Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

グリーンを基調としたウッドブラインド。爽やかな主寝室のインテリア。

2013年08月01日

今年は、関東地方も梅雨明けが早く、7月早々から連日の猛暑が続いております。

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そんな暑苦しい夏ですので、本日のブログでは、少し爽やかに、20代の若いご夫婦の新居となる、グリーンを基調としたインテリアで優しく包まれた、3F『主寝室』のインテリア・コーディネート事例をご紹介させていただきます。

 

建築工事中の現地打合せ時の様子。

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新築戸建住宅の3階部分に、「ワンフロア・スタイル」で、ご夫婦の『主寝室』をゆったりとした間取りで造る設計の間取りとなっていました。

さながら、水周りエリアを除いた、「ワンルーム・マンション」の様な贅沢なスペースが確保されていますが、それには設計上の理由がありまして、『切妻屋根(きりづまやね)』の設計に配慮した、3階部分の間取り構成となっています。

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「切妻(きりづま)」とは、本を開いた様な三角形の屋根の形状で知られていますが、必ずしも正三角形ではない変形のものも含まれます。

切妻屋根は、「ロフト」や「屋根裏収納」などの空間を設け易いシンプルな構造ですので、屋根断熱など設計の工夫を駆使して、こちらの物件の様な、広い『主寝室』としての3階建てとすることも可能な様です。

 

竣工後の様子と「ルーム・コーデイネート」。

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切妻屋根で、3階を『主寝室』にする場合は、「屋根の勾配による天井面の圧迫感」を軽減する工夫を駆使することによって、「切妻」を個性的な「ルームデザイン」として魅せる事が必要となります。

この様に、『主寝室』全体を一続きで広く使うこと、 膨張色の白い壁装で、壁と天井を統一して居室の壁装を明るくスッキリさせること、 として、効果的な「照明によるライトアップ」を採用して、居室に光の陰影をつけること、

はとても有効で、この条件が整うと、『主寝室』としてのインテリアコーディネートも、個性豊かに演出することができます。

そして、その最終調整が、ルーム・カラーとしての「色彩計画」となってくるケースが多くなります。

 

『小窓』のインテリアとアクセントカラー。

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主寝室の色彩計画」は、間接照明を挟んで3つ並んでいる『小窓』のインテリアアイテムの選定と、「アクセントカラー」を決める事から始まりました。

 

「グリーン」を好まれるお客様に、カラーバリエーション(標準73色)の豊富な、 ナニック ウッドブラインドの中から、インスピレーションを働かせて、スラットカラー: 『プレーリー(103)』をご選定いただき、この色を主寝室のアクセントカラーの1つとして採用いたしました。

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ご覧の様に、スラットカラー:『プレーリー(103)』は、若々しさと爽やかさを窓辺から運んでくれる素敵なカラーです。

また、こちらのスラット色と、壁装の色に合わせて、木製ブラインドの「部品色はホワイト」をご選定いただきました。

「内付網戸」の付いた窓ですので、窓枠の厚みが十分にとれませんでしたが、突出する「ヘッドレール」の色を内装色に合わせることによって、適度な、ヘッドレールの凹凸感が小窓に立体的なデザイン性を醸し出すことができました。 これは、「ヘッドレールの表面部分」にスラットで使用している無垢板を嵌めこむことができる「ナニック・ウッドブラインド」の魅力的な特徴でもあり、特にカラフルなスラットわ採用された場合には効果的です。

 

『勾配天井』をスタイリッシュに魅せる、
「装飾カーテンレール」の選定。

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壁装の色となじませることと、「装飾カーテンレール」の特徴が、勾配天井の低さの軽減に働きかける様なイメージを考え、放射線上に「装飾キャップ」のシルバーの細かな曲線の彫りが、縦長の部屋に広がっていくようなイメージのある、トーソー『グレイス16』のシングル「Qキャップセット」を裏地付遮光カーテン用のカーテンレールにご採用いただきました。

 

窓の形状を考慮した設置イメージ。

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「レースカーテン」は、『片開き』として、左右どちらの窓からも自由に出入りできる仕様に仕立てました。
窓の中央に繋ぎ目が来ないのも「片開き」の美しさを強調するポイントとなっています。

 

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ご覧の様に、細身の「16mm径」のレールです。
勾配天井と壁面の境界エリアに設置すると、お部屋に与える視覚的効果がリッチになり、高さの低い「掃出し窓」も大きな印象に変えることができます。

 

「掃出窓」が映える、『装飾タッセル』の選定。

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光沢感のある、縦ストライプのグリーンのカーテンに合わせた、「装飾タッセル」のカラーコーディネートの様子です。 窓辺に、ラグジュアリー感が漂い、『主寝室』としてのインテリア性が高まります。
効果的に、勾配天井下の「掃出窓」エリアの印象が変わっていることがおわかりいただけると思います。

 

メインの『カーテン』には「遮光裏地」を併用。

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メインの「カーテン」には、マナトレーディングがリリースしている、カタログ「MANATEX(マナテックス)」VOL.15より、使いやすいロングセラー生地の、『レガータ』の中から6番色(グリーン)をご採用いただきました。

参考までにイメージ写真で採用されている生地は、4番色のブルー系統の生地となります。

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淡いグリーンの遮光2級裏地『ノアール』を併用いただき、「主寝室」用の遮光カーテンとして全体を仕立てております。
ちなみに、「裏地の効用」は、単に遮光性の向上のみにとどまらず、2枚の生地の間に空気層が出来ることによる、「保温」、「遮熱」、「防音」効果の向上も期待できるメリットがございます。

 

 

窓枠内設置のレースカーテンは、
自由な出入りを考慮した「片開き」で。

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「掃出し窓」の窓枠内のレースカーテンは、フジエテキスタイルの波紋状に縦ストライプの広がりを見せる、FA0510『ハープ』をご採用いただきました。
生地の名称にもある様に、楽器の竪琴(ハープ)を思わせるゆったりとした動きのある人気のレースカーテンです。

 

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窓枠内に収納しながらも、壁面との馴染みも良く、メインのカーテンを柔らかみを持って引き立ててくれています。

 

コーディネートされた『寝室』の完成。

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先にも述べました、「掃出窓」の出入りの自由性のある、『片開き』仕立ての「レースカーテン」が窓枠内に収まることによって、カーテン全体の出幅が少なくなります。

勾配天井の境界の窓辺をスッキリとまとめ、視覚的に広々とした、多様なグリーンに包まれた、爽やかな『主寝室』が出来上がりました。

 

当社・『オーダーカーテン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

ナニック ウッドブラインド」の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/newpage13.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/


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