Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: ローマン・シェード

「注文戸建住宅」リフォーム時における、『 変形施工カーペット 』の張替え事例。

2013年05月18日

リビング・「円形堀型デザイン」エリアの、
「カーペット」の張り替え工事事例。

f-2013.5.17.15

f-2013.5.17.14

昨日のレポート:『バーチカルブラインド』納品事例ブログ。
https://mitsuwa-i.com/blog/?p=4882

でご紹介いたしました、世田谷区 上野毛の、「注文戸建住宅」・内装リフォーム施工の際には、その他にも、玄関、廊下、階段、主寝室、そして本日ご紹介をさせていただきます、 新築当初に、特殊な 『変形施工』で納められていたカーペットの張替え工事をご依頼いただきました。

 

ご採用いただいたカーペット。

f-2013.5.17.16

今回のリフォームでは、総合的な製品のクォリティで定評のある、『スミノエ織物』のカタログ・コレクションの中から、 味わいのある全12配色展開の「カット・ウール」カーペット、『ホームマーシャルTF』をご採用いただきました。

 

f-2013.5.17.10

f-2013.5.17.11

円形の堀型デザイン」でのカーペット施工は、ご覧のとおり、堀に見切り縁がないため、カーペットを堀の内側に少し巻き込み、非常に難易度の高いジョイントを含めた仕上げで納めています。

 

f-2013.5.17.13

今回の施工で、カーペットは 「玄関」・「寝室」 も含めて同一カラーで仕上げさせていただきました。

 

 『ローマンシェード』もリニューアル。

f-2013.5.17.19

f-2013.5.17.20

カーペットのリフォームに併せて、ベランダに通じる、2Fの 「主寝室」 の窓辺には、チェーン操作式の『ローマンシェード(プレーン)』の、色番:FD50058をコーディネート納品させていただきました。

 

以上、本日は「2種類のフロア表現」 と 「窓周り品」 をご採用いただきました、モダンスタイル のインテリアリフォームの事例をご紹介させていただきました。

 

◆当社・『カーペットの張替リフォーム事例』特集ページ。
https://www.mitsuwa-i.com/carpet-2.htm

◆当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/roman.html

◆当社・『バーチカル(縦型)ブラインド』特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/ver&ver.html

 

ミツワインテリア:
https://www.mitsuwa-i.com/

サイレントグリスの「バルーンシェード(オームギアタイプ)」納品事例。

2013年04月23日

f-2013.4.24.8

「掃出窓」のカーテン・レースの掛け替えに合わせて、傾斜天井側の「縦長窓」に、製作サイズ・W168cm x H350cm の、『バルーンシェード』を納品させていただいた事例紹介です。

 

f-2013.4.24.11

窓枠内の内寸はW169cm×H300cmで、掛け替え前は、長さ(H)300cmのレースカーテンが設置されていました。

今回は、お客様のご要望により、 『バルーンシェード』にリニューアルすることになったのですが、現在、国内メーカーで扱う「ローマンシェード」の昇降メカニックの最大対応製作高は、H300cmまでとなってしまいます。

 

f-2013.4.24.10

通常仕様の「長方形」のローマンシェードであれば、ギリギリ製作可能でありましたが、 『バルーンシェード』の場合は、H300cmで製作してしまうと、スワッグが完全にリリースされてしまい問題となりますす。なぜならH300cmで製作してしまうと、通常のレースカーテンを降ろした様なスタイルになってしまうからです。

そのため今回の納品事例では、H300cm以上の丈にも対応する、スイス製・『サイレントグリス』社の「オームギアタイプ」というメカニックを採用して、更に50cmほど幕体の長さを伸ばした、H350cmの『バルーンシェード』を製作するひとになりました。

この様に、丈を長く作ることで、窓辺に加工した際に、バルーンシェード特有の、優美なスワッグが出るスタイルでお作りすることになりました。

 

 

『サイレントグリス』社の「オームギアタイプ」

f-2013.4.24.17

今回採用した、サイレントグリス社の特殊昇降操作メカの仕様は、RS2120・『オームギアタイプ』・バルーンボックススタイルというもので、主に商業施設などの様な特殊な窓で採用される、高さ6Mまで対応可能な昇降機構です。

