Mitsuwa Interio STAFF BLOG「ミツワインテリア」のスタッフ・ブログでは、日々の施工事例や新着情報をご紹介しています。

カテゴリー別アーカイブ: 「輸入壁紙」 施工事例

アメリカ製・『輸入壁紙』を使用しての、「リビング・ダイニング」の内装リニューアル事例。(横浜市 戸塚区)

2013年05月29日

本日のブログでは、

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横浜市 戸塚区で戸建住宅の建て替えを行われたお客様からのご来店の際にリクエストいただきました内容と、アメリカ製 ・ 『 輸入壁紙 』の施工後の様子とお客様からいただきました「喜びの声」のメールをご紹介させていただきます。

 

ご来店時のご相談内容。

「家の建替えを依頼した施工会社から、輸入壁紙の施工は行わないとの理由で、国内メーカー・無地の壁紙を差し当たり貼ってもらってみたものの、どうしても家族内で満足できずに、輸入壁紙のに貼替えるべく、新宿・テシードのショールームで気に入った壁紙を選定してきました。」

「施工実績の豊富な業者をインターネットで探して、ミツワインテリアさんに相談をしに来ました。」

この様な事例は、特に規格が決まっている分譲マンションでの入居後のご相談で多い事例ですが、戸建住宅でもたまにあります。
そして今回は、施工法の説明を含めたお打ち合わせの結果、お客様が選定されてまいりました壁紙のカタログを当社手持ちのものをご覧いただきながら詳細のお話を詰めさせていただき、建替え早々の、「壁紙の模様替え」を請け負わせていただくことになりました。

 

今回ご採用いただいた 『 輸入壁紙 』。

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*原産国: アメリカ製・ 輸入壁紙
*カタログ名:『 ESPOIRE 』
*色番:38404
*製造期限:2013年12月末まで(在庫無くなり次第、各柄廃版) 

*カタログコンセプト:『ESPOIR(エスポワール)』は、「既成概念にとらわれず、自由に壁紙を楽しんで欲しい」そんな思いを込めたパターンを収録したシリーズです。 コーディネイトにあまりとらわれず、壁に絵を飾るような気軽さで壁紙を楽しんでいただければと思います。

*国内輸入販売元テシードWeb:http://www.tecido.co.jp/

 

『 輸入壁紙 』 施工後の様子。

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『お客様からの喜びのメール』

「ただいま帰宅しました。   感激しています。   母も同様感激してますし、私くしも大変嬉しく喜んでおります。 先ずは、乾杯し、ほろ酔い気分でメールしてます。
夕食の支度もせずに、「いいわね~!」と夫と三人で見渡しています。
新築するにあたり私くしのリビングのイメージは   『完全な洋風スタイルにならず、和の雰囲気がありリゾートの雰囲気も欲しい』   でした。
今日、作業後、梶川さんが写真撮影しながらそうおっしゃって下さっていたのをお聞きして大変うれしく思いました。   私のイメージは間違っていなかった~!
次はトイレと洗面所です。 洗面台が決まったら考えますので、又宜しくお願いします。 先ずは、感激していることをお知らせしたくメールさせて頂きました。」

こちらこそ、お喜びいただけまして何よりでございました。

 

当社 ・『輸入壁紙施工の施工事例集』 を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

文責・梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア: http://www.mitsuwa-i.com/

フェミニン・ピンクの「輸入壁紙」の採用で、エレガントなインテリアのイメージアップ・リフォーム。

2013年05月01日

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お手持ちの家具や照明、調度品を引き立てるために、入居当初の白で統一されたビニール壁紙から、壁面のみ「ストライプ・ピンク」と「淡いピンクの無地」の輸入壁紙の組合せを施した内装リフォームを実施させていただきました。

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元のビニール壁紙の撤去後に、丁寧な下地調整を行ったあと、輸入壁紙の施工を行っている様子です。

