Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: ローマン・シェード

「ヨーロピアン・テイスト」の、リビング・ダイニング 「インテリア・コーディネート」事例。

2013年10月19日

本日のブログでは、東京都目黒区の新築マンションご入居時における、

「LDK」エリアの、インテリア・コーディネートの納品事例をご紹介させていただきます。

「LDK」では、『内装装飾材(モールディング)』工事に併せて、ヨーロピアン・テイストの、「カーテン」、「レース」、「カーペット」を含めた、
トータル・インテリア コーディネートのご提案と施工をさせていただきました。

 

装飾・『モールディング』の選定。

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今回、「リビング」エリアの天井周りにご採用いただきました『モールディング』は、当社の施工特集ページ事例で収録している、「草花柄」のデザインパターンのある「エレガンス」タイプの優美なものをご選定いただきました

 

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ちなみに、参考にご覧頂いている納品事例は、フランス・「ルイ王朝スタイル」をイメージした家具にコーディネートした、『モールディング』と「スタイル・カーテン」のコーディネートのイメージです。

 

『カーテン』生地の選定

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まず、メインとなる「リビング・ダイニング」エリアの「カーテン生地」には、マナトレーディング(カタログ「マナテックスVol.15」で取扱いのある、ダイヤモンド格子柄のパターンが美しい、・イタリア製 ファブリック・ 『ベレッツア(1)』をご採用いただきました。

 

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『ベレッツア(1)』は、「綿(70%)」の組成でありながら、効果的に、「ポリエステル(18%)」、「レーヨン(12%)」とが混紡されており、マットな風合いのベース部分と、光沢のある、パターン部分が組み合わさるコントラストがとても美しい生地で、カーテンだけでなく、クッションや、カバー等のコーディネートアイテムとしてもご愛用いただいております。

 

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柔らかで個性的な窓辺を演出する、『レース』生地の選定

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次に、「リビング・ダイニング」のメインとなる『レース』としてご採用いただきましたのが、 トルコ製の「ヨコ使い」刺繍レースです。

 

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生地幅280cmの、「ヨコ使い」刺繍レースの、裾から上の「刺繍部分の長さ」は157cmございます。 これにより、上部のボイル地部分からは、眺望を透かしてご覧頂くことができ、裾部分の刺繍エリアでは、程よい「プライバシー」効果を考慮することができます。

 

 

『カフェ・カーテン』のアレンジ例

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今回、「リビング・ダイニング」の『FIXタイプ・大型掃出窓』の腰下部分では、「キッチン」の小窓と合わせて、マナトレーディング(カタログ「マナテックスVol.15」で取扱いのある、フランス製の「ヨコ使い」・裾柄付き刺繍レースである『アレナ(20)』をご採用いただきました。

 

完全・『FIX窓』での西日対策のアレンジに、
「腰壁風」・『カフェカーテン』の併用

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実際の納品では、この生地の裾から上の「刺繍部分(47cm)」のデザインを活用して、西側窓の「陽射し対策」と共に、「腰下」の眺望や視線を遮りながら、彼方に広がるロケーションをお楽しみいただける配分の、「カフェ・カーテンスタイル」が連続しています。

季節や、お好みにより、メインのレース生地と合わせた「ダブル・レーススタイル」のスタイルでのご使用が可能です。

外部に「ベランダ」やフェンスのない、西側・「FIX窓」での、「眺望」と「日照調整」に配慮したアレンジ提案例となります。

 

 

「キッチン」の小窓は、『ローマンシェード』で。

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今回の、「LDK」のカーテンの選定にあたりましては、主にお客様が、中目黒の「マナトレーディング・東京ショールーム」にご来場いただいた際にご選定いただきました生地で納品をさせていただいております。

 

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「キッチン」の小窓は、すっきりとした程よい光沢のある縦ストライプが美しい、『レガータ(2)』と合わせて、LDの『FIXタイプ・大型掃出窓』の腰下部分でご採用いただきました、フランス製「ヨコ使い・裾柄付き刺繍レース」の『アレナ(20)』を、カフェ・カーテンスタイルにて統一的にご採用頂いています。

 

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『ローマンシェード』の昇降を組み合わせた使用イメージです。

 

 

