マンションのリフォームにより、「白い内装」に生まれ変わった和室。
フロアの貼り替え、和室のカーテンボックス新設と併せて、障子の桟を含めた和室側の木部を白く塗装することにより、「控えめな和」の名残の中に、「シックな洋」を感じさせる清楚なインテリアに変わりました。
今回、リフォームを終えられたお客様からいただいたご相談は、LD・出窓の「ローマンシェード」の幕体交換と、横方向に並ぶ、和室窓の「ローマンシェード」新調です。
2つの窓をお揃いのローマンシェードで仕立てることにより、リニューアル後のシンボルとなる演出をさりげなく加えたいとの事でした。
『ピュアモリス』より
「STRAWBERRY THIEF」を採用
ご来店の際に、お客様のイメージは概ね決まっていて、ご夫婦の第一候補として考えている『ピュアモリス』収録の生地を使って、「ウィリアム・モリス」の作品を現代的な色表現で楽しみたいというものでした。
『PURE MORRIS』は、2016年夏、英国のウィリアム モリスより、世界に向けてリリースされた、生地コレクション「PURE FABRICS」と、壁紙コレクション「PURE WALLPAPERS」からなるコレクションブックです。
ウィリアム・モリスが「インテリアデザイナー」として、自然との調和を大切にした部屋づくりに専心した魅力を、色数を抑えたシンプルな視点から新たに表現したコレクションとなっており、「ニュートラルカラー(無彩色)」や、「オフニュートラルカラー(淡色のアースカラーを交えてくすませた色表現)」として再構築させた世界観は、「現代的なシック&モダン」の生活スタイルへの調和を意識した作品構成となっています。
今回ご採用となった生地は、当社で縫製サンプルもご用意している、『PURE STRAWBERRY THIEF(生地色番:226060) 』。
きめの細かい多色プリント(綿100%)の『イチゴドロボウ』と比べて、単色(麻100%)の『PURE STRAWBERRY THIEF』は、ざっくりとした風合いが特徴で、独特なビンテージ感も感じられる厚手のシアー(レース)です。
色表記「DOVE」は、「dove gray(ダブグレー=, ハトの羽の色)」の様なニュアンスをもった色調です。
参考までに、色違いのもう一色(生地色番:226061)には、 色表記「FLAX(亜麻色)」のグレージュ色があります。
「シック&モダン」の窓辺
お気に入りの朝の陽射しに透かせて。
「早朝の日差しで透けたピュアモリスの柄が今一番のお気に入りです。」と、ご主人さまから後日メッセージをいただきました。
「麻」特有の素材感に溶け込むように『PURE STRAWBERRY THIEF』のプリント柄が透けて見えます。
LDの「出窓」も和室と統一感を楽しめる様に、フロアまでの長さで仕立てました。
出窓は、ボイルレースを後幕に、和室側は障子を通して入り込む柔らかなダブル・シアーの窓辺。
夜間は、『PURE STRAWBERRY THIEF』のプリント柄をシンプルに楽しめる窓辺になりました。
以上、本日は『ピュアモリス』の持つ魅力をローマンシェードで表現した納品事例をご紹介させていただきました。
◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm
◆ 当社・『輸入カーテンの特集ページ』 を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html
ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/
- カーテン(輸入ブランド)
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