新築マンション・ご入居前の「リビング・ダイニング」に、爽やかな「リゾート」風をイメージしたフロントレース・スタイルの窓装飾をご提案させていただきました。
「フロントレース」スタイル
色柄のコーディネート。
「フロントレース」スタイルの前幕としてお選びいただいたのは、フジエテキスタイルの『グラスガーデン(FA1641)』。
繊細なブライト分繊糸を使用した不透明生地のベースに、バーンナウトプリントと呼ばれる特殊技法でステンドグラスのような透明感あるカラーの木々をデザインに表出させた個性的なシアーです。
バーンナウト技法による透過表現には通常の5~10倍の染料を要すると言われており、グラスガーデンの場合それを何色も使っている点がこの生地の特徴となっていますが、ベースとなる生地にも工夫があって、ガラスの様な透明感を生み出す艶のある極細糸を透過させる生地の部分にだけ織りこむ工夫がされている逸品です。
(※機能性を兼ね備えたポリエステル繊維で着色バーンナウトの技法で生産できる織元は世界で1社しかありません。)
グラスガーデンの色展開は、色鮮やかでエレガントなモーヴ配色(MV)とモダンなグレー配色(GY)がありますが、今回はモーブのメインカラーに、淡色のグリーン、レッド、グレーを組み合わせた(MV)色をご採用いただきました。
『グラスガーデン』の後幕に組み合わせているのは、フジエテキスタイルのロングセラーの無地として知られる『ヤム(FA2470)』です。
19配色ある個性的なカラー展開は、カーテンはもちろん、クッションなどの小物まで、様々なコーディネートをお楽しみいただけます。
今回、ご採用いただいたカラーは、瑞々しく明るい黄緑が好評の(YG)色です。
YG色は、窓辺の「インテリアグリーン」として観葉植物の様な視覚効果を得られる、他社にない独特な発色が魅力のカラーのため、フジエテキスタイルのレース以外のシースルーとの組み合わせで採用されることも多い色番です。
現地コーディネート。
現地お打合せ時には縫製サンプルとコーディネートアクセサリーをお持ちして、窓辺や内装材との相性を確認していただきました。
「フロントレース」スタイルのコーディネートでは、透明感のある装飾タッセルをアクセントにご採用いただくことも多いです。
フジエテキスタイルでは、装飾タッセルのことを「タイバック」と呼んでアイテム展開しており、今回ご採用いただいたのは、透明なガラスボールと光沢のある房との調和が美しいWDTB23-PUのパープル色です。
レースをメインに使用している状態では、後に控えているタイバックですが、レースを左右に寄せて、後幕と組み合わせた窓表現をする時は、透明感あるレースを上質なジュエリー調にまとめあげる印象が得られます。
納品後の様子。
「フロントレース」スタイル、納品後の様子です。
『グラスガーデン』の構成色には、淡いグリーンも含まれているため、メイン色のモーブがアクセント色の役割に回っています。
爽やかでありながら適度な暖かみも感じられるナチュラルな窓辺が出来上がりました。
調湿効果のある「エコカラット」が貼られたアクセントウォール側には、TVが配置されるとのことで、後幕を程よく引いてみました。
天候や時間帯により、モニター側に差し込む陽射しを抑制したいときは、お気に入りのグリーンの分量を増やしてこの様にして使います。
こちらは、「タイバック」で束ねずに、観葉植物(インテリア・グリーン)をイメージさせたコーディネートの様子。
撮影を忘れてしまいましたが、日中に隠れている「タイバック」が、夜間は前幕のレースをまとめるダブル使いをお楽しみいただけます。
ちなみに、シースルーの柄が重なり合うレースの裾折り返しは、縫製サンプルとイメージを変えて、幅3cmの「ショートヘム」仕立ての、すっきりとした足元で納めています。
以上、本日は、フジエテキスタイルの人気生地を使用した「フロントレース・スタイル」の窓装飾・提案事例をご紹介させていただきました。
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- at 7:04 PM
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