 

「バルーンシェード」用・生地の選定。

f-2013.4.24.12

f-2013.4.24.16

こちらは今回、「バルーンシェード」の幕体に採用した、フジエテキスタイル・FA1310 『ロゼ』の生地イメージです。

 

f-2013.4.24.15

 

f-2013.4.24.14

上のイメージ写真は、FA1310 『ロゼ』のベージュ(BE)色を採用したものですが、今回の納品事例では、「掃出窓」のカーテンに合わせたレースにはベージュ(BE)色を採用し、『バルーンシェード』単独の窓では、ホワイト(WH)色をご採用して、微妙なニュアンスの違いを演出いたしました。

 

 共布・「フリル」付で製作。

f-2013.4.24.9

今回の、『バルーンシェード』の製作では、窓辺の豪華さをだすために、裾の仕上げに「共布フリル」を付けたスタイリングで納品させていただきました。

 

以上、本日は、スイス製サイレントグリス社の特殊昇降操作メカを使用した、『バルーンシェード』の納品事例をご紹介させていただきました。

 

当社・『バルーンシェードの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/baloon-1.html

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

『ローマンシェード(シャープ スタイル)』の、 窓規格を考慮した個別納品事例。

2013年04月06日

本日のブログでは、

f-2013.4.5.13

戸建住宅の2階の「リビング・ダイニング」の窓に、『ローマンシェード(シャープスタイル)』・(別名:シャープシェード)を納品させていただきました事例のご紹介をさせていただきます。

 

「窓枠内」に設置した、レースの『シャープシェード』。

f-2013.4.5.5

納品先ではご覧の形状の「腰高窓」が連続してレイアウトされておりました。
写真の様子は、それぞれの窓枠内に「レース生地」のローマンシェードを設置した段階の様子です。

今回は、お客様のご要望により、『ローマンシェード』で窓辺をスタイリッシュ・モダンに演出したいとのご要望をいただきましたので、「シャープスタイル」のローマンシェードを、窓の形状と特徴に合わせて、レース及び厚手を個別に設置いたしました。

 

『シャープシェード』の特徴と構造について。

f-2013.4.5.16

f-2013.4.5.17

上のイメージ画像及び構造図では、様々な窓辺に対応した『ローマンシェード(シャープスタイル)』の「シングルスタイル」と「ダブル(ツイン)スタイル」のラインナップをご案内しております。
『ローマンシェード(シャープスタイル)』は、別称「シェイパー スタイル」とか、単純に『シャープシェード』などという言葉で呼ばれるのが一般的です。

 

『前幕』生地の選定。

f-2013.4.5.15

次に、前幕の『シャープシェード』についてですが、標準的な「腰高窓」と「3連小窓」は、同じスタイルの「シャープシェード」で窓枠を覆うように設置いたしました。
今回、ご選定いただきました生地は、フジエテキスタイルの人気生地である、FA6530『ユニゾン(全8配色)』の中から、淡いグリーンの(YG)色をご選定いただきました。

FA6530『ユニゾン』の当社納品事例特集を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/fujie-30.html

f-2013.4.5.5

ところで、昇降型操作の「ローマンシェード」の場合、一般的なカーテンレールに掛けたカーテン、レースの開閉操作が「左右」操作であるのに対して、「上下」方向の昇降操作となるため、幕体を引き上げた際の、上部の「畳み代(しろ)」が約25cm前後生じます。

シースルー系のレースであれば、窓枠内に設置しても、自然光の透過があり窓上部の圧迫感が少ないですが、「ローマンシェード」の場合は、『畳み代』を考慮して、窓枠上方に少なくても10cm程度、可能であれば15cm~20cm程度の位置(要設置下地確認)に「ローマンシェード」のトップを設置すると、窓枠情報に納められるか、あるいは窓枠内の「サッシ」の部分を覆い、ガラス面の眺望を確保するような設置形態に納まりますので、窓の形状、大小の差によってその配分は異なりますが、上記の「含み寸法」をご理解いただきながらお打ち合わせをさせていただいております。

 