リビングには、座って寛げる、『カーペット』エリアを。

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毛足が長く柔らかい、床暖房対応対応タイプの「ウール・カーペット」をリビングエリアに広めに敷くと、お子様がすかさず、膝をついて寛がれておりました。足触りの良いカーペットは、リビング・エリアを親子の団欒スペースとして効率よくお使いいただくことができます。

 

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カーペットの配色は、フローリングの色に近いものを選び、フロアの質感を変えながらも、「落ち着きと、一体感のあるインテリア」の演出に努めました。

 

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特に、近年の『ウールカーペット』は、防虫、防ダニ加工などの機能面も進化しており、天然繊維が本来持っている、優れた、「自浄作用」、「保温性」、「吸放湿性」、「クッション性」、「防汚性」などの特性が見直させてきております。

また、居室に、豪華さと癒しのをもたせしてくれます。

 

以上本日は、お客様のご要望にお応えいたしました、

「LDK」エリアの、インテリアコーディネート施工事例

をご紹介させていただきました。

 

当社・「モールディング」の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

当社・『輸入オーダーカーテン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

「輸入カーテン」の魅力的なデザインと発色で演出した、「リビング・ダイニング」の窓辺。

2013年10月14日

本日のブログでは、

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緑豊かな公園に隣接したマンションの大きな窓辺を飾る、デザイン性豊かな、「輸入レース」と、しっかりとした手持ち感と、カラーバリエーションが豊富な無地の「輸入カーテン」のコーディネート事例をご案内させていただきます。

 

『レース』 生地の選定

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レース生地には、川島織物セルコンの取扱う、『トルコ製』輸入レース(FF6546) をご採用いただきました。

 

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「レース」生地を主役とした『コーディネート事例』

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まずは、『ダイニング』エリアの様子です。

「モロッコ」のインテリアがお好みの奥様のご要望をうかがいながら、『フロントカット』という、高度な織技術を駆使した、トルコ製の「デザインパターン」の美しいレースを、「ローマンシェード」仕立てで納めさせていただきました。

 

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お気に入りの「照明」との相性もさることながら、TVの背面に張り上げられた、「エコカラット」の調湿デザインタイルの醸し出す、立体的な陰影との調和も素晴らしい、洗練されたインテリアの一部となりました。

 

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「間仕切り引き戸」で区分できる、隣接する洋室を解放させて、ご覧の様に、リビングエリアを広々と設えるコーディネートとなっています。

 

 

『カーテン』 生地の選定

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厚地のカーテン生地には、五洋インテックスの取扱う、カラーバリエーションも豊富な、『ベルギー製』輸入生地(IH275-33)をご採用いただきました。

 

「カーテン」も交えた『コーディネート事例』

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「リビング・ダイニング」エリアにおける、レースの「ローマンシェード」と迫力あるカーテンのコントラストイメージです。

 

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即席で、TVボードの横位置に合わせつつ、照明の魅力を活かした、足元に明かりを入れる、「ローマンシェード」の演出イメージをご案内させていただきました。

 

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「間仕切り引き戸」で区分できる洋室側から撮した、『リビング』の様子です。 これから、「ソファ」等も入り、益々インテリアの魅力が増していくことでしょう。

 

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お引越し後の素晴らしい新生活の予感が感じられる、魅力的な『輸入カーテン』を組み合わせての、窓辺のインテリアコーディネート・スタイリング事例をご紹介させていただきました。

 

当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

 

ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

要所となる「窓辺」に『いちご泥棒』のデザインをご採用戴いた、『ローマンシェード』納品事例。

2013年10月04日

本日のブログでは、

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英国・サンダーソン社製の、「ウィリアム・モリス」

『STRAWBERRY THIEF(いちご泥棒)』:色番: 220314

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のファブリックを使用して、窓辺を絵画として楽しむ『ローマンシェード』納品事例のご提案の様子をご紹介させていただきます。

 

ちなみに、これはブログ本編の前置きとしての余談ですが、
2013年9月14火(土)~12月1日(日)の期間、

東京都・府中市美術館にて、

『ウィリアム・モリス」・美しい暮らし展』 の催事が行われています。

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チラシ(A3・2ツ折り)の表紙です。 キャッチ・コピーに『いちご泥棒』現る。、、、と書かれています。

 

