ハニカムスクリーンの「遮光セル」
ご採用にあたっての注意点。
当社では、国内ではニチベイ、トーソー、タチカワブラインド、海外ブランドではハンターダグラス、ルーセントホーム、ノーマンといった主要メーカーから発売されている「ハニカムスクリーン(=ハニカムシェード)」の展示品を、大小30点以上のご用意しています。
ハニカムスクリーンの中で最もポピュラーなセル(=生地)は採光セルで、採光シングルやシースルーと組み合わせたツインタイプは、リビング・ダイニングはもちろん寝室を含めた個室まで広くご採用いただけます。
本日の特集でご案内する内容は、遮光セルについてです。
遮光セルのみを使用するシングルスクリーン使いと、シースルーを組合わせたツインスクリーンについて、それぞれの特徴と注意点を以下にまとめました。
遮光セルの特徴を理解する。
最初にご案内するのは、寝室の窓に遮光のシングルスクリーンと「サイド断熱フレーム」を併用した事例です(※製品はノーマン)。
ハニカムスクリーンの遮光セルは、曇りガラスで夜だけシェードを降ろす様な寝室窓にお勧めですが、更にセル左右からの光漏れを低減させることで、高い断熱性と併せて雨戸を閉めたくらいの遮光性が得られます。
ただし、その場合の注意点として、遮光セルには一番下まで降ろし切った際にセルが若干跳ね上がり易い(※隙間が空く)特性があるため、その傾向を加味してサイドフレームを併用する場合は製品高を通常よりも少し大きめに作と良いでしょう。
続いて、寝室の窓に上部シースルー、下部遮光のツインスクリーンを採用したイメージはこちら。
製品は写真の様に窓枠内に設置する以外に、カーテンボックスに設置して窓を覆う取付け方も可能でしたが、お客様の希望はすっきりと窓枠内にツインスクリーンを設置して部屋を広く使いたいというものでした。
(※写真は西日が強く射し込む時間帯に撮影したものです。)
こちらのお客様はの場合、採光セルよりは遮光性が欲しいけれど、完全に真っ暗にならなくても良いということで上部配置のシースルーをご希望いただきました。
最後にこちらは、上部遮光、下部シースルーのツインスクリーンとした場合のイメージ。
やはり下部シースルーの畳み代からは光が入るのですが、こちらのセル組合せの場合、窓枠内付とせず、窓全体を遮光セルで充分に覆うサイズとして、シースルーの畳み代が窓枠下で納まる様に製作すれば遮光性を向上させることが可能です。
以上が寝室などでハニカムスクリーンの遮光セルを使用する場合の注意点となりますので、ご検討中のお客様におかれましては製品選びの参考とされて下さい。
◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/
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- at 8:47 PM
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