本日のブログでは、
築20年を経過した「輸入住宅」の窓辺に、『ブルー・ストライプ』をベースとした、「コットン(綿100%)」のプリント生地でリニューアルさせていただきました納品事例をご紹介させていただきます。
「リビング」エリア 「英国製」ストライプ生地
窓の方位によって、「陽射し」の強い窓がありましたので、そちらの窓には、前幕を保護する、非遮光の「裏地」を付けて、前幕生地の劣化と綿プリントの褪色防止の対策を講じた納品をさせていただきました。
ご覧の写真は、吹抜「リビング」の納品の様子です。 右側の日射しの強い窓の方は、従来掛けられていた生地の劣化が進んでいましたので、「カーテン」と「ローマンシェード」それぞれに『裏地』を付けています。
「玄関ホール」・「階段」エリア
「リビング・ダイニング」にご採用いただいた、すっきりとした「ブルー・ストライプ」の英国製プリント生地に合わせて、『玄関ホール』と『階段』の窓には、プロバンス風の「イエロー・ベース」に「ブルー系のストライプ柄」が合わせられた、当社オリジナル品(日本製)のコットン・プリント生地にやはり裏地をつけて納品させていただきました。
「綿」や「麻」のプリント素材に関しましては、日射しの強い窓では、なるべく「裏地」の併用をお勧めさせていただいております。
『LD』用ファブリックの選定
今回、メインとなる「リビング・ダイニング」のカーテンとローマンシェード用の生地にご採用いただきましたのは、 英国・『CLARK&CLARK』社 の取扱いカタログの中の「ストライプ・コレクション」のブックに収録されているファブリックです。
こちらは、縫製展示品もございましたので、実際のお打合せ時に持参した他の間候補生地と比較していただき最終的な決定ととなりました。
「吹抜・採光窓」のローマンシェード
リビング・エリア「吹抜け」窓のローマンシェードの納品後の様子です。 高所窓に設置いたしましたので、昇降チェーンは下から操作できる長さに指定して製作いたしました。
「フロア側窓」のスタイリング
「リビング・ダイニング」側のコンビネーション納品後の様子です。 「小窓」はストライプのパターンをアクセントとして見せる『ローマンシェード』スタイルで仕立てました。 そして、2連の「腰高窓」と「掃出窓」は、ヒダをたっぷり取ったプリーツ・カーテンで、縦ストライプの間隔が密になる、トラッド感の強い落ち着いた雰囲気に仕立てました。
『玄関・階段』用ファブリックの選定
リビング・ダイニングでご採用いただいた、英国・『CLARK&CLARK』社の、ブルー&ストライプ生地で、大きな空間をスッキリと纏め上げることができましたので、「玄関ホール」・「階段」の小窓は、デザインの統一性を考慮しながらも、ベースカラーに鮮やかな「イエロー」を採り入れて、小さな開口部に「華」を持たせることにしました。
「玄関ドア」の採光窓は陽射しが強く、程よい日照調整をされたいというご要望をいただきましたので、『プロヴァンス』テイストの色柄が美しい、小ぶりの「裏地付カーテン」を片開き仕様で新設しました。
玄関ホール横の「小窓」は、窓枠をフレーム仕立てにした「絵画調」で、プリントのパターンを楽しめる『ローマンシェード』仕立てで納めました。
階段の「途中窓」も、自然の採光と調和する、イエローベースのプリント生地で、明るく華やかな雰囲気を醸し出しました。
以上、本日は、『コットン(綿100%)』プリント生地でコーディネートした、「輸入住宅」における、窓辺の模様替えの様子を、ご紹介させていただきました。
当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html
当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm
当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html
文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/
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