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チラシ中身のテーマの解説です。

期間中は、ウィリアム・モリスが実際に手掛けた、「ステンドグラス」・「壁紙」・「テキスタイル」の展示がされ、19世紀イギリスの芸術運動(アーツ&クラフツ)の推進力となり、世界的にも影響を及ぼした理念を、その作品を通じて垣間見ることができますので、機会がある方は是非ご観覧下さい。

 

『戸建住宅のリノベーション・LDK』

それでは、美術館にではなく、我が家に『いちご泥棒』が現れた納品事例をご紹介させていただきます。

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こちらは、築30年以上経過した、戸建住宅のリノベーション工事後の様子です。

お客様こだわりの、ゆったりとした、「アイランド型キッチン」がとても素敵です。

1階から2階へLDKを移動したため、「窓周り」は明るく開放的に、 「装飾レールにレース1枚掛け」の納めをご要望いただきました。

 

『開口・ニッチ』 を通して観る、

『ローマンシェード( プレーンタイプ )』

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今回の納品事例の最大の見所は、LDK横の「袖壁」を境界にして区分された『ワークスペース』 との閉塞感を解消するために設けられた、上下に2つの、『開口ニッチ』越しに観る「ローマンシェード」のデザインに、絵を飾るイメージで、窓辺にウィリアム・モリスのデザインした、『いちご泥棒』をレイアウトしたプランニングでありました。

 

『生地柄パターン』の割付確認

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今回製作いたしました、『ローマンシェード(プレーンタイプ)』の規格は、製作サイズ、

W75cm × H115cm

の、『ワンチェーン』タイプの「ローマンシェード」プレーンスタイルです。

「窓枠内」に設置する製作サイズに合わせて、『いちご泥棒の』デザインパターンのセンター出しと、全体的なパターン配分を決めて行きました。

 

 

『ローマンシェード』の楽しみ方。

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それでは、「柄指定」を行いました、『ローマンシェード(プレーンタイプ)』の畳揚げ(昇降過程)における、柄の楽しみ方を段階的にご覧下さい。

今回は、日中における「ワークスペース」において、程よい手元の明かりを採り入れながら、デザインも楽しめる、「畳み上げ2段目」からのパターンと全体のイメージでをご覧いただきます。

 

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次に、「前幕」のシェードを三段階下げた状態で見えるパターンと全体のイメージです。 「レース」生地との上下のバランス配分も、ほぼ1:1となっています。

 

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次は、「前幕」のシェードの露出配分を、「後幕」のレース生地より多めに見せた時の、パターンと全体のイメージです。 「天然素材の前幕」の色褪せを防止する為に、「遮光裏地」を付けていますので、日中でも作品をリアルに楽しむことができます。

陽射しの強い日の「日照調整」などに利用される事の多い、昇降配分です。

 

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最後に、「前幕」のシェードを完全に降ろしきり、デザイン的に窓を演出するといった、「柄物のプレーンシェード」の場合にお楽しみいただけるイメージです。

この様に、昼夜を問わず、「絵」を飾る様なイメージでお楽しみいただけるのが、『ローマンシェード』の魅力の1つとなっています。

 

以上、本日は、

こだわりあるお部屋の「要所」に、

「ウィリアム・モリス」デザインの『ローマンシェード』

が絵画の様な役割を果たしてくれる生活シーンのご紹介でした。

 

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当社・『ウィリアム モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。 
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『オーダーカーテン』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

趣味の「ピアノ」室でご採用いただいた、お気に入りの「ローマンシェード」。

2013年10月01日

本日は、一般的な「腰高窓」で使用される、

『ローマンシェード( プレーンタイプ )』

の持つ昇降調節機能をモデルにした実生活での、の「インテリア・スタイリング」表現の演出事例を、「前幕」生地の畳上げの様子を見本にしてご説明させていただきます。

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今回のモデル事例は、趣味の「ピアノ」室でご採用いただいた、お気に入りの「ローマンシェード」で、製作サイズ、

W84cm × H136cm

の、『ワンチェーン』タイプの「ローマンシェード」プレーンスタイルです。

 