個別に設置した『シャープシェード』の設置イメージ。

f-2013.4.5.8

今回は、前幕の圧迫感を軽減する様に、高めの位置に「シャープシェード」を設置いたしました。
日中は「3連小窓」+ 「上飾り」風に畳まれた前幕を任意の高さに調整してインテリアをお楽しみいただけます。

 

f-2013.4.5.12

『シャープシェード』の裏舞台です。 畳み上げた時に生じるウェーブの位置の生地の裏側に、樹脂製の「シェーバー」を挿入する袋が縫い込まれており、お洗濯の際には、シェーバを取外すことが出来ます。
このシェーバーの挿入により、「ローマンシェード」のプレーンスタイルと異なり、「カチッ」と規則正し い畳み代の納まりが得られ、これがこのスタイルの特徴となっています。

 

f-2013.4.5.11

また、無地調の生地を選ばれた場合は、シェーバーの横段が、程よいメリハリをもたらす視覚的効果もあり、好んで採用される場合があります。

本日は、『ローマンシェード(プレーンスタイル)』と並んで人気のある、『ローマンシェード(シャープスタイル)』についてご案内をさせていただきました。

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

最新のメカニックである、『プレーンシェード(ツイン スタイル・ワンチェーン式)』 納品事例。

2013年03月11日

本日のブログでは、
『ローマンシェード(プレーン)』の「ツイン・スタイル(ワンチェーン タイプ)の納品事例を、「昇降操作」方式の進化の解説と併せてご紹介させていただきます。

2013.3.11.17

「ツイン スタイル」の「ローマンシェード」とは、1つの操作メカニックの『ローマンシェード』機構、前後の幕体に、「前幕」と「後幕」を任意の順序でコンビネーションさせて使用するスタイルで、別名「ダブル タイプ」や「ダブル・シェード」とも言われています。

 

『コード式』の「ローマンシェード」

2013.3.11.25

『ローマンシェード』の「ツイン」タイプは、10年ほど前までは、紹介画像のメカニックでご覧いただける、「コード式」操作タイプの仕様が一般的で、後図でご覧いただく、「チェーン」操作仕様の『ドラム式』はシングル操作のみの存在でした。

「コード式」の『ローマンシェード』は、小窓や設置スペースの厚みが狭い特殊窓などでは、コード式の持つコンパクトなメカニック機能が現在でも活躍していますが、「ローマンシェード」の普及と、近年の住宅事情における窓の大型化に伴い、大型・重量操作に不向きな「コード式」のツインタイプに変わって、まず第1弾として、前幕用と後幕様の2つのチェーンが付属されている「ツイン・チェーン仕様」の『ドラム式・ローマンシェード』が開発されるようになりました。

 

『チェーン(ドラム)式・ローマンシェード』の登場。

2013.3.11.27

この「ツイン・スタイル」の『チェーン(ドラム)式・ローマンシェード』のリリースにより、『ローマンシェード』の採用シーンが格段に増加してまいりました。

2013.3.11.24

そして、約3年ほど前から、インテリア市場に新たに登場した、最新の『ローマンシェード』の機構スタイルが、今回の納品事例でもご採用いただきました、チェーン(ドラム)式・『ツイン ワンチェーン式』となります。

 

最新版・『ワンチェーン式・ローマンシェード』の登場。

2013.3.11.26

2013.3.11.28

ドラム式・『ツイン ワンチェーン式』は、文字通り、1つのチェーンで、ローマンシェードの前幕と後幕の両方をそれぞれ自由に昇降させることが出来る、スッキリとしたコンパクトデザインと、使い勝手の良い操作性が更に向上した魅力的な製品です。

価格も、従来型のドラム式・『ツイン  スタイル・ ワンチェーン式』と同価格としているので、こちらの需要比率の方が圧倒的に高くなっています。

 

2013.3.11.16

そして、その様なドラム式・『ツイン ワンチェーン式』の魅力を踏まえたうえで今回の『ローマンシェード』を納品させていただきました。
畳上げた時に、生地の上部が窓の「上飾り」の様に見えるストライプ調のモダンな「植物柄」のファブリックをお選びいただきました。
後幕のレースは、透過性と、縦方向に縫い付けられた昇降テープとの馴染みの良い、ストライプのオーガンジーレースをご採用いただきました。 前幕の厚手との相性も良い組合せとなっています。