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スタンド照明や壁掛け(ブラケット)照明などの間接照明を用いるて、奥行のあるストライプ柄の演出効果や、色の発色の濃淡、陰影をお楽しみいただけるフェミニンな空間にリニューアルされました

東京都 練馬区 輸入壁紙施工事例

※なお、当社ご来店、出張でのお打合せ以外にも、長年の親交の深い「テシード」の東京ショールームをご見学いただきますと、約300冊の「輸入壁紙」のカタログをご覧いただけます。
事前予約が必要ですが、当社紹介とお伝えいただきご来場予約をいただきますと、優先的にショールームスタッフの対応が受けられますので、お時間のあるお客様は是非ご活用下さいませ。

テシード・目白「ショールーム」
http://www.tecido.co.jp/

 

当社・「輸入壁紙の施工事例特集ページ」を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

「シンプル系・インテリア」から、「ドラマチック系・インテリア」へのリフォーム事例。(東京 渋谷区)

2013年04月25日

本日のブログでは、

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都内の築25年ほどのマンションにおける、無垢の「カリン材」のフローリングや「石張り」のフロアに合わせた、アメリカ製・「輸入壁紙」と「カーペット」の張替え工事の事例をご紹介させていただきます。

 

「リビング・ダイニング」リフォーム前 (Before)

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しかしながら、布製の「織物壁紙」の場合は、経年劣化の進行が早く、一般のビニール壁紙や紙壁紙などに比べると、「色褪せ」や「黄ばみ」などの劣化症状がが出やすくなり、特に太陽光の当たる窓辺などでは顕著です。 実際にこちらの物件でもそうでした。

 

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当初は、若干の光沢もある「柄物」の織物壁紙でしたが、リフォームの折には、壁面全体的に「色焼け」が生じておりましたので、今回は、「織物壁紙」に変わる、別の意味で高級感の演出ができる壁紙にしたいとのご相談のもと、現地での内見と、リフォーム後のディスプレイや家具の配置換えを含めたインテリア計画をお聴きしながら、『クラシカル・モダン』タイプの壁紙を「リビング・ダイニング」にご採用いただきました。

 

『輸入壁紙』へのリフォーム の際の下地処理の重要性。

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ところで、築年数の長い物件などでは、定期的な模様替えや、オーナーの変更等の理由により、壁紙が複数回リフォームされる事が多いですが、通常、2度目以降のリフォームにおいては、壁紙の下地の傷みをリフォーム時に選定する「壁紙の肉厚」で補う(隠す)施工が主流(標準)となっています。

その場合、壁紙の傷みにたいして、調整不十分なまま貼り替えられる事が一般的で、厚手の「ビニール壁紙」であればさほど目立たず下地の劣化(凹凸)の予防ができると説明されます。
一般的なリフォーム、特に工事コストの節約が前面に打ち出されるリフォームにおいては、お客様側も内装に対して強いこだわりや希望がなければその提案はある意味「妥当」であると言えます。

しかしながら、『輸入壁紙』に代表される、高額で薄手の壁紙の場合、お客様のインテリアに対するこだわりが強いため、前述の説明のまま室内の全面施工を行えば、必ず「劣化した下地の表出」というカタチで問題が発生してしまいます。

この問題を解決して、室内全体を美しく『輸入壁紙』に貼り替えるには、下地のボードを交換するか、丁寧な下地処理による施工によらなければ、現実問題として、『輸入壁紙』の美しい仕上がりを期待することは]難しいため、結果として根気が必要な、難易度の高い下地補修作業が必要となります。

 

「リビング・ダイニング」リフォーム後 (After)

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その様な、手間のかかる「下地調整」作業を経て、完成した、リフォーム後の『ダイニング』エリアの様子です。

大粒のクリスタルのシャンデリアやリフォームの際に新しく購入された赤いクラシカルチェアのとも相性も良く、ややグレイッシュの要素を含んだ優しい「ピンク」の壁紙のパターンのがクラシックでありながら、女性的なフェミニンな印象を醸し出すことができました。

