭かったのですが、同じ製品仕様で納めています。
窓の中央がFIXで左右から開閉換気をする窓でしたので、製品にもこの条件を満たす機能性を考えました。
オプション仕様の「両側バトン」操作でオーダーすると、フレキシブルな開閉調光を行う事ができます。
日中の調光と換気の連携もご覧のとおり。
中央はFI窓なので、強風であってもブラインドのルーバーは窓ガラスに守られバタバタしません。
網戸を活かした快適な換気も可能です。
以上、本日は窓の上部が「傾斜壁」になっている「寝室」窓での『バーチカルブラインド』納品事例をご紹介させていただきました。
※「遮光」の生地での対応もございますので、「夜型」のお客様もお気軽にご相談ください。
◆『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html
ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/
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