 

2013.3.11.18

こちらは、前幕を降ろした時の「プレーンシェード」のイメージです。 「モダン」タイプのナチュラルなストライプパターンが、すっきりとした窓辺に仕立てています。
日射しの強い日や夏場などは、適度な明るさも入るので、日中でも明るくご採用いただけるファブリックとなっています。 「冷暖房」等の空調効率の向上にもつながります。

また、「ローマンシェード」の生地選びは、生地を降ろした時のイメージを想定して選ばれると良いと思います。 完全な無地ですと、平面的な印象が強調されますが、窓のサイズにミスマッチの大柄ですと、フレームバランスが悪くなりますので、お部屋のイメージ、家具や内装とのコーディネート、窓のサイズなどを考慮に入れて選ばれると良いでしょう。

 

今回の選定生地・組合せ。

2013.3.11.29

採用生地〔前幕:厚手〕
メーカー:フジエテキスタイル
カタログ:『STORY』
生地品番:FA6747(PN)・『ドラジェ』
カラーバリエーション:(PN)
生地幅:151cm
生地組成:ポリエステル( 100%)
柄リピート:タテ:20.8cm、ヨコ:9.8cm
生地価格:4,300円/m(2,850円/m2)・税別

 

2013.3.11.31

(後幕:レース)
メーカー:フジエテキスタイル
カタログ:『STORY』
生地品番:FA0511(CH)・『パール』
生地幅:300cm(ヨコ使いレース)
生地組成:ポリエステル( 100%)
柄リピート:タテ:0cm、ヨコ:8.0cm
生地価格:4,000円/m(1,340円/m2)・税別

 

以上、本日のブログでは、『ローマンシェード』構造の進化の歴史を具体的事例を交えてご紹介させていただきました。

当社・「ローマンシェードの特集ページ」を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

『HOULES(ウーレス)』の装飾タッセルを始めとしたウィンドゥ・アクセサリー演出事例。

2013年03月06日

2013年3月2日から4回に分けて掲載致しました、輸入住宅における、ウィンドゥ・ファブリックの納品事例では、フランス・『HOULES(ウーレス)』社の高級タッセルを始め、各窓辺に合わせた魅力的なタッセルやアクセサリー、小物を居室ごとに紹介しております 。

本日はそのまとめとして、「窓周りのアクセサリー」の記事カテゴリーのアーカイブをご覧いただかれている方のために、ダイジェスト版で「装飾タッセル&アクセサリー」を用いた演出事例のまとめをご紹介させていただきます。

なお、各居室の詳細なコーディネート事例は、以下の個別紹介の最後に、2013年3月2日から始まっている特集(記事カテゴリー「装飾バランス」)のURLをつけておりますので、それぞれ個別にご覧ください。

 

『ゲストルーム』のスタイル・コーディネート。

2013.3.2.1

『デザイナーズギルド』と『FISBA』の高級ファブリックを組み合わせた、スタイル・コーディネート。

 

2013.3.2.10

フランス・『HOULES(ウーレス)』社の高級タッセル。

 

2013.3.2.4

「ベッド・リネン」と、インテリアを引き立てる「スタイル・クッション」のコーディネート。

「ゲストルーム」のスタイル・コーディネート事例・詳細ページ。
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=3286

 

 

『主寝室』のスタイル・コーディネート。

2013.3.3.2

『FISBA(フィスバ)』の上質なベルベット生地。

 

2013.3.3.5

『シングル・ボウ』タイプの「スワッグ&テール」バランスの魅力。

 

2013.3.3.6

2013.3.3.11

「上飾り」に引けを取らない魅力のある、ドイツ製『真鍮・装飾カーテンレール』。

 

2013.3.3.8

『FISBA(フィスバ)』の上質なベルベット生地をメインに使用した「主寝室」を飾る装飾アクセサリー。

「主寝室」のスタイル・コーディネート事例・詳細ページ。
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=3305

 

 

『子供部屋』のスタイル・コーディネート。

2013.3.7.