『モダン・クラシック』な印象的な「ダイニング」大変身です。

 

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また、マンションに特有の構造梁(はり)なども、美しく部屋を区画し、シンプルなカーテンとのコントラストも良く、特に「上部の梁」は、カーテンの「上飾り」の様な演出効果を醸し出しています。
インテリア照明、ソファ等などとの調和も一段と引き立つ「リビング・エリア」にリニューアルされました。

 

玄関・廊下』のカーペットの張替え。

また、今回は、「リビング・ダイニング」以外にも、「玄関・廊下」の生活導線エリアのリフォームの際には、『輸入壁紙』 への貼り替えと併わせて、『カーペット』 の張り替えも行いました。

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こちらは、「リフォーム」 前の様子です。
「廊下」は『S字型・クランク』が複数のある形状の廊下でした。

 

S字型・クランク廊下のカーペット張り替え作業。

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『S字型・クランク』のある廊下のカーペット張替えの場合は、クランクの前後で、「シーミングテープ」と「専用アイロン工具」を使用した、カーペットのジョイント溶接作業が必須となります。
こちらの画像は、ジョイント部分のカーペットの下部に、「シーミングテープ」を配置して、「アイロン溶接」の準備をしている様子です。

 

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「アイロン溶接」部分の「柄合わせ」を確認している様子です。

 

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この様な、狭く入り組んだ「S字型・クランク廊下」において、細かい柄物のカーペットの張り替えを行う場合は、長い廊下であれば、今回の様に、適宜、材料の幅や間取りを考慮しながら、途中で 「カーペットの溶接・ジョイント」作業を丁寧に行いながら仕上げていかなければなりません。

 

「アイロン溶接」後の仕上げ作業。

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カーペットの、「アイロン溶接」によるジョイント作業が終わり、「クランク廊下」を敷き詰めるカーペットの型が取れたところで、専用工具を用いて最後の仕上げ作業を行います。

 

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現場では、ジョイント部分の「目合わせの裁断」、「丁寧な溶接」、「S字型・クランク廊下」の作業中の柄のズレ防止など注意しながら慎重な作業を行う必要がございますので、特に熟練の技術が必要となります。

 

「カーペット」・リフォーム後 (After)

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「S字クランク」と取り合いの処理を終えて、完成した、カーペット張り替え後の様子です。

 

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「輸入壁紙」の貼り替えも終えて、ゴージャス感のあるクラシックスタイルの「玄関・廊下」へとリニューアルされました。

この様に、当社では、住宅の魅力を引き上げる、「付加価値リフォーム」を当社は得意分野としています。
インテリアコーディネート、カラーコディネートを含めたトータルインテリアのご相談も承っております。

お客様の住み心地の良い日常生活の舞台作りのお手伝いができれば幸いです。

 

東京都 渋谷区 マンション リフォーム事例。

 

当社・『リフォーム工事の特集ページ』を見る
https://www.mitsuwa-i.com/m-reform.htm

当社・『輸入壁紙の特集ページ』を見る
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

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ウィリアム・モリス『アーカイブ コレクションⅡ』・新作発表会 「参加レポート(壁紙編)」

2013年04月17日

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本日は、「マナトレーディング株式会社」の東京本社ショールームで、昨日(4/16)行われた、

『The Archive CollectionsⅡ』

 モリス 『アーカイヴⅡ』 コレクション発表会
「参加レポート(PART2)」
「壁紙 編」

についてご報告をさせていただきます。

 

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ウィリアム・モリス 『アーカイヴ コレクション』は、一昨年、モリス商会創設150周年を記念して発刊された ”Morris Archive  Collection” に 続き、この春ウィリアム・モリスの貴重な資料から起こされるアーカイヴコレクションの第二弾となる、”The Archive CollectionsⅡ”の発売に先駆けて行われた発表会です。

