ドレーキップ窓に適した窓周り品として、ノーマンのハニカムスクリーン「スマートフィットタイプ」をご採用いただきました。
こちらのお宅では、各居室に合計13箇所のドレーキップ窓がありましたが、こちらの仕様で無事納めることができました。
「ドレーキップ窓」に適した窓周り品。
ノーマンのハニカムスクリーン「スマートフィットタイプ」
日本の住宅では、窓は横にスライドして開閉する引き違い窓や上下に開閉する上げ下げ窓が一般的ですが、寒さの厳しい北欧の住宅では気密性の高い「ドレーキップ窓(木製)」がポピュラーな存在です。
ドレーキップ窓とは1940年代のドイツで開発された窓で、ドイツ語で「回す」を意味するドレーン(Drehen)と、「傾ける」を意味するキッペン(Kippen)を組合わせた窓の名称です。
窓枠の全周囲に開閉用の金物をめぐらせる構造になっていて、1つのレバーハンドル操作で、窓の掃除やメンテナンスに適した「内開き」と常時換気に適した「内倒し」2つの開閉機能を使い分けることができます。
レバーハンドルを下向きにした状態で窓にしっかりと圧力がかかることで高気密・高断熱の状態を作り上げ、下向きでロックされているレバーハンドルを横にすればサッシが内側に開き、上にすれば内倒しになって換気、通風ができるという高機能窓のドレーキップですが、窓枠の上部あるいは側面に製品が逃げられる十分なスペースがないと、内開き、内倒しという開閉構造が障害となってしまいまうため、た窓周り選びに苦慮する場合があります。
今回ご相談いただいた13箇所の窓は、窓枠上部が天井との境界になっていたり、横方向にも壁や隣り合う接近していたりと窓周り品の選定に悩む状況でした。
透明ガラスと曇りガラスが混在する状況でもありましたが、今回の事例ではノーマンのハニカムスクリーン「スマートフィットタイプ」(25mmセル)を採用することで無事に納めることが出来ました。
断熱性の高いハニカムスクリーンは、設置条件さえ整えばドレーキップ窓用のカーテン、ロールスクリーン、ブラインド選びで悩まれている方にはお勧めの製品です。
「スマートフィットタイプ」については、25mmセルの打合せ展示品もございますので、現地お打ち合せの際に実物をご覧いただくことができます。
「スマートフィットタイプ」は、製品の上下を金物で固定してワイヤーコードで操作するタイプのハニカムスクリーンで、事例の様な正面付だけでなく内付)にも対応します(※要指定)。
標準的なコードレス操作のハニカムスクリーンよりもテンションを掛けたワイヤーを併用するため、昇降操作時の摩擦が強く、重い操作感になりますが、これによりドレーキップ窓での内開き、内倒しにも対応できる安定性が得られます。
こちらは昇降操作のイメージ。
スマートフィットタイプは上下コードレス操作が可能ですので、自由度の高い調光コントロールが可能です。
今回はクリアガラス、曇りガラス共に40配色ある採光セルから、C2503(サンド)をお選びいただきましたが、その他に遮光セル(15配色)のご用意もあります。
不透明ガラスで日中のプライバシー対策が取られている寝室のドレーキップであれば遮光セルをお選びいただいても良いですが、濃色系の採光セルを選ぶことである程度の暗さを得ることができます。
以上、本日はノーマンのハニカムスクリーン「スマートフィットタイプ」(25mmセル)をご採用いただきました事例をご紹介させていただきました。
◆ 当社・『ハニカム シェード(スクリーン)』の特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/honeycomb.html
ミツワインテリア: https://www.mitsuwa-i.com/
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