『生地パターン』の割付確認

今回、『ローマンシェード(プレーンタイプ)』にご採用いただきました生地は、当社オリジナル縫製展示品の中から、「南仏(プロバンス)」風のインテリア・スタイルなどに人気のある、デザインと発色が魅力の、縦ストライプ風柄の、コットン(綿100%)プリントでした。

「縦ストライプ風柄」の場合は、制作幅との兼ね合いで、柄のセンター出し、若しくは、全体的なパターン配分に配慮する必要がございます。

今回は、お客様とのお打ち合わせの上、上の画像で指定した縦ストライプを中心とした、柄指定にて、「ローマンシェード」を製作させていただきました。

 

『ローマンシェード』の柄出しについて。

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それでは、「柄指定」を行いました、『ローマンシェード(プレーンタイプ)』の畳揚げ(昇降過程)における、柄の楽しみ方を段階的にご覧下さい。

まずは、一番上まで畳み上げた状態で見えるパターンと全体のイメージです。

 

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次に、「前幕」のシェードを一段階下げた状態で見えるパターンと全体のイメージです。

これだけでも、居室のインテリア・スタイルのアクセント表現にニュアンスが付けられます。

 

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次は、「前幕」のシェードの露出配分を、「後幕」のレース生地より多めに見せた時の、パターンと全体のイメージです。

陽射しの強い日の「日照調整」などに利用される事の多い、昇降配分です。

 

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最後に、「前幕」のシェードを完全に降ろしきり、デザイン的に窓を演出するといった、「柄物のプレーンシェード」の場合にお楽しみいただけるイメージです。

この様に、昼夜を問わず、「絵」を飾る様なイメージでお楽しみいただけるのが、『ローマンシェード』の魅力の1つとなっています。

 

窓辺の「インテリア・アクセント」に『ローマンシェード』。

今後のご参考にされて下さい。

 

ミツワインテリア・『ローマンシェード』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

「フラット・デコカット」バランスと「バルーンシェード」その他、複合的スタイリング事例。(東京都 台東区)

2013年09月22日

本日のブログでは、

2012.6.22.3

マンションのLDと洋室の窓辺を華やかに演出する、「装飾バランス」とカーテン&スタイル・レース、そして「バルーンシェード」といった、個性的なウィンドウ・アイテムを組み合わせた納品事例をご紹介させていただきます。

 

「LD」と「洋室」の窓辺をトータル・スタイリング

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LDと隣接する洋室に「フラット・デコカット」のペルメット バランスを納品させていただいた様子です。

 

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イエロー系のオーガンジーで仕立てた、ギャザー・レースの裾のフリルは少し長めに作りました。

 

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家具や照明に負けない個性を放つ、箱ヒダタイプの「バルーンシェード」は、生地の切り替えも入れたアクセント仕様となっています。 こうすると、よりエレガントな印象になります。

 

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レースには「スタイル・マグネット」を併用してダブルの「バルーンシェード」の様なアレンジができるようにしています。

東京都 台東区 マンション・納品事例

 

「フラット・デコカット」バランスと「バルーンシェード」の納品事例を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/balance-23.html

当社 ・「装飾バランス」の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/balance.htm

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当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
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文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
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主寝室の「3連小窓」を覆う、 『ローマンシェード』の「柄出し」納品事例。

2013年09月14日

本日のブログでは、

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現地でのお打ち合わせ過程にて、「主寝室」の

「3連小窓」の全体を包む、『ローマンシェード』の
「柄(パターン)出し」の配分を、

窓のサイズに合わせてイメージ提案を行い、納品をさせていただきました事例をご紹介させていただきます。

 

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今回ご採用いただきました生地は、スミノエ織物の遮光3級生地であるU-5249をご選定いただきました。
こちらの生地は、大ぶりな丸い紋様に緻密な柄が織り込まれている、落ち着いた雰囲気のあるファブリックで、全3配色ご用意しております。

 

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納品後の様子です。 腰窓は、2倍ヒダの両開きカーテン(形態安定加工仕上げ)とし、3連小窓を『ローマンシェード(プレーン)』のコンビネーションスタイルとしています。 ローマンシェードの幕体を引き上げた時に、「3連小窓」の上飾りの様に見えるデザイン性を考慮して柄出しを行いました。

 

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日射しの強い日中の午後にカーテンと『ローマンシェード』を閉じている様子です。