当日のプレゼンターは、『MORRIS & Co.』のブランディングを中心となって手掛け、ウィリアム・モリスのオリジナル資料の保管を始めとする、英国・ サンダーソン社のアーカイヴ管理者でもあった、前・最高責任者マイケル・パリー氏でによって行われました。

パリー氏は、モリス商会の成り立ちからサンダーソン社に引継がれ、今に至るまでをまとめあげた 「MORRIS & Co. a revolution in decoration」を著作されており、「ファブリック」の説明同様、今回の「壁紙」リリースに至ったエピソードを交えたプレゼンテーションを、丁寧に解説いただきました。

 

『STARAWBERRY THIEF(いちご泥棒)』(1883年)

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ウィリアム・モリス 『アーカイヴ コレクションⅡ』の、「壁紙(Wall Paper)」の今回の目玉は、何と言っても前回(一昨年)の、 『アーカイヴ コレクションⅠ』において待望の復刻を遂げた、ウィリアム・モリスの代表作の筆頭格とも言える、1883年作・『STARAWBERRY THIEF(いちご泥棒)』壁紙版のニューリリースにございました。

 

いちご泥棒,壁紙

これにより、ファブリックと合わせてコーディネートが可能となりましたが、壁紙版『STRAWBERRY THIEF(いちご泥棒)』のパターンは、ヒダを持たせて表現するファブリックよりも平面的かつ連続的となるため、それに派生する僅かな微調整がパターンの中に行われています。

 

STRAWBERRY THIEF』のファブリック

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上の写真は、『STRAWBERRY THIEF(いちご泥棒)』のファブリックパターンを平面化して「壁紙」仕様にアレンジしたイメージ画像です。

このパターンの中で、外向きに対で描かれている、「ツグミ」同士と尾っぽの角度にご注目下さい。

『ファブリック』パターンの方は、つぐみの「尾っぽ」と、「口ばし」を結ぶ角度が、比較的、水平に近いデザインで描かれています。 ここが大切な工夫のポイントです。

 

STRAWBERRY THIEF』の新作「壁紙」

ウィリアム・モリス,アーカイブ コレクションⅡ,壁紙

そしてこちらが、『STRAWBERRY THIEF(いちご泥棒)』壁紙のデザインパターンです。

 

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こちらのパターンでも、外向きに対で描かれている「ツグミ」同士と尾っぽの角度にご注目いただき、「ファブリック(生地)」のものと比べてみて下さい。

『壁紙』パターンの方は、つぐみの「尾っぽ」と 「口ばし」 を結ぶ角度を、『ファブリック』パターンのものに比べて、「尾っぽ側」が斜め上方に角度をつけて描かれています。

 

イチゴドロボウ,壁紙

お判りいただけますでしょうか? 上の写真は、マナトレーディング・東京ショールーム内の壁面展示の様子です。

この様に、平面的にこの『STARAWBERRY THIEF(いちご泥棒)』のパターンが表現される壁紙においては、外向きに対で描かれている「ツグミ」同士と尾っぽの角度を、「水平的」ではなく、若干「ハの字」状の傾斜をつけて描く</span> ことにより、連続的な大柄で見る際に、『STARAWBERRY THIEF(いちご泥棒)』の外向きに対で描かれている「ツグミ」のラインが、シャープな「ストライプ状のラインとなることを防いで、広い面積を貼り上げる「壁紙」表現とした場合に、全体として柔らかい広がりが感じられるデザインとなる様にアレンジされているのです。

『ファブリック』 用のデザインが、カーテンやクッションなど、「ウェーブ表現」や「曲面表現」のインテリアシーンで主に使われるのに対して、『壁紙』 用のデザインは、「平面表現」のインテリアシーンで採用されることを考慮した、デザインのマイナーチェンジとなっています。

普通にコーディネートして使用すると、そのアレンジに気が付きにくいですが、非常に効果的なトータルコーディネート表現を視野に入れた工夫となっています。

 

