本日のブログでは、
新築マンションご入居前に納品をさせていただきました、幅4mのLD「掃出窓」における、個性的なパターンを採用したオーダーカーテン納品事例をご紹介させていただきます。
今回ご採用いただきました生地は、LDのレース以外は「川島織物セルコン」のファブリックをご採用いただきました。
以前、当社で納品させていただきましたお客様宅のカーテンがやはり川島織物セルコンのもので、その織物生地の質感を大変気に入られて、我が家でもと思われたとのことです。
当社ご来店の前に、川島織物セルコン・「東京ショールーム(江東区豊洲)」にご来場いただき、ショールームスタッフの対応のもと希望の生地を絞られていただいておりましたので、最終的な取りまとめがスムースに進行できました。
LD窓のファブリックご紹介。
選定生地: FF6589・『キルクルス』のファブリックイメージです。
『キルクルス(circulus)』 とはラテン語で、「円,輪,ゾーン,フープ,ベルト」と訳され、「小さな輪」とも呼ばれることもある様です。
『組紐紋様』デザインの「カーテン」。
また、「小さな輪」の連続で今構成されるこのファブリックのパターンは、『アラベスク柄』と呼ばれる、イスラム文化圏の中で発展した抽象的で無限の広がりを持つ平面 的で個性的な装飾文様を意識して描かれています。
ちなみに「アラベスク」という呼び名は、多種多様なものの総称としてヨーロッパ人が名づけたとのことで、その代表的な4種類の紋様として、「幾何学文様」、「植物文様」、「組紐文様」、「文字文様」が挙げられます。
こちらの『キルクルス』のパターンは、「組紐文様」の一種と言えます。
コーディネート・レースも、
連続的な『ループ柄』コーディネート。
カーテンのパターンは、『組紐文様』の細かいループ柄が、横幅のある「掃出窓」の縦横ともに連続的に広がりを持たせたものでしたが、コーディネートのレース生地には、 「連続するするループ」が広がるイメージを縦方向に伸長させるイメージの縦柄で描かれた、「トルコ製」の透明感のある「刺繍レース」をご採用いただきました。
「モダン&シック」のウィンドゥ・イメージ
こちらは、納品後のカーテンとレースのコーディネートイメージです。
外が明るい日中のため、カーテンのパターンは控えめに写っていますが、非常にまとまりの良いコーディネートとなり、お客様にもご満足をいただきました。
アラベスクの特徴は、徹底した平面 性と2次元性にあります。立体感を消去して平面で展開する図面の中に線と形と色の抽象的な調和を求めるものです。
イスラム建築様式の中では、この文様が建物内の隅々まで広がり覆い尽くすと言われており、その装飾の豊かさが建築様式の特徴と魅力になっています。
こうして、モダンなインテリアの内装にも優しい色使いで、ファブリックが馴染む素敵な窓辺が出来上がりました。
お引っ越し後に入る家具を素敵に引き立ててくれることと思います。
当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/
- カーテン(国内ブランド)
- Trackback(0)
- 個性的な『組紐紋様』デザインの「カーテン」と「レース」による、LDのウィンドゥ・コーディネート事例。 はコメントを受け付けていません
- at 1:25 PM
- posted by 管理者