落ち着いた、ホテルの客室の様な、デザイン性に富んだパターン表現の窓辺に仕上がりました。

 

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同じ遮光3級でも、2倍ヒダのカーテンと生地がフラットになるローマンシェードでは、遮光の度合いが異なります。ので、雨戸のない「主寝室」において、遮光性の弱い生地で『ローマンシェード』をご採用いただく場合は、朝方の窓辺の方位や、外部の日照環境などご考慮いただきまして、そのままご採用されるか、遮光の度合いを上げる裏地の併用をご検討されると良いと思います。

 

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今回の当社納品事例では、「3連窓」を1つの厚手遮光生地で覆っていますが、メーカーの施工イメージ例の様に、1つの窓のサッシの中央を境に左右に分割して設置するような事例もございます。 窓辺や、間取りの内装、住まい手の好みにより自由にお選びいただければと思います。

 

 

ミツワインテリア・『ローマンシェード』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

ミツワインテリア・『オーダーカーテン』の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/sub2.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
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ブレア・ラビット(Brer Rabbit)の柄を活かした「ローマンシェード」納品事例

2013年09月12日

本日のブログでは、

ブレア・ラビット,Brer Rabbit,ローマンシェード,ウィリアム・モリス

英国サンダーソン社の「麻系・混紡素材のプリント生地」として人気の高い、
ウィリアム・モリス、1862年の作品、

『ブレア・ラビット(兄弟うさぎ)』を使用した、
「ローマンシェード」・サイド ボーダースタイル

の納品事例をご紹介させていただきます。

 

『Brer Rabbit(ブレア ラビット)』の魅力。

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「ローマンシェード」・サイド ボーダー(フレーム)スタイル
の製作において、生地幅(137cm)に描かれた柄パターンを活かして、 左右にコーディネートの「麻」の生地をフレームとして施して「掃出窓」を覆う、適切な採寸を行いました。

 

 サンプルを持参しての現地お打ち合わせ

ウィリアム・モリス,ブレア・ラビット(Brer Rabbit),カーテン,展示

お打ち合わせ先の現地には、当社の裏地付縫製サンプルをお持ちして、イメージのご確認と、スタイリングに際しての参考として活用いたしました。

 

『ローマンシェード』スタイル の 全体像の把握。

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『ブレア・ラビット(兄弟うさぎ)』の描かれているデザインパターンの「縦柄リピート」は40cmですので、まず、天井から床まで「アクセントウォール」の様に収める『ローマンシェード』を製作するために、この縦リピートを約6パターン使って縦ラインのデザインを割付しました

 

「 サイド・フレーム」用生地の選定。

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次に、メインとなる『ブレア・ラビット(兄弟うさぎ)』の137cmの生地幅を「1巾」使いながら、窓枠の幅が165cm程度ある「掃出窓」の左右を覆うために、「フレーム・コーディネート」のし易い、麻素材の無地のファブリックを選定いたしました。
ファブリック同士の馴染みのよい、生地の中から、「生成り色」のものを選定して、デザインスタイルの『ローマンシェード』が出来上がりました。

 

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適度な風合いのある、「遮熱・UVカット」

『ミラーレース』で、「前幕」生地の保護

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出入りの多い、「掃出窓」のレースは、ローマンシェードとせず、 「遮熱」と「UVカット」効果が高いながらも、天然素材風の質感を持たせている、『ミラーレース』を、2倍ヒダの1枚(片開き)仕立てで窓枠内に設置いたしました。

使い勝手の良いコンパク設計でありながら、天然素材の生地の保護も考慮した納めとなっています。

 

余談ですが、レース生地も『ローマンシェード』スタイルの仕立てにされたい場合は、平面的(フラット)な生地の「遮熱」・「UVカット」性は、たっぷりとヒダの取られたレースカーテンよりは格段に劣りますので、その場合は、前幕の天然素材生地に「裏地」をつけて、日焼け、褪色防止の対策を講じていただくことをお薦めいたします。

 愛用の生地を長くお使いいただくための工夫となります。

 

関連ページ 当社・『ウィリアム モリスの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

当社・『輸入カーテンの特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse-2.html

当社・『ローマンシェード』の特集ページを見る。
http://www.mitsuwa-i.com/roman.html

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

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