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ちなみに、内向きに対で描かれている「ツグミ」同士の方のパターンは、もともと「ハの字」状の対になっていましたので、こちらのに合わせて、2つのサイズの異なるパターンに統一感を持たせたのだと思います。

この様に、アーカイブ(復刻)する際に、「ファブリック」と「壁紙」のコーディネートが存在する場合は、曲線表現を主体とする布と平面表現を基本とする壁紙の特徴を勘案して、アレンジする必要があるのだと思いました。

以上は、バリー氏の説明の上に、私の私見が入っていますので、絶対的ではないかもしれませんが、今後この2つのスタイルをご検討される方々のご参考になれば幸いです。

 

『Daisy(デイジー・ひなぎく)』について。

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新・『Daisy』を語る前に、まず、オリジナルの 『Daisy(デイジー・ひなぎく)』 の解説をご紹介いたします。

『Daisyは、 1862年にウィリアム・モリスが、『トレリス(Trellis)』、『フルーツ(fruits)』と並んで初めてデザインした3点の壁紙の中の1つで、デザイン後、「モリス・マーシャル・ワークナー商会」を設立して試作的に印刷していましたが、1864年より本格的に制作されるようになりました。

花と花が絡み合うようなパターンで表現される、モリスの後期の作品と比較すると、デザインはシンプルですが、実生活に根ざした作風から、モリスの優しい感性が伝わりやすい作品として知られています。

参考までに、オリジナル・『Daisy(デイジー・ひなぎく)』のパターンイメージは、以下の画像のイメージとなります。

 

新バージョン・『Daisy(デイジー・ひなぎく)』

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オリジナルの 『Dasy』 のパターンに、より現代的でシンプルなインテリアシーンにもコーディネートできるようなアレンジを行い、また新たなカラーの追加を行って、幅広いインテリアシーンにお使いいただけるデザインにとしてニューリリースされたのが、新・『Daisy(デイジー・ひなぎく)』です。

 

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ご覧のイメージ画像と4配色のカラーバリエーションをご覧いただいてもお判りの様に、壁紙の 「ベース」 部分を無地にして、デザインパターンもスッキリとした縦横のラインに整列させたアレンジを施しています。

また、柔らかで淡い色調にトーンを調整して、現代の幅広い文化圏のインテリアにもコーディネートし易いデザインとしてニューリリースされました。

 本日ご紹介をさせていただきました作品は一例ですが、その他にも、素敵な「アーカイブ コレクション」が厳選収録されておりますので、ご興味のある方は、当社または、マナトレーディングのショールームへのご来場いただきご覧いただければと思います。

 

 ◆ 当社・『ウィリアム モリスの特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

◆ 当社・『輸入壁紙の特集ページ』を見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

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「ウィリアム・モリス」のカーテンの新調を機に実施した、『椅子張り』と『壁紙』のリフォーム事例。

2013年03月27日

ウィリアム・モリス,ラーモ,ヴァイン,カーテン 

以前、納品させていただいた、「ウィリアム・モリス」のカーテンを非常に気に入っていただいたお客様宅の「壁紙」と「椅子張り」のリニューアルを、モリスの作品で行わせていただくことになりました。

 

「リフォーム前」(Before)

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こちらが、トータル・リフォーム以前の、「カーテン」を納品させていただいた時の様子です。 内装の壁紙は古いままの状態です。

 

「椅子生地」の張替えリフォーム(Before)。

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リフォーム前の「椅子」の様子です。 今回は「背もたれ」の部分を新規にウレタン増しして、「ウィリアム・モリス」の生地を使ったリフォームをご依頼いただきました。

 

選定生地・『ラーモ』

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ご採用いただいた生地は、川島織物セルコンの『モリス デザインスタジオ』のライセンス生地の中から、FF6699(DG)・『ラーモ』となります。 窓辺のカーテンと同じ柄を使っていますが、椅子のフレームの色との相性も良く、葡萄柄の表情が印象深く演出される素敵な作品です。