「子供部屋」の窓は、2連の腰高窓でしたので、「ベット・リネン」と合わせて、美しい窓枠を額縁として魅せる、ダブル縦プの『ローマンシェード』スタイルで仕立てました。

 

2013.3.7.1

爽やかで大人びた、「グリーン」を基調とした子供部屋が出来上がりました。

「子供部屋」のスタイル・コーディネート事例・詳細ページ。
http://mitsuwa-i.com/blog/?p=3371

 

 

2つの『水周り室』のスタイル・コーディネート。

2013.3.5.13

「ドレッシング ルーム」の小窓を飾る、プチ・バランス付のスタイル・カーテン。

2013.3.5.11

 

2013.3.5.9

 

 

2013.3.5.3

2013.3.5.4

「トイレタリー」の小窓を演出する、洗練された「バルーンシェード」。

 

2013.3.5.14

『装飾トリム』を使って、更にドレスアップ。

2013.3.5.6

2013.3.5.7

水周りの「小窓」を飾る、スタイル・コーディネート事例・詳細ページ。
 http://mitsuwa-i.com/blog/?p=3325

 

以上、こだわりの「スタイル・カーテン」や「スタイル・シェード」と、その魅力を更に引き立てる、「装飾タッセル」、「装飾カーテンレール」、様々な「装飾アクセサリー」をダイジェストでご紹介して、4連載のブログ生地のまとめとさせていただきます。

 

当社・「装飾バランスとスタイルカーテン」の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

当社・『輸入オーダーカーテン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

ドレッシングルームの「小窓」を演出する、バルーンシェードとスタイルカーテン。

2013年03月04日

2013.3.5.1

先日わたくしどもがお客様よりご指名をいただきました、注文・輸入住宅におけるウィンドゥ・スタイリング及びファブリック・コーディネート事例紹介、第3回目の本日は、いわゆる水まわりの、『ドレッシング ルーム(脱衣室)』と『トイレタリー(お手洗い)』のウィンドゥ・スタイリング事例となります。

それでは、まずは『ドレッシング ルーム(脱衣室)』からご見学させていただきましょう。

 

『ドレッシング ルーム(脱衣室)』のスタイル・カーテン。

2013.3.5.2

浴室に隣接する『ドレッシング ルーム(脱衣室)』の小窓(W36cm×H80cm)には、「マナトレーディング」が扱う『シビラ(5)』という生地に「上飾り」と「装飾トリム」を使用したスタイル・カーテンを納めました。

 

2013.3.5.12

この生地は、「風通織(生地の一部が2重組織となっている立体的なニュアンスのある織技法)」加工で仕上げられた、適度なプライバシー性のある柄物シアーレースで、比較的小さなパターン リピートが魅力のファブリックです。

また、上部に共布で製作しいている、『デュアル・デザインカット バランス』は、ストレート・スワッグの山を前後でズラした、2重仕立ての生地使いをしていますので、光の透過性を適度に抑制した、生地のパターンが日中でもはっきり分かるメリハリ感を出すことができるデザインとなっています。

 

2013.3.5.13

2013.3.5.11

そしてこの「プチスタイル・バランス」をエレガントに演出するために、クリアタイプの装飾「ブレード」をふんだんに仕様いたしました。

コンパクトな窓辺に、美しい光が立体的に採り入れられる工夫が凝らされています。

 

2013.3.5.9

なお、レース部分はシンプルに仕上げましたが、生地との相性の良い、パールホワイトの「ワイヤータッセル」と、「ふさかけ」の用途を持つ「スタイルマグネット」を併用して、スッキリとまとめました。

 

2013.3.5.10

「スタイル マグネット」は、「ふさかけ」としての役割以外にも、レースカーテンの裾をたくし上げて、自由なウェーブ・ニュアンスを気軽に表現できる。マルチ マグネットです。

磁力が強いコンパクト設計ですので、レース生地などにもスッキリとなじみ、複数使用すれば「バルーンシェード」を思わせるアレンジもできる人気アイテムとなっています。

『ドレッシング ルーム』の小窓が、居室全体に花を添える様に美しく仕上げられました。

 

『トイレタリー』の小窓には、『バルーンシェード』。

2013.3.5.8

次は、廊下をはさんで、『トイレタリー』のウィンドウ・トリートメントをご案内させていただきます。 クラシカルで装飾性豊かな「ドアサラウンド」の向こうに見える小窓がそれになります。

