マンション・リフォームの最後を飾る窓周りのコーディネートに、川島織物セルコンのブランド・『Sumiko Honda(スミコ・ホンダ)』シリーズの『ディリット』をご採用いただきました。
『Sumiko Honda(スミコ・ホンダ)』のファブリック。
『スミコ・ホンダ(Sumiko Honda)』は、川島織物セルコンが展開するファブリックの最上級のインハウスブランドです。
その作品は一貫して、「オリジナリティにこだわり、新しくて強いものを創る」を開発テーマとして、生活者の日常に希望と安らぎを与える布づくりを目指し、季節の移ろいや陰影、川や空気の流れをその中に表現しています。
実生活の中に存在し、暮らしに彩りを添えて愛されることを願う布づくりには、日本人の感性が産み出す自然観があふれ、伝統的な織技術に現代的な感覚を融合させたファブリックスとして、これまでも多くの芸術的な作品が発表されています。
作品解説: 『ディリット(diritto)』について。
今回のご採用生地は、『スミコ・ホンダ(SUMIKO HONDA)』、2014年コレクションの代表作、『ディリット』より、色番:SH2938。
『ディリット』は4色のカラーバリエーションからなりますが、特に今回ご採用のSH2938は、アマリリスの赤とベースカラーとの調和が見事で、過去の新作発表会では、Sumiko Hondaの人気ファブリック「ベスト4」の1つとして紹介されていました。
こちらは、当社展示品の参考イメージで、の縫製サンプルはH240cmの長丈でご用意しております。
『ディリット』は、伸びやかで凛としたアマリリスの花を、シルクのようにしなやかさと複雑な刺繍調の織組織で仕上げた、ふくよかで豊かな存在感を放つ一フアブリック。
花びらの厚みさえ感じさせてくれる独特な、茎が幾重にも重なった地文様は、やわらかな風通織と、「 タテの極細糸」と、「光沢のあるヨコ糸」の交織により表現されています。
納品時には、家具も入り、イメージ通りの調和の取れたコーディネートで納まりました。
※参考事例としての『機能性』対策。
『西日対策』にロールスクリーンを配備。
なお、今回の掛け替え事例での、もう1つのご要望として、西側の2つの大小の窓での『西日対策』がありました(こちらの写真は対策後のものです)。
マンションの上層階に位置するこちらのお部屋の窓は、日中の眺望が素晴らしく、広陵な富士も臨める魅力がある一方、午後の西日が非常に強く、特に冬場の西日が強いとの事でした。
「遮熱対策」は、窓のフレーム枠の中に納まる、目立たないものを付けることとたいとのご要望におこたえして、製品色をフレームの「保護色」として馴染むロールスクリーンをお勧めすることになりました。
写真は出窓内での提案の様子ですが、ロールスクリーンの設置に伴い「交差レールの位置を4cm程度前方に移設して対策を実施しています。
サッシのフレーム枠のカラーに馴染みの良いカラーをご採用いただき、チェーン式操作の部品色は、ダークブラウンでまとめましたので、レース越に見るとロールスクリーンの気配が感じられない納まりとなりました。
こちらは、「ロールスクリーン」を完全に引き降ろした時の様子。
午後の陽射しの強い時間帯でもスクリーンの昇降の割合をお好みで調整していただきながら、効果的な『西日対策』を講じる事ができます。
実際は、ベランダのフェンスがありますので、『西日対策』の際はスクリーンを全閉にしなくても良く、フェンスの高さまで降ろせば良いのですが、遮熱や保温といった『断熱対策』の際に、この様にご使用いただければ「冷暖房効率」の向上にも結び付きます。
「カーテン」を閉めると、選ぶ生地にもよりますが、「カーテン裏地」の様な役割も期待できます。
お気に入りのファブリックに、窓の方位を考慮に入れた機能性を加えることにより、更なる使い心地を堪能いただく事ができます。
◆ 当社・『川島織物セルコンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/kawashima.htm
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/
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