 

「椅子生地」の張替えリフォーム(After)。

ウィリアム・モリス,ラーモ,ヴァイン,椅子生地

リフォーム後の「椅子」の様子です。 「背もたれ」を新規にウレタン増ししただけの効果が出て、お客様にも大変ご満足頂きました。

 

ウィリアム・モリスの壁紙、『Meadow Sweet』

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そして、椅子の納品と併せて、壁紙も「モリス・アーカイブコレクション」のカタログブックから、『Meadow Sweet』をご採用いただき、柔らかな自然の風景を壁面に表現しました。
緻密な葡萄デザインの『ラーモ』とのメリハリが効いた、柔軟性の感じられるコーディネートとなりました。

 

ウィリアム・モリス,Meadow Sweet,壁紙

装飾レールの端には、お庭で取れた花で作った「ドライフラワー」を飾られています。

 

「トータル・コーディネート」の完成。

ウィリアム・モリス,インテリア,コーディネート

愛着のある家具を、内装と同様にリフォームして長く使い続ける。

 

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本日は、お客様のライフスタイルが形となって見事に表現された、素敵な「ウィリアム・モリス」の作品を使用したリフォーム事例をレポートさせていただきました。

 

「トータル・インテリアリフォーム」事例の詳細を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/ks14.htm

当社・『ウィリアム・モリス』の特集ページを見る。
 http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 

ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com/

ウィリアム・モリスのデザイン美で魅せる、「バリアフリー・リフォーム」事例。

2013年03月24日

バリアフリー リフォームの際に実施した、ウィリアム・モリスの壁紙とファブリックを組み合わせたコーディネート事例をご紹介いたします。

 

「バリアフリー」部分の解消リフォーム。

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リビング・ダイニングを区画する「間仕切り引き戸」のフロア側のフレーム枠が2cmほど突出していたため、フレーム部分のみ撤去して、引き戸を再利用するリフォームを行いました。

既存の「引戸」を再利用にあたっては、主だった以下の部材を使用して「バリアフリー」間仕切り戸にカスタマイズを行っています。

(1)「上吊りレール」3.6m 
(2)「上吊りランナー」
(3)「下ウィングレール」
(4)「ランサー調整戸車」

「上吊りレール」を隠す「化粧板」を製作するにあたり、フレームを含めた「引き戸全体」の再塗装を実施して、現在使用中の家具及び、壁紙やカーテンとの調和を図りました。

 

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「バリアフリー・リフォーム」と併せて実施したリビング・ダイニングのインテリアリニューアルは、お客様の嗜好に合わせたデザインの組合せで、コンセプトは、ご親族や知人が集う「癒し系のインテリア」

ウィリアム・モリスの作品をたくさんコーディネートさせていただき、個性的でありながら、空間全体のテーマ性が保たれたインテリア・スタイリングを進めました。

 

 

「ダイング」側のインテリア。

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「ダイニング」ルームの壁装では、英国・サンダーソン社のコレクションの中から、ウィリアム・モリス作、『フルーツ』の輸入壁紙をご採用いただきました。

 

 

『SWRAWBERRY THIEF(いちご泥棒)』

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次に、大小2つの窓のカーテンには、こちらもモリスの代表作の1つである、『SWRAWBERRY THIEF(いちご泥棒』の5配色の生地パターンの中から、地色がセピアブラウン風の、220311番色をご採用 いただき、綿裏地を付けた「フラット カーテン」スタイルで窓辺を絵画調に飾りました。

 

 

『Scroll(スクロール)』 の壁紙。

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次に、「リビング」ルームの内装は、こちらも英国・サンダーソン社プロデュースの、『モリス150周年・アーカイブ コレクション』のカタログの中から、『SCROLL(スクロール)』・色番:210362の輸入壁紙を壁装にご採用いただきました。

