本日のブログでは、『二世帯住宅』における「ご両親世帯」・「LD & 寝室」でのオーダーカーテン納品事例をご紹介させていただきます。
「引き戸」で区分された 『LD』と『主寝室』窓。
「柄物」と「無地」のファブリックに統一感を。
1Fの「LD」と隣接する「寝室」側は、開放的に使用することが多いとのことでしたので、空間としての広がりを持たせるため、居室別に異なる「カーテン」をご採用いただきながらも、統一感も感じられるスタイルアレンジをご提案させていただきました。
今回の場合、共通仕様でご採用いただいた窓装飾品は、「レースカーテン」と「カーテンレール」で、カーテンは別の生地をお選びいただいています。
LD・『カーテン』生地のご選定。
採用生地 (カーテン)
メーカー:フジエテキスタイル
カタログ:『STORY 』
生地品番:FA6805・『ラトバリタ』
カラーバリエーション: 全5色
生地幅:138cm
生地組成:ポリエステル 100%(ウォッシャブル)
柄リピート:タテ:45.2cm、ヨコ:34cm
生地価格:5,300円/m(3,850円/m2)・税別
今回、LDでご採用をいただいた生地は、当社にも、(MV),(NL),(SB)の縫製サンプル(3アイテム)のご用意がある、フジエテキスタイルのカタログ「STORY 2」に収録されている、人気生地、FA6805・『ラトバリタ』です。
丈:240cmの長尺縫製サンプルを店内と、採寸時に現地でご覧いただき、ご採用いただきました。
FA6805・『ラトバリタ』は、「シャンタン(シルク調)」ベースの生地に、ナチュラルで優しいフラワーデザインがセンス良く織で表現された、上品な印象の厚地のファブリックです。
『装飾タッセル』のコーディネート。
店内では、コーディネート用の「装飾タッセル」を、様々なテイストのカーテンやレースとのスタイリングをに対応できる様、150点以上ご用意しております。
フジエテキスタイルの「タイバック(装飾タッセル)」に人気アイテムを中心に豊富にご用意しておりますので、カーテン生地に合わせて相性の良い一品をお選びいただきました。
コーディネートさせていただきました、「タイバック(WBTB23・PU)」納品後の様子です。
カーテンの優しい色を、色調を強めたアクセントで引き締め、素敵な日中の窓辺を演出することが出来ました。
『LD』・「掃出し窓」での納品の様子。
1Fの庭に通じている、「LD」の窓は、バリアフリーの「掃出窓」です。
「神棚」を挟んで、左右に2つの窓が配置されておりましたので、「神棚」の視覚的演出も考慮して、カーテンレールの高さや配置を決めました。
「神棚」の左側の窓は、左側面が壁での小ぶりな腰高窓でしたので、敢えて「両開き」とせず、「片開き」で紙棚側にスッキリとした印象を持たせることになりました。
『寝室』の各窓は、「配置」や「方位」の
使い勝手を考慮したスタイルで演出。
「LD」側から見える、「寝室」は、引き戸を開放すると、LDから続く空間に連続性ず得られるレイアウトになっていました。
寝室は、右側の「腰高窓」が西日の強い窓となっていました。
寝室・『カーテン』生地のご選定。
採用生地 (カーテン)
メーカー:フジエテキスタイル
カタログ:『STORY 』
生地品番:FA2140・『サバイ』
カラーバリエーション: 全18色
生地幅:150cm
生地組成:ポリエステル 100%(ウォッシャブル)
柄リピート:なし
生地価格:3,000円/m(2,000円/m2)・税別
「寝室」でご採用をいただきました生地は、LDと同じく、フジエテキスタイルのカタログ「STORY 2」に収録されている、ロングセラー生地より、FA2140・『サバイ』をご採用いただきました。
当社にも縫製品(2色アイテム)とカラーチャート・サンプルをご用意しておりますが、『サバイ』は、カラーバリエーション・全18色の展開を持つ、他のファブリックと合わせ易い、『シャンタン(シルク調)』生地で、クッションなど、小物のコーディネートにも良く使われます。
『機能性カーテンレール』のもつ魅力的な特徴。
今回、ご採用をいただきました「カーテンレール」は、機能性だけでなく、「木目調&メタル」の装飾性を併せ持つ、タチカワブラインドの『ファンティア』・サイドカバー(ダブルセット)です。
木目色には、格調高いインテリア表現も可能な、「木目ダーク」色をご採用いただきました。
フロアの色との相性も良く、落ち着いた雰囲気を表現することが出来ました。
『リターン機能』を効果的に活用できる、スタイル・アレンジ。
『ファンティア』・サイドカバー(ダブルセット)の場合、前幕の両サイドを覆える寸法でカーテンをオーダーしておけば、カーテンレールの持つ「リターン機能」により、必要に応じて、横からの「遮光」、「遮熱」、「断熱」対策を強化することもできます。
カーテンのリターン寸法の加算は、採用されるカーテンレールの仕様に応じて決めますが、カーテンの製作幅を、リターン分を足した「Aフック(天付)」使いで大き目に作ることにより、リターンを使用したり使用しなかったりと、フレキシブルにご活用いただくことも可能です(大は小を兼ねる)。
この併用法は、柄のない無地のカーテンでは比較的お勧めですが、柄物のカーテンの場合は、リターンを使用しない時の印象が窮屈になることもありますので、選ばれるカーテン生地の特性を踏まえてご提案をさせていただいております。
また、リターン分の幅を増やすことによってカーテンそのものの「価格帯」が変わる場合も多いですので、リターンの活用頻度によって採用の可否を決められると良いでしょう。
『西日』の強い窓側の納品の様子です。
『リターン機能』を活かした、フォーメーションパターンです。
今回のリターンは、ヒダ数を左右1つずつ増やす仕様でカーテンの幅寸法を加算させていますので、カーテンレールに予備「ランナー」を1つ入れておけば、取付フックの引掛けるランナーを変えるだけで、窓の側面も覆うことも覆わない付け方もできます。
ちなみに、ご両親のお部屋には「電動シヤッター」が配備されていました。
2世帯住宅の設計には、この様な仕様も多いかと思われます。
「寝室」正面の窓は、開口の大きな窓でも、適度な意匠性を持つ「機能性カーテンレール」をご採用いただくことにより、「壁際」や「エアコン」との干渉も解決しながら、すっきりと窓辺を演出することが出来ました。
開口の大きな窓でしたので、コーナー壁の下に「コンセント」が無ければ、フロアまでファブリックで大きく包むスタイルも可能でしたが、今回は、コンセントの使いやすさを重視した寸法で納品させていただきました。
カーテンの幅や丈を決める際は、窓だけでなく部屋の構造を理解することも大切です。
以上、本日は、「ご両親」がお住まいになる、『二世帯住宅』における、1F・「LD & 寝室」でのオーダーカーテン・スタイル納品事例をご紹介させていただきました。
◆ 当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm
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http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html
◆ 当社・『カーテンレール特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2-2.htm
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