 

2013.3.5.4

FISBA フィスバ,アルテモン 14217 

『トイレタリー』の小窓を飾るレース生地には、FISBA(フィスバ)の「アルテモン(14217-717)」という、幅1mmほどの微細な縦方向への生地の流れが感じられる「ブラック・レース」を採用。
織りで仕上げられたストライプデザインは、まるでゴールドベージュに輝くパールが織り込まれた様な印象です。
太さの異なる2種類の糸から生み出される、独自の収縮効果は、バルーンシェードの様な立体的なデザイン表現にうってつけです。

 

2013.3.5.5

「バルーン シェード」が引き上げられて、生地の濃淡とボリューム感が増した、トップトリートメント調のイメージは、奥様お気に入りのスタイルです。

 

2013.3.5.6

2013.3.5.14

「バルーン シェード」の裾仕上げは、「フリル&トリム」スタイルで仕上げています。
装飾トリムには、マナトレーディングの『ヴィヴァルディボール02』をご採用いただきました。

 

2013.3.5.7

「フリル&トリム」スタイルの豪華な裾表現のクローズアップです。「バルーンシェード」のスタイルの特性を活かした立体的でランダムにトリムのボールが遊ぶ、美しい窓辺となりました。

『ドレッシング ルーム(脱衣室)』と『トイレタリー(お手洗い)』のウィンドゥ・スタイリング事例のご紹介いかがだったでしょうか?
小スペースの小窓でも、スタイリングと選定素材にこだわって、素晴らしいトータルコーディネートのアクセントとなることを私たちも今回の納品を通じて改めて学ばせていただきました。

 

当社・『装飾バランスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

当社・『バルーンシェード』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/baloon-1.html

当社・『輸入カーテンの特集ページ』
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

『デザイナーズギルド』のファブリックで魅せるゲストルーム(寝室)のコーディネート。

2013年03月02日

デザイナーズギルド F1721 ファブリック

デザイナーズギルド ファブリック 価格

本日より、4回にわたりまして、先日わたくしどもがお客様よりご指名をいただきました、注文・輸入住宅におけるウィンドゥ・スタイリング及びファブリック・コーディネート事例を、こだわりのポイント説明を交えて、ご紹介をさせていただきます。

第一回目の本日は、「ゲストルーム(客間)」のウィンドゥ・スタイリングと、ファブリックコーディネート事例です。

 

デザイナーズギルド F1867 カーテン

注文・輸入住宅の新築にあたり、若いご夫婦であるお客様のプランニングの中に含まれていた、「ゲストルーム」は2室あり、その一つは、将来的に「子供部屋」としても使うことができるものですが、今回ご紹介させていただきます居室は、「海外の高級ホテル仕様」の装飾性に富んだスペシャルルームとして、お客様との入念なお打ち合わせのもとスタイリングさせていただきました。

「輸入住宅」で愛用される、「モールディング」で仕上げられた、デザイン性豊かな「カーテンレールボックス」部分は、

(1)レース用
(2)花柄カーテン用
(3)「装飾バランス」とのコンビネーションカーテン(裏地付)用

の3本のカーテンレールが、「装飾バランス」とは別に設置できる設計となっておりましたので、

プレーンタイプの「モールディング」下のバランス設置板に、『装飾バランス』をオリジナルデザイン・ボックス スタイルで仕立てました。

『装飾バランス』のスタイリングでは、適度な光沢感のあるライトグレイッシュ・ブルーの無地を、オリジナルの「箱ヒダ バランス」で仕立てたのち、共布の「スタイル・カーテン」部分と組み合せています。

これに、ナチュラルな曲線美が魅力の「ブラック・リーフ柄」のコーディネートブレードがシャープなアクセントとなりつつも自然なラインを描いています。

写真をご覧いただければお判りかと思いますが、こちらの窓では、「装飾バランス」部分を除いて、3重吊り、スタイルカーテン部分の裏地を含めますと、4枚のファブリックが組み合わされています。
ブルーの花柄部分を除けば、シンプルな組み合わせてとなっていますので、比較的軽やかで爽やかな雰囲気に仕上げることが出来ました。