 『SCROLL(スクロール)』は、ナチュラルで柔らかいイメージの円と曲線で植物のパターンを表現した壁紙で、小さな空間から広がりのある大きなお部屋まで幅広くご採用いただける人気柄で、当社のディスプレーゾーンでも採用しております。

 

 

『kelmscott Tree(ケルムスコット ツリー)』

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幅3mを超える大きな出窓の手前側を飾るカーテンには、四方をブラウンのフレーミングで囲った、絵画仕立ての「フラット カーテン」スタイルに、麻素材の手触りが独特の、モリスの『kelmscott Tree(ケルムスコット ツリー)』を、綿裏地付の「スタイル・縫製」で仕立てました。

 

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『kelmscott Tree(ケルムスコット ツリー)』
色番:220327

 

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こちらのカーテンは、プリントの退色防止など、前幕の麻素材の生地を保護する綿裏地を付けています。

日射しの強い窓なので、日中の自然光が程よく作品を照らしており、カーテンを閉めても、リビングでの昼間の生活を楽しむことができました。

 

 「バリアフリー」リフォームのまとめ。

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こうして、単に歩行の利便性だけでなく、インテリアの快適性や、「人の集う空間」を意識した『バリアフリー リフォーム』が完成しました。

今回のリフォームでは、お住まいになられているご当人はもちろん、親族の方々からも大変ご好評をいただきました。

 

 ◆当社・『ウィリアム モリス』の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

 ◆当社・『輸入壁紙』の特集ページを見る。
https://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

 

ミツワインテリア:https://www.mitsuwa-i.com/

 

「主寝室」をトラディショナル柄のウィリアム・モリスの「輸入壁紙」と「モールディング」で英国調リニューアル。

2013年02月28日

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本日のブログでは、英国・「サンダーソン社」の取扱いブランドである、ウィリアム・モリスの輸入壁紙コレクション・カタログ『 Morris Volume IV』の中から、「Pearwood Red(パールウッド レッド)」色番:DMORPE105をお選びいただき、実施した中古マンション入居前の「主寝室」リフォームの施工事例をご紹介いたします。

 

2013.3.1.8

英国的な味わい深い、「ダル・レッド(くすんだ赤)」のベース地に、程よいパターンリピートの「Pearwood」の小紋柄が描かれている、トラディショナルな壁紙です。
マンション建設における特徴的な構造である、「構造梁」と「構造柱」をスッキリと区分し、スタイリッシュな立体感を醸し出すことができる魅力的な壁紙です。

柄の割付けや施工難易度は高いですが、こだわりをもたれたリフォーム物件では人気のあるスタイルです。

 

2013.3.1.9

今回は、「構造梁」と「構造柱」のデザイン性をさらに引き上げるために、既存の天井と壁装の間に、斜面形状が美しい「モールディング」を組み合わせてリフォームいたしました。 壁紙のパターンとの相性も良好です。

 

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壁紙の組成はビニール壁紙とは視覚的に感じられる質感、素材感が全く異なる低光沢(マット)色の紙壁紙ですが、軽い水拭きと乾拭きができる程度の仕上げとなっておりますので、様々な居室でご採用が可能です。

 

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既存の白の内装やナチュラルカラーのフローリングとの相性も良く、部屋全体の壁装を統一して仕上げても飽きのこない、クラシック・モダン系の主寝室の内装が完成いたしました。

東京都 中古マンション・入居前リフォーム事例

 

当社・『ウィリアム・モリス』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/inhouse.htm

当社・『輸入壁紙の特集ページ』を見る。
http://www.mitsuwa-i.com/yunyuu-k.htm

当社・『マンション・リフォーム工事』の特集ページ。
http://www.mitsuwa-i.com/fb-5.html

当社・「モールディング」の特集ページ
http://www.mitsuwa-i.com/sub7tokushu-14.htm

 

文責: 梶川 完之(インテリアコーディネーター・色彩コーディネーター)
ミツワインテリア:http://www.mitsuwa-i.com

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