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『ブラザーラビット(Brother Rabbit)』のローマンシェードで魅せるアクセント・ウィンドゥの演出。

2022年09月09日

リビング ダイニング ウィリアム・モリス ローマンシェード 事例

川島織物セルコン ブラザーラビット カーテン 取扱店

本日は、ウィリアム モリス・『ブラザーラビット(Brother Rabbit)』のパターン柄をご採用いただいたローマンシェード演出事例のご紹介です。

日本では『ブラザーラビット(Brother Rabbit)』以外でも、『ブレアラビット(Brer Rabbit)』『兄弟うさぎ』の名で知られています。

アメリカ南部のお伽話に登場する架空のうさぎ、ブレアラビットからインスピレーションを受けたウィリアム モリスが1881年にインディゴ抜染のプリント生地として制作した左右対称の鏡合せ模様が特徴のファブリックで、壁紙もあります。

当社では英国製のプリント柄と川島織物セルコン「モリスデザインスタジオ」の織物を縫製展示品でご用意しておりますが、今回ご採用いただいたのは「モリスデザインスタジオ」収録のFF1504(GR)です。

生地の特徴は、兄弟うさぎの愛らしいモチーフ柄部分を風通織(二重織り)によるを立体表現で引き立たせ、シンプルに織りだした柄の合間からのぞくベースに、ツイード調のざっくりとした太番手のカラー糸使うことで、上品な玉虫(シャンブレー)効果が得られるところにあります。

クラシックデザインの中にも、明るいモダンカラーを散りばめることで幅広い世代のインテリアシーンでお使いいただける優しい風合いの生地になっています。

 

こだわりのインテリアに合わせて
こだわりの生地を選ぶ。

今回ローマンシェードを納品させていただいたのはお引越し間もないマンションのリビング・ダイニングの掃出窓です。

ご入居前のリノベーションでは、壁装と建具に英国・Farrow&Ballのペイントを採用され、アクセントウォールにやはり英国・OSBORNE & LITTLEの壁紙を使われていらっしゃいました。

この前提条件のもとお客様が窓周りに求められるイメージは、居室に威圧感を与えない明るめの色柄で、塗装仕上げの壁紙に馴染む自然な風合いの柄物をとのことでした。

 

現地お打合せ時にはモリスの他の作品を含めた候補生地をご覧いただきながら、最終的に『ブラザーラビット』のグレイ色をご採用いただきました。

『ブラザーラビット』はFF1503(O)とFF1504(GR)の2色展開で、使用しているカラーはともにアイボリーオレンジブルーブラウンイエローの5配色ですが、使う色の比率を変えることで異なる表情に仕立てられています。

 

川島織物セルコン ブラザーラビット FF1504 GR

『ブラザーラビット』・FF1504(GRの場合、表出される柄にアイボリー、メインカラーにブルー、わずかなイエロー、オレンジ、ブラウンを混ぜることで、全体としてグレイッシュな表情となりつつも、見る角度によって温かみのある色調に変わる玉虫効果が得られるユニークな生地になっています。

縦糸・横糸の色を違えて、表裏に反対の模様が出るようにした二重組織の「風通織り」が醸し出す味わいと相まって、お客様がこの生地を選ばれる決め手になりました。

 

 

ローマンシェードの畳み代と柄取りにこだわる。

今回、窓周りスタイルの組合せとしては、ローマンシェードを前幕に配し、ベランダへの手軽な出入りができる両片開きのレースカーテンを後幕に組合わせています。

 

ローマンシェード 柄指定

こだわりポイントはこちら。

日中は、ローマンシェードを畳み上げてレースカーテンをメインに使用するのですが、その際に完全に畳み上げた生地の表面にうさぎの柄が楽しめる柄指定をして納めています。

 

ダイニング ローマンシェード

ダイニング側窓の日中の納まり。

遮光裏地は併用していないので日中に幕体を降ろした時はブラザーラビット全体の柄域が判りにくいですが、畳み上げた上部は背後の生地が遮光の役割を果たすため柄がはっきりと楽しめます。

 

そしてお客様からご提供いただいた夜間の様子がこちら。

 

『ブラザーラビット』は壁紙にも存在しますが、ローマンシェードとして仕立てることで、窓辺がアクセント・ウォールならぬ、アクセント・ウィンドゥとして楽しむことができます。

 

リビング ローマンシェード おすすめ 人気

ウィリアム・モリス ブレアラビット ローマンシェード 事例

こちらはリビングエリアの日中と夜間の表情です。

 

以上、今回も生地の選定からスタイル構成まで、お客様のご希望を汲み取りながら、こだわりのお部屋に合った生地のご紹介と納めをご提案させていただきました。

 

◆ 当社・『ウィリアム・モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 


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