 

HOULES,MARLY,35434 タイバック

HOULES(ウーレス) 装飾タッセル、タイバック MARLY・35434

4枚の生地をまとめる「装飾タッセル」には、フランス・『HOULES(ウーレス)』社の装飾タッセルより「MARLY(35434-9900)」をコーディネートして、個性的な窓辺の総仕上げ。


「装飾タッセル」で束ねられている付近の、4種類の生地とリーフ柄のブラック・ブレードとの見せ方は、お洋服の首元、胸元の魅せるファッションコーディネートと同様です。
お好みのカラーバランスとアイテムの組合せでアレンジを楽しむことが出来ます。

 

2013.3.2.10

洋装仕立てを思わせる「装飾タッセル」を用いた、ウィンドゥ・コーディネート事例となります。

 

(1)「装飾バランス」及び「スタイル カーテン」生地
*メーカー:英国製・『デザイナーズギルド』
*生地品番: 「Arietta-Cloud Cuttings」F1868/27/C
*生地組成: ベース・麻(100%),刺繍(レーヨン)
*生地幅:145cm(無地)

(2)コーディネート「裏地」
*当社オリジナル推奨裏地(ポリシルクシャンタン・Z045)

(3)「装飾トリム(リーフ柄)」:T44-01(ブラック)

(4)「フラワー柄・カーテン生地」 

Pavilion-Limoges Cuttings F1721 01

*メーカー:英国製・『デザイナーズギルド』

*生地品番: 「Pavilion-Limoges Cuttings」F1721/01/C
*生地組成: ベース・麻(100%),刺繍(レーヨン)
*生地幅:140cm(縦リピート:80cm)

 

(5)「オーガンジー レース(ブラック、縦ストライプ)」

FISBA フィスバ キャンペーン 54004

*メーカー:『FISBA(日本フィスバ)』
*生地名:「キャンペーン」
*生地品番: 54004  1
*生地組成:ポリエステル(100%)
*生地幅:316cm(横づかいレース)

 

(6)「装飾タッセル」
*メーカー:フランス・『HOULES(ウーレス)』

*品番:「MARLY」35434 9900

 

デザイナーズギルド ファブリック コーディネート

スタイルクッションは、カーテンの共生地を使って、コーディネートしました。

ベット、ソファで自由な組合せでお使いいただける、サイズとパターンを豪華に組み合わせています。

 

デザイナーズギルド クッション

2013.3.2.12

クッションの仕立ても、「表裏切り替えし」四方パイピング仕立て「中央タック」四方パイピング仕立て「装飾ブレード&キータッセル」四方パイピング仕立てなど、こだわりとラクジュアリー感を引き立てるバリエーションをそれぞれのクッションに対して細かくスタイリングしました。

ちなみに、ご採用いただきました「キータッセル」は、NO.9644です。

 

デザイナーズギルド ベッドリネン

2013.3.2.13

2013.3.2.14

クッションのサイズも、60cm×60cm角の大型クッションは、ゆったりとベッドで足を伸ばして傾斜ソファーの様なリラクゼーションを味わうために、また、40cm×40cm角の小型クッションはその補助役や、「マルチクッション」として多目的にご使用いただけるサイズとしています。

 

デザイナーズギルド クッション オーダー

クッションのスタイルも、お客様のリクエストをもとにスケッチををおこし、仕上がりイメージをご確認いただきながら1つづつ丁寧にオーダーしてまいりました。

 

デザイナーズギルド カーテン 寝室

デザイナーズギルド インテリア

こだわりの「ゲストルーム」。
海外の一流ホテルにいるような、極上のおもてなしのインテリアが完成しました。

 

***次回予告***

2016.4.15.12

2013.3.3.7

https://mitsuwa-i.com/blog/2013/03/03

次回のブログでは、FISBA(フィスバ)の人気ベルベット『ヴァレーゼ』をふんだんに使用した、こだわりの「主寝室」のファブリックスタイリング事例をご紹介させていただきます。

 

◆当社・『輸入オーダーカーテン』の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

◆当社・「装飾バランスとスタイルカーテン」の特集ページ
https://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

2025年4月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930